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更新日:2021年2月4日
世界トップレベルの音楽家たちが霧島に集う「霧島国際音楽祭」。夏から延期された同音楽祭が1月5日に開幕し、最終日の1月12日、市民会館で最後のプログラム「ニューイヤーコンサート」がありました。
「題名のない音楽会」などでおなじみ、ピアノの加羽沢美濃(かばさわみの)さんを中心に、ギターの大萩康司(おおはぎやすじ)さん、オーボエの広田智之(ひろたともゆき)さんがショパンメドレーやアルハンブラの思い出など名曲の数々を披露しました。中でも観客のリクエスト曲を加羽沢さんが即興メドレーで披露するコーナーでは、たくさんの曲目が挙がり、完成された曲に惜しみない拍手が送られました。コンサートは徹底した感染症対策の中で行われ、来場者は思い思いの時間を楽しんでいました。
国分の青葉小学校PTAが日本PTA全国協議会の令和2年度会長表彰を受け18日、霧島市長を表敬訪問しました。同校PTAは全ての保護者を10の専門部に分けて活動に取り組んでおり、読み聞かせや家読(うちどく)といった読書活動に取り組む図書部などを設置しています。開校以来の親子読書会やおやじの会の活動も盛んに行われているほか、高齢者クラブと児童の世代間交流など、地域と連携した取り組みなどが評価されました。
会長の松枝俊顕さん(39)は「先輩から引き継いだ活動が受賞につながった。保護者同士のつながりが子どものつながりになるので、今後も積極的に活動していきたい」と話しました。
企業が消防活動に必要な物品を自治体に寄付し、その感謝の思いを込めて消防車のシャッターに協賛企業ロゴを掲載するホワイトシャッタープロジェクト。PFI開発支援機構が推進する同プロジェクトに全国29の自治体や消防組合が賛同しています。
昨年12月22日、本市にある株式会社国分ハウジングが全国初となる協賛企業に決定。1月20日に市長を表敬訪問しました。同社代表取締役の久保範和さん(32)は「少しでも地域に貢献できればと協賛を決意しました。私たちの暮らしを守る消防活動を支援することができてとても誇らしく、社員も喜んでいます」と胸を張りました。
全国中学生「防火防災に関する」作文コンクールで最優秀賞を受賞した鹿児島第一中学校3年・中村亮輔君が1月21日、市役所を表敬訪問しました。
全国から106校272点の応募があった同コンクールで、中村君は父親の転勤に伴い3年間過ごした十島村平島での出初式や霧島市での訓練など地域の消防団員が見えないところで自分たちの暮らしを支えており、消防団員のように全員が「地域を守る」という気持ちを持って努力できたらとの思いをつづりました。
中村君は「大きなまちでも小さな島でも消防団員が熱い気持ちを持って活動している様子を伝えたかった。将来は地域の役に立つ仕事に就きたい」と力を込めました。
日当山西郷どん村で屋外プロジェクションマッピング映像が完成し、西郷隆盛の生誕日の1月23日から公開が始まりました。完成した映像は、西郷隆盛が訪れた日当山での逸話「新釈南洲翁逸話(しんしゃくなんしゅうおきないつわ)」と「日当山侏儒どん頓知話(しゅじゅどんとんちはなし)」を基にしたもの。屋内から同敷地内の「西郷どんの宿」の障子に映写され、新型コロナ対策として、屋外で見るようになっています。約10分間の映像で、毎日午後2時から30分おきに6回上映されます。団体や学校の校外学習の場合は、事前に予約し見ることもできます。
この日同施設を訪れた市内在住の新畑梛(しんばたなぎ)さん(9)は「絵がかわいかった。この辺に西郷隆盛がいたと思ったらうれしくなりました」と笑顔で話しました。市観光協会会長の徳重克彦さん(55)は「新型コロナの終息後を見据え、少しずつでも盛り上げていきたい」と話しました。
