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更新日:2020年11月16日

まちの話題(令和2年9月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

 がん患者が命の大切さ伝える

がん患者による「いのちの授業」が9月8日、牧園小学校でありました。新型コロナ感染拡大防止のため、リモートでの実施。同校6年生17人が、がん患者に質問したり動画を見たりして、命の大切さを学びました。

講師を務めたがんサポート鹿児島の牧元洋子さん(57)は自身の闘病体験とがんで亡くなった知人の話を元に「死にたい、つらいと思ったときは一人で考え込まず助けてと声を上げてほしい」と訴えました。

講話を聴いた松柚咲(あべまつゆずさ)さんは「がんは苦しい病気と思っていたけど、必ず死ぬ病気ではないことが分かった。命を大切にしようと思う」と話しました。

200908牧園小いのちの授業

 緑に親しむ活動で心育てる

次世代を担う子どもたちが緑と親しみ、守り育てる活動を通じて、ふるさとや人を愛する人間性を育てることを目的に行われる緑の少年団活動。

その取り組みを発表する「県緑の少年団活動発表大会」が9月9日、鹿児島市の林業会館であり、姶良・伊佐地区の代表として横川町の安良小学校が出場しました。同校の全校生徒25人で作成した動画を元に1年~6年生の代表5人が発表。見事最優秀賞を受賞しました。

発表した同校6年の内田そらさんは「最優秀賞で驚いた。木のことを学んだり、ドングリの実から苗を育てたりした活動が評価されてうれしい」と笑顔を見せました。

200909安良小みどりの少年団

 地域住民とそばの種まき

国分の塚脇小学校の児童13人が、そばの種まきを9月10日に近くの農園で行いました。同小では、自然と触れ合う中で豊かな心を育んでもらおうと、毎年農業体験を続けています。種まきの指導をしたのは、地域を盛り上げようと結成した「塚脇をともし続ける会」のメンバーで、子どもたちに等間隔で、均等な量で種をまくようにアドバイスしていました。

「塚脇を灯し続ける会」の谷村佳威(よしたか)会長(48)は、「子どもたちには自然や集落とたくさん触れ合ってほしい。また農業体験を通じて、食の喜びも知ってほしい」と話しました。

6年生の小谷有沙(ありさ)さん(11)は「昨年よりも上手にできた。11月の収穫や1月のそば打ちが今から楽しみです」と笑顔を見せました。

200908そばの種まき01

200908そばの種まき02

国分中央高校放送部が初の快挙

芸術文化活動を通じて、全国の高校生の交流・親睦を図る全国高等学校総合文化祭。7月から10月まで高知県で開催されている同大会放送部門に、県代表として国分中央高校放送部が創部以来初めて出場しました。放送部門は8月1・2日に審査、20日に結果発表があり、同校はオーディオピクチャー部門で最高賞の優秀賞を受賞。部員らが9月11日、市役所を表敬訪問しました。

製作チーフを務めた3年の澁谷翠(しぶやすい)さんは「最高賞が受賞できて率直にうれしい。新型コロナの影響でリモート開催となり、会場に行けなかったことが残念です。来年は後輩たちも全国大会に出場して、会場の雰囲気をぜひ味わってもらいたい」と話しました。

国分中央放送部

国分中央放送部

コロナ終息を願い緑門作り

9月12日、国分地区の塚脇小学校で運動会に向けた緑門作りを児童と地域住民で行いました。例年であれば、同小、地区公民館、県立若駒学園、県農業開発総合センター畜産試験場、障害者支援施設つかわきの5団体で「地区合同秋季大運動会」を実施しますが、今年は同小と地区だけでの実施。緑門作りも自粛予定でしたが、地区から「こんな時期だからこそ、学校や地区を盛り上げたい」との声があがり、設置を決定しました。当日は近くの会社で技能実習生として働いているベトナム人も含めた約40人が参加。緑門の基礎部分を大人が作り上げ、児童は小さく剪定せんていした枝を緑門の基礎部分に差し込んでいく作業を手伝いました

参加したマ・ウァン・ハウさん(20)は「緑門を初めて見た。作業はとても楽しく、面白かった」と笑顔で話し、6年生の山下志朗君は「どのように杉を差していけば上手に緑門になっていくのか、考えながら作業するのが楽しかった。中学生になっても参加したい」と目を輝かせました。

200912塚脇小緑門

 働くことの楽しさを学ぶ

さまざまな職業の人から、働くことの楽しさを聞き体験する「小野っ子ワークチャレンジ」が9月12日、小野小学校で初めて開催。青年会議所の協力の下、建設、弁護士、写真撮影、飲食店、自動車販売・保険、介護・福祉の六つのブースに分かれて、同校6年生47人が仕事への理解を深めました。

青年会議所・輝け!みらくるキッズ委員長の永田純一さん(37)は「子どもたちにはそれぞれの夢がある。今回の体験が働くことのやりがいを知るきっかけになればうれしい」と話しました。

同校の若宮妃菜(ひな)さんは「アナウンサーになることが夢。写真撮影を体験できて楽しかったし、勉強になった」と目を輝かせました。

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 拉致被害者の早期救済訴える

北朝鮮による拉致被害者家族・市川健一さん(75)・龍子さん(74)夫妻が9月17日、国分中央高校で講演し、全校生徒約750人が耳を傾けました。

健一さんの弟・修一さんは昭和53年に日置市で増元るみ子さんと共に拉致されました。健一さんは42年間を振り返り「進展しない状況に焦りを感じる。風化が一番恐いので、皆さんの後押しが必要」と訴え、龍子さんは「もし自分だったら、家族だったらと考えて日本国民全員に協力していただきたい。友達に会って話せる日常に感謝して毎日を過ごしてほしい」と涙ながらに話しました。

