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更新日:2021年3月15日
4月1日から福山町にある「坂元醸造」のつぼ畑で、黒酢の春の仕込みが始まりました。職人は4人1組となって、原料となる米こうじと蒸した玄米を入れ、工場内に引いた湧き水を信楽(しがらき)焼きのつぼに入れ、振りこうじをしてふたをする一連の作業を行いました。仕込みは毎年春と秋の2回。半年後に酢となり、1年以上熟成したものを出荷します。同社では同町内に10カ所、約5万2千個のつぼを置いています。
醸造技師の坂元宏昭さん(46)は「子どもを育てるように温かい目で見守り、おいしい黒酢を造りたい」と話しました。仕込んだ黒酢は1週間ほどで発酵が始まり、温暖な気候の中で熟成を重ねます。
霧島市立の小・中学校で4月6日、入学式がありました。牧園町の持松小学校では、唯一の新入生・松田笑(にこ)さんを、上級生や先生、PTA会長が笑顔で迎え入学を祝いました。
松田さんは「一輪車の練習やウサギのお世話を頑張りたい」と話し、2年生の徳永彩華さんは「一緒に鬼ごっこなどをしていっぱい遊びたい。一輪車が得意なので優しく教えてあげたい」と笑顔を見せました。
新型コロナウイルス感染拡大による影響への対策に役立ててもらうため4月21日、鹿児島市に本社、本市に支店を置く防水工事業者の株式会社南防が、市役所を訪問し市長に義援金を手渡しました。
取締役副社長の原田善章(よしゆき)さん(46)は「日頃お世話になっている地域の手助けになればと考えました。一日も早く終息し、日常が戻ることを願います」と話しました。
4月23日に国分シビックセンターで献血が行われ、来場者には献血推進運動などの社会貢献活動を行う団体、国分ロータリークラブから布マスク120枚が配布され、昨年同時期よりも多くの人が会場に足を運びました。
夫婦で献血に訪れた江藤真由美さん(40)は「いつ自分が輸血を必要とするか分からない。助け合う気持ちを忘れないようにしたい」と思いを語りました。
同時に正面広場では、ドラッグストアなどで品薄状態が続く除菌水(弱酸性次亜塩素酸水)の配布も行われ、容器を持参した人が訪れました。
国分小学校3年の髙橋咲奈(さな)さんが母親の智子さん(37)と手作りした3種類のマスク81枚を4月27日、市へ寄贈しました。咲奈さんは、自分が通った保育園や友人らに手作りのマスクを配り、これまでに約230枚を作製。
咲奈さんは「コロナウイルスにかかる人が1人でも少なくなればと思い作り始めました。困っている人に使ってもらいたい」としっかりとした面持ちで話しました。
マスクは、母子手帳の交付時に希望する妊婦に配布されます。
このほかにも、4月24日には牧園町に本社を置く建設業者のヤマグチ株式会社から、27日には一般社団法人鹿児島県建設業協会栗野支部から、それぞれ6千枚のマスクの寄贈があり、医療機関などマスクが不足している施設へ配布予定です。
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