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更新日:2024年3月11日
4月に鹿児島県民ホールで開催されたNBA鹿児島バレエコンクールにおいて、隼人町見次で活動するアイラバレエシアターの生徒が上位入賞。その報告のため7月3日、同団体の生徒らが霧島市役所を表敬訪問し、全国コンクールや近く行われる国際大会での活躍を誓いました。
指導者の沼上さんは「NBA鹿児島バレエコンクールは九州や広島などからも参加があり、歴史のある大会。これだけ受賞できたのは生徒みんなが頑張ったおかげ」と話し、中学1年の部で優秀な成績を収めた舞鶴中学校の野田佳音(かのん)さんは「去年は満足のいく結果が出せなかったので、上位入賞できて良かった。基礎を見直して、全国大会や国際大会でも頑張りたい」と意気込みました。
北極の現状や地球温暖化について学ぶため、富隈小学校で7月10日・11日、国立極地研究所の出前授業がありました。キャリア教育の一環として開催された同授業では11日、5年生が北極の未来を考えるボードゲーム・The Arcticを体験。北極海に見立てたボードの上の氷タイルをめくり、裏面の指示を受けて選択した行動によって北極の未来が変化するゲームを使って、地球温暖化への理解を深めました。プレイヤーは北極研究者や先住民、開発業者など北極に関わる役割を与えられ、それぞれの立場から意見を出したり投票で行動を決めたりするなど、熱心に話し合う姿が見られました。
体験した大城諒人(あきと)さんは「北極の氷が解けている現状を初めて知った」と話し、吉川紗英さんは「地球温暖化を進めないために、自分に何ができるかを考えたい」と話しました。
国分小学校4、6年生の児童が7月12日、同校のプールで海上保安庁の職員から水難事故に遭った際の行動などを学ぶ出前授業がありました。
普段の水泳の授業とは異なり、衣服や靴を身に着けたまま行われた、同海上安全教室。水の流れに逆らうことの難しさを体感し、身を守るための背浮きの練習も行いました。4年生の甲斐朱莉(あかり)さんは「何も持たずに浮くよりも、ペットボトルを使った方が長い時間浮いていられた」と授業を振り返りました。
【水難事故に遭遇したら】
・助けに飛び込まず、浮き具などの救命用具を投げ込む
・118番に通報する
【海や川で遊ぶときは】
・子どもだけでは絶対に遊ばない
新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた市内最大の夏祭り・霧島国分夏まつりが7月15日・16日、国分市街地で4年ぶりに開催され、多くの人でにぎわいました。15日の霧島総おどりには76団体・6,000人以上が参加し、笛や太鼓、三味線などの演奏に合わせた熱気あふれる踊りで盛り上がりました。16日には重さ約1トンのみこしを担いでタイムを競う国分寺神輿競争があり、真夏の夜を勇ましく駆け抜けました。最後は総勢約80名の太鼓演奏と打ち上げ花火があり、祭りを締めくくりました。
15日に家族で訪れた天降川小学校6年の吉永絢音さんは「大きな祭りは久しぶりで楽しかった。明日のおみこしも楽しみ」と笑顔を見せました。総おどりに参加した椎原衣梨奈(えりな)さん(31)は「活気があり、久しぶりの盛り上がりでうれしい」と話し、会社の仲間と祭りの夜を楽しんでいました。
県大会や九州大会などで上位の成績を収め、全国大会への出場を決めた国分中央高校の部活動生徒らが7月20日、市役所を表敬訪問。個人と団体の代表が、出場報告と大会への意気込みを話しました。個人では陸上競技部の辻田鉄人さん、池田拓海さん、柔道部の東郷紅葉さん、銃剣道部の花森寛人さん、放送部の中久保宙(そら)さん、簿記部の黒田舞武(まいむ)さん、フラワーデザイン同好会の岡元ひめなさん、珠算部の中村ひなたさん、団体では陸上競技部、柔道部、女子ハンドボール部、ダンス部、放送部が全国大会への切符を手にしました。
陸上競技部の辻田鉄人さんは「保護者など支えてくれる人たちへの感謝を忘れず、表彰台に立てるよう頑張りたい」と抱負を話しました。
小浜小学校の3~6年生11人が7月23日、小浜海水浴場周辺でカヌー体験を行いました。児童の体力や自主性、協調性を養うことを目的に、同校PTAが主体となって実施。海が近い同校ならではの催しで、今年で20年目を迎えました。児童らは、始めのうちは思うように動かないカヌーに苦戦しながらも、しばらくすると小浜の海を悠々と進んでいきました。
6年生の堀之内良香(はるか)さんは「きつかったけど、下級生の子に声かけしながらできました。久しぶりのカヌーは楽しかった」と笑顔を見せました。
火打ち石で採火した炬火(きょか)を県内全市町村で巡回する、かごしま国体・大会の炬火リレー。湧水町から炬火を受けて7月24日、霧島神宮から国分山形屋前までの7コース、総数148人の市民が参加し、炬火を姶良市につなぎました。
本市では国体正式競技の馬術が行われるため、牧園の特設馬術競技場では乗馬での炬火リレーも実施。りりしい姿で参加者や観客を魅了し、国体・大会の開催に向けて活気づけました。
リレーに参加した牧園中学校3年生の下平陸斗さんは「引っ込み思案な性格を変えようと、炬火リレーにチャレンジした。良い経験になった」と笑顔で話しました。
市の特産品であるブドウやナシが旬を迎え、果樹生産の周知や消費拡大を祈念し、溝辺町観光農園果樹部会が7月27日、竹子地区の剥岩農園で収穫祭を開催。収穫祭には近くの白蓮保育園の園児9人も参加し、きれいに色付いたデラウェアの収穫体験を行いました。同園の松元那津奈ちゃん(6)は「ブドウを取るのが楽しかった。お兄ちゃんと一緒に食べるのが楽しみ」と目を輝かせました。
直売所での販売や、観光農園での果物狩りでブドウは9月、ナシは10月ごろまで霧島の旬が味わえます。
かごしま国体のデモンストレーションスポーツとして7月30日、福山パークゴルフ場でパークゴルフ競技会がありました。点数や完成度などを競い合う正式競技とは異なり、誰もが気軽に参加できるスポーツイベントで、県内131人、県外17人、総勢148人の選手がパークゴルフに汗を流しました。大会では、ヘンタ製茶(有)によるお茶と霧島茶マカロンの振る舞いもあり、参加者は舌鼓を打ちました。
隼人町の持留紀美子さん(76)は「ひざを痛めてからリハビリを兼ねてパークゴルフを始めたところ、競技をする前より体調が良くなった。これからもパークゴルフを楽しみたい」と笑顔で話しました。
子どもたちが主体的にまちづくりやまちの運営を擬似体験する「キリシまち」が7月30日、国分体育館であり、小学4〜6年生約320人が参加しました。自衛隊や病院、建設会社、美容室など20の企業や団体の協力の下行われた同イベント。子どもたちは各企業のブースで働き、稼いだ仮想通貨で税金を納めたり買い物をしたりして、仮想のまちでの生活を楽しみました。
タクシー会社のブースで子ども店長を務めた霧島小学校6年の長浜宗志くんは「イベント開催の準備は大変だったが、みんなで協力して楽しく取り組めた。中学生になったらボランティアとして参加したい」と話し、弟と参加した小野小学校6年の山口海莉(みり)さんは「いろいろな仕事を体験できて楽しかった。またやってみたい」と笑顔で話しました。
大隅横川駅で7月30日、16回目となる平和コンサートが開催されました。横川中学校合唱団による合唱で幕を開けた同イベント。参加者は民謡バンドの演奏や鹿児島国際大学音楽科学生の歌声に聞き入りました。小中学生による平和へのメッセージ発表では、横川中学校2年の和田紗優花さんが「戦争の悲惨さを次の世代に伝えたい」と平和への思いを伝えました。
同町在住の井上裕子さんは「子どもたちが平和についてよく勉強し考えている」と感心していました。
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