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更新日:2022年1月20日
国分中央高校のビジネス情報科3年生の6人が、同校農園で栽培した芋・蔓無源氏(つるなしげんじ)と霧島茶を使った2種類の霧島カヌレを地元菓子店と共同考案。12月2日、近くのスーパーで販売実習をしました。カヌレは、フランスの伝統的なお菓子で、カヌレと呼ばれる小さな型に入れて焼くことから、その名が付けられました。
考案者の郡田朋佳(ともか)さんと林優莉愛(ゆりあ)さんは「開発に3カ月かかったが、鹿児島でもカヌレが浸透してほしいと願って作った。カヌレ型がなく苦労したが、お菓子店の協力で完成した。多くの人に食べてほしい」と笑顔で話しました。
農業・農村には国土の保全、水源の涵養(かんよう)、自然環境の保全、良好な景観の形成など多面的機能があります。近年は農村地域の過疎化、高齢化などで地域活動によって支えられてきた多面的機能の発揮に支障が出ています。
市内でも国の多面的機能交付金事業を活用した地域連携事業が行われており、12月4日、遊休農地の活用に取り組む国分北部地域会が国分北小学校の1年生と6年生の約30人を招待して、サツマイモの収穫祭を行いました。児童と保護者は、紅さつまと安納芋を収穫し、各自袋詰めをして持ち帰りました。
参加した6年生の谷口菜々美さんは「芋掘りは初めてだったけど、すごく楽しかった。家でスイートポテトにして食べたい」と笑顔で話しました。同会会長の小濱勝さん(78)は「年間でサツマイモのほかにジャガイモや里芋、そばを植え付け、収穫する。地域の人にはこのような活動を知ってほしいし、子どもたちには収穫の喜びを感じてほしい」と話しました。
野球やソフトボールに似た競技でありながら、投手が投げたボールではなくバッティングティーに置いたボールをバットで打つため、簡単にボールを打つ楽しさを味わえるティーボール。小さい頃から野球に親しんでもらおうと国分中央高校の野球部員41人が12月7日、向花小学校で同校5年生約50人にティーボールの出前授業を行いました。
出前授業は同高校スポーツ文化科の授業の一環として行われ、児童との触れ合いや競技の普及、競技指導力を向上させることなどを目的としています。肩を慣らすためのキャッチボールでは捕球や投げ方を優しくアドバイスする姿が見られ、試合では高校生がポジションに就き、小学生からの送球を難なく受け止めました。
同高校3年で野球部主将の勝本亮太君は「将来野球に携わる仕事がしたいと思っている。一人一人に合わせてアドバイスするのは難しいが、貴重な経験ができてありがたい」と話し、指導を受けた川崎遥夏さんは「バットの持ち方や足の出し方などこつを教えてもらえたので、今後の授業で成果を発揮したい」と意気込みました。
日本の伝統文化を学ぼうと12月11日、川原小学校の全児童9人がしめ縄作りに挑戦。校区内のしめ縄作り名人・宮田利明さん(80)に教わりながら編み上げたしめ縄に、思い思いの飾り付けを行いました。
宮田さんは「20年近くしめ縄作りを教えている。伝統文化に触れる機会が少ない子どもたちに楽しんでもらえれば」と話し、6年の井ノ口美玲さんは「作るのが難しかったけど、講師の先生に教わりながら上手にできた。自分のしめ縄が作れてうれしい」と笑顔を見せました。
静岡県牧之原市菊川市学校組合立牧之原小学校の6年生15人が12月15日、霧島市立牧之原小学校の6年生と交流しました。国内に2校という同じ学校名が縁で交流を進めていたところ、静岡県の牧之原小学校が修学旅行で鹿児島県を訪れたことで対面での交流が実現。両校の児童はレクリエーションや和牛の餌やり体験、昼食の焼肉弁当を一緒に楽しみました。
静岡県の牧之原小学校・長谷川結冬(ゆいと)君は「鹿児島は景色が良くて、さつま揚げや肉など食べ物もおいしかった。直接会うことができ、より親しくなれたので、今後も交流を続けられたらうれしい」と笑顔を見せました。霧島市の牧之原小学校・岩﨑萌依(めい)さんは「自然豊かな霧島市の良いところを伝えることができてうれしい。交流できて楽しかったので、良い思い出になりました」と喜びました。
北朝鮮による拉致被害者と拉致の可能性が否定できない特定失踪者の家族ら3人が12月24日、霧島市役所を訪問。中重市長から拉致問題の早期解決を願う署名簿と募金を受け取りました。
署名と募金は12月10~16日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間に合わせて市役所で行われ、市民や市職員から641筆、9万円が集まりました。
拉致被害者・市川修一さんの兄・健一さん(76)は「毎年の署名と募金に感謝している。活動を継続し、世論の関心を高めていきたい」と話し、特定失踪者・田中正道さんの姉で本市在住の村岡育代さん(69)は「いつまで続くのかと思うと、市民の方々に申し訳ない気持ち。高齢化が進んでいるので、1日も早い解決を」と訴えました。
12月4・5日に岩手県一関市で行われたバドミントン全国高等専門学校大会の男子団体戦で、鹿児島高専が初優勝。その報告のため27日、同校バドミントン部が霧島市役所を表敬訪問しました。
新型コロナウイルスの影響で予選が実施できず、前年度の高専大会の成績などから出場校を決定した今大会。全国から12校、九州ブロックから2校の枠に鹿児島高専が選出され、5回目となる出場で初優勝に輝きました。監督の堂森一さん(36)は「コロナの影響で練習できない期間が長かったが、各自が自主練習を怠らなかった意識の高さが優勝という素晴らしい結果に結び付いたのでは」と生徒を称えました。5年で主将の新留(しんどめ)颯志郎さん(20)は「練習できないことでモチベーションが下がらないように、リモートで活動するなど工夫してきた。今後も部としていい報告ができるよう、次の代にしっかり引き継いでいきたい」と話しました。
12月11日に大阪府であったカラテドリームフェスティバル2021全国大会の中学校3年生男子・重量級の部で、新極真会霧島道場に所属する国分中学校の堀之内陽逞(ようた)君が優勝。結果報告に12月27日、市役所を訪問しました。
小学校2年の時から6度目の出場で初めて頂点に輝いた堀之内君は「今年は受験生。勉強と両立のため練習量に不安があったが、全てを出し切ろうという気持ちで大会に臨み、優勝できてとてもうれしい。将来は世界大会に出場し優勝したい」と目を輝かせました。
霧島市の小中学生を対象にしたプロ野球選手の実技指導が12月28日、国分運動公園多目的屋内運動場であり、児童生徒109人が参加しました。
霧島市出身でおじゃんせ霧島大使でもある千葉ロッテマリーンズの二木康太選手ら3人が、子どもたちにキャッチボールを披露。その後三つのグループに分かれて選手たちが直接指導を行いました。
二木選手(26)は「技術的にもうまくなってほしいが、まずは野球を好きになってほしい。好きになることで、練習も頑張ることができるはず」と子どもたちにエールを送りました。
参加した隼人中学校1年の園田純大(じゅんだい)君は「投げるときのグローブの使い方などを丁寧に教えてもらった。プロ野球選手のように速い球が投げられるようになりたい」と笑顔で話しました。
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