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更新日:2020年2月10日
令和になって最初の野菜の初競りが1月5日、市地方公設卸売市場でありました。新鮮な野菜を求めて地元の商店やスーパーから集まった約60人と関係者が、三本締めで年の商売繁盛を願いました。
市場には採れたてのハクサイやシイタケ、ミカンの他、干し柿、切り花などが並び、競りが始まると威勢の良い掛け声と共に、次々と競り落とされていました。
市場内にある国分大同青果株式会社社長の宮田幸男(ゆきお)さん(70)は「昨年は天候不順で安値が続き厳しい年だった。今年は競りへの参加者を新規開拓し、活発な市場にしたい」と願い、キャベツやネギなどを競り落とした国分清水の商店従業員・山口いずみさん(35)は「店に良い野菜を並べられそう。地域のお客さんに喜んでほしい」と満足そうに話しました。
春の恒例行事、消防出初式が1月6日、国分シビックセンターお祭り広場などで行われました。消防団員ら760人と消防車両39台の市中パレードや規律訓練、ポンプ操法、災害時の救助訓練などを披露しました。
初めて見学に訪れた天降川小学校4年の柴田匠都(たくと)君は「動きがそろっていて格好良かった。自分も将来は人を助ける仕事をしたい」と目を輝かせました。
7泊8日でキャンプや釣り、登山などに挑戦した「いざ行け!きりしま探検隊」など、市の体験事業に参加した子どもたちによる「きりしまっ子チャレンジ体験発表会」が1月11日多目的ホールであり、児童・生徒や保護者など110人が発表に聞き入りました。発表会は、事業の垣根を越えてそれぞれが学んだことを発表する機会を開いてほしいとの声を反映し、初めて実現したものです。
文化財少年団に参加した大田小学校6年の久木田愛音(あいね)さんは「文化財を勉強してとても楽しかった。4年生から参加できるのでぜひ多くの人に体験してほしい」とうれしそうに話しました。
地域の活性化と発展を目的とした「清水新春の集い」が1月12日、国分の清水地区コミュニティ広場でありました。今回で20回目の開催。
昼は、田の神舞や獅子舞、地元の中高校生によるダンス、吹奏楽の発表があり、地域内外から約600人が来場。豚汁やぜんざいも振る舞われ、にぎわいを見せました。
夕方からは、その年の無病息災を願う伝統行事「鬼火焚き」が会場近くの河川敷であり、約400人が見守りました。国分西小学校5年の真方紀彰君は「祖母の家が近くにあって、毎年楽しみにしている。最後まで見るのは初めてだったので火の勢いに驚いた」と話しました。
イベントを主催する実行委員会会長の有馬純明さん(74)は「地域の人の協力のおかげで20回を迎えることができた。今年が良い年になれば」と願いを込めました。
1月8日に沖縄県でCSF(豚コレラ)が発生したことを受け市は1月16・17日、JAあいら東部地域営農センターなどで市内の養豚農家に防疫のための消石灰や消毒液を配布。空港や高速道路、観光地など人の往来が多いことを念頭に、緊急的に対応しました。農場の出入口に散布する消石灰を各農場に300キロ、豚舎や車両などの消毒液を飼養頭数に応じて配布し、費用は約50万円。市内では20戸、22農場で約3万1千頭の豚が飼育されています。
国分郡田にあるJA鹿児島県経済連国分子豚供給センターで約2300頭を飼育する迫間良人さん(59)は「農家はみんな緊張感を持っている。2月には野生イノシシ用の防護柵も設置する予定」と気を引き締めていました。
国分にある株式会社トヨタ車体研究所が1月17日、鹿児島労働局でえるぼし認定書を受け取りました。「えるぼし」とは、女性活躍に関する取り組みが優れている企業に発行するマークで、厚生労働大臣が認定。現在、県内のえるぼし認定企業は7社で、霧島市内の事業所が認定されたのは初めてです。
同社は、女性職員でワーキンググループを立ち上げ業務の企画・提案したり、理工系女子学生向けのセミナーを開催したりしています。代表取締役社長の(写真左から2番目)立松哲二さん(61)は「今後も女性が活躍できる環境づくりを推進し、女性だけでなく多様な人材が能力を発揮できる働きやすい会社を目指したい」と意気込みました。
