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更新日:2024年8月30日

まちの話題(令和6年5月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

稚アユの放流、願いを込めて

川原小学校の全校児童が5月11日、同校近くの検校川で約12,000匹の稚アユを放流しました。川の美しさや命の尊さを考えるきっかけにしてほしいと検校川漁業協同組合が協力。今年はアユの捕獲量が少ない中、開催にこぎつけました。

組合長の宮原清治さん(72)は「川があって、海がある。この川の環境を守ることが、大きな環境問題の解決の第一歩になる」と子どもたちに語りかけました。6年生の砂畑成那さん(11)は「大きく成長するように願いを込めながら放流した。9月のふれあい祭りで再び会えるのが楽しみ」と笑顔を見せました。

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やがて来る進路選択に向けて

市内五つの公立高校が市内中学生に学校の魅力などを紹介する、霧島しごと維新「君の夢を叶える高校フェア」が5月11日、国分ハウジングシビックホール(多目的ホール)で開催され、生徒や保護者など183人が参加しました。
始めに、各高校の生徒・卒業生らが、ステージ上から自分の学校の特徴や魅力についてプレゼンテーションを行い、質疑応答の場面では、中学生から各校の進路状況について質問がありました。その後、高校ごとにブースが設置され、中学生らは思い思いに興味のある学校や進学を希望する学校のブースを訪れて、より詳しい説明に真剣な面持ちで聞き入っていました。
国分中学校2年生の大冨釈花さんは、「料理の勉強をしたいと思っているので、行きたい高校の説明を聞くことができて良かった」と笑顔で話しました。

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出水期前の危険箇所チェック

浸水被害を軽減する移動式送排水ポンプの運用点検や、過去に台風被害のあった箇所の復旧状況の確認などを行う市防災点検が5月14日、市内4カ所でありました。この防災点検は、出水期前に危険箇所を把握するとともに、風水害時の体制とその対処方法の確認を目的に実施しています。

令和4年9月の台風14号で、民家1棟が全壊する被害があった川原地区の自治公民館長・中條智治(ちはる)さんは「災害が起きたら、住民に避難の徹底を呼びかけたい。市の防災講座を通して、命を第一に守る意識を共有したい」と話しました。

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和気あいあいとパークゴルフ

牧之原中学校パークゴルフ大会が5月14日、福山パークゴルフ場であり中学生と市パークゴルフ協会の指導員、保護司や民生委員など総勢約120人が交流を深めました。

この大会は同校の特色ある活動として8年目を迎え、生徒同士や地域の人たちとの触れ合いや体力向上などを目的に実施されています。生徒2~3人一組に指導員らが加わったチームで3コース・27ホールを回り、会場では終始歓声や声援が聞かれました。

1年の下片野快成さんは「初めてパークゴルフを体験した。クラブの芯に当てるのが難しいが、地域の人とコースを回れて楽しい」と笑顔を見せました。

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国分小軟式野球が全国大会へ

国分小軟式野球スポーツ少年団が、5月3日・4日に行われた高円宮賜杯第44回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント鹿児島県予選大会で優勝。5月24日、市役所を訪問し、市長に結果報告と3年ぶり5回目の出場となる全国大会への抱負を伝えました。
同少年団は、8月15日から21日まで東京都で行われる全国大会に出場します。国分小学校6年でキャプテンの柏木洸くんは「県代表として1勝でも多く勝てるよう頑張りたい」と力強く話しました。

 

地域の防災について学ぶ

梅雨や台風シーズンの到来を前に5月25日、霧島公民館で防災展示会「防災について学ぼう!」が開催。防災を通して自助や共助の大切さを知ってもらおうと霧島地区自治公民館連絡協議会が開いたもので、市防災対策専門員による防災研修会や救命講習用の人形を使った胸椎圧迫体験コーナー、子ども向けの防火服体験コーナーが設置されたほか、消防車やはしご車、パトカーの展示・試乗体験なども行われました。
同地区に住む濵田成明さん(72)は「防災研修に参加して8・6災害を思い出しました。今日学んだことを、災害時のスムーズな避難などに役立てたい」と真剣な面持ちで話しました。
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西部システムと防災協定

大規模地震や豪雨などの災害時、人命救助に迅速に対応するため市と株式会社西部システムは5月30日、市消防局隼人分遣所で「災害時等における救助活動連携に関する協定」を締結しました。同日には、倒壊した建物から要救助者を救出する場面を想定した合同訓練が行われ、同社が持つ特殊な工法で厚さ15cmのコンクリートの壁に直径60cmの穴を素早く開け、救助は完了。消防局の従来の工法では3時間以上かかる穿孔(せんこう)作業が約20分で完了し、見学していた消防職員からも驚きの声が上がりました。

同社社長の貴島恵一さん(62)は「このような特殊技術を持つ業者が地元にいることを知ってもらいたい。災害時には消防との連携を密にし、いち早く現場にかけつけ人命救助や被害拡大の防止に貢献できるように備えたい」と力を込めました。

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