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更新日:2023年4月1日
県教育委員会が毎年11月1日から7日を「地域が育む『かごしまの教育』県民週間」として設定し、県内の小中学校からポスター原画・標語を募集しています。今年のポスター原画には昨年を上回る約2,000点の応募があり、国分小児童の作品が最優秀賞と特選に入賞し11月2日、同小で表彰式がありました。
最優秀賞に選ばれた2年の松元眞仁(まなと)くん(写真左)は「楽器を演奏している音楽の授業で、みんな笑顔で楽しく演奏している姿を描けた」と満足そうに話し、特選に選ばれた1年の栫直輝くん(同右)は「雨の日の学校探検で仲良く活動できたところを描いた。雨の日でも、みんなで活動するのが楽しい」と笑顔で話しました。
豊かな食材に恵まれた横川町で育つ児童に、地元の食べ物の生産・流通を自分の目で確かめてもらおうと、今年発足した「よこがわの食をはぐくむ会」主催の食育研修会が11月3日、横川町の丸岡会館でありました。
安良小学校校長で栄養士でもある濱田有希さんが「米の生産と流通について」の講義を行い、「横川には米、野菜、シイタケなど多くの特産物がある。たくさんの産品を作っている地元に誇りを持ち、大人になっても自慢してほしい」と訴えました。
そば打ち体験に参加した安良小学校5年の森元勝哉(まさや)君は「初めての経験でそばを切るところが楽しかった。思ったより上手にできたので、家でもしてみたい」と話しました。
11月1日~3日にかけて、市文化協会横川支部主催の横川支部文化祭が、大隅横川駅舎でありました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、市文化祭を除いて舞台発表は中止となり、展示のみの開催となりました。
学生時代に駅を利用していた曽於市の萩本志保さん(31)は「久しぶりに駅に来ました。多くの人が集まっていて、すごくうれしく懐かしかった。駅がみんなに愛されていると感じました」と笑顔を見せました。
今回が初めてで同時開催の「駅の図書室」では、図書館や学校で要らなくなった図書の再利用を呼び掛け、多くの人が図書を持ち帰りました。
牧園町の三体小学校で大切に使われている「どんぐりピアノ」。一日遠足で拾ったドングリの実から5万本のクヌギの苗を育て、それを販売した収益で66年前に購入しました。
そのピアノとバイオリンによるコンサートが11月5日、同校で行われました。コンサートには、同校出身者の孫でピアニストの入来慶子さん、バイオリニストの黒田印南(いなみ)さんが出演。クラシックから流行歌まで全11曲を披露し、児童たちは美しい音色に聴き入りました。
同校5年の八重山夢衣(ゆい)さんは「どんぐりピアノとバイオリンの音が一緒になって迫力があった。これからもピアノを大切にしていきたい」と話しました。
新型コロナの影響で販売の機会が減った地元事業者を支援する「農商工連携がんばろう市」が11月7・8・14・15日、牧園町の農業大学校跡地で開催。農畜産物や特産品などを販売する約60のブースが来場者を歓迎。会場内では、警察・消防車両の展示や九面太鼓の演奏などもあり、多くの人でにぎわいました。
霧島市が誕生した11月7日にちなみ市内の高校生6人で結成された「117(イイな)の日実行委員会」は、黒酢や霧島茶を使った飲み物を考案・販売。同委員会の霧島高校2年・山口彩華さんは「霧島のイイなが詰まった商品を作った。多くの人が飲んでくれて良かったです」と笑顔を見せました。
国分から娘と訪れた神村(こうむら)ルリ子さん(49)は「肉や野菜を目当てに来た。コロナの影響で外出できていなかったので、このような機会があってうれしい」と話しました。
あいおいニッセイ同和損保株式会社が、保有する自動車運転挙動データを集約した交通安全ハザードマップの贈呈式が11月12日、市役所でありました。同社は本市と平成30年12月に地域の安心安全や災害・防災対策など7項目で地方創生に係る連携協定を締結しており、今回の贈呈は同社合併10周年記念事業の一環。ハザードマップには急ブレーキや急加速、急ハンドルなどの発生頻度が高い地点が表示されており、本市では交通安全対策や交通安全教室などでの活用を見込んでいます。
同社鹿児島支店長の磯村宏之さんは「マップに示された地点は危険性が高い場所といえるので、交通安全対策に生かしてもらえたら。今後も保険会社として災害や交通安全に関する取り組みを通して地域に貢献していきたい」と力強く話しました。
市戦没者追悼式が11月13日、隼人農村環境改善センターであり、遺族80人をはじめ約100人が参列しました。
式では国分中学校3年の加藤璃桜(りお)さんが「歴史を知り、知恵でつなぐことが平和への第一歩。今当たり前にある日常を築いた75年前の尊い犠牲を、私たちが未来へつないでいきたい」と平和への誓いを述べると、参列者全員が戦没者への哀悼の意を表し、献花台に菊の花を供えました。
国分に住む迫久雄さん(77)は「平和は尊い。二度と戦争が起こらないように、若い世代にも今ある平和な日常についてよく考えてほしい」と話しました。
元プロ野球選手らが講師を務める市施設管理公社主催の野球教室が11月15日、春山緑地公園であり、市内の小学生、指導者、保護者ら約250人が参加しました。
野球の魅力を子どもたちに伝えようと、全国野球振興会が全国各地で開催。この日は、元福岡ダイエーホークスの松永浩美さん(60)や第一工業大学出身で元埼玉西武ライオンズの福倉健太郎さん(29)ら5人が講師を務めました。
子どもたちはウォームアップ後、内野、外野、投手、捕手に分かれて練習。打撃練習では、松永さんが「上半身だけでなく、体全体を使って素振りやトスバッティングすることが大事」などと指導しました。
指導を受けた牧之原軟式野球スポーツ少年団の中村雅輝君(12)は「下半身を使ってバッティングするとボールをうまく捉えることができた。教えてもらったことを練習に生かして、次の試合につなげていきたい」と目を輝かせました。
姶良市、伊佐市、霧島市、さつま町、湧水町の5市町と伊佐北姶良環境管理組合は、11月16日、伊佐市の未来館で一般廃棄物処理に関する相互支援協定を結びました。5市町には同組合の未来館のほか、姶良市、霧島市、さつま町に各1施設があり、各施設で災害ごみ処理や定期点検、改修などにより処理能力が低下した場合などに連携してごみ処理を行うことを想定し、費用は当事者間で決定。このような広域的な連携は、県内で初めて。未来館の管理者の隈元新・伊佐市長は「今年7月に発生した熊本の豪雨災害など、災害ごみの受け入れ依頼は実際に起こっている。自治体間で日常的にごみ処理について議論することは、大変意義深いことだ」と話しました。
ゴルフの楽しさを知り、興味を持ってもらうためのゴルフ体験会が11月16日、かごしま空港36カントリークラブであり、佐々木小学校の児童8人が参加しました。学校や地域の活性化を図るため、昨年度から同校が保護者や地域と一体で取り組んでいる「佐々木へおいでよ!プロジェクト」の一環。同ゴルフ場が学校のすぐ近くにあるという特性を生かし「佐々木こどもゴルフ倶楽部」開設を予定しており、その準備として体験会を行いました。児童らは同ゴルフ場所属のプロゴルファー・山下勇一朗さん(50)からクラブの握り方などの基本を教わり思い思いにボールを打ちました。山下さんがショットの見本を見せると児童らはボールの速度と飛距離に驚き、歓声を上げました。
同校6年の久保文菜(あやな)さんは「狙ったところに打てなくて難しかったけど、楽しかった。遠くに打てたときは気持ち良かった」と笑顔を見せました。
令和4年10月に霧島市・南九州市で開催される第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会に向けた出品対策として11月19日、隼人町の姶良中央家畜市場で第4区(系統雌牛群)と第5区(繁殖雌牛群)の集合調査会がありました。開催地として1頭でも多く共進会へ出品し、優秀な成績を収めることができるよう、関係機関や団体が連携して準備を進めています。
国分中央高校ビジネス情報科の3年生21人が霧島市における観光面の魅力や課題を考える授業「未来探求ゼミナール」に取り組み、11月19日に発表が行われました。
全3回にわたる授業では、旅行会社JTBの職員を講師に招き、観光客の年代や性別、気温による観光客数の変動などの情報が入った国のビッグデータを活用して地域の課題や魅力を分析。その分析結果を基に、観光客を誘客するためのポスターを各自作成しました。
武内莉紗さんは「本物のポスターのように色や見やすさを工夫した。霧島市は観光面において多くの魅力にあふれていると改めて感じた」と話しました。
国分の新市街通りで11月17日から23日まで、飲食店が道路上に机や椅子を設けて営業する「きりしまストリートテラス」が開催されました。国が新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店などを支援する緊急措置として、路上利用の占用許可基準を緩和したことを受け、霧島リノベーションまちづくり実行協議会がこくぶ通り会連合会の協力の下、一週間限りの期間限定で実施。同通り会の対象店舗や事業に賛同した雑貨店などが参加しました。
こくぶ通り会連合会長の池田隆さん(55)は「この取り組みは始めの一歩。通り会の店舗同士が助け合うことにつながっていけば」と今後の取り組みに期待を膨らませ、テラス席で飲食を楽しんだ仲里香織さん(40)は「外で飲むのは、お祭りみたいで楽しくて最高です」と笑顔で話しました。
同期間中、川跡ちょうちん通り会が通りを歩行者天国にして、パラソルやテントを並べ、「夜の街テラス」を開催しました。
霧島商工会議所が主催する道義高揚支援チャリティゴルフ大会で、参加者や協賛団体から集まった募金を霧島市道義高揚・豊かな心推進協議会に寄付。その目録贈呈が11月20日、市役所でありました。霧島商工会議所は平成10年からチャリティゴルフ大会を行っており、今回で23回目。寄付金は同協議会が行う花いっぱい運動や善行表彰に活用しています。
霧島商工会議所会頭の鎌田善政さん(73)は「霧島市は市民の皆さんが生き生きと暮らしているおかげで、明るい町である。道義高揚の取り組みがさらに広がって町が発展するように今後も協力を続けたい」と話しました。
第10回10万本植林プロジェクト植林教室が11月21日、上野原縄文の森近くで行われました。新型コロナウイルス対策のため、午前と午後2部に分けて開催され、合わせて約240人が参加しました。
今回も横浜国立大学名誉教授の宮脇昭さんが実践する、混植・密植による「宮脇昭方式」を取り入れ、シイ・タブ・カシなど58種類2,200本を植林。今年で最後となる同事業は、これまでに約7万本を植林しています。
第2・3・5回にも参加した舞鶴中学校2年の鳥居康生君は「小学4年生の時に植えた苗木が自分の身長の3倍ほどになっていた。地球の働きに感謝したい」と話し、祖母と参加した堀切桃愛(とうあ)ちゃん(6)は「土を掘って植えるのが楽しかった。木が大きくなるのが楽しみ」と笑顔を見せました。
日本で最も人気があり、種類も多い鉄道模型であるNゲージ鉄道模型の走行実演や、九州各地を走る鉄道車両の写真展示などが11月22・23日、大隅横川駅の駅舎でありました。大隅横川駅保存活用実行委員会が駅や地域の活性化、JR肥薩線の利用促進を目的として、きりしま鉄道愛好会の協力の下実施、2日間で270人が来場しました。友人家族と訪れた竹添夢叶(らいか)ちゃん(6)は「いろんな電車を見ることができて楽しかった」と喜びました。
23日は地域住民から寄贈されたピアノのお披露目演奏会もありました。演奏会は霧島高校生が企画し、ピアノや吹奏楽、和太鼓の演奏で会場を盛り上げました。
正月飾りの縁起物として知られるセンリョウ。12月の出荷を控えた11月24日、作業の安全を祈るはさみ入れ式が国分川内でありました。15人の会員で組織する国分センリョウ生産振興会では、2.3haの畑で約7万本を栽培。主に12月15日に鹿児島市で開かれる園芸市に出荷予定です。
この日会場となった農地を管理する佐々木利則さん(58)は「色合いや実の数など、自分でも驚くほど良い出来。コロナの影響で暗いニュースが多いが、正月の明るい話題になれば」と話しました。
国分にあるひより保育園がグッドデザイン賞とキッズデザイン賞でそれぞれ経済産業大臣賞を受賞し11月27日、市役所を表敬訪問しました。
グッドデザイン賞は日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度で、同園が作成したレシピ本が特別賞であるグッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)を獲得。キッズデザイン賞は子どもや子どもの生み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度で、同園の食育活動とツール開発(子ども包丁、レシピ本)が優秀賞の経済産業大臣賞を獲得しました。
園長の白水純平さん(33)は「子どもに食べることを好きになってもらいたいという思いでさまざまな食育活動を行っている。デザインだけでなく、現場の試行錯誤や子どもの成長など全体の取り組みを評価してもらえたことがうれしい」と話しました。
国内各地で高病原性鳥インフルエンザが発生し、県内でも野鳥のふんから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことから、市はウイルス侵入防止対策を実施。11月27日から市内75カ所の養鶏農場に防疫資材として、飼養羽数に応じて消石灰20キロを合計で2,040袋、各農場に1リットル消毒薬を2本ずつ配布しました。
国分上之段にある株式会社ウェルファムフーズでは同日、近隣の自社農場関係者が集まり、配布された防疫資材を車に積み込みました。
横川地区の小学6年生の有志で今年1月に立ち上げた「よこがわ牛援隊」が11月28日、結成後初めての体験学習を行いました。横川地区は、子牛を産ませる繁殖牛の飼養牛数が千頭を超え、市内で2番目の規模を誇る地域。令和4年に牧園町で開催予定の全国和牛能力共進会の周知と将来の和牛生産農家育成を目的に開催されました。
横川地区内の3小学校から15人のメンバーが集まり、結団式で隊員証の授与や県の畜産業の学習をした後、地区内の畜産農家を訪問。子牛にミルクをあげたり、牛の健康状態を確認するため聴診器で問診をしたり、個体識別のための鼻紋(びもん)を紙に写し取ったりしました。横川小学校の児島桃花さんは「牛をこんなに近くで見るのは初めてだった。ミルクをおいしそうに飲む姿がかわいかった」と笑顔で話しました。横川町肉用牛振興会会長の森元弘之さん(68)は「このような取り組みを毎年続け、牛を身近に感じてほしい。将来ひとりでも生産農家になってくれたらうれしい」と話しました。
国分中央高校園芸工学科3年生6人が11月30日、市役所を訪れ、栽培したシクラメンを市長・教育長に手渡しました。毎年、同科では300~400鉢のシクラメンを約1年間かけて種から育て、市のイベントなどで販売しています。
宇根しずくさんは「シクラメンは病気にかかりやすいので、毎日枯れ葉を取るなど手入れを欠かさなかった。みんなで丹精込めて育てたので多くの人に見てほしいです」と話しました。贈呈されたシクラメンは市役所総合案内などに飾られます。
国分中央高校女子ハンドボール部」が7月にあった日本選手権鹿児島県大会で優勝、10月~11月にあった同九州ブロック予選でも見事優勝。12月23日から石川県である日本ハンドボール選手権への出場を決めました。選手権は各ブロック代表や日本ハンドボールリーグ所属チームなど24チームが参加。大会を前に部員らが11月30日、市役所を訪問し予選大会の優勝報告と選手権への抱負を伝えました。
同校2年で主将の坂本晶さんは「小学校の時から一緒にプレーしている部員が多く、チームワークは抜群。選手権では格上の実業団チームが相手ですが、勝ちをあきらめずベストを尽くせるように頑張ります」と力強く話しました。
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