ホーム > 市政情報 > 広報・皆さまの声・出前講座 > まちの話題 > まちの話題(平成29年度) > まちの話題(平成29年10月)
ここから本文です。
更新日:2018年1月4日
国分小学校の6年生がキリシマイスターカードを使ってまちの魅力を英語で紹介する授業が10月4日に行われました。総合的な学習の時間で学んだまちの魅力の中から、自分の「お勧めの場所」「楽しめる場所」「あってほしいもの」「まちへのイメージ」を英語でカードに記入し、互いに発表。同じ観光地でも児童ごとに見方や自慢するところが異なり、霧島市の魅力を新たに発見し合っていました。
家族でよく行く岩戸温泉を紹介した水野楓君は「星空が見える露天風呂が最高。みんなにも行ってほしくてカードに記入しました。外国人には『霧島市はリラックスできるまち』だと紹介したい」と話しました。カードが英語の授業で使われるのは初めてで、カードは観光施設などに展示し、外国人観光客に子どもが勧める霧島市の魅力として紹介します。
三体小学校(牧園町)で65年前から大切にされている「どんぐりピアノ」によるコンサートが10月5日、同小体育館であり、児童や近隣の幼稚園児、地域住民など約50人が参加しました。どんぐりピアノは昭和27年に三体小学校、旧三体中学校の児童生徒が遠足で拾い集めたどんぐりでクヌギの苗5万本を育て、その収益金で昭和29年に購入しました。旧三体中で使われていましたが、昭和44年頃三体小へ移され、これまで学習発表会の演奏などで利用されています。
コンサートは当時同中の1年生だった馬場美津江さん(78)の孫で市内在住のピアニスト・入来慶子さん(28)を招いて開催。旧三体中教頭でピアノにちなんだ歌『どんぐりピアノの歌』を作詞した故・今別府元(はじめ)さんの娘になる篠原好子さん(79)も同席するなど、半世紀以上、学校を見守ってきたピアノが育んだ縁で実現しました。
入来さんは大ヒット映画「アナと雪の女王」の主題歌やクラシックなど親しみやすい9曲を独奏。児童らはピアノを囲みながら、プロの優しい音色を楽しみました。最後には平成13年にピアノの物語をまとめた版画絵本をめくりながら、『どんぐりピアノの歌』を児童20人が合唱。篠原さんは「父が帰ってきたようでうれしい」と目に涙を浮かべ、馬場さんは「みんなで大切にしてきたピアノを孫が弾いてくれて感無量」と目を細めました。入来さんは「調律もしっかりしていて、弾きやすかった。長く大事にされていると感じました」と感激した様子。児童代表でお礼を述べた6年の成政美里さんは「きれいな演奏に感動しました。学習発表会でピアノを弾くので頑張りたい」と笑顔を見せました。
結婚50年目の夫婦を祝う霧島市合同金婚式が10月5日、霧島ロイヤルホテルで行われました。今年の市内の該当夫婦は147組で、そのうち123組が出席し、盛大に執り行われました。
祝杯のときには、「乾杯」ではなく、夫婦が向き合って「ありがとう」と発声し、グラスを交わし、50年間の感謝を互いに伝え合いました。隼人町の鳥丸信男さん(76)、利子さん(74)夫婦は「結婚50周年を無事に迎えられたことが本当にうれしい。お互いに感謝の気持ちでいっぱいです。病気になったりして困難なときも2人で支え合い乗り越えてきた。これからもお互いに支え合っていきたいです」と満面の笑みを浮かべました。
国分中央高校吹奏楽部が音楽を気軽に楽しんでもらおうと、初の試みである「まちなかコンサート」を10月7日、国分パークプラザで開催しました。2月までに、今回を含め4回の開催を予定。この日は、部員27人のうち、木管楽器とドラムを担当する9人が「上を向いて歩こう」や「明日があるさ」などを披露。買い物客や通行人が足を止め、フルートやサックスなどの美しい音色に聴き入っていました。
隼人町の海江田加代子さん(65)は「気軽に音楽を聴けて楽しめました。演奏もすごく上手で感動しました」と話しました。フルートを担当した同部2年の曽山鈴夏(りんか)さんは「まちなかでの演奏は初めてで、少し不安もありましたが、みんなで一生懸命練習してきた成果を披露できて、とても充実した気持ちです」と笑顔を見せました。
