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更新日:2023年7月18日
県における令和5年3月末の新規高校卒業者の県内就職の割合は61%。コロナ下での地元志向の高まりによって平成元年以降の最高値を記録しましたが、新型コロナウイルス感染症収束後の県外就職の増加が心配されます。このような中、高校生や大学生に市内の企業に就職してもらい、市内経済の持続的発展と地域活性化を図ろうと6月2日、市長と教育長、国分公共職業安定所長が商工会と商工会議所を訪れ、採用枠の確保と求人票の早期提出、効果的な情報発信を要請しました。
要請を受けた市商工会会長の中村博美さん(74)は「地元の将来のため、会員企業に対して前向きに対応するよう呼びかけたい」と話しました。
燃ゆる感動かごしま国体デモンストレーションスポーツのジャズ体操競技会が6月4日、国分海浜公園体育館で開催され、市内にあるクラブのほか全国各地から約140人が参加しました。参加者は音楽の軽快なリズムに合わせた体操で楽しく体を動かしながら交流を図りました。会場では霧島茶や焼き菓子の振る舞いがあり、参加者をもてなしました。
大阪府から参加した競技歴42年の阿部志保さん(60)は「ジャズ体操が国体の盛り上がりにつながればうれしい」と笑顔で話しました。
国分中央高校園芸工学科の3年生10人が6月7日、永水小学校で5・6年生の児童を対象にフラワーアレンジメントの出前授業を開催。園芸工学科の授業の一環として行われている同授業は、新型コロナウイルス感染症の影響により開催を見送っていたため、4年ぶりの実施となりました。
授業は籠編みから始まり、花を挿す生花用スポンジを切ったり花を切りそろえたりと初めて経験することばかり。マンツーマン指導のかいもあり、同じ材料からできているとは思えないほど個性豊かな作品ができあがりました。プレゼントする家族に宛てた手紙も書き添え、児童たちは満足げな表情を浮かべました。
国分中央高校の今奈良彩花さんは「高さの調節やどのように挿せば良いか教えるのが難しく、いい経験になった」と話し、6年生の木野田侑大(ゆうた)くんは「お父さんの誕生日のお祝いに渡します」と笑顔で話しました。
日当山小学校の3年生115人が6月7日、同校体育館で浴育学習を行いました。自分たちが住む地域の魅力を知ることで郷土愛を育むため、同校では平成26年から総合的な学習の時間を利用して、校区内にある日当山温泉郷の歴史や入浴のマナーを学ぶ浴育活動に取り組んでいます。温泉ソムリエの六三四(むさし)さんらを講師に迎え、西郷隆盛や坂本龍馬などの偉人が日当山の温泉を訪れたことや、温泉の効能などを学びました。学習は1年間を通して行われ、今後は温泉施設の見学や清掃ボランティアなどを行います。
参加した神田理央さんは「家族湯が日当山地区から始まったというのは知らなかった。温泉に入れば免疫力がアップして病気になりにくくなることを知れたので、もっと温泉に入りたい」と笑顔を見せました。
市は6月9日、市役所でdivx株式会社と事業所建設の立地協定を結びました。AI技術を活用したソフトウェア開発や中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化に向けた取り組み支援などを行い、東京本社と大阪、名古屋、福岡に拠点を構える同社。交通アクセスの良さなどが決め手になり、初めての地方都市への進出先として霧島市が選ばれました。建築面積は19.87平方メートル、投資額約200万円で、初年度の売り上げは約400万円を見込んでいます。6月に操業、5人の新規雇用を予定しています。
同社取締役社長の物部英嗣さん(左から2番目)は「今までは第一次・第二次産業への接点がなかったので、農業などの新たな分野にチャレンジできると考えている。地域課題解決の一助になるよう、地域の皆さんと共に取り組んでいきたい」と力強く話しました。
中福良小学校の児童7人が6月10日、同校近くの田んぼで「泥リンピック」と呼ばれる泥遊びをしました。同校では総合的な学習の時間を使って、年間を通して米作りなどの活動を行っており、泥リンピックは田植え体験を前に田んぼに入って体を動かす毎年恒例の行事です。今年は、同校の学校薬剤師がプロのバスケットボールチーム・鹿児島レブナイズの医療アドバイザーとして活動している縁で、同チームの長尾光輝(みつき)選手(24)を招き、児童らと一緒に泥遊びを楽しみました。
長尾選手は「初めて入った田んぼは想像以上に楽しかった。児童よりも楽しんでしまったかもしれない」と話し、参加した4年生の遠藤翠美(すいび)さんは「田んぼはよく見かけるけれど、入ったのは初めてだった。田植えも楽しみ」と笑顔を見せました。
お茶に親しみ、地域の魅力を知ってもらおうと6月15日、木原小中の児童17人が宮田製茶の工場で紅茶づくりを体験しました。茶摘みは毎年行っていますが、紅茶づくりは今回が初めて。児童らは緑茶と同じ茶葉から紅茶やウーロン茶が作られることを学び、発酵が進んだ茶葉の色の変化や、緑茶との香りの違いを楽しみました。
6年の仮屋園暖美(あみ)さんは「紅茶を飲むこと自体が初めてだったが、自分で作った紅茶はおいしかった」と笑顔で話しました。
燃ゆる感動かごしま国体・大会の開催まであと100日余りとなった6月24日、国体の機運醸成を図るため、国分パークプラザで推奨花の花育て教室が開催されました。競技会場や沿道、自宅などの身近な施設をたくさんの花で飾る、花いっぱい運動の取り組みの一つとして行われ、約40人が参加。参加者は、推奨花であるマリーゴールドなどの育て方や肥料の使い方、寄せ植えのこつなどを学びました。
夫婦で参加した国分の田中正治さん(70)は「自宅で花を育てているが、知らないこともあり勉強になった。国体に向けてもっと花を育てたい」と笑顔で話しました。
市の貴重な水産資源であるアユや水揚げされた魚、霧島いわがきなどを販売する水産まつりが6月25日、日当山温泉公園で開催され、約1,500人が訪れました。4年ぶりの通常開催となった今回。あいにくの雨天だったことから塩焼きコーナーは途中で中止になりましたが、魚のさばき方やつかみ取りの体験があり、子どもたちの楽しそうな声が会場に響き渡りました。大人気の鮎めしや霧島うなぎなど水産物は完売し、訪れた人は満足そうな表情で会場を後にしました。
家族で訪れた隼人町の濱田幸太さん(37)は「泳いでいる魚に触れられるコーナーなどもあり、子どもと一緒に楽しめて良かった。帰ってから霧島いわがきを食べるのが楽しみです」と笑顔で話しました。
かごしま国体・大会100日前を記念して6月29日、国分郵便局でぐりぶーや国体・大会のロゴをあしらったラッピングポストがお披露目されました。
お披露目式には認定こども園さくらの園児13人が参加し、ハガキの投函や合唱を行い式典に花を添えました。同園の久木田凌空(りと)ちゃん(5)は、「家にハガキが届くのが楽しみ」と笑顔で話しました。
同様のラッピングポストは国分郵便局と隼人郵便局、鹿児島空港に11月まで設置され国体・大会をPRします。
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