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更新日:2024年8月30日
県外就職率の上昇が懸念される中、来春卒業予定の高校生や大学生などの市内就職を促進しようと6月6日、市長と教育長、国分公共職業安定所長が商工会と商工会議所を訪れ、採用枠の確保や求人票の早期提出を求める要請書を手渡しました。
要請を受けた商工会議所会頭の鎌田善政さん(77)は「地元の卒業生を採用したいという企業が増えている。これからも行政と協力し、霧島市の発展につなげたい」と話しました。
県内のシイタケ生産者としては初めて、日本特用林産振興会主催の特用林産功労者賞を受賞した市椎茸振興会会員の首藤道男さん(77)が6月6日、市役所を訪問し受賞の喜びを報告しました。
昭和36年から約60年間にわたり、原木シイタケの栽培に心血を注ぐ首藤さんは、これまで品評会でもたびたび最優秀賞を獲得するなど高い評価を受けているほか、牧園町椎茸振興会会長や県椎茸農業協同組合幹事としてシイタケの生産振興に寄与。また、県が設置する「しいたけ相談員」として後進の育成に尽力してきたことなどが高く評価されました。
首藤さんは「自分の作るシイタケの品質がどれぐらいのレベルにあるのかと常に意識しながら、おいしいシイタケの栽培に打ち込んできました。新燃岳の噴火など苦しいこともありましたが、妻との二人三脚で乗り越えることできました。仕事ができるうちは、もっといいものを作りたい」と胸を張りました。
霧島高校の生徒による出張科学教室が、6月8日に上小川小学校で開かれました。小学6年生を対象にしたこの授業は今年で3回目。電熱線やてこの原理を使った工作に使う機械は全て霧島高校の生徒らが自作したもので、行程から科学の不思議を体感できます。空き缶とペットボトル、ストローで「吹くと浮くボール」を作った児童らは、ものづくりの面白さと物が持つ価値について学びを深めました。参加した上野遥仁(はると)くんは「見たことのない機械を使った工作が楽しかった。リサイクルのことを学べてよかった」と満足そうに話しました。
市内各地の消防団員の消防技術を競う市消防団消防操法大会が6月16日、市消防局で行われました。火災時の消火活動を想定して行われる同大会には「ポンプ車の部」と「小型ポンプの部」があり、7地区の代表が日頃の訓練の成果を発揮。消防ポンプからホースを延長して標的に放水し、消火活動を終了するまでの速さを競い合い、国分方面隊の下井部と松木部がそれぞれの部門を制しました。
最年少で出場した牧園方面隊上中津川部の飯田龍一さん(22)は「消防団活動は礼節なども学べる場。仕事終わりの訓練は大変だったが、地域の役に立てたら」と話しました。隼人方面隊日当山部で出場した父親を応援した黒木姫萌梨(ひめり)さん(14)は「いつも地域のために力を尽くしているお父さんは、今日は一段と格好良かった。これからも体に気をつけて頑張ってほしい」と目を輝かせました。
今年4月に日本相撲協会の定年を迎えた陸奥一博さん(陸奥親方・元大関霧島)の霧島市民特別表彰の表彰式が6月21日、市役所であり、表彰状のほか記念品として薩摩錫器で作られた特製の盾や関平鉱泉水1年分が贈呈されました。
霧島の魅力をPRする「おじゃんせ霧島大使」として長年、市のイメージアップに努め、新弟子時代から関平鉱泉水を飲んでいたという陸奥親方は「このような表彰をいただき感無量。今後も後進の育成に励み、地元に貢献したい」と意気込みました。
福山町佳例川地区の飯富神社で6月23日、お田植え祭が行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小していましたが、5年ぶりに地区外からの参加者も含めての開催となりました。
神事の後、鹿児島大学農学部の学生や福山高校の生徒などが早乙女姿になり、地区内外から参加した子どもらと一緒に苗みこしを近くのご神田に運び、一列に並んで田植えを行いました。恒例のウナギのつかみ取りも行われ、地域住民らが見守る中、子どもらは泥だらけになりながらウナギを追いかけ回り、辺りは笑顔に包まれにぎやかな声が響き渡りました。
高齢化率が6割を超える佳例川地区は、地域活性化のため鹿児島大学農学部の学生と地域行事を通じた交流活動を続けており、お田植祭での交流は今年で11回目。当日、朝の地域清掃から参加した鹿児島大学院2年生の藤本夏央さんは「佳例川地区の方々からは、地域を活性したいという強い想いを感じました。少しでも力になれたらうれしい」と話しました。
6月の牛乳月間と6月16日の父の日とをかけた「乳の日牛乳・乳製品PR」の一環として6月25日、県酪農業協同組合と市酪農振興会の会員らが市役所を訪れ、市長に乳の日ギフトを贈呈しました。
会員らは牛乳の消費拡大をPRするとともに物価高騰や人材不足などの現状も報告。市酪農振興会会長の中馬誠さん(54)は「新鮮な状態で飲める地元の県産牛乳をぜひ飲んでもらいたい」と呼びかけました。
