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更新日:2018年3月28日

まちの話題(平成30年2月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

 佳例川の村おこしが大臣賞

総務省主催の「ふるさとづくり大賞」で福山町の佳例川地区自治公民館が2月3日、団体賞(総務大臣賞)を受賞しました。霧島市の団体では初めて。人口約320人の同地区は、学生や企業の力を借りてウオーキング大会やオリジナル焼酎販売などを実施。里山の魅力を情報発信し、交流人口の増加や経済効果を生み出している点が高く評価されました。

館長の井料郁(いく)さん(69)は「活動が認められてうれしい。今後は農地再生にも挑戦したい」と受賞を喜びました。

180205佳例川

 国分中央高校が観客を魅了

国分中央高校による初の試み「国分中央高校フェスティバル」が2月3日、ホテル京セラで開催されました。生活文化科の3年生77人がステージ上で、授業で製作した色とりどりのドレスやワンピース、浴衣のファッションショー、着物の着付けなどを披露。訪れた約200人の観客を魅了しました。また同校の吹奏楽部、ダンス部、放送部も参加して会場を盛り上げました。

ドレス姿を披露した諸正(もろまさ)千尋さんは「入学してからドレスを作ることが夢でした。3年間の集大成をこんなすてきな場所で披露できてうれしい」と満面の笑みを浮かべました。観客として見に来ていた隼人町の富山さつきさん(46)は「みんなの素晴らしい作品を見て感動しました」と話しました。

国分中央高校フェス1

国分中央高校フェス2

 国分南中、ダンスで全国3位

昨年12月26日に東京で開催された第5回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール全国大会で、初出場ながら自由曲部門で9チーム中3位に輝いた国分南中学校1年4組。クラスを代表して4人の生徒が2月5日、市役所を表敬訪問しました。

同大会は学級単位で出場するのが特徴で、1年4組は自由曲部門で関ジャニ∞(エイト)の「無責任ヒーロー」を披露。大会に向けて、約4か月間、振り付けを考えたり、昼休み時間を中心に朝や放課後にも練習を積み自信を持って臨みました。稲満愛織(あいり)さんは「自信があったので緊張しませんでした。まだ上を目指していたのでうれしい反面、悔しさもあります」。中山昇弥くんは「普段から笑顔いっぱいのクラス。みんなで楽しみながらできたので良かった」と話しました。

国分南中

 地域と地域外住民との交流

過疎化に悩む地域住民と地域外の若者との関わりをつくっていくことで、地域資源の発見や地域活性化を図るとともに、小規模な商売を始めたい若者を後押ししようと、「霧島で小商(こあきな)いをつくる3日間」が2月7日、11日、19日の3日間、国分川原地区で開催されました。

1回目と3回目は、福岡県上毛町(こうげまち)で地域おこし協力隊として活躍し、退任後も地域のプロジェクトマネジャーとして移住や地域活性化に取り組む西塔大海(さいとうもとみ)さんを講師に迎え、ワークショップを交えた講演会を実施。2回目は、鹿児島移住計画代表の安藤淳平さんによるワークショップが行われました。各回とも同地区の住民と市内外から訪れた参加者、総勢約20人がそれぞれの意見を述べました。

同地区自治公民館長の中條智治(ちはる)さんは「若い人たちの熱い思いを聞くことができた。まずは小商いを始めたい人と川原地区の地域資源がマッチするように、川原地区ができる支援を発信していきたい」と力強く話しました。

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 先輩に学び進路に生かす

卒業生から高校生活の話を聞き進路指導に生かす授業が2月10日、牧之原中学校であり同中1・2年生約50人が参加しました。

講師は平成28年に卒業した姶良市の龍桜高校看護科3年の図師真実さんと加治木工業高校機械科3年の福重真子(まこ)さん。図師さんは、中学のときに進路で悩み先輩や先生に相談し、解決したことを振り返り「勉強や進路などで悩んでいる人は先生や友達などを頼ってみて」と話し、福重さんは「弓道がしたくて今の高校に決めました。部活でも頑張れば就職の強みになるので、得意なことを究めてみては」とアドバイスしました。