第53回横川町地区対抗駅伝競走大会が10月8日、同町の丸岡公園周辺でありました。丸
岡公園を周回するコースで、小学4年生から大人まで7地区に分かれ15km、11区間を力走。沿道からは保護者や地域住民が駆け付け、声援を送りました。
優勝は上ノスーパーチームが2連覇。区間賞を受賞した安良(やすら)小学6年の上別府颯流(かける)君は「1区のメンバーが3位で悔し涙を流しているのを見て、1位を奪取しようと思った。優勝できてうれしい」と汗を拭いました。
「霧島スポーツまつり2017」が10月9日の体育の日に国分運動公園、国分武道館、国分総合プールで開催されました。スポーツを楽しんでもらうきっかけを作るため、市体育協会が主催し、今年で2回目の開催です。同協会に所属する17のスポーツ団体と2つの総合型地域スポーツクラブ、市教育委員会が20種目のスポーツ体験を実施。50m走や卓球、テニス、ソフトボール、カヌー、太極拳などが行われました。各会場は、アドバイスを受けながらスポーツを楽しむさまざまな年代の参加者でにぎわいました。
隼人町の東郷志音(しおん)くん(7)は「卓球やカヌーなどいろいろなスポーツが体験できて楽しかった」と笑顔を見せました。
精密板金加工などを行う国分の(株)藤田ワークスが敷地内に工場を増設するため10月11日、市と立地協定を締結しました。メーカーからの受注増加や新規参入する航空機内装部品の製造によるもので、新工場は鉄骨造、建物面積は1,967.93平方メートル。新たに20人を雇用し、平成30年3月の操業を目指します。
代表取締役の藤田幸二さん(55)さんは「平成18年に『元気なモノ作り中小企業300社』に選ばれるなど、平成2年の設立以来少しずつ事業を拡大してきた。工場増設を機に霧島市でますます成長したい」と意気込みました。
10月11日から20日まで行われる「全国地域安全運動」に伴い、10月11日に霧島警察署で出発式が開催されました。
式では、霧島警察署長や霧島市長のあいさつに引き続き、カトリック国分幼稚園の園児達による「あんしんあんぜん宣言」が行われ、かわいい園児たちが一生懸命、不審者への対策やうそ電話詐欺被害の撲滅を宣言しました。
式の最後は、警察白バイやパトカー、防犯ボランティアの青パト、自衛隊のパトロール隊が一斉にパトロールに出発し、犯罪を許さない霧島市の姿を印象付けました。
国分の新町自治会が、自然災害などの非常時の対応について学ぶ学習会を10月13日、新町公民館で行いました。日本赤十字社鹿児島県支部の救急法・水上安全法指導員である隅野(すみの)翼さん(33)を講師に迎え、同自治会員や周辺の介護施設職員など20人が参加。
けが人の搬送や災害時に必要な物について話し合うグループワーク、非常食作りなどを行いました。非常食作りでは、ハイゼックスという熱に強い素材の災害救助用炊飯袋を使って米を炊きました。米と水を入れ、袋を縛れば、プールや川の水でも衛生的に米が炊け、袋が皿代わりになります。
原田カツ子さん(75)は「災害はいつ起こるか分からない。今日学んだことをしっかりと身に付け、近所の人と助け合いたい」と語りました。
市内で活躍する人を講師に招く市教育委員会主催の連続講座・ニューライフカレッジ霧島が10月14日、鹿児島高専であり、「YOUはなんごて霧島へ」と題し2人の外国人移住者が自身の体験や霧島の良さについて講演しました。
牧園町上中津川でガソリンスタンドを開いているイラン人のバダル・ハミッドさん(51)は、若者が少ない地域で消防団に加入するなど頼られる存在。国分中央でフランス料理店を開くフランス人のティモテ・ベガンさん(34)は、霧島の山や海などの自然を満喫し、外国人旅行客に案内をすることもあります。バダルさんは「20年以上日本に住んでいるが、私にはのんびり過ごせて人が優しい田舎がぴったりだった。こんなにいいところはない」、ティモテさんは「日本人は働きすぎ。身近な素晴らしい自然をもっと楽しんでほしい」と訴えました。
