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更新日:2017年7月6日
国分のキリシマ精工(株)が工場を増設することになり6月1日、市と立地協定を締結しました。同社は平成18年に設立。半導体関連部品や通信関連部品などの切削加工を行い、独自の「カーブカット工法」により、工程の短縮や品質の安定化を図っています。平成27年には、生産力向上や人材育成などの分野で活躍する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定されました。
新工場では歯科矯正の医療器具などを開発・製造。増設面積は484.4平方メートルで、新たに11人を雇用、平成29年10月の操業を目指します。
代表取締役の西重保さん(写真左から2番目)は「何事にも挑戦してオンリーワンの製品を作りたい。霧島市で生まれ育てられたので、地元雇用で地域に貢献したい」と意気込みました。
豊作を願う御田植祭が6月4日、鹿児島神宮で行われました。田の神に扮(ふん)し仮面を付けた農家が米作りの大切さをうたいながら舞を披露。その後、鹿児島神宮と古くからゆかりのある加治木町木田集落の人々が田植歌を歌う中、霧島市と姶良市から参加した約50人の早乙男(さおとこ)・早乙女(さおとめ)が苗を植えました。
溝辺町から参加した今吉美優(みゆ)さん(18)は「田植えは初体験で思っていたよりも疲れました。田んぼの中はぬるぬるして冷たかったけど楽しめました。豊作になるようにと願いを込めました」と笑顔で話しました。
国分隼人自動車学校(隼人町)玄関側の県道473号線に面する倉庫壁面に、幻想的な絵画が飾られ、通行人の目を楽しませています。
絵画は、通学路でもある通りのにぎわいを創出しようと同校が平成27年1月ごろ、近くの隼人工業高校美術部に制作を依頼。当時の3年生が構想を練り、昨年卒業した3年生が線画、現在の3年生が今年4月から色を塗り完成させました。大きさは横90cm、縦2mのボード13枚を横につなげた水彩画。桜島と錦江湾を背景に車のほか一角獣、ペガサスなどの空想動物が描かれ、制作に携わった生徒、顧問延べ30人も小さく記名されています。6月8日、絵画を前に関係者に披露されました。
3年で部長の有川愛海(あいみ)さんは「まだ運転経験がありませんが、自分たちなりに車の楽しさを表現できたと思います。先輩の下絵を引き継ぎ、満足いく出来になった」と胸を張り、自動車学校校長の奥清文さん(64)は「若い発想力に驚いた。通りの雰囲気が明るくなりうれしい」と喜びました。
福山町漁協が3年前から福山港沖で養殖してきた岩ガキが6月9日に水揚げされ、身が詰まった200g以上の約300個を収穫。11日は市民会館前で「霧島いわがき」として販売されました。鹿児島湾奥の漁協で販売にこぎつけたのは初めてとのこと。中には400gを超えるものもあります。
霧島茶のおいしさを学ぶ授業が6月9日、宮内小学校3年児童約100人が牧園町の西製茶工場を訪れました。
主催は霧島市を中心においしい有機茶を追求する若手の茶生産者グループ「Oty鹿児島」。児童らは茶工場の見学やおいしいお茶の入れ方を学び、茶畑では葉の匂いを嗅いだり食べたりして霧島茶の魅力を体験しました。
児童からは、品種の数や茶の木からどのぐらいの量の茶葉ができるのかなどの質問がありました。茶農家から緑茶や紅茶、ウーロン茶が同じ茶葉で生産されていることを聞き、驚きの声が上がりました。
西悠佑(ゆうすけ)君(8)は「お茶の作り方がわかって、もっとお茶が好きになりました」と笑顔で話しました。
霧島神宮の御田植祭が6月10日、霧島神宮近くの斎田であり、青や赤の装束に身を包んだ約120人の早男・早乙女が参加しました。五穀豊穣を祈願する神事、田の神舞の後、早乙女らは二手に分かれ約5,000平方メートルの田んぼに丁寧に苗を植えました。
初めて参加した霧島町の松田讓二(じょうじ)さん(68)は「広い田んぼに苗を植えるのは疲れました。お米のありがたみがよく分かりました」と汗を拭いました。
