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更新日:2022年3月11日

まちの話題(令和4年2月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

災害ごみ処理で基本協定締結

熊本地震や人吉豪雨災害など、全国では毎年のように大規模災害が発生しています。

市は大規模災害に備え、2月4日、市役所で大栄環境株式会社と「災害廃棄物等の処理に関する基本協定」を締結しました。この協定は、市内で大規模災害が発生したときに生じるがれきなどの災害廃棄物の撤去や収集運搬、処分などを同社が協力することを定めています。同社が現在まで締結した自治体は143カ所で、九州の自治体では初めての締結です。

大栄環境株式会社の常務取締役営業本部長・大仲一正さん(65)は「全国的にも災害ごみが出たときの処理が大変だと聞いている。不測の事態にはノウハウを持つ民間の会社を活用してもらえたら」と話しました。

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国道220号亀割峠防災杭打ち式

国道220号亀割峠防災中心杭打ち式が2月5日、福山小学校であり、国、県、関係自治体の首長などが出席し、本格的な測量作業着手を祝うとともに、工事の安全と早期完成を願いました。

国道220号亀割峠防災事業は、福山町福山から国分敷根までの延長2.3キロを整備するもので、土砂災害などの危険性が大幅に減り、安全性、利便性の向上が図られ、本市をはじめとする大隅半島全体の産業・観光振興など経済活動の一層の活性化が期待されます。

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 おもてなしマナーを学ぶ

日本航空(JAL)が推進する地域貢献の一環として、同社のグループ会社で鹿児島空港に本社を置く日本エアコミューター(JAC)が2月9日、霧島高校で客室乗務員によるおもてなしマナー講座を開催。昨年11月に行われた特急はやとの風チャーターツアーでの繋がりを縁に実施され、同校1~3年生約100人が、社会人になる上で覚えておきたいマナーについて学びました。

同社の客室乗務員2人が主な仕事内容などを紹介した後、敬語や相手を思いやる表現、あいさつやお辞儀のポイントについて丁寧に説明しました。講師を務めた山下ゆ美さんは「マナーの基本原則は身だしなみ、あいさつ、言葉遣い。相手への思いやりを言葉で表すことで、良好なコミュニケーションに繋がります」とアドバイスしました。

同校2年の藤岡紗季子さんは「高校生でもよく分かる内容で勉強になった。敬語表現やクッション言葉など、今後の生活で活用していきたい」と話しました。

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 青葉小PTAが大臣表彰

国分の青葉小学校PTAが日本PTA全国協議会の令和3年度優良PTA文部科学大臣表彰を受け2月14日、市役所を表敬訪問しました。同表彰はPTAの健全な育成と発展にしすることを目的に、優秀な実績を上げているPTAを表彰するもので、今年度は全国で110の団体が表彰されています。

同PTAは、読み聞かせや家読(うちどく)といった読書活動に取り組む図書部などを設置。親子読書会やおやじの会の活動を盛んに行っているほか、高齢者クラブと児童の世代間交流など地域と連携した取り組みなどが評価され、昨年度のPTA会長表彰に続く受賞となりました。

会長の松枝俊顕さん(40)は「歴代の保護者や学校関係者が築いてきたものが評価されてうれしい。保護者の積極的な活動への参加が受賞につながったと思う」と笑顔で話しました。

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 県下一周駅伝、姶良は2位

県本土を舞台に各地区がしのぎを削る県下一周市郡対抗駅伝競走大会が、2月19日から23日にかけて全距離583.7キロ、53区間で行われました。出場25回目の引地(ひきぢ)剛選手をはじめとするベテランから高校生までさまざまな年代の選手がたすきをつなぎ、沿道からは地域住民や幼稚園児、小学生などが拍手や声援を送りました。

地元・姶良チームは王座奪還を目指した今大会。4日目までは首位を守りましたが最終日、鹿児島の猛追で逆転され最終順位は惜しくも2位という結果でした。

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 春の訪れ告げる鈴の音響く

南九州に春を告げる伝統行事「初午祭(はつうまさい)」が2月20日、鹿児島神宮とその周辺でありました。約470年の歴史があり、五穀豊穣を願って馬踊りを奉納したことが始まりとされる初午祭。太鼓や三味線の音に合わせて鈴を鳴らしながら踊る鈴かけ馬と踊り連が、軽快な鈴の音と掛け声を響かせながら踊り歩きました。

例年は20頭ほどの馬が参加しますが今年は規模を縮小し6頭だけの奉納で、露店の出店などもなく沿道での見物の自粛が呼び掛けられました。宮司の幸野珍廣(うずひろ)さん(66)は「例年のにぎわいがなかったのは残念だが、開催できただけでありがたい」と話しました。

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 公園完成で川﨑学園創設者を顕彰

川﨑祐宣(すけのぶ)記念公園の完成記念式典が2月23日、横川町中ノの同公園でありました。公園は、横川町出身で全国有数の総合医療学校法人・川崎学園を創設した故・祐宣氏の功績を顕彰しようと、市が令和3年5月から同氏の生家跡地に整備を進めたもので、昨年7月には、医療分野での協力を目的に同学園と連携協定を締結しています。

式典には関係者ら約50人が出席。理事長で祐宣氏の孫・川﨑誠治さん(59)のあいさつや、保育園児によるオープニングセレモニー、記念植樹などがありました。

式典を終え、誠治さんは「このように立派な公園を造っていただき、本当にありがたい。祖父はふるさとに恩返しをしたいと語っていた。これを機に市と学園の絆をさらに深め、互いに協力していけたら」と目を細めました。

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 書道展で生徒2人が上位入賞

第43回読売学生書展で天降川小学校6年・粟田花音(かのん)さんが読売学生大賞、第74回鹿児島県書道展一般・高齢者半紙の部で村田稲雲(とううん)さん(61)が半紙大賞を受賞。報告のため2月25日、霧島市役所を表敬訪問しました。

2人は隼人町にある山内書道教室に通っており、粟田さんは書道を約6年、村田さんは約20年続けています。粟田さんは「大きな賞を取れると思っていなかったのでうれしい。もっと上手に書けるようにたくさん練習したい」と意気込み、村田さんは「先生に感謝しています。公民館講座から始めた書道で賞をもらうことができ、続けていて良かった」と笑顔を見せました。

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 高専生が難関国家資格を取得

隼人町の鹿児島工業高等専門学校専攻科電気情報システム工学専攻2年の知識凛さん(22)が、国家資格である第2種電気主任技術者試験に合格しました。2021年度の合格率が6パーセントの難関資格で、同校では3人目の快挙です。

電気主任技術者は発電所や変電所、工場、ビルなどの受電設備や配線など、電気設備の監督を行うことができる資格。扱う電圧によって3種類に分かれ、第2種は17万ボルト未満の電圧を扱えます。

本科3年時に第3種に合格してから、第2種に向けて勉強を続けてきた知識さん。理論、電力、機械、法規の4科目ある一次試験と、電力・管理、機械・制御の2科目ある二次試験を見事突破し、2月に合格通知が届きました。4月からは国立長岡技術科学大学大学院(新潟県)への進学が決まっており、「電気は生活に必要なもの。将来は日本のインフラを支える研究者になりたい」と力強く話しました。

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