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更新日:2021年6月8日
中津川小学校の全校児童と保護者、教職員27人が5月1日、同校の卒業生で茶農家を営む邊田孝一さん(58)の畑で茶摘み体験をしました。昨年は新型コロナの影響で実施できず、2年ぶりの開催。邊田さんは「親子で触れ合いながら、お茶の手摘みを知ってほしい。鎌倉時代から続く手摘みの伝統を継承していきたい」と話しました。
児童が摘んだのは、京都の高級抹茶の原料となる「さみどり」。児童らは1時間ほど夢中で作業に取り組みました。4年の武田実希(みつき)さんは「お茶摘みは初めてで楽しかった。自分たちが摘んだお茶を飲んでみたい」と目を輝かせました。
霧島最大級のマルシェ・霧島ガーデンプレイスが5月2日、天降川ふるさとの川河川公園でありました。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言のため、昨年は中止になり2年ぶりの開催。飲食や手作り雑貨、ワークショップなど市内外から71店が出店し、友人同士や親子など約5千人が訪れました。
薩摩川内市から家族で訪れた平賀光留(ひかる)君(7)は、ワークショップで自作したバッグを手にして「学校用に使うつもりで、楽しみ。家族そろって出掛けることができてうれしい」と喜びました。
縄文の森春まつりが、5月3日から5日にかけて国分の上野原縄文の森でありました。新型コロナ感染拡大防止のため、ステージパフォーマンスは多くが中止に。例年よりも規模を縮小しての開催となりましたが、アクセサリー作りや縄文の森のドングリなどを使った自分だけの置物作りといった縄文文化の体験に、子どもたちの笑顔があふれました。
矢筒作りと弓矢遊びを体験した隼人町の片山陽翔(はると)くん(8)は「自分で作った弓矢を飛ばすのが楽しかった。練習したら的に当たるようになったので、もっと遊んで帰りたい」と声を弾ませました。
牧園総合支所新庁舎の落成式が5月6日に行われ、地元公民館長をはじめ関係者約30人が参加しました。完成した庁舎は、木造一部鉄筋コンクリート造の平屋建てで、執務室のほか高千穂公民館から移転した図書室や多目的室が入る行政棟と、市社会福祉協議会牧園支所の事務所などが入る福祉棟で構成されています。なお、建物面積は約1,300平方メートル、総事業費は約8億4,200万円となっています。
施設には多くの霧島市産の木材が使用され、特に壁や構造材には地元牧園産の木材が使われています。敷地内にはポケットパークやあずまやも整備されており、親子連れもゆっくりくつろげます。
牧園地区公民館長代表の邊田政弘さん(66)は「地域の拠点施設として整備してもらい、感謝している。子どもたちも図書室で本を読みながらバスを待つことができるので、とてもうれしいのでは」と話しました。
牧之原中学校パークゴルフ大会が5月6日、福山パークゴルフ場でありました。市パークゴルフ協会の指導員がルールを教えながら生徒と一緒に競技する大会で、今年で6回目。学年間や地域の競技愛好者との交流だけでなく、法務省の社会を明るくする運動の一環として地域の保護司や民生委員も参加し、地域ぐるみで子どもを育てようとする機運の醸成も目的としています。指導員に教わった通りに競技できて歓喜したり、思うように競技できず悔しがったりするなど、生徒たちはパークゴルフを楽しみました。
指導員で市パークゴルフ協会副会長の石塚奉彦(ともひこ)さんは「毎年楽しみな行事。孫と同じくらいの生徒たちとの交流で元気をもらっている」と喜びました。同校3年・生徒会長の藤本道三郎君は「地域の方と交流しながら楽しく競技できた。学年間の交流もできるので、生徒会としてもこの大会を今後も継続していきたい」と話しました。
生徒芸術鑑賞会事業が5月7日、木原小中学校の体育館で開催されました。市が市立中学校を対象に、3年に1回芸術鑑賞の機会を提供する事業で、今回はみやまコンセールの協力演奏家による「みやまおとどけコンサート」が行われました。使われた楽器はピアノ、チェロ、クラリネット。楽器の詳しい説明もあり、特にクラリネットを分解する様子に児童生徒は見入っていました。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「白鳥」などさまざまな曲が演奏される中、迫力あるバリトンが加わって「待ちぼうけ」や「帰れソレントへ」などが披露されると、会場からは一層大きな拍手が送られました。
