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更新日:2020年1月9日
霧島国際音楽祭のプログラムの一つで、世界の音楽家と地元の中高生が共演する「管の祭典」が8月1日、霧島市民会館でありました。第一部ではプロの音楽家による木管三重奏、金管三重奏が披露され、第二部では、国分中央高校、国分高校、鹿児島第一中学校・高校の生徒43人を含む特別編成の吹奏楽が披露されました。曲目は序曲『祝典』やパイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ曲など4曲。鹿児島県出身で現在、九州シティフィル室内合奏団に所属する海老原光さんの指揮の下、美しく壮大なハーモニーが会場いっぱいに響き渡りました。
アンコール曲では、客席も一体となり曲に合わせて手拍子。訪れた観客は「海老原さんの指揮に引き込まれた」「頑張って演奏する子どもたちの姿に感動した」と興奮した表情で話していました。
8月1日から7日までの「水の週間」に合わせて「第7回水フェスタ~生命(いのち)の源、霧島の水宝(みずだから)~」が8月2日、国分シビックセンター1階ロビーでありました。
100%湧水、地下水を水源とする霧島の水道水を市民に知ってもらおうと、市が毎年実施しているもので、今回も水道水とミネラルウォーターを飲み比べる「利き水」のコーナーや夏休みの自由研究の参考にしてもらうための実験コーナーなどが設置されました。
市内事業者の協力による簡単な水道管の修繕実演コーナーや水鉄砲を作るコーナーもあり、多くの親子連れでにぎわいました。
自由研究コーナーに参加した宮内小学校4年の坂元心春(こはる)さんと花岡志奈(ゆきな)さんは「ジオパークの火砕硫の仕組みが分かる実験が面白かった。夏休みの自由研究の参考にしたい」と楽しそうに話しました。
霧島つつみワークショップが8月6日、霧島保健福祉センターであり市内外から20代~60代の9人が参加しました。霧島つつみは霧島産の食材を2品以上使った包み料理で、地産地消を推進する霧島ガストロノミー推進協議会が考案。現在、市内の飲食店などで14品が提供されています。
この日は霧島食育研究会が霧島産の小麦粉と高菜を使ったおやきと、麦みそや米などを使った豚ずしコロッケの作り方を教えました。母親と参加した隼人町の厚地なつみさん(21)は「米料理のずしが入ったコロッケは斬新。周りの人にも教えたい」と声を弾ませ、会長の千葉しのぶさん(61)は「包み料理は皮と具の食感の違いが楽しめる。中身が見えないのも面白い。家庭でアレンジして試してほしい」と話しました。
2020年に鹿児島県で開催される第75回国民体育大会、第20回全国障害者スポーツ大会をPRするため、あいら農業協同組合(以下「JAあいら」)が製造、販売する「きりしま茶ペットボトル」に国体の広告や宣伝を掲載した国体デザインのペットボトルが完成。8月7日に市役所でお披露目会がありました。
ペットボトルは、国体実行委員会がデザインを提案、JAあいらが製造。国体に関連した自治体とJAの共同事業と国体PRペットボトルの製造は共に県内初の取り組みです。
JAあいら組合長の中條秀二さんは、きりしま茶は「全国茶品評会でも産地賞を獲得しているが知名度は低い。生産者の意欲やブランド力の向上のためにも国体とタイアップして宣伝していきたい」と話しました。
「霧島ジオパーク夏休み子ども火山スクール」が8月11日、鹿児島県立霧島自然ふれあいセンターでありました。
このイベントは、霧島山の麓に暮らす子どもたちに火山について知ってもらうために、霧島ジオパーク推進連絡協議会が火山学者の井村隆介さん(鹿児島大学准教授)を講師に招いて毎年実施しているものです。
イベントではたくさんの実験が行われ、七輪を使って1000℃以上の高温で石の粉を溶かして「マグマ」を作ったり、コーラの中にラムネ菓子を落として「噴火」させることでマグマの中のガス成分が泡立って膨張し噴火が起こる仕組みを再現したりして、火山についての理解を深めました。
国分広瀬地区の住吉池周辺で8月11日、清掃活動が行われ、地域住民と企業、薩摩義士顕彰会の約80人が参加しました。姉妹都市交流記念として岐阜県海津市から贈られた木曽三川千本松原の帰り松が植えられている同地区。美しい景観の保全や絶滅危惧種のクロツラヘラサギ保護のために5年前から行われている清掃は、5月と8月、11月の年に3回実施。
今年度は、活動が評価され鹿児島県地域貢献活動表彰を受けました。広瀬地区自治公民館長の惣田征郎(そうだゆきろう)さん(75)は「この地区の文化である帰り松。その景観をこれからも守っていくために、地域が一体となって活動を続けていきたい」と力を込めました。
8月11日が祝日「山の日」となったことを記念して、次世代を担う子どもたちを対象に山とふれあい、山の大切さを学んでもらうため、森林学習や体験学習を行う山の日イベントが同日、隼人農村環境改善センターでありました。
姶良伊佐地域振興局職員から森の機能の説明を受け、竹ポックリや竹製のバターナイフ、水鉄砲などの竹細工に取り組みました。
子どもたちは、自分で作った竹ポックリや水鉄砲などで思い思いに楽しんでいました。
国分広瀬地区に160年ほど前から伝わる伝統行事の「はんぎり出し」が8月16日、広瀬干拓潮遊池であり、大勢の見物客、アマチュアカメラマンなどが詰めかけました。はんぎり出しは、「半切り」と呼ばれる馬の飼料桶などで作られたいかだの上から漁師が投げ網でボラの稚魚などを捕まえ、その場で調理し食べる精進落としの行事です。
この日は7人のベテラン漁師が網を投げ、引き上げた網に入っている魚を見た見物客からは歓声が上がりました。
同地区公民館長の惣田征郎ゆきろうさん(75)は「今年は、小学生の見物客が多かった。地区の伝統行事を若い世代に継承するために、これからも頑張っていきたい」と話し、初めて訪れたという天降川小学校3年の中島大雅くん(8)は「魚がいっぱい取れて楽しかった。網が広がる様子がきれいだった」と話しました。
差別のない社会を目指して人権について学ぶ「じんけんフェスタ」が8月17日、霧島市民会館であり、市内外から約450人が参加しました。
講師は、山口県萩金谷天満宮宮司で元萩市教育長の陽(みなみ)信孝さん(80)。演題は「八重子のハミング~老老介護4000日の軌跡~」。陽さんは「妻の故八重子さんの介護については、穏やかな死を迎えさせるためにしていた。妻に話しかけたり、頭をなでたり、人間の優しさに限界はない」と約12年間の体験をハーモニカや口笛を交えながら話し、参加者は熱心に聞き入っていました。
南九州神楽まつりが8月17日、みやまコンセールでありました。本市で活動する霧島神楽、浜之市魚(いお)とい踊り保存会の他、県外から2団体が参加。神々を表現した荘厳な舞やきらびやかな衣装での華やかな舞、何度も飛び跳ねるダイナミックな舞などそれぞれの団体が特徴のある舞を披露し、観客を魅了しました。
隼人町から友人と訪れた山下孝子(たかこ)さん(65)は「数年ぶりの鑑賞で、初めて見る団体もあり楽しめた。若い人たちが一生懸命舞っていたのが素晴らしかった」と感動した様子で話しました。
「株式会社美の匠ガラス工房弟子丸」と「東洋紡株式会社」が連携して誕生した「オリエステルおりがみ(薩摩切子模様弟子丸)」の販売が、8月19日から始まりました。
「オリエステルおりがみ」では初めて薩摩切子模様が採用されたもので、今回5種類の模様がデザインされています。透明感と光沢が、本物の薩摩切子を思わせるデザインとなっており、水に強く、やぶれにくいことも特長です。
同社専務の下簗清美(しもやなきよみ)さんは、「海外の観光客からの人気が高いので、今後おりがみのサイズや英語での折り方をQRコードで示すことを考えていきたい」と販路拡大へ意欲を示しました。
第39回健康づくりはだしのナイター運動会が8月23日、隼人運動場でありました。女性の健康づくりのため夜にはだしになって行う同運動会には、市商工会やJAあいら、母子寡婦福祉会、地域女性連、国分地区と牧園地区の女団連など約250人が参加。輪投げやお手玉入れ、風船をお尻で割る“けつあつ測定”など8種目が行われました。
母親と共に参加した宮内小学校4年の仮屋美穏(みおん)さんは「足が痛かったけど楽しかった。いつもより速く走れた」と笑顔で話しました。
NPO法人きりしま創造舞台による市民参加型ミュージカル「八月の紅い雲」2019公演が8月24日、25日に、霧島市民会館で上演されました。物語の舞台は、誰も戦争を知らない2068年。そこに生きる若者たちが西郷隆盛と神風特別攻撃隊員の人生を体験し、戦争の悲惨さ、生命讃歌、平和への祈りを創り上げるオリジナルミュージカルです。小学2年生から70代までの演者や裏方スタッフ、約60人が週3回の練習を重ねて作り上げた舞台に、訪れた鹿児島第一中学校2年の矢野淳弘(あつひろ)さんは、「昨年より歌が増えていて、物語の展開が面白い。同級生や幼なじみが出演していて、日頃と違う一面を見れて良かった」と話しました。
溝辺町のゲートボールチーム「わいわいクラブ」が8月24・25日、埼玉県熊谷市であった全国ジュニアゲートボール大会(公益財団法人日本ゲートボール連合主催)ジュニア2部で準優勝しました。同部には全国の県予選を勝ち上がった15歳未満の44チームが出場。わいわいクラブは同町の「フレンドスポーツクラブ」のジュニアチームで、平成29年に結成。準優勝は初めて。主に陵南小学校の児童ら13人が放課後や日曜日に地域の強豪選手から指導を受け、練習に励んでいます。
大会には同クラブから2チーム出場。準優勝したチームは(写真左から)陵南小学校5年の山口優和(ゆわ)さん、窪德鈴(すず)さん、山下すみれさん、3年の芝海月(みつき)君、都城西中学校2年で主将の竹内希未翔(きみか)さんの5人です。前回大会のベスト16を越えたものの、決勝では同世代のチームに1点差で逆転負けし、大粒の涙を流しました。竹内さんは「優勝を逃して本当に悔しかった。でも強豪や中学生チームを倒すことができてうれしかった。来年は絶対に優勝したい」と前を向きました。
ハンガリーに日本の古本を送る「本ノコテ」プロジェクト実行委員会のメンバーが、8月27日市役所を訪れ、中重市長に活動実績を報告しました。
「本ノコテ」プロジェクトとは、日本への関心が高いハンガリーの図書館や学校、企業などに無償で日本語の本を配布する事業で、日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念事業に認定されました。
ハンガリー出身でプロジェクト実行委員長のサンディー・ユハスさん(38)は、「霧島市内で2カ月という短期間に約3千冊の本が集まった。皆さんから頂いた貴重な本をハンガリーに届けます」と感謝していました。
道路愛護知事表彰式が8月27日、姶良市の姶良・伊佐地域振興局でありました。
県が管理する道路の美化活動など道路愛護に顕著な功績があった団体をたたえるもので、今年度は霧島市から平熊自治会(旗昭治さん・右から3人目、福島奉文さん・右から2人目)、㈱新町組同志会(新町栄子代表・左から3人目、岩野豊さん・左から2人目)、㈱川原建設同志会(塚田洋一代表・中央)が受賞しました。
3団体とも霧島市内の国県道の除草作業やゴミ拾いを定期的に行い、地域の美化活動に積極的に取り組んでいます。
かごしま国体でおもてなしの花を育てる「花育てリレー」の花苗引き渡し式が8月30日、国分の認定こども園あおば幼稚園でありました。県実行委員会が県内の農業系高校などに種を配布・育成し、大会開催時期に合わせて開花するかを確認するために実施。霧島市では国分中央高校園芸工学科の生徒がマリーゴールドやサルビアなど4種類1600苗を2カ月かけて温室で育てました。この日は、生徒3人が園児に40苗を贈呈し、一緒にプランターに植え替えました。
上手に植えていた松原陽翔(ひゅうが)君(5)は「お水をいっぱいあげて、大事に育てます。オレンジ色の花が咲いてほしい」と元気いっぱいに話し、植え方を教えた3年の德持雪代さんは「国体できれいな花を見て、多くの人が喜んでくれたら」と願いを込めました。
他の苗は市内の小中学校や一部の高校などが育成し、10月の国体サッカーリハーサル大会で飾ります。
国分重久の観光農園でつくる国分観光農業振興会の6人が8月30日、チラシと採れたての果物を同地区の通勤車両などに配り交通安全を呼び掛けました。事故「なし」と交通「安全」にかけて、ナシと県が農林水産物認証制度(K-GAP)で安心安全と認めたブドウを100セット配布。
同会会長の竹之内義人さん(37)は「新学期が始まるので、安全運転の意識を高めてほしい。果物のおいしさも知ってもらえたら」と話し、通勤中の井上綾子さん(28)は「今日は雨模様なので、早めのブレーキを心掛けたい」と気を引き締めていました。
「ビーチ風楽(フラ)in霧島」が8月30日、国分海水浴場でありました。国内外からフラダンス愛好家ら11団体が参加し、約1500人が来場。会場には露店やキッチンカーが並び、お酒や焼き立てのピザなどを手に、のんびりとフラダンスを楽しむ姿が見られました。今回はハワイ音楽に編曲した霧島市歌に合わせ、総勢80人がダンスを披露。観客からは大きな拍手が送られました。
姶良市から毎年訪れている岩元里恵子さん(62)は「市歌は霧島の風景が浮かぶようないい曲。ゆったりとした踊りにぴったりだった」と笑顔で話しました。
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