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更新日:2017年4月14日

まちの話題(平成28年8月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

市街地への転入者に補助金交付

霧島市の市街地に転入した人に初めて「霧島市ふるさと創生移住定住促進補助金」の交付決定通知書が8月31日、市職員から交付されました。補助金受給者第1号となったのは、隼人町に転入した堀ノ内昭二さん(58)、くみ子さん(54)夫婦です。

霧島市では国分・隼人の市街地を除く「中山間地域」の活性化を図るため、平成20年度から補助制度を創設し、移住定住を促進してきました。今年度からは空き家の有効活用を図るために、市街地に転入し、中古住宅を購入または増改築した人も補助対象となっています。

昭二さんは「仕事柄県内各地を転勤してきました。定年後の生活を見据えて、交通アクセスがいいこと、食べ物がおいしいことなど総合的に考えて、霧島市に永住を決めました」と笑顔で話していました。

堀ノ内昭二さん(58)、くみ子さん(54)夫婦

保護者らが特認校制度をPR

小規模校に校区外から児童を呼び込もうと、特認通学生を募集するキャンペーンが8月27日、イオン隼人国分店でありました。来年1月から始まる特認入学の受け付けに向け、8月下旬から9月上旬にかけて毎年開催、今回で6回目です。

霧島市には11の小学校と木原中の計12校が特認校制度を導入しています。今回は木原小、川原小、平山小、塚脇小の4校の保護者や教員たちが、各小の教育活動内容や制度の概要を説明。入学時から子どもが川原小へ通学し4年になる、国分小校区の森元美和さん(38)が「小規模校では子どもたち全員が役割を持つので、自立心が養われます」とアピールすると、相談に訪れた保護者らは興味を示していました。塚脇小教頭の平田賢司さん(51)は「市内に特認校が複数あることを知らない人もいました。制度利用者が増え、過疎地域の教育の場が維持されるよう努力したい」と話しました。

特認通学生を募集するキャンペーン

児童が住民とソバの種まき

永水小の児童らによるソバの種まきが8月27日、同小校区の畑であり、18人の児童と保護者、地域住民を含む32人が参加しました。永水村づくり委員会の主催で、今年で7年目になります。

湿気に弱いソバの種にとって最高の条件となった晴天の下、同会が事前に耕した約700平方メートルの畑では、はだしの子どもや保護者らが畝(うね)に種を次々とまきました。

山村留学制度を利用し、今年4月に熊本市から同地区に移り住んだ3年の川口倫弘(ともひろ)君は「ソバの種の形が三角だと知ってびっくりしました。早く大きくなってほしい」と笑顔で話しました。

永水小の児童らによるソバの種まき

永水小の児童らによるソバの種まき2

永水小の児童らによるソバの種まき3

黒豚1頭が当たる抽選会

「いざ霧島キャンペーン実行委員会」では、霧島市内の一部の宿泊施設に泊まると抽選で黒豚1頭が10人に当たるキャンペーンを開催、8月24日に第1回抽選会が市役所でありました。

今回は、7月21日から8月21日までに応募があった6,838通の中から霧島市長と徳重克彦観光協会会長が選び4人が当選。そのうち1人に霧島市長が直接、当選の連絡をしました。電話を受けた長崎市の山内健二さん(61)は「まさか当たるとは思わなかったです。約50kgのお肉は一緒に旅をした3人と分け合いたい」と喜んでいました。

同キャンペーンは10月23日までの宿泊期間が対象で、応募資格は市内外を問いません。はずれた場合でも500人に霧島市の特産品が当たります。

【問い合わせ】

099-225-0113

当選者の抽選の様子

当選者の抽選の様子2

花いっぱい運動に寄付金贈呈

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングより霧島市花いっぱい運動の運営費として寄付金30万円が8月23日、同社鹿児島テクノロジーセンター長の保積紀(ほずみひろき)さんより前田市長に手渡されました。

同社からの寄付は平成5年から続いており、寄付金は市花いっぱい運動コンクールのソニー賞や各賞の商品代、花の苗代として活用されています。

保積さんは「花いっぱい運動の花壇を見るのが楽しみで和みます。これからも協力を続けていきます」と話しました。

保積宏紀(ほずみひろき)さんと前田市長

交通死亡事故抑止緊急対策会議を開催

8月22日、今後の交通死亡事故の未然防止を目的に、「交通死亡事故抑止緊急対策会議」を霧島警察署で開催しました。

会議には、自治公民館連絡協議会、社会福祉協議会、老人クラブ連合会、PTA連絡協議会、交通安全母の会、霧島地区安全運転管理協議会、県交通安全協会霧島地区協会、鹿児島国道事務所、鹿児島県姶良・伊佐地域振興局、霧島市、霧島警察署の関係者約30人が出席しました。

霧島警察署長と霧島市長のあいさつ後、霧島警察署交通課長による交通事故概況説明、各団体の交通事故防止に向けての意見発表、霧島市老人クラブ連合会会長による交通安全宣言などが行われました。

交通死亡事故ゼロへ向けて、会議出席者の意思統一を図り、「安心・安全なまち霧島市」を目指して一致団結しました。

霧島警察署長あいさつ

霧島市長のあいさつ

協議の模様

交通安全宣言

第4回パンプキンコンテスト

カボチャの重量を競うビッグパンプキンコンテストが8月21日、JR大隅横川駅で開催されました。大隅横川駅保存活用実行委員会が横川地区の活性化を目的に開催したもので今年で4回目。市内外から出品された57点のカボチャが駅前広場に並べられ、重量当てクイズやカボチャの種飛ばし競争、歌謡ショーなどが行われました。

ビッグパンプキンコンテストの優勝は薩摩町の豊増文夫さん(69)で過去最重量となる80kgでした。豊増さんは「来年はもっと大きいカボチャを出品したい」とうれしそうに話していました。カボチャの種飛ばし競争は横川小5年の小島琉雅(りゅうが)くん(10)が4m87cmで優勝しました。

ビッグパンプキンの画像

ビッグパンプキンコンテストの様子1

ビッグパンプキンコンテストの様子2

種飛ばし競争

優勝した豊増文夫さん

防犯パトロール隊結成10年

霧島地区堀之内自治会の堀之内防犯パトロール隊が結成10年を迎え、8月21日、堀之内公民館で関係者ら約30人が集まり記念式典を開催しました。

同パトロール隊は平成18年8月2日に結成し、現在27人で活動しています。朝夕のパトロールやのぼり旗の設置をはじめ、防犯灯周辺の草刈りやカーブミラーの清掃、一人暮らしの高齢者の安否確認や空き家の点検などにも取り組んでいます。

隊長の上村信雄さん(68)は「子ども会と連携しながら地域の安心安全を守っていきたい」と決意を新たにしていました。

堀之内防犯パトロール隊結成10周年式典の様子1

堀之内防犯パトロール隊結成10周年式典の様子2

堀之内防犯パトロール隊結成10周年式典の様子3

アルプスエステック工場増設

新工場の面積は1,112平方メートルで、現工場敷地内に今年12月の操業を目指し、新たに地元から11人を雇用する予定です。同社の精(かたなはらしょう)社長は「優秀な人材を県外に流出させないよう受け皿となる体制をつくりたい」と力を込めました。

アルプスエステック立地協定調印式

青葉小1年生が卓球日本一に

青葉小学校1年の岩井田駿斗(しゅんと)君が、7月に兵庫県であった全日本卓球選手権大会、小学2年生以下のバンビ男子の部で初優勝し8月17日、市役所を表敬訪問しました。

大会では小さな体で放つ迫力あるスマッシュと、練習で1,500回以上続けられるという正確なショットで全国から参加した173人の頂点に輝きました。自ら「負けず嫌い」という岩井田君が兄の影響で卓球を始めたのは2年前。今は毎日4時間の練習に打ち込み、目標は「大会連覇」と意気込みます。将来の夢は「オリンピックで金メダルを取ること」とはっきり答え「まずは今度(8月末)の九州大会で勝ちたい」と笑顔で話しました。

岩井田駿斗(しゅんと)君2

岩井田駿斗(しゅんと)君

地域で食材の活用術を学ぶ

食品ロスを無くす節約料理教室が8月17日、国分清水の三郷公民館であり同地区の住民24人が参加しました。

女性の視点から環境問題に取り組んでいる市生活学校が開催。夏に残りがちなそうめんを使った「冷やし中華風そうめん」や鶏肉を使った「チキン南蛮」のレシピを紹介、参加者らに振る舞いました。

同学校の会長の大原春江さん(71)は「食品ロスの削減には『買い過ぎない』『作り過ぎない』『作り過ぎたら近所にお裾分け』が大切。もったいない意識を持って」と参加者に呼び掛けました。

