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更新日:2024年4月5日
霧島高校総合学科生活科学系列の3年生8人が、伊佐市のキッチンカー・イサリアンピザマッスーと共同で開発したピザ・みごち霧島PICCHA(ぴっちゃ)。霧島茶の紛茶を使用したスイーツ系のピザで、昨年12月に行われた「かごしまお茶フェスin霧島・湧水」で販売した際に好評だったため、冷凍ピザとして商品化が決定しました。その発表と販売店の募集を兼ねたお披露目会が2月3日、牧園町にある霧島ふもとの駅でありました。
霧島高校では代々、みごち(見事な)シリーズとして生徒考案のオリジナル商品を開発しており、今回のみごち霧島PICCHAもその一つ。同校の宮之脇穂月君は「特産品の霧島茶を使用したみごちシリーズがなかったので、何か作れないかと考えていた。お茶を生かした味わいになったと思う。観光で訪れた人だけでなく、地元の人たちにも味わってもらいたい」と笑顔を見せました
市健康福祉まつり、市民表彰、道義高揚・豊かな心推進大会が2月4日、市民会館や国分シビックセンターであり、約5,000人が訪れました。シビックセンターでは健康や福祉の相談など、子どもから高齢者まで楽しく学べる40団体のブースが出展。こども薬剤師体験コーナーで薬の包装などを体験した国分小学校3年の永園虹心(にこ)さんは「違う薬を処方しないように気を付けないといけないことがよく分かった」と話しました。
市民会館では、タレントで振り付け師のKABA.ちゃん(54)の元気になれるトークショーがあり、会場には笑顔の輪が広がりました。そのほか社会福祉功労者や健康づくり功労者、市民表彰、善行表彰、花いっぱいコンクールなどの表彰がありました。
実在する空き家や空き店舗、空き地などの遊休不動産を題材に、遊休不動産と周辺エリアを再生する手法を実践形式で学ぶリノベーションスクール。2月2日から4日に宮内公民館などで開催され、市内外から16人が受講しました。
今回は隼人地区の空き家と公園を題材に、2班に分かれて事業計画を作成。2日間かけて現地へ行ったり地域住民に話を聞いたりしながら具体的なリノベーション案を練り上げ、最終日には不動産のオーナーに向けてプレゼンテーションを行いました。
公園の利活用を考える班でリーダーを務めた隼人町の日永田(ひえいだ)剛さん(42)は「自分が住む地域が対象ということで国分地区に続き参加した。題材が空き家ではなく公園だったので難しかったが、エリア全体のことを考え小さなことから始めて広げていくことが大切だと感じた」と満足そうに話しました。
中福良小学校の児童が2月10日、自分たちで育てた米や野菜で「中福良定食」作りに挑戦。始めに学校の菜園でダイコンを収穫し、地域の住民からもらったシイタケやハクサイも使ってみそ汁を作り、近くの田んぼで栽培した米でご飯を炊いておにぎりにしました。
特認校制度を利用して国分から通う2年生の加藤謙浩君は「ダイコンの収穫が楽しかった。おにぎりもおいしいです」と大きなおにぎりを笑顔で頬張りました。
同校の卒業生で米作りに協力した角泰博さん(68)も招待され、子どもたちと一緒に出来たての料理に舌鼓を打ちました。
還暦を機に、リヤカーを引きながら徒歩で日本一周に挑戦していた隼人町の有尾義幸さん(64)が2月11日、無事にゴールし出迎えた家族らの祝福を受けました。
令和2年2月にJAあいら家畜市場を出発し2カ月かけて福岡県太宰府市に到着したところで新型コロナウイルス感染症の影響で1年ほど中断。夢をあきらめなかった有尾さんは、令和5年2月に太宰府から再びスタートし、出発から延べ14カ月をかけ北海道から沖縄までの1万キロを踏破しました。
家族や友人からねぎらいの言葉をかけられた有尾さんは「いろいろなアクシデントもあったが、行く先々で受けた人情がうれしかった。挑戦して良かった」と真っ黒に日焼けした顔に達成感をにじませました。
平山小学校では旧平山中学校のいろりがある部屋を郷土室として利用し、いろりを使った活動を30年近く続けています。今年も2月13日に、いろりを囲んだ全児童7人とALTらは、栽培や収穫に携わった米で作ったおにぎりやシイタケなどを焼き、香ばしい匂いに包まれながら交流を深めました。6年生の小野圭汰君は「外はカリカリ、中はほくほくしていた。いつものおにぎりよりおいしかった」と笑顔で話しました。
市は昨年2月、市民・事業者・行政が一体となって2050年までに市内の二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言。市が回収する使用済みペットボトルをより環境負荷の少ない方法で活用し、リサイクル意識の向上を図ろうと市役所で2月16日、サントリーホールディングス株式会社と市は水平リサイクルに取り組む協定を締結しました。
ペットボトルからペットボトルに再生する水平リサイクルは、石油由来原料から新たにペットボトルを作る場合と比べて二酸化炭素排出量を約60%削減できる取り組みで、脱炭素社会の実現や循環型社会形成の推進につながります。
同社常務執行役員の藤原正明さん(56)は「水平リサイクルは脱石油化の有力な手段。環境への意識が高い霧島市で、新たな価値観の創出につながれば」と意気込みました。
横川地区にある山ケ野集落は、日本一の産出量を誇ったこともある山ケ野金山を中心に栄えました。かつての栄華を想像させる史跡を多く残したこの集落で2月18日、山ケ野ウオーキング大会が開催され、市内外から129人が参加しました。
約6キロメートルの道中では、横川中学校1・2年生による史跡の解説やクイズが書かれた看板が設置され、参加者を楽しませました。福岡県在住の加塩佑海(ゆう)さん(19)は「霧島市出身だが、大学の課題研究でこの金山を初めて知って参加した。史跡を見て、現実にあったことを実感した」と満足そうに話しました。鉱山入口のとじ山抗という場所でガイド役を務めた、同校1年の田中里紗さんは「昨年は参加者として楽しんだが、今年はガイドをするためにいろいろ調べた。とじ山の高さなど知らなかったことを知れてよかった」と話しました。
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