ホーム > 市政情報 > 広報・皆さまの声・出前講座 > まちの話題 > まちの話題(平成28年度) > まちの話題(平成28年10月)
ここから本文です。
更新日:2024年10月18日
今年で35回目を迎える「霧島市みぞべ秋祭り」が10月30日、上床公園グラウンドで開催されました。これまでは、文化祭と農業祭を合わせて開催していましたが、今回から農業祭主体の祭りに一新。
ブリの解体ショーやカボチャの重量当て、大声コンテスト、ポニーの馬踊り、お楽しみ抽選会などさまざまなイベントが行われました。秋風に誘われ訪れた600人以上の人々は、露店で出される秋の味覚に舌鼓を打ちながら、思い思いの時間を過ごしていました。
霧島秋のサッカー祭りが10月30日、国分運動公園屋内多目的グラウンドであり、鹿児島県出身で元サッカー日本代表の前園真聖さんがドリブル指導を行いました。歴代の代表選手の中でもトップクラスのドリブラーとして今も高い人気を誇る前園さん。会場に集まった500人を超えるサッカーファンが熱い視線を送りました。
前園さんは「ボールは体から離さない」「シュートを打てるよう常に前(ゴール)を向く」「シュートやパスなど選択肢を増やして守備側の気を散らす」などとドリブル成功のコツを披露。上達のため「ボールを足元で常に動かす」「ドリブルのタイミングやスピード変化を工夫する」など独自の練習法を紹介しました。
子どもたちとも直接ドリブル対決をした前園さんは「ドリブルは数人かわして点を取れる、局面を変えられるプレー。魅力と重要性を感じてもらえたらうれしい」と終始笑顔。前園さんをかわしてゴールを決めた冨隈小5年の今村菜七子(ななこ)さん(11)は「教わったことを試合で生かしたい」と目を輝かせました。
国分中央高校のボランティア部は今年9月、食べずに捨てられる食品(食品ロス)を引き取り福祉施設などへ無料で提供する「フードバンク」活動を開始。募集品目や賞味期限、広報手段などを部内で検討し10月29日、同高の文化祭で募集を行いました。高校生による取り組みは県内でも珍しいとのことです。
90分間に26人から菓子類やインスタント食品、缶詰などが持ち寄られ、送り先で仕分けしやすいよう品目ごとにダンボールへ詰め込まれました。集まった食品は鹿児島市のNPO法人フードバンクかごしまに送られます。
約3合の精米が入った500mlペットボトル23本を届けた国分の羽生紀一(はぶのりかず)さん(75)は「若者が社会貢献してくれて頼もしい」と喜び、同部で生活文化科1年の渕元李桜(りお)さん(16)は「みんなで手分けして配った手作りのチラシを見て来たと聞いてうれしかったです。少しでも困っている人の助けになったら」と笑顔で答えました。
市内の風景写真家・中小路靖(なかこうじやすし)さん(55)が2冊目となる写真集「霧島」を9月30日、自費出版しました。10月25日、県や九州の写真展で実績を上げる母校・隼人工業高校の写真部13人全員に寄贈。生徒たちは目を輝かせページをめくっていました。
中小路さんは霧島山の風景写真を撮り続け30年。撮影に専念するため、平成27年に霧島市役所を退職。毎月2回、放課後の2時間程度、同高写真部を訪れ技術指導や生徒の作品の講評を行っています。
中小路さんは「母校への恩返しと思って寄贈しました。写真集が少しでも勉強の足しになれば」と話し、情報技術学科3年で部長の徳田健(けん)君(18)は「先生のおかげで風景写真の新たな魅力を知りました。期待に応えられるよう頑張りたい」と感激していました。
写真集はA5サイズの96ページ。収められたのは平成15年に自費出版した1冊目以降、デジタル一眼レフカメラで撮りためた中から選んだ72枚。矢岳のご神木と呼ばれる迫力あふれるキリシマツツジや、頂上だけ赤く染まった韓国岳など、時間や季節ごとに変化する霧島山の魅力が詰まった1冊に仕上がっています。
イオン株式会社と市が10月25日、霧島市役所で災害時における支援協力に関する協定を締結しました。県内の自治体との協定は5例目です。地震など大規模な災害が発生した場合、市は同社へおにぎりやパン、粉ミルクなどの食料品のほか、毛布や紙おむつなどの生活必需品の支援要請を行います。
同社の柴田祐司(ゆうじ)
代表取締役社長(60)は「災害はいつ起こるか分からないもの。地震や台風、噴火などあらゆる災害に迅速に対応したい」と意気込みました。
食鳥処理機の設計、製造などを行う株式会社霧島MEDが本社を国分下井に移転・増設するため10月24日、市と立地協定を締結。ベルトコンベヤー製品の製造に必要な高架クレーンを設置し、納期の短縮を図るものです。
同社は平成24年に創業、平成27年には他社から通信関連事業を譲り受け、南九州を対象に携帯電話会社の基地局アンテナ、無線機などの交換、設置、点検などの業務も行っています。
用地面積3,744平方メートル、建物面積399.37平方メートルで、新たに地元から5人の雇用を予定、平成29年4月の操業を目指します。
同社の吉井大延(
だいすけ)代表取締役(43)は「今後は鳥だけでなく、牛豚、水産まで進出したい。地域の雇用など地域経済の活性化に貢献できたら」と話しました。
参加・体験型の交通安全ナイトスクール(夜間学校)が10月25日、空港自動車学校で開催され、市内の約20人が参加しました。
講習は、霧島警察署交通課員が最近の交通事故情勢に関する講話をした後、空港自動車学校指導員による速度感覚、色の違いによる視認性と夜間反射材の効果、蒸発現象実験などを体験しました。
参加者からは「反射材の有効性がよく分かりました。外出するときは必ず着用しなければいけませんね」など、交通事故防止のための前向きな意見が寄せられました。
下水処理場が排出する汚泥などを食の分野に有効活用しようとする国の事業「ビストロ下水道」の一環として、市と官学連携を行う鹿児島工業高等専門学校が10月21日、同校で専門家による講演会を実施。山形大学農学部教授の渡部徹さん、ミス日本「水の天使」の須藤櫻子(さくらこ)さんを招き、農家や食品、土木関連企業、同校の学生など約100人が参加しました。
同校都市デザイン工学科教授の山内正仁(まさひと)さん(50)の講演では、下水汚泥を用いたヒラタケ「高専きのこ」を紹介。キノコ栽培に欠かせない窒素やリンが多く含まれる汚泥に、地元の酒蔵から出る焼酎かすや竹のおがくずを加え独自に開発した菌床で育てると、うまみ成分のアミノ酸が3.4倍に増え、試食イベントでもおいしいと評判だったことを報告しました。山内さんは「環境負荷を減らして食に付加価値を付けられる、時代に合った取り組み。将来は市内の農家や飲食店などとも手を組み、活用の可能性を広げたい」と期待を込めました。
講演会の後は、高専きのこを使った料理などの試食会が姶良市の飲食店で行われました。
市は生活協同組合コープかごしま、市民生委員児童委員協議会連合会と10月21日、市内の見守り活動に関する協力協定を締結しました。
この協定は、同組合配達担当者や店舗の職員が業務中に、一人暮らしの高齢者や障がい者、子どもの異変に気付いた場合、市に連絡し、市は担当の民生委員に連絡して安否確認を行うものです。
生活協同組合コープかごしま理事長の松薗孝夫さん(62)は「配達中にお届けしたものがそのままだったり、郵便物がたまっていないか日ごろから注意するよう職員間で呼び掛け合ってます。地域の安心安全なまちづくりに貢献したい」と話しました。
霧島地区地域安全モニターと、霧島地区防犯協会、霧島警察署による駐輪場の防犯診断を10月18日にJR国分駅駐輪場で、10月19日にJR隼人駅駐輪場で行いました。
この防犯診断は、全国地域安全運動の一環行事として行われ、駐輪場にとめてある自転車やオートバイを点検し、無施錠や防犯登録をしていない車両に、注意喚起を促すカードを交付するものです。
参加者は、駐輪場の自転車やオートバイを一台一台チェックしながら、無施錠や防犯登録未登録の車両に対して、カードを交付しました。