江戸時代に金脈が発見され、日本でも屈指の産出量を誇った横川町の山ヶ野金山を巡るイベントが5月9日にあり、10人の参加者が金山の歴史を堪能しました。午後は近くの天降川上流で砂金探しがあり、参加者は時間を忘れて小さな「お宝」探しに夢中になっていました。
2回目の参加だった国分の大尾航平君(12)は「前回は一つもとれなかったけど、今回はたくさん見つけられた。とっても楽しかったのでまたやりたい」と満足そうに話しました。
鹿児島県は5月7日、新型コロナウイルス感染症の警戒基準を「ステージ3」に引き上げ、5月23日まで感染拡大警報を発令、クラスター(感染者集団)の発生が確認された本市を含む3市2町の飲食店に5月10日から23日までの2週間、営業時間の短縮を要請しました。期間中、県と市職員が飲食店を訪問。感染症対策のチラシを配布し、感染防止の取り組み状況を確認しました。
国分中央にある居酒屋・若大将店長の中川照彦さん(38)は「市内で感染者も多く出ているので心配。接客業で県外からの人も多いので、休業要請はありがたい。期間中もテイクアウトを中心に営業する日を設けて、なんとか頑張りたい」と話しました。
市の観光・物産に関するパートナーシップ協定を市と日当山西郷どん村の管理運営事業者である株式会社無垢、霧島ガストロノミー推進協議会の三者で締結。5月14日、市役所で協定の調印式がありました。生産者などとの連携や同協議会が認定した「ゲンセン霧島」など地域産品の宣伝・販路拡大などを図るために不可欠な地域商社。その役割を、豊富な経験や確かな経営手腕を持つ同社に担ってもらうことになりました。
同社の代表取締役・古川理沙さん(43)は「ネットショップで培った経験などを生かして、事業者間での連携をさらに深めたい。生産者や市民にとっては当たり前になっている産品の魅力を一つ一つ丁寧に伝えていきたい」と抱負を話しました。
第55回全空連鹿児島県空手道選手権大会で優勝した国分の空手道場・天空塾の塾生8人が5月17日、市役所を表敬訪問しました。
4月に鹿児島市で開催された同大会。組手個人戦には約400人の小中学生が出場しました。小学5年生男子組手の部で優勝した柿元侑大君は今年初優勝を果たし「優勝できてとてもうれしい。先生や仲間のおかげ。8月に東京で開催される全国大会でも頑張りたい」と抱負を話しました。
市ゴルフ連盟隼人支部がチャリティーゴルフ大会で集まった支援金を市に寄付。5月20日、市長を訪問し寄付金を手渡しました。同支部は会員90人。ゴルフの普及と振興、会員の親睦を目的に年2回の大会開催を中心に活動しています。支部長の徳田浩一さん(69)は「新型コロナで社会全体が大変な中、少しでも支援ができればとチャリティーを考えました。1日も早い終息を願っています」と話し「今後も活動を充実させるため会員増加にも努めます。ゴルフ好きの人は一緒に活動しませんか」と続けました。
日当山小学校の3年生114人が5月25日、同校体育館で浴育学習を行いました。自分たちが住む地域の魅力を知ることで郷土愛を育むため、同校では平成26年から総合的な学習の時間を利用して、校区内にある日当山温泉郷の歴史や入浴のマナーを学ぶ浴育活動に取り組んでいます。
今回は、温泉ソムリエの六三四(むさし)さんらを講師に迎え、西郷隆盛や坂本龍馬などの偉人が日当山の温泉を訪れたことや、温泉に入るときのマナーなどを学びました。学習は1年間を通して行われ、今後は、温泉施設の見学や清掃ボランティアなどを行う予定です。
参加した田中彩夏(さいか)さんは「温泉が大好きで、家族でよく温泉に行きます。温泉としての源泉の最低温度が意外に低いことや、温泉に入るときのマナーで知らないことが分かって良かったです。今後の学習も楽しみです」と笑顔を見せました。
市は第二次霧島市総合計画の政策の一つである「市民とつくる協働と連携のまちづくり」に基づき、民間企業との連携を進めています。その取り組みの一つとして市役所で5月28日、全国に拠点を持つ生命保険会社の明治安田生命と、健康増進や産業・観光振興など四つの分野にわたって包括連携協定を締結しました。同社との包括連携協定は県内自治体で3例目。具体的には検診などの受診勧奨やふるさと納税のPRなど、七つの取り組みについて協働する約束が交わされました。同協定としては県内で初めて、新型コロナウイルスワクチン集団接種の会場において人的支援を行うことも予定されています。
同社鹿児島支社長の小笹(こざさ)貴之さんは「地域住民が健康で長生きするためだけでなく、地域の発展に少しでも貢献したい」、新型コロナウイルスワクチン接種の人的支援に関しては「安心・安全な日常を取り戻すために少しでも役に立てれば」と話しました。
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