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更新日:2021年8月31日
国分南中学校陸上部の生徒5人が、7月24・25日に行われた県中学校総合体育大会陸上競技で優勝など上位入賞。8月2日、市役所を表敬訪問し結果報告と、九州大会・全国大会への意気込みを話しました。5人は8月17~20日、茨城県ひたちなか市で行われる全国大会に出場します。
3年で主将を務める弓指浩史郎さんは「全国大会でまずは決勝に残ることを目標に、それぞれ自己ベストを更新できるように頑張ります」と力強く話しました。
市は、第二次霧島市総合計画の政策の一つである「市民とつくる協働と連携のまちづくり」に基づき、民間企業との連携を進めています。その取り組みの一つとして市役所で8月6日、大手生命保険会社の日本生命保険相互会社と、健康増進や地域の安心安全などについての包括連携協定を締結しました。同社との協定は県内市町村では初めて。今後、がん検診や特定健診の受診勧奨や同社所属選手によるスポーツ教室の開催などに取り組む予定です。
同社鹿児島支社長の作本豪(たけし)さんは「コロナで大変なときだからこそ、行政と手を携え、地域に根ざした取り組みを進めていきたい。文化振興財団やスポーツチームなどがある私たちの特徴を生かしていければ」と話しました。
「褒め合うまちへ」を合言葉に取り組む「キリシマイスター」の若年層への理解を深めるため、霧島市の市制施行日の11月7日を中心に展開する「イイなの日」。市内の高校生など14人が集って、実行委員会が立ち上がり、8月7日に市役所で結成式がありました。この日は事前研修として、講話形式の研修や霧島周遊観光バスで現地研修もあり、メンバーは興味深く話に聞き入っていました。
国分高校2年の原田彩那さんは「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環で先生に紹介され、これからの社会で必要となる能力を身に付けようと思った。11月7日に向け、みんなで力を合わせて頑張っていきたい」と力を込めました。
子どもたちが自主性や協調性、創造性などを育み、社会の仕組みを学ぶために、自らまちづくりやまちの運営を疑似体験する「子どものまち」。霧島市の子どもたち向けの子どものまち「キリシまち」が霧島青年会議所の主催で8月8日、国分運動公園多目的広場で行われ80人の小学生が参加しました。イベントには自動車整備や美容室、建設業など14の企業や団体が協力。子どもたちは自分が働く場所で、どういう仕事をするのか説明を受けた後、働く人と利用する人の2班に別れて体験しました。稼いだお金でお店を利用するだけでなく、税金を払い、税金を使ってまちを花で飾るなど社会の仕組みについても学びました。
主催した霧島青年会議所サスティナブル創生委員会の委員長・荒殿裕樹さん(36)は「子どもたちが遊びを通して学ぶことで、社会の仕組みや働くことに興味を持ってもらいたい。今後も継続して開催し、期間や会場など規模の拡大も考えたい」と力強く話しました。参加した陵南小学校5年・村上由佳さんは「人見知りする性格なので初めのうちはみんなとあまり話せなかったけど、だんだんと話ができるようになってからはすごく楽しめた。料理が好きなので、将来は調理師になってレストランで働きたいです」と目を輝かせました。
海軍特別攻撃隊(特攻隊)の第2国分基地があった溝辺町の観光施設「バレルバレー・プラハ&GEN」で、終戦の日の8月15日に「十三塚原神風特別攻撃隊慰霊祭」があり、約70人が参加しました。施設を運営する霧島高原麦酒が敷地内で壕跡(ごうあと)を発見したのを機に実施しており、今回で22回目。参列者は出撃した217人を追悼する慰霊碑に献花を行いました。主催者の山元正博霧島高原麦酒会長(71)は「慰霊祭を通じて、若い人に平和の尊さを知ってほしい。今後も特攻作戦の悲惨さを継承していきたい」と誓いました。
参列した隼人町在住の有川蓮美さん(87)は「実家が特攻基地の近くの寺で、出撃前に隊員がよく訪ねてきてくれた。みんな優しく、貴重なチョコレートをくれた。戦争の悲惨さを風化させてはいけない」と話しました。
日当山中学校剣道部が7月の県大会で優勝し、8月21日に神奈川県であった全国中学校剣道大会で見事3位に輝きました。部員5人と指導者らが、8月26日市役所を表敬訪問し、市長に結果報告。鹿児島県勢としては21年ぶり、5人だけの部員で快挙達成です。
3年で主将を務める菖蒲(しょうぶ)翼さんは「コロナにもかかわらず全国大会を開催してもらい、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱい。1年生から一緒に練習してきた仲間と、悔いが残らない試合が最後にできて満足です」と話しました。
市文化協会主催の市文化講演会が8月29日、国分シビックセンター多目的ホールで開催され、元鹿児島県観光プロデューサーの奈良迫英光さんが、鹿児島の観光の魅力やこれからの文化振興について講演しました。参加した約50人の市民は、奈良迫さんの話す霧島の魅力や世界を旅して感じたことなどにうなずきながら聞き入っていました。主催者の同会長瀬戸口浩さん(68)は「霧島市の魅力を詳しく説明してもらい、とてもありがたかった。これからも文化と観光を結び付けて、活動を広げていきたい」と力を込めました。
参加した隼人町の中島紀子さんは「地域の伝統を生かして、各地で地域おこしができたら素晴らしい」と話しました。
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