あいら農協と第一工業大学、霧島市が産学官連携で商品化を進めている「きりしまきのこグラノーラ(仮称)」のネーミングコンテストの最終審査が10月18日、隼人町のJAあいら本所でありました。
霧島市を中心に応募があった215点の中から最優秀賞に選ばれたのは、姶良市蒲生町の東郷美穂さんの作品『霧島さん家(産地)のグラノーラ』。「生産者が愛情を込めて育てた産地食材が詰まった商品」を家族になぞらえ「霧島さん家の」という言葉に込めました。霧島菓子組合、市特産品協会、第一工業大学の学生、生産者ら7人が親しみやすさや独創性、原材料や地域PR力などを考慮し審査。表彰式は11月の霧島ふるさと祭で行われます。
生産者を代表して審査した隼人町の松下さえ子さん(57)は「名前に込められた思いを聞いて感動しました。ずっと親しまれる商品になってほしい」と目を細めました。
商品は今年6月に林野庁主催の新商品コンテスト加工品部門で大賞を受賞したものを、コストなどを考慮し改良を加えたもの。今後JAあいらグループ店舗での販売が検討されています。
隼人族の霊を慰めるため、養老4(西暦720)年ごろに始まったとされる隼人浜下りが10月16日にあり、みこしに乗ったご神体とよろい武者、神官、稚児行列など370人が鹿児島神宮から浜之市八幡屋敷までの約4kmを練り歩きました。
途中の隼人塚公園では、隼人塚の前で厳かに隼人舞が舞われ、雅楽の演奏と共に神事が執り行われました。終点の八幡屋敷では漁の様子を演じた郷土芸能「魚とい踊り」などが披露され、多くの見物客でにぎわいました。
稚児で参加した救仁郷右京くん(5)は「隼人浜下りチェストいけの掛け声で元気をもらいました。楽しかったです」とほほ笑みました。母のさおりさん(34)は「隼人浜下りは伝統あるお祭り。子どもと一緒に参加し、貴重な体験をさせていただきました」と話しました。
「竹燈籠祭り2016」が10月15日、16日の2日間、国分中央の金剛寺跡で開催されました。
これはNPO法人金剛寺招魂社保存会が昨年から実施しているイベントで、丁寧に模様が彫られた2300本の竹燈籠をはじめ、ペットボトルを使った燈籠や吊り燈籠など約3000個が飾られ、会場は幻想的な雰囲気に包まれました。
初日はあいにくの天気で予定のプログラムができない場面もありましたが、2日目は予定どおり、バンド演奏やフラダンス、合唱などが披露され、訪れた人々は舞台発表を鑑賞したり、燈籠に見入ったり思い思いの時間を過ごしていました。
縄文時代の体験などができる縄文の森秋まつりが10月15、16日、上野原縄文の森体験広場でありました。連日、あいにくの小雨模様でしたが家族連れなどでにぎわいました。
会場では火おこし体験や薩摩剣士隼人ショー、有料での弓矢づくりやアクセサリー作りなどがあり、子どもたちは夢中になっていました。
火おこし体験に挑戦した国分の米玉利翔(よねたまりかける)君(5)は、指導員からコツを教わり2分ほどで成功すると「本当に火が付いてびっくりした。楽しかった」と満面の笑みを浮かべました。
空港に関心を持ってもらおうと毎年開催されている空の日フェスティバルが10月15日、鹿児島空港であり、家族や友人などたくさんの人でにぎわいました。子どもたちは客室乗務員の制服を着て記念撮影をしたり、飛行機を操縦するシュミレーターを体験したりして大喜び。各航空会社では飛行機の機体見学会なども行われ、見学者らは興味津々の様子で職員の話を聞いていました。
日本航空の見学会に参加した福山町の鈴木芽
衣(めい)
さん(11)は「飛行機の大きさにびっくり。近くで大きなエンジンを見たり、飛行機が安全に飛ぶための話を聞いたりして勉強になりました」と話しました。
バーなどの飲食店を巡りながら店やまちの魅力を発見する「きりしまバル街」が10月15日、国分・隼人の20の飲食店で開催されました。今年で6回目。県内では10月22日に鹿児島市でも開催。「バル」とはスペインで親しまれる「立ち飲み居酒屋」のこと。バル街では5枚綴りのチケット1枚につき1つの店で、1ドリンクとピンチョスと呼ばれるおつまみを楽しむことができます。
