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更新日:2017年9月14日
鹿児島県と全国各地をつなぐ郵便物流の新拠点となる鹿児島郵便局の開局披露式典が8月2日、隼人町小田の同局で行われました。同局の敷地面積は44千平方メートルで建物面積は2万平方メートル。業務は8月14日から開始。一般の窓口は無く、鹿児島中央郵便局(鹿児島市)と熊本北局(熊本県菊陽町)で行っていた鹿児島地区の仕分け業務を集約して行い、1日当たり郵便118万通とゆうパック2万4千個の取り扱いを想定しています。
従業員数は350人で、そのうち180人は新たに雇用されました。日本郵便株式会社副社長の福田聖輝(せいき)さんは「今後ともお客さまに質の高いサービスを提供し、鹿児島の地域発展に貢献したい」と話しました。
第38回霧島国際音楽祭のロビーコンサートが8月4日、国分シビックセンター多目的ホール前でありました。音楽祭のマスタークラスに参加する学生3人が、バイオリンやピアノでバッハやシューマンなどクラシックの名曲を披露すると、訪れた約130人の聴衆は目を閉じうっとりとした表情で聴き入っていました。
国分から訪れた中村久美子さん(60)は「昨年のここでの演奏に感動して今年も来ました。こんなに近くで本格的な生演奏が聴けるのは貴重。とてもよかった」と満足そうでした。
霧島市の水道水のおいしさや供給の仕組みなどを知ってもらおうとする「水フェスタ」が8月4日、国分シビックセンター1階でありました。霧島の湧水と外国、国産のミネラルウオーターの飲み比べや関平鉱泉水の試飲、水道水の安全性に欠かせない水質検査の実演などがあり、大勢の人が興味深そうに足を止めていました。
鹿児島市から訪れた岡山夏子さん(32)は「飲み比べでは霧島の水が一番おいしかった」と話し、泥水をキッチンペーパーでろ過する実験を見た宮内小6年の姫野煌麻(こうま)君は「茶色の水が透明になって驚いた」と目を輝かせていました。
差別のない社会を目指して人権について学ぶ「じんけんフェスタ」が8月5日、国分シビックセンターであり市内外から235人が参加しました。
講師は、東京の人権教育啓発推進センターの上級特別研究員で筑波大学名誉教授の菱山謙二さん(72)。江戸時代の身分制度による差別や北朝鮮の拉致問題、増えつつあるSNSによるいじめや悪質な書き込みなど、同和問題の歴史や人権問題の実態について話しました。菱山さんは「お互いの良いところを知り褒め合うことが人権を尊重することにつながる」と締めくくり、参加者は熱心に聞き入っていました。
第1回天の川コンサートが8月7日、鹿児島神宮の拝殿を舞台に開催されました。隼人町の神宮通り会が地域を盛り上げようと初めて企画しました。姶良市を拠点に活動する「加音オーケストラ」からバイオリンやフルートなどの奏者5人を招き、クラシックや歌謡曲など10曲を披露。訪れた約250人は厳かな雰囲気の中、うっとりと聴き入っていました。
隼人町から訪れた女性は「音楽が好きで楽しみにしていました。素晴らしい演奏で、知っている曲は一緒に口ずさみました」と喜びました。
市地域密着型サービス事業者連合会と市は8月16日、災害発生時の要配慮者の避難受け入れに関する協力協定を市役所で締結しました。大規模災害が発生し、長期間にわたる避難が予想される場合、高齢者や障がい者などの要配慮者の対応が避難所では困難なため、支援体制が整っている同会会員の介護サービス事業所41か所を福祉避難所として開設するものです。
会長の黒岩尚文さん(49)は「各事業者同士でネットワークを築き、どの地域でも要配慮者の避難を受け入れられるよう体制を整えていきたい」と力を込めました。
安良小学校の児童に夏休みの思い出を作ってもらおうと8月18日、父親やOBらが絵本創作劇を子どもたちに披露しました。
絵本の読み聞かせなどの家庭教育に父親も参加してもらおうと、保護者らでつくる家庭教育学級が平成25年から始めて今年で5回目。今回は友達の大切な物を盗むカラスが反省して物を返し、仲直りする「みんなぼくのもの」という絵本を元に脚本を練り、保護者6人とOB7人が熱演しました。子どもたちに人気のお笑い芸人のネタを取り入れるなど工夫した演技に、子どもたちや見守る保護者からは大きな笑いが起こりました。
父親が出演した6年の池島音羽(おとわ)さんは「面白く演技するお父さんを見直しました」と話し、PTA会長の池島博志さんは(39)は「父親同士の結束が深まりました。子どもにはいい所を見せられてよかった」と満足そうでした。
そのほか、母親は子どもたちと洋菓子を作り、全員で味わいました。
第37回健康づくりはだしのナイター運動会が8月18日、隼人運動場でありました。夜に女性がはだしになって行う運動会で、商工会女性部などの女性団体6チーム約250人が参加しました。ラジオ体操で体をほぐした後、玉入れや2人1組になってボールを投げ合うゲームなど8種目を実施。尻で風船を割るゲームでは、なかなか風船が割れず応援席から「頑張れ」と声援も上がりました。
優勝した宮内地区地域女性団体連絡協議会の町田洋子さん(67)は「チームで団結して優勝できてうれしい。外ではだしになることがないので新鮮。気持ちよかった」と話しました。