10年ほど続けて参加している溝辺町の山口園子さん(72)は「外国の方が霧島を自慢する姿に、誇らしく思いました。私もまちの良さに目を向けたい」と話しました。
平成30年に明治維新150周年を迎え、NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」が始まるのを前に10月14日、溝辺町の西郷公園のボランティア美化作業が行われました。地元企業や市職員ら45人が参加。草刈り機や高圧洗浄機、高所作業車などを使い、芝刈りやクスノキなどの剪定(せんてい)、西郷隆盛像の台座の清掃を行いました。
九州電力(株)霧島配電事業所の徳重恵一さん(56)は「空の玄関口である鹿児島空港からほど近い西郷公園なので、きれいな状態で観光客に楽しんでほしい。清掃後は、西郷どんの表情が柔らかくなった気がします」と話しました。
国分・隼人地区の飲食店21店舗を巡る霧島バル街が10月14日にあり、国分のパークプラザイベント広場でオープニングイベントがありました。霧島バル街はチケット(1冊5枚入り)1枚と引き換えに、お店自慢の料理1品とドリンク1杯を楽しむイベント。オープニングでは市内のダンスクラブによるパフォーマンスや第一工大のエイサー、ジャズのライブの後、ワインや焼酎、おつまみが振る舞われウコン飲料で乾杯しました。
初めて参加した国分の土橋(つちはし)陽子さん(45)は「行ってみたいお店がいくつかあるので、友達とどのお店を回るか計画してきました。料理とワインなどのお酒が楽しみ」と笑みがこぼれました。
地域の安全や繁栄、健康、五穀豊穣、大漁などを祈願する「鹿児島神宮・隼人浜下り」が、10月15日に行われました。西暦720年、隼人の乱で戦った人々の慰霊のために魚や鳥獣を野に放す行事である放生会(ほうじょうえ)を開いたのが始まりともいわれています。
この日は、よろい姿の武者や神官、稚児行列など約370人が参加。鹿児島神宮から浜之市八幡屋敷までの約4kmを練り歩きました。行列は、沿道の見物客や店舗に向かって、「チェストいけー」、「おー」の掛け声を掛け、健康や安全などを祈願しました。
よろい武者として行列に初めて参加した隼人工業高校3年の米丸直樹さん(18)は、「よろいが重くてびっくりしました。地域の伝統を肌で感じられて楽しかった」と笑顔を見せました。
京セラ(株)と市は10月18日、新工場増設の立地協定を締結しました。市との立地協定は平成9年に続き2回目です。半導体・ディスプレー製造装置用のファインセラミック部品増産のため、鹿児島国分工場敷地内に約56億円かけて建設。11月に着工、30人を新たに雇用し、平成30年10月の操業を目指します。工場は鉄骨6階建て、延べ床面積約2万9千平方メートル。同製品の生産能力は従来の2倍、初年度の売り上げは約30億円を見込みます。
京セラの取締役執行役員常務・佐藤隆さんは「製造装置の受注は年15%以上の伸びを見せ、データ処理の高速・大容量化により装置の高機能化が求められている。新工場建設は将来への投資。最先端の部品をここから世界に送りたい」と話しました。市の立地協定としては初めて三反園訓鹿児島県知事も同席し、「県の産業発展に大きく貢献する」と喜びました。
第12回霧島市小学校陸上記録会が10月18日、鹿児島高専グラウンドで開催されました。
市内の各小学校から代表に選ばれた5・6年生約300人が参加。学年ごとに分かれて、トラック競技3種目(100m走、60mハードル、400mリレー)とフィールド競技2種目(走り高跳び、走り幅跳び)を行いました。児童らは、クラスメートや保護者などの声援を力に全力を出し切り、充実した表情を見せていました。