生徒は熱心に聞き入り、2年の吉﨑信也さんは「高校卒業後は就職か進学で迷っています。子どもの頃から続けているサッカーの強豪校か、就職に有利な高校に進学するかじっくり考えたいと思います」と話しました。

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 九州オルレで霧島を楽しむ

雄大な自然や史跡を歩いて巡り、歴史と文化を五感で楽しむ韓国発祥の「オルレ」。平成25年に九州オルレの認定を受けた「霧島・妙見コース」で2月11日、3回目となるイベントが開催され県内外から81人が参加しました。隼人の妙見温泉をスタートし、コース上にある青と赤の矢印やリボンを目印に山道を通りながら、牧園の犬飼滝、和氣神社、塩浸温泉龍馬公園など約11kmを歩いて巡り、自然や温泉地の雰囲気を楽しみました。コース内には地元の温泉振興会などによる4か所のおもてなし地点もあり、参加者はお茶や豚汁、お菓子などのおもてなしも受けました。

鹿児島市から親子3世代で参加した貴島嘉人(よしと)さん(39)は「犬飼滝などの名所を子どもと一緒に自然を感じながら歩けて楽しい。地元の方々の温かいおもてなしもうれしいですね」と話し、オルレを満喫していました。

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 農業の道へ進む若者を祝福

4月から農業の道へ進む国分中央高校の生徒6人の門出を祝福する「営農の門出を励ます会」が2月13日、同高集会室で行われました。県や市などの農業関係者と同高園芸工学科の生徒ら約140人が集まり、励ましの言葉をもらったり今後の抱負を発表しました。6人はそれぞれ園芸工学科、生活文化学科、ビジネス情報科の生徒で県立農業大学校へ3人が進学、あいら農協へ3人が就職します。

園芸工学科3年で県立農業大学農学部野菜科へ進学する石塚温大(はると)君は「農薬や化学肥料を使わない有機農業について学び、将来は農家になって県の農業発展に貢献したい」と力強く話しました。

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 和牛五輪、いざ霧島大会へ

畜産農家の意欲向上と情報共有を図ろうとする霧島市肉用牛振興大会が2月15日、溝辺町のみそめ館であり、市内の農家や関係者ら約350人が参加しました。

会では昨年、姶良・伊佐地区の肉用牛の品評会などで上位入賞した農家や団体の表彰のほか牧之原小学校の児童でつくる「和牛少年隊」の寸劇、昨年鹿児島牛が日本一になった全国和牛能力共進会宮城大会での取り組みと成果について事例発表がありました。

実行委員長の仮屋秀次さん(60)は「畜産業界は高齢化による後継者育成が課題。2022年度に霧島市が会場となる鹿児島大会に向け、しっかりと対策を進めていきたい」と意気込みました。

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 活気あふれる国分の初市

霧島路に春を呼ぶ「こくぶ旭通り初市」が2月17日、18日、国分の中心市街地にある旭通りでありました。約500mの歩行者天国には植木や工芸品、食べ物など約110の露店が並んだほか、エイサーやアート風船などのイベントも開催され、たくさんの人でにぎわいました。

隼人から家族5人で来た二見信吾さん(40)は「初めて来ましたが、活気があふれていていいですね。いろいろなお店があり、子どもも楽しめるので来年もまた来たいです」と笑顔で話しました。

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 小中学生、空の仕事を学ぶ

子どもたちに空港の仕事に興味を持ってもらおうとする「きりしまチャレンジャー空の玄関」が2月18日、鹿児島空港でありました。市教育委員会が主催し、市内の小中学生80人が参加。5つのコースに分かれ、普段は入れないコックピットや滑走路、税関、チェックインカウンターなどを見学して業務の説明を受けました。税関では麻薬の臭いを染み込ませたかばんを麻薬探知犬が素早く探し当てる実演があり、子どもたちから驚きの声が上がりました。チェックインカウンターでは日本航空職員の説明を受けながら搭乗券発行業務を体験し、接客時の言葉遣いなども学びました。

将来はパイロットになりたいという日当山中学校2年の茶圓凌也(りょうや)くんは「滑走路に入ったのは初めて。飛行機のエンジン音は迫力がありました。コックピットで機長さんにいろいろ質問し、貴重な体験ができました」と充実した表情を見せました。

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 健康と福祉を考える機会に

第11回霧島市健康福祉まつりが2月18日、市民会館や国分シビックセンターであり、約4,000人が訪れました。シビックセンターでは39団体のブースで健康や福祉の相談、健康体操や作業療法などの体験がありました。作業療法士から体が不自由な人が使用する補助器具の説明を受けた日当山小5年の東郷花音(かのん)さんは「靴下を楽に履ける器具が使いやすかった」と感心していました。

市民会館では、タレントでがんによる闘病生活を乗り越えてきた向井亜紀さん(53)が講演を行い、検診の早期受診と健康のために夢を持つことの大切さを、涙ながらに訴えました。来場した隼人町の東佐知子さん(49)は「がんで他界した母を思い出しました。小学生の子どもがいるので私も健康に気を付けたい」と話しました。そのほか社会福祉功労者や健康づくり功労者など1団体、201人が表彰されました。

福祉まつり

福利まつり2

 再現した古代の食事を賞味

713年に国分府中付近に置かれた大隅国府の食事を学ぶ講座が2月18日、国分郷土館であり市民11人が受講しました。

国分で発掘された当時の土器などの展示品を見ながら、市職員が大隅国府の歴史を説明。その後、古代から近代の土器などを再現している国分の陶芸家・四元誠さん(44)が、当時の食器の特徴や食べられていた食事内容を話しました。

米は当時の炊き方を再現。土器を使い蒸される様子に受講者らは興味津々の様子でした。蒸し上がった米に青ノリの汁物、ごま豆腐、漬物など上流階級の食事を味わいました。

隼人町在住で修学館中学校1年の種子田南(ひな)さんは「教科書で学ぶよりも、再現した土器に触れられ、米の炊き方を見ることができたので勉強になりました。食事は想像していたよりもおいしかった」と笑顔でした。

古の食

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 公民館定期講座の成果を披露

平成29年度の公民館定期講座で学んだ成果を披露する「まなびフェスタ2018」が2月24日、隼人農村環境改善センターと隼人体育館でありました。

今年度は134講座に延べ2,883人が受講。改善センターでは、ヨガや体操、太鼓、太極拳など48講座の舞台発表があり、体育館では絵手紙や書道、写真、陶芸など51講座の展示が行われ、多くの来場者が見入っていました。

民踊講座を受講した国分の本田一矢さん(68)は「地区の運動会で霧島音頭を踊れなくて受講しました。全国各地の民踊を習い、今では敬老会の余興にも招かれるようになり、講座を通して体も元気になりました」と話しました。

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 「合唱は愛」を胸に30年

混声合唱団グリーンエコーの創立30周年記念演奏会が2月25日、霧島市民会館でありました。昭和63年に国分混声スウィングエコーと隼人町の合唱サークル・グリーンハーモニーが合併。現在団員は20~90歳代の36人で、週2回の練習のほかコンサートを行ったり、全国合唱コンクール県予選大会などにも出場したりしています。

この日は民謡・茶わん虫の歌や合唱曲など18曲を披露。ソプラノやテノールなど4つのパートが奏でる美しいハーモニーに観客723人は酔いしれていました。

団長の池田政晴さん(93)は「30年は一つの区切り。これからも“合唱は愛”を合言葉に、団員と一緒に歌い続けたい」と意気込みました。

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 霧島からより良い情報発信を

霧島市の知名度アップや、移住・交流・関係人口の増加を図るため、霧島の日常の暮らしや魅力を発信する人材を育成しようと「霧島暮らし発信講座」が1月17日、2月27日の2回にわたって、隼人農村環境改善センターで開催されました。

ローカルWEBメディア「宮崎てげてげ通信」を立ち上げ、全国各地で講演や講座を開催する長友まさ美さんを講師に迎え、約15人が参加。一人一人が実際に取材し、作成した記事を発表、講師のアドバイスの下、全員で良い点や改善点を考えるという充実した内容で行われました。終了後、参加者は「情報発信のポイントをたくさん学んだ。さっそく明日から実践してみたい」と目を輝かせていました。

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