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更新日:2021年8月6日
学校の25mプールを20往復する1,000m遠泳が7月2日、横川町の佐々木小学校でありました。20年以上前から続く伝統行事に、体育の授業や放課後の時間を利用して練習を重ねた5・6年生4人が挑戦。保護者や地域住民の励ましを受けた児童たちは、苦しい表情を見せながらも40分ほどかけて泳ぎ切りました。
6年生の藤田ことみさんは「最初は急ぎすぎてきつかったけど、頑張って泳いだ。去年よりもタイムが縮まってうれしい」と笑顔を見せました。
交通安全の意識を高めるため横川保育園の園児12人が7月5日、霧島警察署横川幹部派出所で交通安全の願いを込めた七夕飾りを作成。園児たちは「どうろにとびだしません」や「おうだんほどうでは、てをあげてわたります」など交通安全のために心掛けることを書いた短冊を飾り付け、七夕の歌を合唱しました。その後、パトカーを見学。実際に乗車してサイレンを鳴らしたり、マイクを使って話したりと普段できない体験に興奮した様子でした。七夕飾りは同派出所のほか、大隅横川駅や横川総合支所などに飾られます。
参加した中野未来(みくる)ちゃん(6)は「事故に遭わないように気を付けます」と力強く話しました。
全国の子どもたちにお金の大切さを学んでもらおうと、日本商工会議所青年部が「渋沢栄一が教えるお金の絵本『おかねってなぁに?』」を制作。市内の小学生に読んでもらおうと7月5日、霧島商工会議所青年部が市役所を訪問し絵本41冊を寄贈しました。絵本は渋沢栄一がお金の大切さなどを分かりやすく解説したもので、全国の商工会議所青年部会員や一般企業から協賛金を募って作られました。令和6年に予定されている日本銀行券のデザイン変更で新一万円札の肖像に渋沢栄一が選ばれたことから企画され、渋沢栄一の玄孫(やしゃご)・渋沢健(けん)さん監修の下で制作。絵本は市内の全小学校に配布し、残りは市内の図書館・室で貸し出しされる予定です。
霧島商工会議所青年部監事の小田原惇(あつし)さん(36)は「お金がどんな風に使われるのかなど、イメージしながら見てもらいたい。小さい頃からお金や経済の考え方に触れてもらい、社会に出た時に思い出してもらえたらうれしい」と話しました。
市は、第二次霧島市総合計画の政策の一つである「市民とつくる協働と連携のまちづくり」に基づき、民間企業との連携を進めています。その取り組みの一つとして市役所で7月5日、全国に511ある商工会議所の共済・福祉制度を引き受けているアクサ生命保険株式会社と、健康経営などについての包括連携協定を締結しました。同社との協定は県内自治体で2例目。今後、がん検診や特定検診の受診勧奨や商工関連施策の周知などに取り組む予定です。
同社鹿児島支社支社長の望月將生さんは「チラシなどを使って情報発信し、地域に貢献できれば」と話しました。
国分小軟式野球スポーツ少年団が、5月2日・3日に行われた高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント鹿児島県予選大会で優勝。7月7日、市長を表敬訪問し結果報告と、全国大会への抱負を伝えました。
同少年団は8月16日から22日まで新潟県で行われる全国大会に出場します。上小川小学校6年で主将の泊宗多郎君は「仲間と楽しみながら一戦必勝で臨みたい。優勝旗を持って帰ります」と意気込みを語りました。
7月10日、大田小学校に東京オリンピックの聖火リレーで使われたトーチが届けられました。届けたのは企業枠の聖火ランナーに応募し、聖火ランナーに選出され、4月27日に鹿屋市内のコースを走った鹿児島市在住の松元利夫さん(63)。松元さんは、同校の卒業生で、母校の子どもたちに使用したトーチを見て、触ってほしいと学校側に連絡。各学級を回り、聖火ランナーとして走った時の感動やトーチの仕組みや重さなどを説明しました。全校児童88人がじかにトーチを持ち、一人一人記念写真を撮っていました。松元さんは「子どもたちが喜んでくれるか心配だったが、興味を示してくれてうれしかった。コロナで延期になり開催すら危ぶまれたが、日本で56年ぶりの開催。子どもたちにはオリンピックを興味深く見てほしいし、オリンピックに出場するような選手が出てほしい」と話しました。
トーチに触れた6年生の原田ちほさんは「思ったより軽くて、持ちやすかった。オリンピックが1年延期になって残念に思っていた。選手には頑張ってほしいし、精一杯応援したい」とうれしそうに話しました。
7月16日、市は川崎医科大学など6つの教育施設と2つの大学病院を運営する学校法人川崎学園(岡山県倉敷市)と地域医療・保健・福祉分野の充実や人材育成などで相互に協力し活動する、包括連携協定を市役所で締結しました。同学園創始者の川﨑祐宣(すけのぶ)氏が横川町出身で、生家跡地を地域活性化に役立ててほしいと寄贈があったことが、今回の連携協定締結のきっかけとなりました。
川﨑誠治理事長(59)は「川崎家のルーツである横川の生家跡地を公園として整備していただき、大変ありがたい。新型コロナが終息したら霧島市の人たちと意見交換し、地域のニーズを聞いて、学園としてできることがあれば協力したい」と話しました。
子育て環境の充実を図るため、国分上野原テクノパークに令和元年度から整備を進めてきた全天候型施設「霧島市こども館」。グランドオープンを迎えた7月16日、午後からの一般開放を前に開館セレモニーが行われました。セレモニーでは霧島市出身のピアニスト・入来慶子さんの伴奏に合わせて、あおば幼稚園の園児らが歌を披露。施設の管理・運営を担う(株)エルグ・テクノ代表取締役の津曲貞利さんは「安全に配慮した遊具やマットなどを設置し、安心して遊べる施設ができた。霧島市の未来を担う子どもたちを育む場所になれば」と話しました。
施設を体験した隼人町の中西彩(あや)さん(34)は「対象年齢で部屋が細かく分かれているので、年齢の離れた兄弟などがいても楽しめそう。錦江湾や国分市街地が見渡せる眺望もとてもきれいで、何度も足を運びたくなりました」と話しました。
こども館の利用は無料で、屋内施設は未就学児を、屋外遊具はおおむね小学6年生までを対象とし、年間の利用者数は約6万人を見込んでいます。
市の魅力を全国にPRする霧島ふるさと大使の選考会が7月18日、国分公民館であり第14代目の大使に3人が選ばれました。
選ばれたのは(写真左から)松山菜々華さん(21)、堀切瞳さん(23)、田崎志帆さん(27)でいずれも市内居住。それぞれ「霧島山に登って素晴らしい景色を紹介したい」「市内のスイーツ店を巡り、おいしさを伝えたい」「霧島神宮などの名所をPRしたい」と意気込みを話しました。
選考会には8人が参加。霧島市長や市観光協会副会長など審査員14人が市の魅力や志望動機などを尋ねました。大使の任期はおおよそ1年で、今後予定されている引き継ぎ式を経て、正式に活動を開始します。
9月18・19日に三重県で行われる国民体育大会(三重とこわか国体)に出場を決めた横川グラウンド・ゴルフ協会が7月19日、市役所を表敬訪問しました。同じ協会から男女そろって出場するのは県内で初めてです。
女性チームは3回目の国体出場、男性チームは初出場となる同協会。女性チームリーダーの田中ナチ子さん(73)は「グラウンド・ゴルフは第二の人生の生きがい。代表に選ばれた以上は優勝を目指したい」と意気込み、男性チームリーダーの立山早美さん(76)は「必ず出場するという思いで練習を頑張った。かごしま国体の前大会に当たるので、おもてなしの部分も勉強して帰りたい」と話しました。
県大会や九州大会などで上位の成績を収め、全国大会への出場を決めた国分中央高校の部活動生徒と顧問が7月21日、市長を表敬訪問。個人と団体の代表が大会への意気込みを話しました。全国大会に出場するのは陸上競技部の吉利優希(よしとしまさき)君、新名春風(にいなはるか)さん、柔道部の中馬優衣さん、宮原里穂さん、女子ハンドボール部、ダンス部、放送部です。
女子ハンドボール部主将の坂本晶さんは「昨年コロナの影響で大会が中止になり、全国大会への出場が叶わなかった先輩たちの分まで頑張ります。日本一を目指して、一戦一戦を大切に戦います」と力強く話しました。
錦江湾の優れた自然環境を保護するため、湾岸の市町全体で海岸清掃を実施する「錦江湾クリーンアップ作戦」が7月22日、福山港周辺海岸でありました。早朝から近所の住民や漁協関係者など200人を超える人が海岸のごみ拾いに汗を流し、約3トンのごみが回収されました。
国分にある職場の仲間約20人で参加した水越芳春さん(50)は「住み良い環境づくりの一助になり、暮らしやすさにつながればうれしい。来年も参加したい」と話しました。
県内でも早い溝辺町観光果樹部会のシャインマスカット収穫に合わせて7月26日、溝辺町竹子の農園で収穫祭がありました。中重市長が収穫の無事を願って、シャインマスカットにはさみ入れを行った後、近隣保育園の園児がブドウの収穫を楽しみました。
同会会長の二月田長一郎さん(33)は「収穫の時期が早かったが、例年並みの出来でひと安心。溝辺町の特産品であるブドウやナシなどを多くの人に味わってもらいたいです」と期待を込めました。参加した白蓮保育園の熊田伊吹ちゃん(3)は「おいしそうなブドウが採れたので、食べるのが楽しみ」と喜びました。
川でおぼれかけた少年を救助したとして、国分の満田丈自さん(36)と小俵貞治さん(37)に7月27日、消防局長から感謝状が贈呈されました。
満田さんらは7月10日、車で水戸(すど)川沿いを走行中、大雨で増水した川に少年が胸まで漬かっていることに気付き、2人で協力して引き上げました。
一歩間違うと生死に関わる事案に、小俵さんは「『大丈夫か』と声を掛けたら、『助けて』と言われ、大変だと思った。何事もなくて良かった。これからも子どもに目配りをしていきたい」と話しました。
今年で14回目を迎える大隅横川駅平和コンサートが7月30日にあり、約480人が訪れました。毎年、米軍機の機銃掃射痕が残る県内最古の木造駅舎である大隅横川駅で攻撃を受けた7月30日に行われています。
昨年は新型コロナの影響で開催できず、2年ぶりの開催となった今年。霧島高校音楽部や霧島九面太鼓郷花(はるか)の演奏、小中学生による平和の大切さを書いた作文の朗読、第42回少年の主張全国大会で内閣総理大臣賞を受賞した池島音羽(おとわ)さんの弁論などがあり、平和への願いを込めた横川中学校2年生による合唱で締めくくりました。
孫の演奏を見にきた国分在住の本村とみ子さん(67)は「平和の尊さを改めて考えた。子どもたちに人を敬う心や、いじめはだめだということを教えていきたい」と話しました。
溝辺町竹子(たかぜ)地区の竹子っ好調会がJAあいら竹子支所跡地の空き倉庫を活用して、地域のふれあいサロン「たかぜバル」をオープン。7月31日・8月1日にオープニングイベントが行われました。イベントでは、地元産の農産物を使った飲食物の販売、地域に伝わる祝いの舞・竹子棒踊りや地元児童によるびゃっこう太鼓の披露などがありました。
竹子っ好調会会長の岩切正信さん(70)は「地元住民が集まる場所を作りたかった。ゆくゆくは、地域外からも人が来てもらえるような施設になれば」と話しました。
子ども2人と訪れた溝辺町有川の津曲佳代さんは「コロナで夏祭りもなかったので、子どもを連れて行けるイベントがあってうれしい。カフェを利用するのが楽しみ」とほほ笑みました。
住民が気軽に立ち寄れる憩いの場を目指してつくられた「たかぜバル」。今後はふれあいサロンとしてだけでなく、イベント会場やカフェ、予約制の居酒屋としても利用される予定で、カフェは火・水・土曜の午前11時から午後2時まで営業します。
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