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更新日:2021年5月7日
牧園町の和気公園で4月上旬から中旬にかけて24種100本以上の藤の花が咲き、その姿と香りで訪れた人々を魅了しました。昨年は新型コロナの影響で観賞中止となり、2年ぶりの開放となりました。
鹿児島市から家族で訪れた徳永裕子(ひろこ)さん(85)は「ピンクや白、八重などいろいろな種類の藤があり、すごくきれいで香りが良かった。初めて来たが、来年もぜひ来たい」とうれしそうに話しました。
上床公園の既存遊具の老朽化に伴って、新たにコンビネーション遊具を設置。使用開始に当たって、子どもたちに長く愛される遊具になるよう願いを込めたオープニングセレモニーが4月1日、同公園でありました。セレモニーには溝辺町の児童や保護者約10人が参加。児童らが記念の風船を飛ばした後、遊具の滑り台で滑り初めを行いました。
セレモニーに参加した羽田光さん(32)は「見晴らしが良い公園で、よく利用している。小さい子どもが安心して遊べる遊具が増えて良かった」と喜びました。
霧島茶の摘み採りを前に、作業の安全と良質な茶葉の生産を願う安全祈願祭が4月2日、牧園町の大茶樹公園であり、生産者やJAなどの関係者約80人が参加。神事、市茶業振興会長や来賓あいさつの後、牧園茶業青年の会会長・高田浩平さんの音頭で、霧島茶で乾杯を行い、高値取引を願いました。
市茶業振興会会長の中園真一さん(64)は「コロナ禍でどの業種も大変な中ではあるが、JAや行政の支援に感謝している。昨年度は南九州市が受賞した全国茶品評会の産地賞を、今年度は奪還したい」と力を込めました。
国分柔道会の国分柔友会、国分西柔道クラブ、日当山柔和会、青葉柔道クラブの4団体が4月5日市役所を訪れ、霧島市立医師会医療センターの医療従事者に感謝の気持ちを込めて、千羽鶴4,000羽を中重市長に贈りました。
4団体の児童生徒約60人と保護者が2月から3月にかけて製作しました。日当山柔和会主将の大久保光君(14)は「新型コロナが早く終息してほしい、医療従事者にありがとうとの思いで、1羽ずつ丁寧に折りました」と話しました。千羽鶴は、国分シビックセンターと医師会医療センターに飾られています。
霧島市立の小・中学校で4月6日、入学式がありました。横川町の佐々木小学校では、2年ぶりの新入生となった白水湊大(そうた)君を、上級生や先生、PTA会長が笑顔で迎え入学を祝いました。同小学校では学校のすぐ近くにゴルフ場があるという特性を生かし、今年2月に「佐々木こどもゴルフ倶楽部」が発足。式では、同クラブなどでゴルフの練習に使ってもらえるよう、クラブのプレゼントがありました。
白水君は「ゴルフをするのが楽しみ。勉強もゴルフも頑張りたい」と意気込み、5年生の福元滉三(こうぞう)君は「白水君の好きなことを一緒にやりたい。鬼ごっこや野球をすることが楽しみ」と笑顔を見せました。
キリシマツツジが咲く個人の庭を一般に開放するオープンガーデン。今年は市内で最も多い500株を植えている霧島永水の島田さん宅で、4月3日から11日まで開催されました。霧島山が原産地とされ、例年4月上旬頃に濃い赤色の花を咲かせるキリシマツツジですが、植生は少なく、市内でもあまり目にすることができません。見学者は咲き誇るキリシマツツジを見て感嘆の声を上げたり、写真を撮ったりするなど、思い思いに楽しむ姿が見られました。
初めて訪れたという牧園町の加世田美佐江さん(54)は「色鮮やかなキリシマツツジの足元に咲く芝桜まで手入れが行き届き、とってもきれいで癒やされた。来年もぜひ見に来たい」と声を弾ませました。
国分基地特攻隊員戦没者慰霊祭が4月22日、国分の特攻記念碑公園と溝辺町の上床公園でありました。新型コロナ感染拡大防止の観点から遺族や関係者の参加は少数に限られましたが、合わせて約30人が出席し献花をしました。
太平洋戦争中、霧島市内には海軍特別攻撃隊(特攻隊)の基地が2カ所あり、現在の自衛隊国分駐屯地周辺にあった第1国分基地と鹿児島空港周辺にあった第2国分基地から427人の隊員が飛び立ち、戦死しました。
特攻記念碑公園で誓いの言葉を述べた舞鶴中学校3年の赤崎茉凜(まりん)さんは「今の平和は当たり前ではない。過去の戦争に目を背けることなく私たちが語り継ぎ、争いなく互いを尊重し合える社会をつくっていきたい」と決意を述べました。
当時22歳だった兄の永尾博さんを亡くした福岡市在住の中島富士子さん(76)は「鹿児島は兄が最後に立った地で、遺族にとって忘れられない場所。歴史をつなぎ、語り続けていくことが役目だと思っている」と目頭を押さえながら話しました。
東京2020オリンピックの聖火リレーが4月27日・28日、県内で開催されました。霧島市では、27日に隼人塚史跡公園から市役所までを15人がリレー。沿道には観客が詰め掛け、写真を撮ったり拍手を送ったりして応援しました。
ランナーを務めた牧園町在住の岩戸琶響(はおと)さん(16)は「トーチが重かったが、無事に走り終えてほっとした。一生に一度の大イベントを心に刻みたい」とほほ笑みました。
スタート地点で観覧した中玉利恵理子さん(52)・彩月さん(19)親子は「五輪のチケットが当選し、昨年開催されていれば家族で観戦に行く予定だった。タオルなどのグッズも買って楽しみにしていたので、気分を味わえたらと見に来ました」とうれしそうに話しました。
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