中学・高校の教員とハローワーク職員が市内のものづくり企業や伝統工芸品の工場を視察する「霧島しごと維新」が8月2日と23日にあり、市内の16つの企業などを73人が訪問しました。市内企業の良さを知り、進路指導に生かしてもらおうと市教育委員会が今年初めて実施しました。
8月23日には、独自の精密金属加工技術が全国的に高い評価を受けるキリシマ精工(株)を訪問。社長の西重保さん(63)から業績や経営者としての考えを聞いた後、工場内を見学しました。溝辺中学校で3年を担任する中村駿介さん(30)は「地元でも活躍できる会社があると手応えを感じました。ぜひ進路指導の参考にしたい」と話しました。
安良小学校の教諭・恩田由起子さん(59)が、自ら作詞作曲した「霧島の子守唄」のCDを自主制作しようと8月24日、霧島市少年少女合唱団とプロの作曲家らの協力によりいきいき国分交流センターでレコーディングを行いました。
恩田さんは中福良小学校に勤務していた平成26年、同僚に子どもが生まれたことを祝い、同曲を作曲。霧島の自然の中で、のびのびと育ってほしいと願いを込めました。楽器が弾けない恩田さんは、国分からの通勤中に鼻歌で少しずつ曲を作ってきました。今回の収録は中福良小の保護者と合唱団の縁で実現。合唱団には市内の小学1年から高校2年の47人が所属し、収録には交流センターへ合宿に来ていた42人が参加しました。
収録では指揮者が一言ずつ歌詞をかみ締めるように指導。2時間の収録で、子どもたちは口を大きく開け、真剣な表情で歌い上げました。団長で隼人中学校2年の山口藍未(あいみ)さんは「優しい曲調で景色が浮かぶ、つい口ずさみたくなる歌。多くの人に聴いてもらいたい」と笑顔で話し、恩田さんは「協力してくれた皆さんに感謝したい。この子たちに子どもが生まれたら、ぜひ歌ってほしい」と感無量の様子でした。
CDは今年中に完成予定。市教育委員会を通じ市内の小中学校へ無料配布され、一部は販売されます。
日当山地区の若手グループ「ひなたやま華たれ会」が公民館に眠っていたみこしを30年ぶりに復活させ、8月26日のひなたやま夏祭りで披露しました。みこしの高さは2mで、状態を確認し破損している箇所を補修。日当山温泉通り会の斉藤武美さん(66)が担ぎ方などを指導しました。
この日は洗心閣跡地で西郷どん宿の上棟式もあり、地域住民に初お披露目。その後、祭り会場までの距離1kmを威勢のいい掛け声と共に約25人で練り歩きました。
会員の園田昇三さん(38)は「日当山を以前のように活気のあるまちにしたいとみんなで練習してきました。来年もみこしを担ぎ、まちを盛り上げたい」と汗を拭いました。
育てたカボチャの重さを競う、ビッグパンプキン重量コンテストが8月27日、JR大隅横川駅で開催されました。参加者は、春にJAあいら横川統括支店で苗を購入し、当日は大きく育った48個のカボチャが市内外から出品されました。
優勝は、さつま町の豊増(とよます)文夫さん(70)で記録は91.6キロ。去年に続いての優勝で、自身の持つ大会記録を10キロ以上更新しました。豊増さんは「横川地区のイベントを盛り上げることに貢献できて良かった。より大きく育てるために、土や肥料のことはまだまだ勉強中です」と笑顔を見せました。このほか、カボチャの種飛ばし大会やステージショーもあり、コンテストは大いに盛り上がりました。
平成29年度鹿児島県くらし安全・安心県民大会の防犯功労団体の表彰が8月28日、鹿児島県庁であり、「陵南校区子ども安全推進協議会」が鹿児島県犯罪のない安全で安心なまちづくり県民会議会長(三反園訓県知事)より表彰されました。
同協議会は、平成18年7月に陵南小学校校区の公民館長やPTA、陵南駐在所連絡協議会員および地区有志で構成し、隊長の山下勝義さんを中心に、青パト車両によるパトロールや街頭立哨活動および通学路の安全点検などを行っています。
曽於市で自動車の精密部品や金型部品製造を行う(有)サンワ技研が8月30日、国分広瀬に工場を新設する立地協定を市と締結しました。市の立地協定は54件目になります。1,058平方メートルの敷地に108平方メートルの木造平屋の工場を9月に着工。平成30年3月の操業を目指し3人を地元から雇用する予定です。
代表取締役の富窪和郎さん(56)は「今後、円運動のモーターを多く内蔵する電気自動車の需要は高まる。その部品製造に必要な筒型研削加工ができる工場の新設になります。ここは本社や取引地区とのアクセスがいい。地域の経済と雇用に貢献できるよう頑張りたい」と話しました。
平成29年度道路愛護知事表彰式が、8月30日に姶良市の姶良・伊佐地域振興局でありました。
この表彰式は、県が管理する道路の美化活動など道路愛護に顕著な功績があった団体をたたえるもので、姶良・伊佐地域振興局管内から4団体が表彰を受け、そのうち霧島市から牧園町の福地建設(株)ボランティア会(福地茂穂代表/写真左から2人目)が受賞されました。
同会は、平成20年5月から牧園町内の国道223号で、平成26年10月からは伊佐市菱刈や湧水町内で道路の草刈りや植樹の剪定(せんてい)などの美化活動に取り組んでいます。
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