国分パークプラザでは午後5時から酒やピンチョスの振る舞いがあり、150人以上の行列が。オリジナル焼酎カクテルや前割り焼酎、ワインを片手に生のジャズ演奏を楽しみ、意中の店へと足を運びました。高校時代の同級生と2人で訪れた国分の徳田弥奈美(みなみ)さん(23)は振る舞い酒に頬を染め「日ごろ行かないお店がたくさんあるので楽しみ。5軒制覇を目指します」と笑顔で答えました。
隼人町の管工事組合(7社)による同町の65歳以上の高齢者宅を対象に給水装置点検ボランティアが10月14日にあり、今年で20回目を迎えました。
民生員児童委員や社会福祉協議会が、風呂や台所の水漏れなど気になる箇所がないか呼び掛けたところ50軒の依頼があり、16人の管工事組合員が2人1組で町内を回りました
同組合長の山田一郎さん(69)は「水道業がここまでやってこれたのも高齢の先輩方のおかげ。恩返しのつもりで20年間続けてきました。要望がある限りこれかも続けたい」と意欲を見せ、風呂の蛇口を修理してもらった同町の花田律子さん(77)は「ずっと直したいと思っていましたが、どこに頼めばいいのか分からなかった。修理してもらい助かりました」と喜んでいました。
全国地域安全運動の一環行事として、鹿児島県姶良・伊佐地域振興局の主催で、10月14日にA-Zはやと前で、霧島地区地域安全モニターや霧島地区防犯協会、霧島警察署、霧島市少年補導員、姶良・伊佐地域振興局で、「犯罪のない安全で安心なまちづくり」街頭キャンペーンを行いました。
このキャンペーンは、県内で多発している、うそ電話詐欺や自転車盗難などに対して注意を促し、被害防止を周知するために行ったものです。
参加者は、来店した人々に、「うそ電話詐欺に注意してください。」と、一人一人にチラシなどを配布しました。
10月11日から20日までの間に展開される全国地域安全運動に伴い、10月11日から、同運動の出発式が霧島警察署で開催されました。
霧島警察署長、霧島市長のあいさつの後、カトリック国分幼稚園児による「あんしんあんぜんの合言葉」の披露がありました。霧島警察署生活安全刑事課長の出発申告が行われ、白バイやパトカー、地域ボランティアの青パト隊が、パトロールに出発しました。
公民館講座の自主講座に当たる男の料理教室「霧シェフ」が10月11日、霧島保健福祉センターであり、男性会員17人が参加しました。講座は13年目。毎年9回実施し、横川町の食生活改善推進員の濵本伸子(しんこ)さん(74)が指導しています。
この日は4組に分かれてナポリタン風焼きそばと肉まん、人参ナムル、中華スープの4品に挑戦。濱本さんにアドバイスを受けながら、調理と皿洗いを同時にこなす手際の良さで、80分で料理を完成させました。
霧島の廣松髙文さん(69)は「各組で出来上がりの味が異なるのが面白い。みんなの顔を見るのが楽しみで参加しています」と自慢の手料理を頬張っていました。
スポーツや運動への関心を高めてもらおうと、10月10日の体育の日に霧島スポーツまつり2016が開催されました。初心者や未経験者、運動が苦手な人など、誰もがスポーツを楽しむきっかけになればと霧島市体育協会が初めて取り組んだ体験型イベント。会場の国分運動公園や国分武道館、国分総合プールでは19の体験プログラムが用意され、秋空の下、親子連れなど延べ約5,000人がスポーツを楽しみました。
トランポリンを体験した国分の宮坂彩花(あやか)さん(10)は「トランポリンは初めて。高く飛べて楽しかったです。ほかの種目にも参加します」と笑顔で話しました。卓球を体験した隼人町の星原大輝(ひろき)さん(11)は「来年は中学生です。いろいろな種目を体験できて部活動を選ぶ参考になります」と話しました。
【実施種目】
ソフトボール、バドミントン、陸上競技、全空連空手道、剣道、卓球、ハンドボール、ソフトテニス、テニス、パークゴルフ、バスケットボール、カヌー、クレー射撃、銃剣道、武術太極拳、防具付空手道、サッカー、トランポリン、青空体育教室(跳び箱、マット運動など)
第10回の節目を迎える霧島市長杯グラウンドゴルフ大会が10月10日、横川町の丸岡公園で開催され、市内の64チーム320人が出場しました。
大会は8ホールを2ラウンド実施。晴天に恵まれたこの日、正確なティーショットに歓声が上がったり、惜しいパットに落胆の声が漏れたりして盛り上がった一方、プレーの合間には冗談を交わすなど和やかな雰囲気で大会は進みました。
ホールインワンを出し、チームを湧かせていた久木元曠生(ひろお)さん(63)は「健康にいいので、よく仲間とプレーしています。いいところを大会で見せられてよかった」と照れながら話しました。
優勝はホールインワン2回、30打で回った国分新町の郡山義弘さんでした。
錦江湾岸の清掃活動とどのようなごみが海岸に流れ着くのかを調査する「錦江湾クリーンアップ作戦・秋の部」が10月8日、国分下井海岸で行われ、国分南小学校の児童76人と教員3人が参加しました。
3人一組で、海岸に漂着したごみの調査をし、集めて分別。市環境衛生課職員が海岸に流れ着くごみについて説明すると参加者らは興味深く、聞き入っていました。
同小6年の酒匂悠宇くん(12)は「ごみの多さにびっくり。きれいになってうれしかったです」と話しました。吉田花音さん(12)は「ごみの分別も教わり貴重な体験でした」とほほ笑みました。
市内で活躍する人たちを講師に迎える連続講座「霧島アカデミー夢づくり講座」が9月10日から始まり10月8日、横川小学校で行われた第2回目の講座に約30人が参加しました。
この日は溝辺町で無農薬の有機栽培を手掛ける萬田正治(まさはる)さん(74)が日本の食糧政策の歴史を講義し、横川町の食生活改善推進員・福島年子(63)さんが同町発祥といわれる郷土菓子「げたんは」作りを教えました。
同町から参加した志水香理(かおり)さん(46)は「子どもがげたんはを知らないので、自宅で作って食べさせたい。ふるさとの食文化を残したい」と話しました。
高校生が日ごろの文化活動を発表し交流を深める、県高校総合文化祭交流フェスタが10月5日、霧島市民会館と国分シビックセンターであり、姶良・伊佐地区内の高校が参加しました。
市民会館では、国分高校サイエンス部によるツクツクボウシの研究発表や加治木高校放送部による同高百人一首部の部員集めを追ったドキュメンタリー番組などを披露。フィナーレでは各高の吹奏楽部による合同演奏で、来場者全員で「花は咲く」の合唱が行われました。国分市ビックセンターでは、絵や書道の展示が行われ、訪れた人は興味深そうに見入っていました。
隼人町から訪れた塩水重男さん(70)は「絵や吹奏楽などレベルが高くて楽しめました。皆さんの一生懸命さが作品から伝わります」と話しました。
市内の高校による出前授業が9月30日から10月6日にかけて、福山町の牧之原中学校でありました。来年3月に卒業を控える3年生が、福山高校、隼人工業高校、国分高校の3高の授業を体験し、進路選択に生かす取り組み。平成26年から毎年実施しています。
10月5日には、設計や木工、デザインなどの専門技術を学ぶ隼人工業高校インテリア科の教諭と2年生8人が、発想力を身に付ける授業を実施。A4用紙1枚とはさみだけでなるべく高い塔を作る課題を与えられた生徒28人は、紙を筒状にしたり、切れ込みを入れて積み上げたりして、自分のアイデアを形にしようと試行錯誤しました。
生徒にアドバイスをした同高の髙田美和さん(17)は「考えを分かりやすく伝えるのが難しかった。ものづくりの魅力が伝わったらうれしい」と話し、同中の大宮優斗君(15)は「自ら考える授業が楽しかった。進学して社会に役立つ力を身に付けたい」と声を弾ませました。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください