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更新日:2017年11月20日
映像技術や無線通信技術を生かし、「ドライブレコーダー」や「レーダー探知機」などの設計開発・製造をしている隼人町の(株)ユピテル鹿児島が9月1日、工場増設の立地協定を市と締結しました。市の立地協定は55件目です。工場は、用地面積2,950平方メートル、建物面積683平方メートルの鉄骨平屋造りで9月に着工し平成30年3月からの操業を予定。増設に伴い、新たに6人を雇用します。製品の生産を自動化し、さらなる生産性の向上を目指します。
代表取締役社長の髙木紀(たかきただし)さん(60)は「増設する工場に見学スペースを作る予定。学生などにこの会社で働きたいと思われるようにしたい。地域の雇用や発展に貢献できれば」と話しました。
霧島商工会議所とあいら農業協同組合が9月1日、市が立会人となり同会議所で包括連携協定を締結しました。県内の単位農協と商工会議所による締結は県内初めてです。この協定は互いに連携し、6次産業化・地産地消の推進や新たな販売経路の開拓などが目的。同会議所会頭の鎌田善政さん(70)は「知恵を出し合えば素晴らしい成果が出るはず」と意気込み、同組合長の中條秀二さん(64)「農産物を使った新製品づくりや販路が広がるなど期待が膨らみます。農畜産家の意欲につなげたい」と話しました。
小浜小学校の3~6年生16人が9月3日、錦江湾でカヌーをこぎました。児童の体力や自主性、協調性を養うことを目的に同小PTAが主体となって実施し、今回で13回目。夏の間、5・6年生が3・4年生にアドバイスをしながら練習を積んできました。
当日は天候にも恵まれ、児童たちは元気よく小浜海岸をスタート。互いに声を掛け合いながら、加治木町方面の明石(あけし)海岸、隼人町の長浜港を経由し、小浜海岸に戻ってくる約4キロのコースを全員がゴールしました。4年生の永山善一郎くんは「疲れたけど、みんなと一緒にカヌーをこいで楽しかった」と笑顔で話しました。
第50回全国高等専門学校サッカー選手権大会を制した鹿児島高専サッカー部が9月4日、市役所を表敬訪問。2年ぶり25回目と貫禄の優勝でした。
大会は8月に東京都で行われ、約60チームが参加。ベスト4のチームの中でイエローカード(警告)が一番少なかった「フェアプレー賞」も獲得し、今大会から授与された優勝旗と共に、5年の部員7人が喜びの報告をしました。
国分出身で得点王に輝いた主将の浅谷亮介さん(19)は「決勝の相手は、昨年敗れた近畿大学。1年間目標にしてきたので、雪辱を果たせてよかった。5年全員が出場でき、喜びを分かち合えたのが何より」と声を弾ませました。
市消防局と県消防防災航空隊の合同山岳救助訓練が9月8日、霧島連山の御鉢で行われました。行楽シーズンに向けた安全・確実・迅速な救助活動を目標に約40人の隊員が参加。御鉢付近で滑落して動けない男性の救助を想定し、県の防災ヘリから隊員と救助資器材を現場へ投入。男性を滑落現場から運び出し、ヘリに引き上げました。
高千穂河原近くの鹿ヶ原では市消防局と第一工業大学によるドローン(無人飛行機)を使った山岳行方不明者捜索の訓練が行われました。ドローンに装着されたカメラの映像をモニターで確認しながら不明者を捜索し、今後の有用性などについて検証しました。同大学工学部自然環境工学科教授の田中龍児さんは「訓練は予定通りに進み、短時間で広範囲を探せました。今後もドローンを活用し、山岳救助に役立てていければ」と話しました。
霧島中学校の生徒94人が地域の公民館10か所を清掃する授業が9月9日に行われました。清掃活動を通して心を磨き、地域の一員としての自覚を高めることが目的です。生徒らは10組に分かれ、自宅に近い公民館に向かう途中、ごみ拾いをしながら集合。公民館ではトイレや庭の清掃、窓拭きなどが行われました。終了後は、自宅に帰る途中もごみ拾いをしながら帰りました。
3年の下登光月(みづき)さんは「利用している公民館がきれいになり、地域の方が喜んでくれうれしくなりました。これからも大事に利用していきたい」と汗を拭いました。
市内の卓球クラブ「誠(まこと)卓球CL.」が第35回全国ホープス卓球大会の団体で準優勝し9月11日、選手ら6人が市役所を表敬訪問しました。
訪問したのは、7月の全農杯全国日本選手権のバンビ男子の部で2連覇を果たした青葉小学校2年の岩井田駿斗(しゅんと)君、ホープス男子の部3位の木原小学校6年の桐野蓮大(れんと)君、8月の全国ホープス大会ブロック大会で優勝した青葉小学校6年の岩井田雄斗(ゆうと)君ら5人。
平日はスマッシュやサーブなど3時間、土日は一日中練習することも。練習の成果もあり、桐野君の3位入賞は県内初、岩井田雄斗君、駿斗君兄弟はホープスナショナルチーム(12歳以下の日本代表)にも選ばれています。
監督の池田誠さん(43)は「霧島市は県内でもトップレベルの選手が生まれている。これからジュニアオリンピックや全国選抜大会の試合も控えているので優勝を目指し、オリンピックで金を取る選手を育てていきたい」と意気込みました。
交通死亡事故現場診断が9月12日、隼人町姫城の事故現場で、地元公民館、自治会、老人クラブ、自治体、道路管理者、交通安全協会、安全運転管理協議会などの関係機関・団体を交えて開催されました。
事故は、8月25日早朝、県道上の信号交差点で82歳男性が横断歩道を歩行中、右折してきた大型トラックにはねられた事故でした。参加者は事故現場をそれぞれの立場から現場診断し、その後検討会が実施されました。検討会では、「運手者のマナーアップを積極的に呼び掛ける」「夜光反射材着用の重要性を呼び掛ける」などの意見が出され、関係者は死亡事故絶無に向けて決意を新たにしました。
近年教育現場で問題になっている「いじめ」などの防止のため自己肯定感を高める授業が9月15日、川原小学校であり児童16人と保護者が参加しました。
講師は、日常の自分のささいなことを褒める「ほめ日記」を推奨する自己尊重プラクティス協会(東京都)インストラクターの有薗あつこさん(53)。授業では目を閉じ、両手を交差して胸に当て自分を褒める練習から始まり、必ず「自分や相手の名前を入れる」「褒める言葉で終わる」といった決まりで親子で褒め合うと、表情が和らぎ笑顔がこぼれました。有薗さんは「自分を褒める『ほめ日記』を2週間続ければ必ずいい変化が出てくる。1人が変われば周りの100人にいい影響が出る。私は8年続けて心が軽い」と勧めました。
5年の上船莉夏(うえふねりか)さんは「運動会の準備を頑張っていることを褒められ、自信が付いた」、母親の美紀さん(43)は「うそやおだてではなく、良いところを見つけて素直に褒めることが大事と分かった。これからも続けたい」と互いに見つめ合いました。
三反園訓(さとし)県知事と前田終止霧島市長が9月18日、県内の男性最高齢者である横川町の岩﨑朝彦さん(109)を訪問し、賞状と記念品を贈呈しました。この日は、岩﨑さんが入所する同町の福祉施設・横川緑風園で敬老会も兼ね、入所中の88・95・100歳の方に長寿祝金が手渡されました。その後、祝舞や二胡の演奏、市内の介護施設職員などで作る劇団・たけちゃん一座による「岩﨑朝彦物語」の寸劇がありました。
岩﨑さんは21歳のときに岩﨑菓子店を開業。カステラやあんぱん、同町の郷土菓子・げたんはなどを作ってきました。平成16年にげたんはが復活できたのも、岩﨑さんの作り方が横川地区食生活改善推進連絡協議会へ伝授されたからでした。
90歳まで自転車で牛乳配達をするほど元気な岩﨑さん。長男の優(まさる)さん(83)は「今でもよく食べ、くよくよしない性格が長寿の秘訣(ひけつ)だと思います。これからも元気でいてほしい」と話しました。
開発途上国の国・人づくりを支援する国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として、溝辺町出身の齋藤瑛康(えいこう)さん(23)がアフリカ南西部のナミビア共和国へ9月下旬から平成31年9月まで2年間派遣されます。出発を前に9月20日、市役所を表敬訪問しました。
齋藤さんは今年の3月に鹿児島大学教育学部を卒業。大学で小学校の教員免許を取得しました。派遣先の小学校で算数と理科の授業やサッカー、バレーボールなどの課外授業を担当し、現地の教員に指導方法の支援も行います。大学で開発途上国の教育について学び、小学生のころからアフリカへ行ってみたいとの思いがあった齋藤さん。現地の子どもたちへの教育支援や自身の成長のために、迷うことなく参加を決めました。「実務経験の無い私にできることは少ないかもしれませんが、自分の目でナミビアの教育現場を見て、今まで学んできたことを生かし子どもたちの教育に貢献したい」と力強く話しました。
鹿児島空港ビルディング(株)と市は9月20日、災害発生時の飲料水の提供と調達に関する協定を締結しました。鹿児島空港周辺で災害が発生し、乗客などが空港内に数日間滞留した場合、市が運営・製造する関平鉱泉水を提供。1人当たり1日3ℓの水が必要と計算、約5千人が3日間滞留したと想定し、最大4万5千ℓをトラックで輸送します。
同社代表取締役社長の渡邉勝三(かつみ)さん(74)は「災害時の備えを強化し、安心安全なターミナルの体制が整えられた」と喜びました。
秋の全国交通安全運動に伴う出発式が9月21日、霧島市民会館で開催され、霧島警察署や霧島市役所、交通安全協会、安全運転管理協議会、交通安全母の会、陸上自衛隊、消防局など多数の関係者が出席しました。
MBCで活躍中の霧島市出身のタレント榮德多賀子さんが、霧島警察署の一日署長に委嘱され、参加者などへ交通安全の呼び掛けと、交通安全活動に対する激励をしました。
その後、市内の街頭で、一日警察署長による交通安全への呼び掛けも行われました。
福山町佳例川地区の運動会が9月23日、地区の体育館で行われました。高齢化率が55%を超え、いわゆる限界集落と言われる同地区ですが、趣向を凝らした楽しい種目に地域住民約150人が参加しました。
運動会を大いに応援したいと参加したのが、鹿児島大学農学部の学生らで作るボランティアグループ「農援隊」の8人。競技に参加したり、運営をサポートしたりして運動会を盛り上げました。
午後からは地区内の清掃作業にも参加。水路や休耕田の草刈りなど、地域住民に鎌や草刈り機の使い方を教わりながら汗を流しました。
今回初めて参加した鹿児島大学3年の中原勇太さんは「地域の人たちが元気で、逆に元気をもらいました。とても温かい運動会で、またこの地区に来たい」、何度も佳例川のイベントに参加している4年の山田あかりさんは「佳例川の人は地元に誇りを持っていて、地域を盛り上げようとさまざまな取り組みをしています。大自然と元気があふれる佳例川が大好きです」と話していました。
安全運転サポート車体験会が9月25日、鹿児島県交通安全協会霧島地区協会の主催で、霧島市保健福祉センター駐車場にて開催されました。
安全運転サポート車は、自動ブレーキやペダル踏み違い時加速抑制装置などが搭載された自動車で、交通事故の抑止効果が期待されています。
会では、参加者が安全運転サポート車に試乗することもでき、参加者からは「今後、車の購入の参考にしたい」などの声が聞かれました。
溝辺町で栽培されている梨の品種・新高(にいたか)の試食・品評会が9月29日、Aコープ鹿児島国分店でありました。溝辺町観光農園果樹部会が同種の知名度と品質を向上させるため実施し、今回で17回目です。同町では昭和5年頃から梨栽培が始まり、現在12農家が豊水、幸水、新高を中心に8品種を13ヘクタールで栽培。栽培面積は県内一を誇ります。
新高は大きめで甘みが強く、固めの食感が特徴。9月中旬から10月いっぱいが収穫期です。この日は7農家がそれぞれ平均800gの5個を出品し、JAや県の職員など6人が見た目や大きさ、味を審査。最優秀賞に有村農園(有村二男さん)が、大玉賞に1780gの(有)はぎいわ農園(剥岩裕さん)が輝きました。
店内では買物客の試食も行われ、霧島から来た上松瀬光秋さん(70)は「それぞれ味が異なったが、全部おいしかった」と満足そうに販売されている新高梨を買っていきました。
「秋の全国交通安全運動」期間中の9月30日、交通事故死ゼロを目指すキャンペーンを、マックスバリュ国分店にて行いました。
このキャンペーンは、霧島警察署交通課の協力も得て、買い物客にチラシと反射タスキを配布し、「交通事故をゼロにしましょう」「夜間、出歩く際は反射材を着用しましょう」などと交通事故の無い、あんしん・あんぜんなまちづくりを呼び掛けました。
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