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更新日:2024年12月4日
小浜小学校の児童と隼人工業高校野球部の交流会が1月23日、同小であり、近くの小野小4人を含む児童22人、野球部員21人が参加しました。児童のスポーツへの関心を高め、地域貢献や教えることを通じて学んで欲しいと、野球部の保護者会が初めて企画したものです。
最初は緊張した面持ちだった児童たちも、テニスボールを使って部員とキャッチボールをしたり、バッティングを教わったりするうちに自然と笑顔に。小さな体で懸命にスイングする児童の姿に、部員たちも真剣になって教えていました。
6年の大橋あいさん(11)は「野球は難しかったけど楽しかった。いっぱい褒めてもらえてうれしかった」と声を弾ませ、監督の森山健士(けんし)さん(39)は「人に教えることは生徒たちにとっていい経験になったのでは。普段より頼もしく見えました。児童たちも野球に興味を持ってくれたらうれしいですね」と笑顔を見せました。
国分西小の児童約60人が校区内の史跡・文化財を巡り、郷土への関心を高めようと1月16日、ふるさとウオッチングin福島がありました。
国分福島の「特攻機発進の地」では同地区の立野初枝さん(91)が紙芝居を使い、戦時中の空爆被害や特攻隊員との別れなど、悲惨な戦争体験を話しました。この紙芝居は初枝さんの子の行雄さん(63)が紙芝居の枠組みを作成、孫の理香さん(30)が初枝さんの体験を基に描いたものです。
初枝さんは「子供たちに戦時中の体験を話すことで、今の平和な日本がいかに幸せなことか感じてほしい。これからも次の世代に伝えたい」と話しました。
総合物流会社の株式会社ロジステックネットワークが、溝辺町麓の鹿児島臨空団に事業所を増設することになり、1月12日、県の立会いのもと立地協定を結びました。今回の工場増設は顧客の取扱量増加への対応や、効率的な物流戦略に取り組むことを目的としており、7月創業予定。12人を新規雇用する予定です。
市役所で行われた立地協定調印式で池田浩孝代表取締役は「地域における雇用の創出や活性化だけでなく、地域経済の浮揚発展に貢献したい」と意気込んでいました。
新たなる挑戦、合併後10年目を迎えた今、霧島市がなすべきことは」と題して、霧島市まちづくりフォーラムが1月10日、霧島市民会館で開催されました。
フォーラムには約800人が参加。昨年10月に策定した霧島市ふるさと創生総合戦略の概要について塩川剛企画部長が説明した後、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸さん(53)が地方創生の正しい処方箋について講演。「地方を元気にするためには人口が増やすことが大切で、そのためには地域の魅力に付加価値を高めることが重要。霧島市はたくさんの資源があり恵まれています。市民の皆さんが魅力に気付き、創意工夫して新しい霧島の魅力を生み出して」と話しました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、霧島市ふるさと創生総合戦略の策定委員や地区自治公民館長、学生らの7人が登壇。パネラーの鹿児島工業高等専門学校専攻科2年の室屋知佐(むろやちさ)さんは、「高齢者が外に出たくなるような施策が大切。そのためには電車やバスの接続を良くしたり、便数を増やして利便性を高める工夫を」と話しました。
「高専生のための地域企業研究会」が1月14日、鹿児島工業高等専門学校であり、平成29年3月に同校を卒業予定の学生ら約200人が参加しました。
就職による地元学生の県外流出を防ごうと、平成10年に霧島市を中心とする南九州地域の有志企業と同校の連携で設立した錦江湾テクノパーククラブが初めて開催。この日は同クラブの一般会員58社から16社が参加し、企業の業績や特色、福利厚生などを参加者にPRしました。
同クラブ会長の鶴ヶ野未央(みお)さん(51)は「企業側も自分から学生たちに自社の良さを売り込む時代。本格的な就職活動を前に、地元企業の良さを知って欲しい」と力を込め、横川町の(株)アルバック九州で人事を担当する川元好輝さん(42)は「この取り組みで1人でも興味を持ってもらえたら」と話しました。機械工学科の学生で国分在住の長松軒(ちょうまつけん)昇吾さん(18)は「世界に通用する企業が地元にあることを初めて知りました。県外就職を考えていましたが、地元にも目を向けたい」と話しました。
初日を拝み、新春を祝う新春市民のつどいが1月1日、国分の城山公園でありました。午前6時15分から平山やまびこ太鼓の皆さんが迫力ある演奏を披露。式典では、前田終止市長が「昨年策定した霧島市ふるさと創生総合戦略をもとに、働く場の確保や子育て支援などに力を入れて取り組んでいきたい」と話しました。その後、市内の小中学生による一言リレーがあり、28人の児童生徒が今年の抱負を発表。国分南小学校6年の有村怜奈(れいな)さんは、「笑顔でいると心も明るくなりいろいろなことに積極的に取り組むことができ、周りの人たちとも仲良く過ごすことができます。私は毎日笑顔で過ごすことを心掛けます」と抱負を述べました。
午前7時27分、東の空から朝日がのぞき、参加者は手を合わせたり、写真を撮ったりと新年の始まりを喜んでいました。
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