同校3年の小野池陽捺乃(ひなの)さんは「時間がたつにつれ、当時を知る人が少なくなる。全員帰国できるようにしてほしい」と力を込めました。

200917rachihigaisyakazoku

秋の交通安全運動出発式

秋の全国交通安全運動出発式が9月18日、お祭り広場でありました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出発式は例年より規模を縮小して実施。霧島警察署、交通安全協会、安全運転管理協議会、市役所から約50人が参加しました。警察車両が出発した後、参加者全員が市役所前交差点周辺で立哨する「セーフティウェーブ作戦」があり、交通事故を発生させないまちづくりを呼び掛けました。

200918交通安全01

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 医療用酸素ボンベ変換器寄付

東京都にある一般社団法人ドクターキッドジャパンから9月24日、市にMOVC(医療用酸素ボンベ変換バルブ・変換コネクタ)が寄贈されました。

医療機関、消防、自衛隊などで使用する酸素ボンベは規格が異なるものがあり、酸素ボンベがあっても、災害現場で酸素吸入できない場合がありました。今回の寄付により、救助や処置の時に酸素ボンベを使用できない状況が解消できることになります。

法人専務理事の成田恵(さとし)さんは「酸素ボンベの互換性は、1995年の阪神大震災あたりから問題となっていました。変換バルブを救助現場で役立ててほしい」と話しました。

200924医療用酸素ボンベ贈呈02

200924医療用酸素ボンベ贈呈01

 高齢者としおりでつながる

国分にある瑞祥園(ずいしょうえん)の職員が9月25日、青葉小学校で同校の図書委員にしおりを贈りました。しおりは瑞祥園に通所する高齢者100人が色付けをして作成。10月中旬の読書イベントで活用される予定です。

同園の管理者・山下貴司さん(35)は「以前から花の苗をもらうなど青葉小と交流があった。新型コロナの影響で高齢者と児童が直接会うことはできないが、このような形で交流が続いていけばうれしい」と話しました。

しおりを受け取った同校6年で図書委員長の中畝地(なかせち)遥さんは「色がきれいだと思った。早く使いたい」と笑顔を見せました。

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 まちづくり戦略会議が開催

市の自然環境、文化、食など、今ある地域資源を活用した若者・女性創業者の挑戦を後押しするため、実際に取り組んだ事例や計画を紹介したり、将来ビジョンについて議論したりする「霧島リノベーションまちづくり戦略会議」が9月25日、国分山形屋前の芝広場で開催されました。

同イベントは午後7時から開始され、ライトアップされた会場は幻想的な雰囲気で、多数の参加者でにぎわいました。参加者の日本茶インストラクター資格を持つ髙橋美香さん(26)は「霧島茶や知覧茶などの、さまざまなお茶の移動販売という目標実現の参考になった。それを通じて地域が元気になることにも貢献できればうれしい」と話しました。

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 狂言の世界を小学生が体験

文化庁主催の「文化芸術による子供育成総合事業~芸術家の派遣事業~」の狂言体験会が9月28日、川原小学校でありました。

講師の大蔵教義(のりよし)さん(38)が「柿山伏」の演目を演じると、話す声と狂言での声の違い、構えやすり足の丁寧さに子どもたちは引き込まれました。同校6年の薗田彩奈さんは「狂言を見るのは初めてだったけど、とても面白かった。狂言の体験では、立ち居振る舞いや声の出し方が難しかった。機会があれば、家族と一緒に狂言を見に行きたい」と笑顔で話しました。

200928川原小狂言

 災害時に備えた協力協定

株式会社アクティオ(東京都)、太陽建機レンタル株式会社(静岡市)、株式会社ナンニチと市は9月30日、「災害時におけるレンタル重機等の提供に関する協力協定」を締結しました。災害時に必要となる重機やその他避難生活支援に必要な資機材の提供・撤去を3社が行い、早期の復旧と市民生活の安定を図ります。

株式会社アクティオの九州支店副支店長・竹丸聡さんは「想像を超える災害が毎年のように発生している。備えあれば憂いなしということわざのとおり、市民の安心・安全に寄与したい」と話しました。

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 県少年剣道練成大会で優勝

9月20日に牧園アリーナで行われた県少年剣道練成大会で見事優勝を果たした広瀬道場が9月30日、霧島市長を表敬訪問しました。同大会は新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、面の内側にフェースシールドを着けるなどの、全日本剣道連盟が定めたガイドラインに基づいて開催されました。

主将を務める宮内小学校6年の瀧山隼斗君は「みんなで心を一つにし、優勝できたことがうれしい。次の大会も絶対に優勝するという気持ちで頑張りたい」と意気込みました。

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ものづくりの魅力に触れる

国が認定した「ものづくりマイスター」が熟練の技を披露し、ものづくりを体験することで技能の魅力と仕事の大切さを考えてもらう、ものづくり体験教室が9月30日、天降川小学校でありました。県職業能力開発協会が行っている事業で、同校での実施は初めて。総合的な学習の時間に5年生156人が銅板折鶴作り、エコバッグ作り、本立て作り、フラワーデザインの中から希望するものに挑戦。児童は県板金協同組合、鹿児島和装技能士会、鹿児島建築工友会、県フラワー装飾技能士会から派遣されたものづくりマイスターに教わりながら真剣な表情で制作に取り組みました。

本立て制作に挑戦した熊田篤輝君は「図鑑を見るのが好きで家に本がたくさんあるので、本立てを作りたいと思った。のこぎりで木を真っすぐ切るのが難しかったけど、くぎ打ちは上手にできた」と満足そうに話しました。

200930ものづくり体験教室01

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