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更新日:2020年7月2日
市内の高校生と大学生の就職内定者のうち、約半数が県外に就職しています。新型コロナウイルス感染症の終息時期も不透明なことから、企業が今年度の採用を控えることも心配されます。このような中、高校生や大学生に市内の企業に就職してもうことで人材確保と地域活性化を図ろうと、6月1日、市長と教育長、国分公共職業安定所長が商工会と商工会議所を訪れ、昨年並みの採用枠の確保と求人票の早期提出を要請しました。6月1日から高校生は求人票を受け取ることができ、大学生は面接などの選考が始まります。
要請を受けた商工会議所会頭の鎌田善政さん(73)は「新型コロナウイルス感染症による事業活動への影響も不透明な中ではあるが、行政とも協力しながら採用活動に努める」と話しました。
国分府中にある介護施設「地域サポートセンターよいどこい」の利用者が、100個の積み木を6月5日、第一幼稚園へ寄贈しました。今回贈呈した積み木は、住宅建築会社から廃材の提供を受け、利用者が一個一個の積み木にやすりがけを行い、半年ほどかけて作りました。この日は積み木作りに携わった4人の利用者が園を訪問。年長組38人の園児が、お礼に歌を披露した後、早速もらった積み木で楽しそうに遊んでいました。
第一幼稚園の園長代理西元道子さん(55)は「環境に関する教育を実施してので、廃材を利用した積み木が環境に優しいことも教えたい。世代間交流はとても大事なことなので、今後もこの交流が続くようにしていきたい」と話しました。
霧島温泉駅構内の美化と周辺地域の活性化を図るため6月5日、同駅で花いっぱい美化活動がありました。20年ほど前に地域住民らが始めた活動には、平成21年の肥薩線全線開通100周年を機に近くの霧島高校の生徒も参加するようになりました。毎年春と秋の2回あり、今回は約150人が参加。雑草を抜きプランターに花の苗を植えたり、駅舎などの清掃を行ったりして肥薩線の利用促進を願いました。
霧島高校2年の立山愛希子さんは「毎日、通学で利用する駅。観光客もよく見かけるので、駅をきれいに保つことで霧島市に好印象を持ってもらえたらうれしい」と話しました。
国分小学校の5年生が6月13日、総合的な学習の時間の中で、環境教育の出前授業を受けました。今回の授業は、SDGs(持続可能な開発目標)の14番目の目標である「海の豊かさを守ろう」について、自分たちが日常生活の中で何かできることはないかと考えるため、くすの木自然館から講師を招いて実施されました。
講師の同館専務理事・浜本麦(ばく)さん(37)は、錦江湾に関する五つのクイズを交えながら、「海を知ることで、海が面白いと思ってほしいし、海を大好きになってほしい」と児童らに語りかけました。授業を受けたベガン亜美オリビアさんは「知らないことが多く、海について興味が湧いた。プラスチックごみの投棄も問題になっているので、ごみを捨てる人がいたら注意したい」と笑顔で話しました。
霧島神宮で6月23日、疫病退散を祈る茅の輪が設置されました。茅の輪は半年間のけがれをはらうため、6月30日と12月31日に行う「大祓式(おおはらいしき)」の時に設けられます。今年は新型コロナウイルス感染症対策で参拝者の分散を図るため設置を前倒しし、7月7日まで置かれます。
都城市から親子で参拝に訪れた久保真奈美さん(53)は「新型コロナで日本中が大変な状況。早く終息してほしい」と願いました。
行政相談に特に尽力した人に九州管区行政評価局地域総括評価官から贈られる感謝状を、本市担当の行政相談委員で溝辺町在住の前田辰二さん(67)が受賞し6月24日、市役所で贈呈式がありました。
行政相談委員は総務大臣から委嘱された民間有識者で、行政に対する苦情や行政の仕組み・手続きに関する相談を聴き、解決のための助言や関係行政機関に対する通知などを無償で行います。
前田さんは「相談は数年かけて解決するものが多い。これまで続けてきた成果として感謝状を受け取ることができてうれしい」と話しました。
日当山小学校の3年生109人が6月26日、日当山西郷どん村で浴育学習を行いました。同校では地域を知ることで郷土愛を育もうと、平成26年から総合的な学習の時間を利用して、同校区内にある日当山温泉郷の歴史や入浴のマナーを学ぶ浴育活動に取り組んでいます。
今回は、温泉ソムリエの六三四(むさし)さんらを講師に迎え、日当山の温泉を好んだといわれる西郷隆盛の歴史、手湯や足湯の入り方などを学びました。
参加した児童・鳥濵千代さんは「強くて優しい西郷さんが自分の住んでいる場所に昔来たことを知って驚きました。温泉に手を入れたらつるつるになって気持ちが良かったです」と笑顔で話しました。
永水小学校の児童17人が6月27日、地域住民が所有する近くの田で田植え体験をしました。同小の山村留学実施委員会とPTAが中心となって行っている農作業体験の一つで、使用した苗は5月に児童が種まきをしたもの。児童らは、はだしになって田に入り、泥に足を取られながらも一生懸命苗を植えました。
同校6年の唐仁原彪雅(ひゅうが)君は「田んぼに入るのが気持ち良くて、みんなで植えたので楽しかった。お米を作っている人たちの大変さが分かったので、ご飯を大事に食べようと思います」と力強く話しました。
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