国分中央高校は根部が赤紫で、桜島大根をやや小さくした形の郷土野菜「国分大根」の復活に取り組んでいます。地元の子どもたちにその存在を知ってもらおうと、同校園芸工学科野菜班の生徒12人が収穫した大根を国分小学校と国分地区南部給食センターに提供。1月25日は国分小学校、28日は川原、上小川、国分西、天降川小学校と木原小・中学校の給食に国分大根を使ったおろし煮が出されました。
国分西小学校6年の若松岳君は「いつも食べている大根より軟らかく、甘くておいしかった。もっとたくさん食べたい」と笑顔を見せました。
令和元年11月に霧島市と「観光に関するパートナーシップ協定」を締結した星野リゾートが1月29日、霧島田口に温泉旅館「界 霧島」をオープンしました。温泉旅館ブランド「界」の開業は、全国で17番目、九州では大分県「界 阿蘇」に続き、2カ所目。地上5階建て49の客室がある客室棟からは、全室桜島や錦江湾を見渡すことができ、3面ガラス張りの特別室では、高千穂峰を間近に見ることもできます。客室棟からスロープカーで向かう先のすすき野原には湯浴み小屋があり、桜島を望む露天風呂や源泉かけ流しの内風呂があります。
同旅館総支配の人永田淑子さん(41)は「コロナ禍でのオープンだが、地元に目を向けて楽しんでもらう「マイクロツーリズム」を推進している。天孫降臨神話を表現する演舞や郷土料理などを用意しているので、地元の人に地域の魅力を再発見してほしい」と話しました。
国分中央高校による「国分中央高校フェスティバル」が1月30日、ホテル京セラで開催されました。4回目となる今回は、新型コロナ感染症対策のため無観客での実施となりましたが、初めての試みでインターネットライブ配信を行いました。生活文化科の3年生75人が授業で製作したドレスやワンピースのファッションショーや着物の着付けなどを披露。吹奏楽部、ダンス部、放送部も友情出演し、フェスティバルを盛り上げました。
実行委員で3年の早田彩希(そうださき)さんは「新型コロナの影響で開催できるか不安でした。3年間の集大成として、企画から当日の運営まで生徒が中心となって進めた催しが無事に開催できて、とてもうれしかった。」と笑顔で話しました。
地球上の生き物一つ一つに個性があり、全てが直接・間接的に支え合って生きているというつながりのことを生物多様性といいます。市では生物多様性保全などを目的に策定した「生物多様性推進プラン」に基づいて、市民の理解を深めるための環境学習会など事業を実施。今年度は国分高校と連携した取り組みも進めてきました。
国分高校生の研究成果発表と事業の講師を務める環境カウンセラー・寺田仁志(じんし)さんの講演会が1月30日、市役所であり約70人が参加。同校理数科生物班の1・2年生3組がそれぞれカビゴケ、オキナワカブト、カワゴケミズメイガについての研究目的や調査方法・結果、課題などを発表後、本市で生息が確認されている希少生物・カワゴケソウについて、寺田さんが講演しました。
沖縄本島の古来種・オキナワカブトについての研究発表を行った同校2年・有村季来里(きらり)さんは「研究では期待していた成果が得られて満足。今後は外来種の駆除などが必要になったときのため、誰でも種別を見分けられるアプリの開発を頑張りたい」と目を輝かせました。
早春の霧島路を駆ける県地区対抗女子駅伝競走大会が1月31日、隼人運動場から国分下井の道路でありました。コースは6区間、21.0975km。12地区がそれぞれの目標達成に向けて快走、中学生から一般までさまざまな年代の選手がたすきをつなぎました。今年は新型コロナ対策として沿道での応援自粛が呼び掛けられ、例年とは異なる雰囲気の中選手たちは最後まで走り抜き、1位の鹿児島が大会記録を更新。地元・姶良チームは4連覇に期待が掛かりましたが、鹿児島、日置に続いて惜しくも3位という結果になりました。
姶良チームで5区を務めたキャプテンの立山沙綾佳さん(24)は「それぞれけがなどで足に不安がある中で、チーム全員精一杯の走りができたと思う。悔しさはあるが、次の目標に向かって頑張りたい」と前を向きました。
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