食品ロスを無くす節約料理教室1

食品ロスを無くす節約料理教室2

食品ロスを無くす節約料理教室3

祖先の霊を火流しで送る

市の無形民俗文化財に指定されている「火流し」が8月15日、牧園町下中津川犬飼地区であり、地元住民や写真愛好家など100人を超える人が集まりました。

祖先の霊を送る精霊(しょうりょう)流しとして、300年ほど前からこの地域に続く伝統行事。日が暮れ、川沿いに並んだ盆ぢょうちんが灯り始めると、七夕飾りや竹、稲わらなどが積み上げられた4メートル四方のいかだに火が付けられ、川に入った地元の若者らが引きます。辺りにポン、ポンと竹が弾ける音が響く中、集まった人たちは炎の行方を見守ったり、写真に収めたりしていました。

国分から家族で訪れた巽(たつみ)慶太さん(32)は「昔ながらの懐かしい雰囲気がいいですね」と幻想的な風景を楽しんでいました。

火流しの準備

火流しの様子

火流しの様子2

盆ぢょうちん

福島っ子が5年ぶりに霧島へ

東日本大震災で被災した福島県浪江町の子どもたちが平成23年8月、歌手の長渕剛さんの招待で霧島を訪れました。それから5年。霧島地区で毎年ふるさと霧島夏まつりを開催している実行委員会のメンバーが、オリジナルのタオルやTシャツなどの販売益で5年前に霧島を訪れた福島っ子を招待しました。

今回霧島を訪れたのは新妻竜輝(にいづまりゅうき)さん(16)ら6人。一行は8月12日に霧島市役所を訪れ、霧島市長を表敬訪問。13日には同夏まつりのスタッフとして運営を手伝いました。

新妻さんは「5年ぶりに霧島に帰って来て懐かしかったです。東日本大震災の時はたくさんの人に支援してもらいました。今度は私たちが恩返しをしたい」と熊本地震への募金を呼び掛けていました。

霧島市長を表敬訪問

行委員会のメンバーと

ふるさと霧島夏祭りの様子1

熊本地震への募金活動の様子

熊本地震への募金活動の様子2

自然と触れ合い育つ小浜っ子

小浜小学校の児童による錦江湾カヌー漕艇が8月9日、隼人港付近から小浜海水浴場までの約4kmにかけて行われました。

地元の人によると、海と親しむことで郷土愛や忍耐力、連帯感を育てようと25年ほど前から行われている伝統行事で、当初は桜島から漕ぎ出していたそうです。

この日は保護者や先生、1、2年生の声援を受けながら、3年から6年の全児童15人が懸命にゴールを目指しました。無事にゴールした6年の外薗優希君(11)は「途中は疲れたけど、みんなの頑張っている姿に元気づけられました」と達成感にあふれていました。

錦江湾カヌー漕艇

錦江湾カヌー漕艇2

錦江湾カヌー漕艇3

錦江湾カヌー漕艇4

会話をしながら楽しく夕食を

「子どもたちにお腹いっぱいご飯を食べてほしい」と国分中央で「ほのぼの食堂」が開かれています。国分地域福祉事業所が運営しているもので、今年3月にスタート。毎月1回、午後6時ら8時までで、料金は大人300円、子ども150円。親子の場合、子ども分は無料、予約も不要です。

8月5日のメニューは親子丼と、豆腐とわかめのみそ汁。3人の子どもと参加した国分の山口美保さん(32)は「だれでも参加でき、親や子どもたちの交流ができるのも魅力。毎月楽しみにしています」と話しました。

ほのぼの食堂
国分中央1丁目9-28
電話0995-45-1929(担当:原田さん)

ほのぼの食堂画像

ほのぼの食堂の様子1

ほのぼの食堂の様子2

参道灯す霧島神宮献灯祭

霧島神宮の六月燈「献灯祭」が8月5日、開催されました。

ずらりと飾られた灯篭が参道を灯し、幻想的な雰囲気を醸し出す中、訪れた多くの人々は灯篭を見つめたり、写真を撮ったり思い思いに楽しんでいました。

特設舞台では三味線の披露や抽選会が行われ、大賑わい。終了後には花火が上がり、夏の夜空を彩りました。

献灯祭1

献灯祭2

献灯祭3

花火

ふるさと大使、新制服を披露

第9代ふるさと大使の新しい制服のお披露目会が8月4日、隼人町姫城の(有)セイナさつきブライダル本店でありました。製作は同店がプロデュース、無償提供し、今年で6年目になります。

代表取締役の米德さつきさん(77)は「霧島の豊かな自然と、輝く太陽をイメージして作りました。これから1年間、霧島市のPRを頑張ってほしい」とエールを送りました。

第9代ふるさと大使

中央高校生、経営者に学ぶ

経営者から就労の目的や勤労観を学ぶ「第13回経営者と語る会」が8月3日、国分中央高校であり、同高3年の就職希望者116人が参加しました。国分、隼人町の企業を中心に設立された国分中央ロータリークラブが開催し、今回で13回目。生徒らは3会場に分かれ、小売業やサービス業、農林水産業など3人の経営者から話を聞きました。

(有)藤田電装の水野雄太さん(28)は「販売の仕事は接客マナーが大切。お客さまからの“ありがとう”が、仕事のやりがいや喜びにつながる。」とアドバイス。ビジネス情報科の松木美都(みと)さん(17)は「今働いている人の経験や、身だしなみなど面接試験で好印象を与えるポイントを聞けて参考になりました」と話しました。

第13回経営者と語る会

第13回経営者と語る会2

生産者が努力の生花(せいか)披露

市フラワーコンテストが8月3日、国分シビックセンター多目的ホールでありました。

技術や商品性の高い花づくりへの意識向上を目的に、市内の花き生産者19人がつくる市花き振興会が開催し今回で11回目。会員9人がキクやユリ、バラなど26品を出品しました。

来場者には花のプレゼントがあり、出品された花や市内の生花店によるフラワーアレンジメントをじっくりと眺める姿が見られました。姶良市から家族で訪れた西山実采希(みさき)さん(15)は「オレンジ色のケイトウがきれいだった」と笑顔で写真を撮っていました。

霧島市長賞には下久保花卉(かき)園(溝辺町竹子(たかぜ))の下久保諭(さとし)さん(65)のオリエンタルユリが輝き、代理で受賞した息子の直幸さん(26)は「温度管理に苦労しましたが、芯がしっかりした花を育てられた。努力が報われてうれしい」と喜んでいました。

受賞者のみなさん

フラワーコンテストの様子1

フラワーコンテストの様子2

霧島市国分下井の交通死亡事故現場診断・検討会の実施

霧島警察署主催による交通死亡事故現場診断が平成28年8月1日(月曜日)、霧島市国分下井において、地元公民館長・自治会長、自治体関係者、道路管理者、交通安全協会等の関係機関・団体を交えて開催されました。

参加者は、平成28年7月15日(金曜日)に発生した霧島市国分下井の国道において、自転車に乗っていた65歳男性が、40代女性が運転する軽乗用車にはねられて死亡した事故現場を視察後、検討会を行いました。

検討会では、現場付近の樹木の伐採、ドライバーへの安全運転の意識付け、高齢者に対する交通安全教育の強化、交通取締りの強化などが有効であるとの意見が出されました。

国分下井事故診断1

国分下井事故診断2

国分下井事故診断3

国分下井事故診断4

安心安全な霧島の水を知る

8月1日から7日までの「水の週間」に合わせて「水フェスタ2016霧島」が8月2日、国分シビックセンター1階のロビーで開催されました。

霧島市の水道水は100%湧水、地下水。自然豊かな霧島山に降った雨水はシラス土壌などで不純物がろ過され、長い年月をかけて湧き出します。ミネラル成分も豊富な霧島の水について知ってもらおうと、水道水とミネラルウォーターを飲み比べる「利き水」のコーナーや原水の試飲、水質検査の実演などが行われました。

親子で参加した国分中学校1年の牧之内君(13)と国分小学校2年の君(7)は「水の仕組みが分かって、実験も面白かった。霧島のおいしい水を守っていかないといけないと思いました」と楽しそうに話しました。

この日は、霧島茶のおもてなしやお茶販売などもあり、多くの人が訪れました。

水の週間1

水の週間2

少林寺流錬心舘、全国で入賞

7月24日に広島県で行われた「少林寺流錬心舘第46回全国空手道選手権大会」で優秀な成績を収めた錬心舘隼人支部の選手3人と天降川支部の選手1人、県空手道連盟副会長の野邊興(まさおき)さんが8月1日、報告のため市役所を表敬訪問しました。

小学校高学年型の部で天降川小学校5年の岡留結衣さん(11)が優勝、富隈小学校5年の志(かみむらじんし)君(11)が敢闘賞(ベスト8)、中学校型の部は隼人中学校3年の上村大心(かみむらたいしん)君(14)が優勝、一般女子型の部で谷口麻美(あさみ)さん(29)が準優勝を果たしました。4人は「来年は優勝を目指したい」「納得のいく型を極めたい」などの抱負を話しました。

全国大会で優秀な成績を収めた少林寺流錬心舘のみなさん

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