「ゲーム・ネット依存~現状とこれから~」と題したこころの健康づくり講演会が1月18日市役所であり、約220人の市民らが講演に聞き入りました。講師は、日本で最初にインターネット依存の治療を始めた久里浜医療センターの前園真毅(まさき)さん(46)で、ゲーム・ネット依存の現状や治療法、スマホ世代の子どもたちとの向き合い方を話しました。
講演後は参加者から多くの質問があり、鹿児島市から参加した40代男性は「18歳の息子がゲームに夢中になっていて、とても心配。息子とどのように関わっていけばよいか、講演を聞いて大きなヒントになった」と笑顔で話しました。
早春の霧島路を駆ける県地区対抗女子駅伝競走大会が1月26日、隼人運動場から国分下井の道路でありました。コースは6区間、21.0975km。12地区がそれぞれの目標達成に向けて、中学生から一般までさまざまな年代の選手がたすきをつなぎ、沿道では市内外から訪れた多くの人が選手に声援を送りました。地元・姶良チームはスタートから上位争いを繰り広げ、最終区で1位となり、見事3連覇を達成。
2区を務めたキャプテンの立山沙綾佳(さやか)さん(23)は「個人の成績は目標に届かなかったけど、後半は粘り強く走り切れた。チームが優勝できてほっとしました」と喜びました。
地域の食文化を生かし経済の活性化や交流人口拡大を目指す、霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」の認定式が1月28日、国分公民館でありました。昨年度から始まったブランド認定制度。2回目となる今回は、お茶や芋焼酎など9産品と2取り組みを認定しました。認定された申請者を代表して、産品・サービス部門では国分酒造株式会社、取組活動部門ではマルマメン工房に認定書を授与。審査講評では、審査委員長の本田屋本店代表取締役社長の本田勝之助さん(45)が「地元産品に誇りを持って、地域の恵を後世に受け継いでもらいたい」と激励しました。
国分酒造株式会社代表取締役の笹山護さん(53、写真左)は「ブランドに認定され、うれしい。販路拡大につなげたい。自社製品とブランド共に成長を目指す」と意気込みました。
琴や大正琴、尺八の体験授業が1月28日、国分小学校でありました。5年生が音楽の授業で、和洋さまざまな楽器の演奏法と音色との関わりを学んでおり、昨年から講師を招いて実施。約150人が手ほどきを受けながら慣れない楽器の演奏に挑戦し、最後に正月の定番曲『春の海』が生演奏されると、児童たちは指使いに見入りながらじっくりと耳を傾けていました。
中村秋仁(しゅうと)君は「琴の響きがきれい。演奏は難しかったけど、好きになった」と喜び、講師の一人で鹿児島市の筑紫会師範・有留歌月(かづき)さん(54)は「心が安らぐ音色が魅力。この機会に、和楽器を身近に感じてもらいたい」と話しました。
オリンピック・パラリンピックへの興味・関心を高めるとともに、スポーツを通じて助け合う心や努力することの大切さを学ぶ「オリンピック・パラリンピック講演会」が1月29日、国分中学校であり、生徒や保護者ら約600人が講演に聞き入りました。講師は車いす陸上(マラソン)で2012年のロンドンパラリンピックで4位、ホノルルマラソンで6連覇の副島正純さん(49)。「自分らしく生きることの大切さや頑張れば目標にたどりつくことができる」と、熱く訴えかけました。また、生徒らは車いす体験も行いました。
同校2年の濵崎安那(あんな)さんは「夢を持ち目標に向かって努力することが大事だと思いました。自分も勉強や部活など、これからも一生懸命頑張っていきたい」と笑顔で話しました。
木原小学校、川原小学校、塚脇小学校、平山小学校の5~6年生17人が一緒に授業をする「きずな・ふれあい合同学習」が1月30日・31日、平山小学校でありました。小規模校の児童が人間関係作りを学び、中学校への進学を円滑にするために毎年行われている同学習。
1月30日には、実業団女子ハンドボールの強豪・ソニーマニュファクチュアリングブルーサクヤの選手15人が講師として来校。レクリエーションや試合を通して交流を深めました。木原小学校6年の山口敏行君は「ハンドボールのは初めて。他の学校の子たちとゲームができたし、点が入ったときはうれしかった」と笑顔を見せました。指導したBlueSakuyaの角南(すなみ)夏帆さん(27)は「交流が良い息抜きになった。子どもたちの吸収の早さに驚いた」と話しました。
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