ホーム > 市政情報 > 広報・皆さまの声・出前講座 > まちの話題 > まちの話題(平成29年度) > まちの話題(平成29年5月)
ここから本文です。
更新日:2017年11月7日
福山町佳例川地区で古くから行われている恒例の羽山まつりが5月3日、佳例川羽山神社で行われました。羽山神社は享保17(1732)年に創建された神社で、この祭りは創建以来続いているといわれています。
各集落からの出し物として、フラダンスや日本舞踊、カラオケなどの舞台発表があり、ゲスト出演の第一工業大学「沖縄県人会」のエイサー演舞、福山高校吹奏楽部の演奏が祭りに花を添えました。
今回が2回目の出演となる沖縄県人会ですが、今年はメンバーが少なく7人で演舞。それでも迫力ある太鼓の音や勇壮で華麗な舞いに会場全体が盛り上がりました。
プログラムの最後を飾ったのは、地元福山高校の吹奏楽部。初めての出演でしたが、堂々とした演奏に訪れた約260人の住民らが温かい拍手を送りました。
佳例川地区自治公民館長の井料郁(いく)さん(68)は「地域の活性化、住民の元気につながることは何かいつも考えています。今年は第一工業大学生に加えて地元高校生にも声を掛けました。段取りは大変ですが、みんなの笑顔で苦労が報われました」と話し、沖縄県人会会長の照屋秀朝(ひでとも)さん(21)は「佳例川の皆さんが温かく迎えてくれてうれしかったです。来年はもっとメンバーを増やして地域活動を続けていきたい」と話していました。
5月3~5日までの3日間、第14回上野原縄文の森春まつりが国分の縄文の森体験広場で開催されました。会場では、火おこしや弓矢作り、どんぐり・夜光貝のアクセサリー作りなど縄文時代の生活を体験でき、大勢の家族連れでにぎわいました。
火おこし会場では親子で力を合わせて懸命に作業する姿が見られ、やっとの思いで火がつくと歓声が上がっていました。弓矢作り会場では子どもたちがボランティアスタッフの高校生と一緒に弓矢を作り、的当てを楽しんでいました。隼人からきた日置大心(だいしん)さん(8)は「弓矢の的当ては難しかったけど、的の少し上を狙うと当たるようになって楽しかった。縄文人にも負けないくらい上手になりました」と楽しそうに話していました。
会場内のステージでは、隼人中学校吹奏楽部の演奏やマジックショーもあり、会場を沸かせていました。
「若者につなぐ地域の活力」をテーマに地域の魅力を学ぶ「ニューライフカレッジ霧島」の第1回目の講座が5月13日、国分公民館でありました。
講師はイチゴを中心に栽培を行う溝辺町のここゆ農園代表・有村啓太さん(35)。就農のきっかけや無農薬の野菜作りにかける思い、農業指導の体験などを話しました。受講者は実際に農園で育ったジャガイモ、ニンジンを食べ、家庭菜園でおいしい野菜を作る方法などの質問をしました。
隼人町の前田耕治郎さん(67)は「農業経験が聞けて勉強になりました。テーマにもあるように若い人にも受講してほしいですね」と話しました。
講座は平成30年2月までの全10回。子育てや地元企業の話などジャンルはさまざまです。受講希望者は、社会教育課☎(64)0708に問い合わせください。
霧島市が進めるまちのプロモーション活動「キリシマイスター制度」の出前授業が5月17日、陵南小学校であり6年生51人が参加しました。同制度は霧島市を愛する人の総称「キリシマイスター」を増やそうと、昨年9月から開始しています。
同小では約10年前から総合的な学習の時間を活用し、県内や溝辺町の良いところを児童が調べパンフレットを制作。毎年10月に修学旅行先の熊本市内で配布しています。今年は霧島市の良いところ掲載しようと同制度の活用を決めました。
授業では児童にまちの魅力を新発見、再発見してもらおうと、市の担当職員が霧島市の魅力を紹介。霧島山が日本最初の国立公園であることや、霧島温泉が満足度日本一になったことなどを例に挙げると、児童たちは真剣に耳を傾けていました。水口はなさん(11)は「今日教えてもらった場所へ実際に行って、パンフレット作りに役立てたいです」と話しました。
交通事故多発地点などの現場診断が5月17日、横川町大隅横川駅先で、18日に隼人町住吉天降川小南側でありました。横川町は横川警察署、隼人町は霧島警察署の管内となり、診断は県警本部交通部、管轄警察署、地元公民館長、自治会長、学校関係者、交通安全協会、自治体関係者、自衛隊などの関係機関・団体が参加。各分野の視点から交通の問題地点を診断しました。
現場診断後は診断結果に基づく検討会が行われ、地元の意見や各機関・団体が実施した安全対策や計画など、活発な意見交換が行われました。
鹿児島湾直下を震源とする大地震を想定した霧島市総合防災訓練が5月18日、福山町の沿岸地域で行われました。同町での実施は初めてで、住民のほか44機関・団体の約600人が参加。避難や救助など8項目の訓練を行いました。
訓練ではマグニチュード7.1の地震による津波警報の知らせを受け、市が地区619世帯1,138人に避難指示を発令。防災行政無線で避難を呼び掛け、住民たちは速やかに高台の避難所へ避難しました。国道沿いの沿岸では防潮扉の閉鎖や海上漂流者の救助訓練、避難所の体育館では健康診断や災害伝言ダイヤル体験、運動場では家屋や車に閉じ込められた人の救助訓練などがありました。
大廻地区に住む今塩屋好子さん(75)は「自宅は海の目の前。地震が起きたら津波を想定してすぐに逃げられるように備えたい」と気を引き締めていました。前田終止市長は「関係団体の連携の確認と強化ができた。常に自分の命や地域は自分たちで守るという気持ちを持ってほしい」と話しました。
よこがわうえむら泥んこバレー大会が5月21日、横川町植村地区の田んぼでありました。市商工会横川支部青年部が昨年に続き2回目の実施。市内の事業所や団体など男女混合10チームが参加しました。
最初は恐る恐る田んぼに入る選手達でしたが、白熱したプレーですぐに泥まみれに。点数が入るたびに観客からは歓声が上がりました。介護施設に勤務する吉永雅仁さん(37)は「泥に触る機会がないので新鮮な体験。楽しくて職場の交流が深まりました」と喜んでいました。
市の将来像について語り合う「KIRISHIMAみらいトーク」が5月21日、国分シビックセンター多目的ホールで行われました。今回が初めての開催で市内に在住、在勤、在学する39人が参加しました。
参加者は5人1グループに分かれ、10年後の霧島市が目指すべきまちの姿について議論。理想とする姿になるために市が取り組むべき課題や強みなどについて活発に意見を出し合いました。会場には、飲み物やお菓子も用意され、参加者は終始リラックスした雰囲気でした。
第一工業大学の樺島夏海(なつみ)さん(21)は「さまざまな年代の人の意見が聞けて良かった。市の将来のためにいろいろなことを語り合って、あっという間に時間が過ぎました」と充実感あふれる表情で話しました。
今回出された意見は、まちづくりの指針となる「第二次霧島市総合計画」の審議会で参考にされます。
霧島の個性豊かな職人を知ってもらい、霧島を楽しんでもらう初の試み「霧島ガーデンプレイス」が5月21日、隼人塚史跡公園でありました。
市内を中心とした衣服・雑貨店、飲食店のほか、国分中央高校ビジネス情報科の生徒がウエイトレスを務めるレストランなど40店舗が出店され、会場には職人の作ったアクセサリーやかばん、コーヒー、ポテトフライ、有機野菜など多くの品物があふれ、来場者はそれぞれ自分好みの雑貨や生活用品などを見つけて職人との交流を楽しみました。
国分から家族で訪れた本田聡さん(36)は「たくさんの雑貨を見ることができて楽しめました。公園でのイベントなので、芝生の上でくつろいだりもでき、とても気持ちが良かったです」と笑顔で話しました。
交通死亡事故現場診断が5月23日、隼人町小浜の国道10号上でありました。診断は地元公民館役員や老人会、自治体関係者、道路管理者、交通安全協会、安全運転管理協議会などの関係機関・団体が参加しました。
事故は、5月2日に隼人町小浜の国道10号上で、79歳男性が運転していた軽トラックが信号待ちをしていた大型トレーラーに追突し、軽トラックを運転していた男性が死亡しました。
現場診断後は診断結果に基づく検討会が行われ、運転者が更に安全運転を心掛けるような広報・啓発活動を行うなどの意見が多く出されました。
中学女子サッカーチーム「HKSCリンドーゼ霧島」が第22回県女子ユース(U-15)サッカー選手権大会で準優勝し5月25日、結果と九州大会への報告のため市役所を表敬訪問しました。
同チームは、少年団を卒業してもサッカーを続けたい女子中学生の活躍の場を広げるため平成27年に隼人錦江スポーツクラブが設立。メンバーは霧島市や姶良市などの中学校に通う1~3年の15人です。練習は週2日で、試合相手は県外の高校や中学の女子チームなどです。九州大会は6月10、11日の2日間、沖縄県で行われベスト4までのチームが全国大会へ出場します。
キャプテンの国分中学校3年の若松杏海(あみ)さん(14)は「目標は優勝して全国大会出場。家族など支えてくれた方に結果で恩返ししたい」と意気込んでいました。
国分中央高校ビジネス情報科のインターネットビジネス授業が5月25日、同高であり3年の17人がネットショップ運営の基礎や商品を売るこつなどを学びました。
授業はインターネット販売の実践を通して、商売の難しさや働くことの大切さを学ぼうと6年前から開始。3年生が1年かけ地元企業の協力を得て商品開発や商品をPRするホームページを作成します。
この日は今年度最初の授業で、インターネット販売大手の楽天(株)担当者が「商品を手にした先の喜びを顧客に想像させることが大事」と紹介、1万3千円のハンガーを売る方法を生徒と共に考えました。そのほか地元企業の担当者と昨年楽天IT甲子園で最優秀賞を受賞した同科卒業生の助言などを聴講。鎗水葵紗羅(やりみずきさら)さん(17)は「先輩に負けないようないいページを作りたい」と力を込めました。
国分中央高校ボランティア部による熊本地震復興支援の募金活動が5月27、28日、6月3、4日、国分駅ときりしま国分山形屋で行われました。
同部は、学校周辺の清掃活動や学童保育の補助などのボランティア活動に参加しています。昨年4月に熊本地震が発生したときは募金活動を実施。地震から1年たった今も支援を必要とする人がいることから、今回の募金活動が行われました。
2年の仲宗根愛美さん(16)は「地震から1年がたち当時の被害状況を忘れている人が多いと感じます。風化させないようにしたい」と話し、募金した国分の知念保さん(69)は「会社の支店が熊本にあるので人ごとではない。熊本へ元気を送りたい」と話しました。
いざというときに大切な命を救うための上級救命講習会が5月28日、市消防局であり、市内外から17人が受講しました。
受講者は、救急救命士からけが人の応急手当や搬送法を学んだり、人形を使って胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの取り扱いなどの心肺蘇生法や喉に食べ物などが詰まった人を助けるための気道異物除去法の実技を行ったりしました。
一分一秒が生死を分ける心肺蘇生法では、お互いに役割分担をしながら真剣なまなざしで取り組んでいました。
国分で小学生に空手の指導をしている立野信吾さん(39)は「救助が必要な場面に遭遇したとき、ちゅうちょすることなく、今日学んだことを生かしたい」と話しました。
(株)トヨタ車体研究所と市は、平成19年度に「企業との協働の森づくり事業パートナーズ協定」を締結。5年ごとの更新で、第3期目の締結が5月29日、霧島市役所で行われました。
同社はこれまでに牧園町の市有林の徐間伐の支援や、社員による植樹体験・間伐などの森林保全活動を行っています。取締役社長の立松哲二さんは「企業理念の一つが“環境との調和”。この協定を通して今後も地域のために森林保全活動に取り組みたい」と力を込めました。
産官学が連携し「稼げる霧島の食」をつくることを目的に、霧島ガストロノミー推進協議会を設立し5月30日、霧島市役所で設立総会がありました。
ガストロノミーとは、食と生活・文化との関わりを考え、食にまつわる知識、体験、芸術、ものづくりを共有する概念。地元の食材・食文化、歴史、職人の技を大事にして活用しようというもので県内で初めての取り組みです。
総会では、霧島市商工会や霧島商工会議所、学校、市観光協会などの代表が出席。(株)価値総合研究所の研究員・西野郁夫さんより、霧島市の強みは農業・漁業であるとデータを基に紹介し、幅広い分野で「食」を活用するために産官学で連携することが望まれていると話しました。同協議会の会長の山元紀子さん(60)は「霧島市一帯となって、食で稼げる仕組みをつくっていきたい」と意気込みました。
今後、「霧島のブランドの推進」と「新たな商品・サービス」の2つの専門部会に分かれ、食サミットの開催や霧島ブランド認定事業の制度づくりを進めていきます。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください