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更新日:2016年8月2日
霧島市が7月1日から実施予定の「空き家バンク制度」を円滑に行うため6月27日、市と鹿児島県宅地建物取引業協会、全日本不動産協会鹿児島県本部が業務協定を締結しました。空き家バンク制度とは、空き家などの情報を一元化し、広く情報公開を行い、空き家などの所有者と空き家等を活用したい利用希望者とのマッチングを行う制度。全国的に増加傾向にある空き家問題の解消や地域活性化を図ることを目的としています。
この協定により、両協会が実施する業務内容は、空き家等の売買、賃貸借にかかる交渉、契約など専門的な知識を有する仲介業務全般です。
同日、霧島市役所で開催された協定調印式で、宅地建物取引業協会の中馬敏夫副会長(写真左)は「霧島市の人口増に協力したい」、全日本不動産協会県本部の福山修本部長(写真右)は「情報を全国発信し、空き家対策に貢献したい」と意欲を見せました。
栄養教諭を目指す鹿児島女子短期大学生活科学科の2年生15人が、食の大切さを学ぼうと6月26日、霧島田口にあるNPO法人霧島食育研究会の水田で田植えを体験しました。初めて田んぼに入った学生がほとんどで、始めは足元を取られてぎこちない様子でしたが、同研究会のスタッフから植え方の指導を受けながら稲を丁寧に植え付けていました。
溝辺町から通学している岩井凜花(りんか)さん(19)は「田植えは初めて。お米づくりの大変さを感じました。秋の稲刈りにも参加します」と話していました。
溝辺町石峯地区で今年度始めての「健康づくり生きがいづくり推進モデル事業」が6月26日、同公民館であり住民ら約40人が参加しました。
はじめに市健康運動普及推進員の指導の下、音楽に合わせて屈伸など体を動かしたり、指先をこまめに動かすことで脳の活性化につながる運動をしたりしました。その後、市民を中心に結成された「松っちゃん一座」が、舞踊や薩摩義士に関する紙芝居、親が亡くなった後の空き家問題の寸劇などを披露し、会場は笑いあり感動ありで大いに盛り上がりました。
同地区の住吉多美子さん(70)は「運動で体が軽くなりました。松っちゃん一座の寸劇も面白くて心もすっきりしました」と喜んでいました。
同事業は自治公民館ごとに年10回程度開催、健康講話やスポーツ大会、栄養料理教室など「健康づくり」「生きがいづくり」に通じる活動を行っています。
市が主催する合同企業説明会が6月24日、国分中央高校であり、来年3月に卒業予定で就職を希望する同高3年の約30人が参加しました。市が今年度から学生就職支援の一環として開始したもので、就職希望者が多い市内の高校に対し、これまで延べ3回、10社による説明・見学会を行いました。
この日は京セラ(株)鹿児島国分工場など市内の誘致企業6社の担当者が自社の製品や経営方針、福利厚生などを説明。生徒は熱心に耳を傾け、メモなどを取っていました。
ビジネス情報科の熊谷百花(くまがいももか)さん(18)は「地元に世界規模の取引や立派な業績を持つ会社があることを知り、地元就職への希望が高まりました。次は直接会社を見学してみたい」とうれしそうに話しました。
JAあいらと第一工業大学、霧島市が霧島産の原木シイタケなどを使って共同開発した「きりしまきのこグラノーラ(仮称)」が6月9日、林野庁主催の新商品コンテストの加工品部門で大賞を受賞。6月21日に市役所で関係者を集めた試食・報告会がありました。
働く女性をターゲットにした「森のめぐみプロジェクト 食べて美味しい からだも嬉しい 新メニュー・新商品コンテスト」で、国産の特用林産物(山菜、タケノコなど)の消費拡大を目的に初めて開催されたもの。商品には県内1位の生産量を誇る原木シイタケのほか、霧島茶やブルーベリーなど霧島産の素材を使用し、同大が試作を繰り返し1か月かけて開発、応募しました。この受賞で交付された100万円の補助金を元に、今後は正式名称を公募した上で商品化に向けた取り組みを本格化させます。
開発に携わった同大工学部教授の吉本博明さんは「今年3月に3者で交わした産学官の連携協定の成果が早速形になった。商品はキノコ嫌いの人も食べやすいように工夫した自信作。これから6次産業化を加速させたい」と意欲を見せました。
福山町佳例川地区のお田植え祭が6月19日、飯富神社のご神田で行われました。これは平成9年に65年ぶりに復活した行事で、今回が復活後20回目の記念の年。当日はあいにくの天気でしたが、地域住民らが集まり、昔ながらの手植えとうなぎのつかみ取りを楽しみました。
佳例川地区は人口323人、うち65歳以上180人の限界集落ですが、これまでも、地域を盛り上げようと、鹿児島大学やトヨタ車体研究所の協力の下、運動会や祭り、イベントなどに取り組んできました。毎年恒例のこのお田植え祭にも鹿児島大学の学生が15人参加予定でしたが、JRの運休で参加できたのは一人だけ。それでも地域の方と一緒に泥まみれで行事を盛り上げました。
唯一の参加者、鹿児島大学農学部2年の長濵綾音さん(19)は「初めて佳例川に来ました。元気な地元の方と交流できて、貴重な体験ができました。また参加したい」と笑顔で話していました。
霧島警察署主催による交通死亡事故現場診断が6月14日、国分中央一丁目で、地元公民館長・自治会長、自治体関係者、道路管理者、交通安全協会などの関係機関・団体を交えて開催されました。
参加者は、5月14日に発生した国分中央一丁目の市道において、20歳男性が運転する普通自動二輪車が、歩道に乗り上げ転倒して死亡した事故現場を視察後、霧島警察署に移動して検討会を行いました。
検討会では、現場付近の道路環境の整備、ドライバーへの安全運転の意識付け、交通安全教育の強化、交通取締りの強化が有効であるなどの意見が出されました。
国分の川原小学校の児童19人が6月11日、米作りを通して地域の良さを学ぼうと学校近くの田んぼで田植えを体験しました。豊作を願い高学年で太鼓演奏を披露した後、地域のボランティア団体の川原塾から苗の植え方を教わりました。
苗は児童が種もみをまき成長の様子を観察してきたものです。田んぼに入った瞬間児童らは歓声を上げ、川原塾の人に教わりながら一本一本丁寧に植えました。
1年の井ノ口美玲(みれい)さん(6)は「初めて植えました。最初は上手にできなかったけど、地域のおじいちゃんに教えてもらって植えることができました。お米が出来上がるのが楽しみ」と喜んでいました。
秋ごろ収穫し、できたお米は地域のお祭りで餅つきなどに使われます。
国分新町地区の老人クラブ「新町虹色(なないろ)クラブ」が地区で初めてとなる防災学習会を6月7日、同地区の公民館で開催し、約30人が参加しました。
熊本地震を教訓に災害に備えようと、日本赤十字社鹿児島県支部の職員を招き、風呂敷を使った簡易リュックの作り方や応急手当、非常食の作り方、避難生活での心得など、家庭でできることを学びました。ポリエチレンの袋を使った非常食作りでは「手を使わないで食べられ衛生的」「袋は家庭での食材の保存用袋でも代用がきく」など具体的な事例を紹介し、参加者は熱心に耳を傾けていました。
参加した川畑美代子さん(80)は「災害時に自分のことは自分でできるよう、非常持ち出し袋を用意しておこうと思いました」と話し、同クラブ会長の笛田茂さん(80)は「今後は避難経路の確認や市の防災マップの勉強会も開きたい」と先を見据えていました。
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