福山町佳例川の飯冨神社お田植え祭が6月18日、神社前の田んぼであり見物客も含め約200人が参加しました。地域の活性化を図ろうと、平成9年にお田植え祭を復活させ今年で21回目。毎年鹿児島大学の学生ボランティアグループ「農援隊」が参加しています。今年は農援隊14人に加え、福山高校の生徒4人が初めて参加しました。
午前中は集落の草刈りなど奉仕作業に汗を流し、昼食では地区の課題や魅力について地域住民と意見を交わしました。午後は近隣の小中学生も加わり、早乙女にふんした女子学生・生徒たちと田植えやウナギのつかみ捕りを楽しみました。地域住民は自分の孫と触れ合うように顔をくしゃくしゃにして喜び、子どもたちも自然との触れ合いに興奮した様子。福山高校3年の節政妃美佳(せつまさひみか)さん(17)は「佳例川には祖母に会いによく来ています。初めての田植えも大人や農援隊が丁寧に教えてくれ上手にできました」と泥が付いた顔をほころばせました。
元バドミントン選手で北京五輪日本代表として活躍した前田美順(みゆき)さん(31)の講演会が6月19日、国分西小学校と国分中学校であり、各校で全児童・生徒が参加しました。
前田さんは小学3年のときに横川小学校へ転校、国分中学校ではバドミントン部がなく、社会人クラブで練習を続けました。3年のとき、大人も参加する県総合選手権大会で中学生として異例の初優勝を飾り、霧島市で競技の才能を開花させました。
講演会では実技を披露し、児童や生徒の質問に丁寧に回答。最後に「何か一つ目標を作ってやり遂げてほしい」と後輩にエールを送りました。講演後、「よく練習した隼人体育館が懐かしい。霧島市は競技人生の原点。競技に打ち込ませてくれた周囲の理解と支援にあらためて感謝したい」と振り返り、国分中3年でテニス部の森永有綺奈(ゆきな)さん(14)は「諦めないことの大切さを学びました。試合に生かしたい」と目を輝かせました。
舞鶴中野球部が5月に開催された全日本少年軟式野球鹿児島県大会で優勝し6月21日、九州大会出場決定の報告のため市役所を表敬訪問しました。
県大会では1回戦から決勝戦まで4試合を戦い、全て1点差での勝利と勝負強さが際立ちました。九州大会は7月1、2日の2日間、北九州市民球場で行われ、上位2校が全国大会へ出場します。3年でセンターを守る新堀大仁(ひろと)さん(15)は「県大会での課題と反省を生かして部員全員ではつらつとしたプレーをし、優勝を目指します」と力強く宣言しました。
同校野球部は、県勢として6年ぶりの全国大会出場を目指します。
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として派遣が決まった鷲塚(わしつか)桃子さん(22)が出発を前に6月22日、霧島市役所を表敬訪問しました。太平洋にあるキリバスへ6月下旬から平成31年6月まで2年間、卓球隊員として競技の指導・普及、国際大会のコーチなどのボランティアにあたります。
鷲塚さんは国分出身。小学4年から卓球を始め、鹿児島城西高校で県高校総体優勝。今年3月に卒業した東京富士大学で全日本大学総合卓球選手権大会優勝などの実績があります。「食文化が大きく異なるため健康面の不安もありますが、現地の子どもたちと卓球の楽しさを分かち合ってきたい。異国の地で価値観を広げ、自分も成長できたら」と話しました。
6月の県高校総体で7年ぶり4回目の優勝を果たした国分高校女子ハンドボール部の20人が6月26日、全国大会出場決定の報告のため市役所を表敬訪問しました。
顧問の神田史郎先生(33)は「みんな素直で何事にも一生懸命。練習時間は1日2時間くらいですが、生徒に自主性があり、自分でしっかりと考えて練習するので、それが結果につながったと思います」と話しました。3年でキャプテンの谷口未空(みく)さん(17)は「まずは初戦突破。チームとして最後の大会なので、1試合でも多くみんなとプレーしたい」と意気込みました。
同部は8月4日から福島県福島市で開催される全国高校総体に出場します。
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