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更新日:2018年4月10日

まちの話題(平成30年3月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

 抹茶と琴でひな祭りを味わう

県内最古の木造駅舎である隼人町の嘉例川駅で3月4日、ひな祭りイベントがありました。地域おこしグループの嘉例川地区活性化推進委員会が毎年実施しています。この日は気温が4月下旬並みの温かさを記録。春の陽気に誘われ、市内外から観光客やカメラマンなど大勢の人が訪れました。

2月1日から3月末まで2台のひな壇が展示されている駅舎内では、市内の愛好者らが茶会や琴の演奏を観光特急「はやとの風」到着に合わせて実施。来場者や乗降客は振る舞われた抹茶や茶菓子を味わい、琴の音色に耳を傾けていました。

鹿屋市から家族旅行で訪れた山王(さんのう)かおりさん(44)は「駅舎の雰囲気と琴の音色がどこか懐かしくて心地よかった。春の訪れを感じました」と満足そうに話しました。

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 西郷のモザイク画が横川駅に

横川中学校の美術部が制作したモザイク画が3月7日、大隅横川駅に寄贈されました。JR肥薩線の無人駅である同駅のにぎわいを増やそうと、駅保存活用実行委員会が1月に制作を依頼しました。

作品は縦130cm、横95cm。今年が明治維新150年であることから題材は溝辺町の西郷公園にある西郷像に決定しました。1、2年の部員9人は放課後、63,000個ある4mm四方の升目を数色の水性ペンで塗り、約3週間かけて完成させました。作品は今後、駅舎内に飾られます。

会長の柿木(かきのき)邦治さん(69)は「若い力が活性化の力になり頼もしい」と喜び、部長で2年の篠原真夏(まなつ)さんは「少ない部員でこつこつ続けたかいがあった。駅に来た人が、大河ドラマの『西郷どん』や鹿児島を感じてもらえたらうれしい」と笑顔を見せました。

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 降灰した野菜の販売に助太刀

新燃岳の降灰により市場に出荷できなくなった野菜を販売する「霧島Spring(スプリング)ヨカバイチ」が3月11日、溝辺町の西郷公園でありました。イベント名は「よか灰(ばい)」と「市(いち)」の造語。火山も含めた地元の観光資源を生かそうと、若手の有志数人でつくるグループ「みぞベル」が農家を支援しようと初めて開催しました。

SNSでの呼び掛けに応じた市内の農家7人から集めたシイタケやハクサイ、ホウレン草などを200円以下で販売。同公園の玄関先で販売すると、市内を巡る観光周遊バスの乗客や来園者らが大きく育った新鮮な野菜を買い求めていました。園内では炭火で焼いたシイタケの振る舞いなどもあり、西郷像を背景に記念撮影などを楽しむ人でにぎわいました。

グループの一人で、茶卸業を営む大坪元気さん(33)は「新鮮な野菜や温泉も霧島の自然や火山の恵み。噴火に負けないように、地域が元気になるイベントを今後も続けていきたい」と意気込みました。収益は全額、野菜を提供した各農家へ寄付されました。

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 豊作願い踊りや舞を奉納

国分重久の止上(とがみ)神社で3月18日、お田植祭があり神舞や田之神踊りなどを奉納して無病息災や五穀豊穣を願いました。

止上神社神舞保存会が舞の後継者育成に力を入れており、この日は同会の元会長・浅谷久人(ひさと)さん(71)の息子・健一郎さん(43)が初めてなぎなた舞を披露。境内に作られた舞台の上で、長さ約2mのなぎなたを跳躍し振り下ろす舞を終えると「間違えずにできてほっとしました。地域で受け継がれてきた伝統を絶やさずに守りたい」と話しました。

最後には田植え準備を面白く演じる「牛と畦とり」があり、子どもたちが牛役に砂を投げつけ健康を祈願しました。見物客でイギリス出身の外国語指導助手・シェパードスティーブさん(28)は「牛の暴れ方がユニーク。日本の伝統への興味が膨らみました」と興奮気味に話しました。

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 国分の物産館が来店250万人

国分物産館じょうもん市場が来店者250万人を祝う記念セレモニーが3月23日、同館でありました。同館は平成17年にオープンし、市内の農家など会員約230人が野菜や惣菜を持ち寄っています。年間の来店者は20万人で、昨年の売り上げは2億7千万円を越えました。

250万人目は家族4人で訪れた国分の三浦かおりさん(32)。くす玉を割った後、イチゴやシイタケ、あく巻きなど特産品が贈られました。三浦さんは「おいしい野菜が安く買えるのでよく利用しています。野菜が新鮮なので子どもたちにも安心して食べさせられます」と喜びました。

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 中学男女ハンド、全国大会へ

2020年の鹿児島国体に向けた選手の育成・強化のため、霧島市内の中学生を中心に平成27年に結成されたハンドボールチーム「霧島クラブ」が1月の県中学生新人ハンドボール大会で男女共に初優勝。3月24日から富山県氷見市で開催される第13回春の全国中学生ハンドボール選手権大会への出場を前に3月23日、22人が市長を表敬訪問しました。

男子チームの主将で舞鶴中学校2年の外種子田(ほかたねだ)渓汰(けいた)君は「練習の成果を全て出し切って、優勝旗を鹿児島に持ち帰りたい」と力強く話しました。

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 元なでしこ川上さん、大使へ

市は3月25日、元女子サッカー日本代表でサッカー解説者、指導者の川上直子さん(40)に、市の魅力をPRする「おじゃんせ霧島大使」を委嘱しました。

川上さんは兵庫県出身で小学生のときにサッカーを始め、平成13年には日本女子代表に初選出。平成15年のFIFA女子ワールドカップや平成16年のアテネオリンピックに出場しました。霧島市内の児童を対象にサッカー教室を開催したり、平成29年には国分西小学校で夢をテーマに講演したりするなど、サッカーの普及にも努めています

川上さんは「霧島市は教育熱心で人が温かいまち。市の魅力を伝え、2020年国体の女子サッカーを盛り上げていきたい」と意気込みました。

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 俳優が『西郷どん』の魅力を語る

NHK大河ドラマ『西郷どん』で、西郷の妹・琴を演じる鹿児島県出身の桜庭(さくらば)ななみさんと弟・吉二郎(きちじろう)を演じる渡部豪太(わたべごうた)さんのトークショーが3月31日、市民会館であり県内外から750人が来場しました。

トークには鹿児島の歴史に詳しい「かごしま探検の会」の東川隆太郎さんが加わり、琴と吉二郎の人物像などを紹介。桜庭さんと渡部さんは、残された資料が少ない二人を演じることに「自由にできる分、役作りが難しい。薩摩の慣習や文化などをしっかり学んで撮影に臨んでいます」と声をそろえました。大きく話題に上がったのが“薩摩ことば”の難しさと魅力。桜庭さんは「おやっとさあ」、渡部さんは「んだもしたん」を好きな言葉に上げ、「ですです」と相槌を打つ桜庭さんの薩摩ことばが撮影現場を和ませていることを紹介すると、会場からは笑いが起こりました。

鹿児島市から訪れた伊木昭子(いきしょうこ)さん(59)は「二人の温かい人柄が伝わってきた。もっとドラマが楽しみになりました」と喜んでいました。

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