6月に開催された全日本壮年男子ソフトボール大会鹿児島県大会で優勝したソフトボールチーム・そふと歯科の代表者3人が6月25日、市役所を訪れ、9月に東京都で開催される全国大会への出場を報告。15チームによるトーナメント大会で、決勝戦を含めて4試合の激戦を制し見事栄冠を勝ち取りました。
福山町在住で選手兼監督の藤山粋さん(48)は「全国大会を大いに楽しんで活躍し、霧島市の名を全国にアピールしてきます」と笑顔で意気込みを話しました。
霧島山の麓にある高千穂小学校で6月26日、日頃見ることのないカツオの解体を全校児童らが見学しました。「命をいただく」をテーマにした今回の授業では、魚の解体から試食までを通じて、命のありがたさや漁業、調理などの仕事についても考える機会になりました。
始めに給食センターの管理栄養士からカツオの特徴や栄養を学び、保護者から提供されたカツオを地元のホテルの調理員がさばいて見せました。児童らは実際に目の前で解体されていくカツオにくぎ付け。魚や仕事の質問も飛び交い学びを深めた後、準備されていたカツオのフライを味わいました。6年生の蛭川陽翔(はると)君は「魚をさばくところを初めて見た。カツオは高速道路を走る車と同じぐらいの速さで泳ぐと知ってすごいと思った」と話しました。
子どもの積極的な読書意欲を高めるための特色ある活動を実践する横川中学校の生徒らが6月28日、市役所を訪問し、「子供の読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受賞したことを報告しました。
同校では週3回、15分間の朝読書をはじめ、評書合戦・ビブリオバトルの開催やオンラインによる他校との交流会などを実施。ミニコンサートやおはなし会なども定期的に行い、本に興味を持つための取り組みを続けています。
図書部の竹下大貴さん(3年)は「これからも生徒の皆さんが自信を持って本が好きだと言ってもらえるように頑張りたい」と笑顔を見せました。
本市の貴重な水産資源である水産物などを広く市内外にPRし、地産地消と食材としての消費拡大を目的とした恒例の市水産まつりが6月30日、日当山温泉公園で開催されました。
時折雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、鮎めしや霧島イワガキ、霧島ウナギなどを買い求めようと、開会前から各コーナーとも長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。アユの塩焼きコーナーでは、多くの人が自分で焼いたばかりのアユをおいしそうに頬張る姿がありました。
姶良市から家族で訪れた小学5年の髙山夕那さんは「初めて食べたアユはおいしかったです。上手に焼くことができました」と笑顔を見せました。鹿児島市から家族と参加した小学6年の福島健斗君は、魚のさばき方を体験。「魚をさばくのは初めてだったが、思ったより簡単だった」と満足げに話しました。
能登半島地震の復興の支援をしようと、6月30日に大隅横川駅でチャリティーイベントが開催されました。企画した小池順子さんの呼びかけに集まった有志らが、ギターの弾き語りやリコーダー演奏、大型紙芝居などを披露。楽しみながら協力してもらおうと、入場料は取らず募金箱を設置して「投げ銭」スタイルで義援金を集めました。集まった人たちは時に歌を口ずさみ、思い思いに募金をしていました。義援金は社会福祉協議会を通じて被災地へ送られます。
自らも歌謡ショーを行った小池さんは「ただ募金するだけでなく、支援する側も笑顔になってもらえるようにと企画した。これからも自分たちにできる支援をしていきたい」と力強く話しました。
鹿児島空港が立地する縁で日本航空ラグビー部・ジャルウイングスが6月30日、鹿児島銀行ラグビー部と桷志田(かくいだ)多目的広場(国分運動公園多目的広場)で、市内小学生を対象としたタグラグビー教室や両部の親善試合を行いました。
タックルの代わりに腰に付けたタグを取ってゴールを守るタグラグビー。参加した34人は初心者と経験者のチームに分かれ、一列に並んで頭上や股下などからボールを渡して早さを競うパスリレーや練習試合などに挑戦し、選手らと楽しく交流しました。
初めてラグビーを経験した国分西小学校4年の野間煌翔(あきと)君は「トライができてうれしかった。ラグビーを習ってみたい」と目を輝かせました。
7月に開催される霧島国際音楽祭に先駆けて6月30日、音楽を気軽に楽しんでもらおうときりしま国分山形屋前の特設会場で、同音楽祭きりしま友の会によるまちなかコンサートが開催されました。
入来慶子さん(ピアノ)、木村紀子さん(フルート)、久保由香理さん(ファゴット)、瀬戸口美希代さん(ソプラノ)の4人の音楽家がクラシックやディズニーの名曲などを演奏すると、訪れた観客は美しい響きに静かに聞き入りました。
家族で訪れた日当山小学校3年の坂口歩乃叶(ほのか)さんは「見たこともない楽器の演奏を生で聞くことができて楽しかった」と笑顔で話しました。
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