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更新日:2025年1月23日

まちの話題(令和6年12月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

食の大切さを心で伝える

「食とことば、そして、よみがえりレシピ」をテーマに12月1日、霧島公民館で「霧島・食の文化祭」が開催されました。普段の食事を持ち寄った「家庭料理大集合」の約150皿の展示には、その料理から思い出される言葉に注目したコーナーや、時代ごとの運動会の日の料理、戦中戦後の食卓なども並び、多くの人が懐かしみながら作品を眺めました。ほかにも郷土料理を擬音語で表したり、石臼できな粉をひいたりするさまざまなワークショップも開かれました。友人と参加した国分の森下悦子さんは「初めて参加した。地域性や世代による食文化の違いがとても興味深かった。どれもとてもおいしそう」と笑顔で話しました。

食の文化祭1

食の文化祭2

知る人ぞ知る歴史を巡る

歴史に精通した通称・さかもっちゃんをガイドに、霧島エリアの史跡を巡る歴史探訪ウオーキングが12月8日に初開催。20人の参加者は霧島観光案内所から霧島神宮、華林寺(けりんじ)墓など8カ所の史跡ポイントを巡りました。中にはあまり知られていない史跡もあり、参加者らは興味深く解説に聞き入っていました。ゴール後には郷土菓子・ねったぼ作りのパフォーマンスやがねの振る舞いもあり、頭もお腹も満たすイベントとなりました。友人と参加した国分の市来恵里奈さん(27)は「歴史に興味があって参加した。霧島神宮から末社まで回ることができ、知らない場所も知れて良かった」と話しました。

さかも1

さかも2

 エネルギーの活用法を学ぼう

非常時にも役立つ発電方法や水素エネルギーを使ったエコな取り組みを知ってもらおうと、サイエンスプロデューサー米村でんじろうさんの一番弟子・チャーリー西村さんを招いたサイエンスショーが12月14日、上小川小学校体育館で開催されました。
自動車の動力源にもなるほどの大きなエネルギーを発生させる水素と酸素の化学反応や、身近なものを使った発電などの実験に、児童らはくぎ付けになりました。6年の吉原颯志(そうし)君は「楽しい実験を見て、水素に興味を持った。理科の授業がもっと楽しくなりそう」と笑顔を見せました。

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誰もが楽しめるジオパークに

高齢や障害などの有無にかかわらず、すべての人が安心して楽しめる旅行をユニバーサルツーリズムといいます。霧島ジオパークでもユニバーサルツーリズムを推進するために12月16日、車いすを使ったツーリズムを考える研修会がえびの高原で開かれました。

研修は観光関係者などを対象に行われ、車いすに取り付ける補助装置の説明や、近距離モビリティとしての活用を進める次世代型電動車いすの紹介があり、それぞれ試乗・操作体験が行われました。実際に外で試乗した関係者らは、利用者や介助者の目線になって利点や今後の展開について考え、意見を交換しました。アウトドア観光における共生モデルの研究を行う山口大学の教授・西尾健さんも参加し「アウトドアを誰もが格差なく楽しめるユニバーサルな環境づくりとして、1パーク1コース運動に取り組んでいます。ハード整備も必要ですが、まずは今あるコースでも十分楽しめるということを情報提供することが大事」と話しました。

ジオユニバ1

ジオユニバ2

周囲の支えを生きる糧に

首を骨折する大けがをし、一命を取り留めたものの半身不随を宣告された腰塚勇人(はやと)さんから、命の尊さや支えあうことの大切さを学ぼうと12月18日、舞鶴中学校で「命の授業」が開催されました。
家族や医師だけでなく、勤めていた学校の教え子たちの支えで、歩けるまで回復した腰塚さん。講話では、耐え難いリハビリを成し遂げるために常に教壇に戻る希望を持ち続けたこと、家族など頼れるものを存分に自分の支えにしたことなどに触れ、生きているということは支え、支えられることというメッセージを訴えました。
2年の髙橋圭斗さんは「挫折しそうになっても友達や先生などを頼りにしたい。そして自分も人から頼られる存在になりたい」と力強く話しました。
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被害者家族に署名など贈呈

北朝鮮による拉致の可能性が否定できない特定失踪者の家族ら3人が12月23日、市役所を訪問。市長から、拉致問題の早期解決を願う署名簿と募金を受け取りました。

署名と募金は12月10日~16日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間に合わせて市役所で行われ、市民や市職員から495人分の署名と約8万円の募金が集まりました。

特定失踪者である田中正道さんの妹・村岡育世さん(74)は「個人でできることは限られているので、署名と募金を頂き感謝しています。ありがたい反面、迷惑をかけて申し訳ないという気持ちもあります。年齢的にも時間がないので、早く解決してほしい」と話しました。

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共に歩んだ半世紀を祝う

市合同金婚式が12月25日、国分ハウジングホールで開かれ、結婚50年を迎えた58組が節目を祝いました。勇壮な天孫降臨九面太鼓の演奏や華麗な日本舞踊が式典に花を添え、参加者には記念品として市の特産品などが贈られました。国分在住の南條宗雄さんは50年を迎える秘訣(ひけつ)として「お互いに感謝の気持ちを持つことが大事」と話しました。妻の孝子さんは「空気みたいな存在だけれどいないと寂しい」と照れ笑いを浮かべました。

金婚式1

金婚式2

プロ野球選手と触れ合い学ぶ

野球で夢を追いかける子どもたちがプロ野球選手から学ぶ野球教室が12月26日、桷志田(かくいだ)球場で開催され、県内の小中学生約120人が参加。NPO法人かごしまスポーツ道が主催する同教室は4回目で、霧島市出身でおじゃんせ霧島大使でもある千葉ロッテマリーンズの二木康太選手のほか、鈴木昭汰選手、平沢大河選手が講師として招かれました。

キャッチボールやバッティング、ピッチングなどの直接指導のほか、選手との一打席対決、トークショーなどがあり、参加した子どもや保護者らは大いに盛り上がりました。

二木選手は「自分が子どもの時には、プロ野球選手と触れ合う機会はなかった。良い思い出になってほしい」と話し、二木選手との一打席対決を体験した向花小学校6年の濱砂太誠君は「球が速すぎて何もできなかった。まだ野球歴9カ月なのにこんな機会に恵まれて幸せです」と笑顔を見せました。

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