走り高跳び(5年男子の部)最後の1本の跳躍で115cmを跳び優勝を飾ったのは上小川小学校の泊怜多郎(れんたろう)君。「最初は緊張して練習通りに跳べなかった。最後の1本で練習の成果がでてうれしい」と笑みがこぼれました。
10月に開催された「えひめ国体」で優秀な成績を収めた国分中央高校銃剣道同好会の3人が10月23日、市役所を表敬訪問しました。銃剣道は剣道のような防具を着け、長さ1m66cmの木製の銃の形をした木銃で相手の胸や喉を突く競技です。
同高の銃剣道の国体出場は11年ぶりです。1チーム3人の団体戦で各ブロック大会を勝ち抜いた13チームが出場。2回戦で敗退したものの、敗者復活のトーナメント戦の末、7位に入賞しました。
主将で3年の石塚温大(はると)君は「ベスト5を目指していたので悔しい。後輩につなぎ鹿児島国体出場を目指して頑張ってほしい」と話しました。
令和2年の東京オリンピック・パラリンピック開催の周知などを目的に、オリンピックとパラリンピックのフラッグ(旗)が全国で巡回展示中です。霧島市役所でも10月25~27日にかけて展示され、その返還式が10月27日に霧島市役所でありました。市内のスポーツ少年団や市民約200人が参加。児童からフラッグを返還された三反園知事は「記憶に残る東京オリンピック・パラリンピックになってほしい」と話しました。
国分小軟式野球スポーツ少年団の主将で、6年の郭(かく)賢太君は「一生懸命練習して、将来オリンピックに出場できるよう頑張りたい」と話しました。
「空」に関する仕事に親しんでもらう「空の日フェスティバル」が10月28日、鹿児島空港で開催されました。航空会社の制服試着体験やフライトシュミレーター、誕生日の天気図がもらえる「思い出の天気図作成」、飛行機の塗り絵などさまざまなコーナーがあり、子どもから大人まで大勢の人でにぎわいました。霧島市や海上保安庁などのPRブースも設けられ、来場者はPRキャラクターとの記念撮影なども楽しんでいました。
フライトシュミレーターで着陸に3回挑戦した曽於市財部小3年の池田優佳さんは「操縦かんを押したり引いたりして高度を調節するのが難しかった。パイロット気分を味わえて楽しかったので、またやってみたい」と笑顔で話しました。
第36回霧島市みぞべ秋祭りが10月29日、溝辺体育館で開催されました。お茶や野菜などの特産品販売やねったぼの振る舞い、長島町の東町漁協によるブリの解体ショーなどがあり、会場を沸かせました。駐車場では往年の名車が集うオールドカーショーも開催。当時を懐かしむ人などが見入っていました。
西郷隆盛や明治維新と関わりがある霧島の特産品などを発掘・審査する「西郷どんよかもんコンテスト」が10月30日、霧島商工会議所でありました。NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送を前に、霧島をPRし、観光客を呼び込もうと市特産品協会が初めて開催。市観光協会に加盟する宮崎市の事業者を含む13業者が新たに開発、リニューアルした焼酎や菓子、工芸品など24品を出品しました。
かごしま探検の会・東川隆太郎さんら有識者9人がテーマ性や地域特性などを審査し、最高賞の大賞にはヘンタ製茶の「西郷どんも飲みたかった抹茶」が輝きました。キャップをひねると粉末状の抹茶が溶け込み、入れたての抹茶が飲めるペットボトル飲料で、代表取締役の邊田孝一さん(55)は「西郷さんはお茶が好きで、当時抹茶は無かった。もしあったら飲みたかっただろうと思い名付けました。力を入れてきた6次産業化があらためて認められ、うれしい」と声を弾ませました。審査員長の東川さんは講評で「たくさんの西郷関連商品の中から手に取ってもらうには、霧島と西郷の結びつき、物語性をどれだけ分かりやすく示せるかが鍵」とアドバイスしました。
出品された商品は11月4、5日に市役所お祭り広場である霧島ふるさと祭の特設ブースで展示されます。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください