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更新日:2017年2月2日
霧島温泉駅花いっぱい美化活動が11月30日、牧園町のJR霧島温泉駅であり、霧島高校の生徒120人や地域住民30人が参加。パンジーやビオラ、ナデシコなど約300本を駅ホームのプランターや花壇に植えました。
同駅を列車で通過する観光客や駅利用者を花いっぱいにして歓迎しようと、霧島温泉駅花のある駅づくり実行委員会が平成11年から毎年2回程度実施。同校は7年前から一緒に美化作業を行っています。
同高2年の西田彩乃さん(17)は「訪れた人が笑顔になってくれるよう大切に花を植えました。これからも駅をきれいな花でいっぱいにしておもてなしをしたい」と話しました。
来年3月に閉校となる福山中学校で11月30日、関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏会がありました。文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」により実現。同中の生徒5人をはじめ、福山小学校の児童29人、教職員やPTA、地域住民など、約150人がプロのオーケストラの迫力ある演奏を楽しみました。
指揮者の体験もあり、生徒代表が指揮棒を振ると会場からは歓声が上がりました。
演奏会の最後には、全校生徒5人が9月末から練習してきたトーンチャイムという楽器で唱歌「ふるさと」をオーケストラと一緒に演奏。生徒たちは緊張しながらも息の合った美しい音楽を奏でました。
生徒会長の中園侑汰さん(14)は「人数が少なくて文化祭ができずに寂しかったですが、5人で最高の演奏ができました。オーケストラの演奏で校歌も歌い、貴重な経験ができました」と笑顔で話しました。東京から帰省していた濱田美保子さん(75)は「生徒やオーケストラの素晴らしい演奏に感動しました。感無量です」と涙ぐみながら話しました。
複式学級の児童が単式学級を体験する「きずな・ふれあい集合学習」が11月29、30日、牧園中学校でありました。牧園地区で複式学級の万膳小、三体小、中津川小、持松小の5、6年児童31人と教員が参加。参加児童らが進学する同中での開催は今回が初めて。単式学級で多様な考えや意見を交わし、大人数での中学校生活へスムーズに移行させるのが狙いです。
異なる学校の児童同士が交流できるようグループ学習などを取り入れ、児童らは時に冗談を交わしたり、ニックネームで呼び合ったりするなど笑顔が絶えませんでした。音楽の授業では、事前に練習してきた2曲をリコーダーや打楽器などのパートに分かれて参加者全員で合奏。普段体験できない大人数での授業を楽しみました。
三体小6年の堀ノ内揺与(たまよ)さんは「音楽の授業が一番楽しかった。中学校の教室に入ったのは初めて。みんなで早く入学したい」と声を弾ませました。
第13回霧島・食の文化祭が11月27日、霧島田口の霧島保健センターでありました。
「子や孫の残したい料理は何ですか」をテーマに、NPO法人食育研究会が開催。煮しめやちまきなど家庭料理や郷土料理の展示では、熱心に見入ったりレシピをメモしたりする参加者であふれました。
そのほかお茶を飲みながら地域のおばあちゃんを囲む「ちゃぶ台カフェ」や鹿児島女子短期大学生による食育に関する紙芝居の披露、石臼でのきな粉作り体験などがありました。
霧島田口の橋本和子さん(77)は「どの料理も家庭の雰囲気が伝わり勉強になりました。ちゃぶ台カフェも楽しかったです」と喜んでいました。
「森で過ごす癒やしの休日in霧島」が11月26日、牧園町高千穂の丸尾自然探勝路、手洗散策路周辺であり、市内外から約40人が参加しました。参加者はガイドから霧島最古の岩風呂や花房滝、森林の発する癒やし効果などの説明を聞きながら、クヌギやモミジの森林浴を楽しみました。およそ4kmのコース途中では、お茶やお菓子に舌鼓。紅葉の中、ヨガの体験やギターとフルートの演奏もありました。
鹿児島市から参加した桜田美穂さん(48)は「ガイドの分かりやすい説明を聞きながら歩くと仕事のことを忘れリフレッシュできました。紅葉を見ながらヨガ体験や音楽鑑賞、お茶やお菓子がおいしかった。このあとの温泉も楽しみです。今日は霧島を満喫しました」と話しました。
牧園中学校生徒会がボランティア・スピリッツ賞「コミュニティ賞」を受賞し、代表で角校長と生徒会長の北山孔貴(こうき)君(15)が11月25日、受賞報告のため市役所を表敬訪問しました。
同会は23人で活動し、4月から10月までの毎月(8月除く)第2土曜日の午後2時から4時までの2時間、3班に分かれ坂本龍馬とお龍の新婚湯治の碑の磨きや龍馬の散歩道の落ち葉清掃に取り組みました。
北山君は、「全国の龍馬大会フォーラムに参加し、市長から龍馬について詳しく教えていただきました。龍馬とお龍は日本最初の新婚旅行で霧島を訪れ、今年150年の節目の年。霧島と龍馬の縁が深いことを広くPRしたく塩浸温泉龍馬公園の清掃活動を企画提案しました。これからもこの活動を通じて自分磨きや心の成長、意欲的に校内清掃などに努めていきます」と話しました。
ボランティア・スピリッツ賞は、アメリカ最大級の金融サービス機関プルデンシャル・ファイナンシャルが1995年からアメリカで開始した青少年を対象としたボランティアを支援する制度で、ボランティアに気軽に取り組めるような社会環境をつくることを目指しています。
JAあいらが合併25周年を記念して11月25日、市に子ども用車椅子9台を寄贈しました。車椅子の試乗体験を通して、事業所や地域で障がい者への理解を深める学習に利用してもらうことが目的。シビックセンターに3台、各総合支所に1台ずつ配置し、申請すれば誰でも借りることができます。今後はJAあいら管内の姶良市、湧水町にも子ども用車椅子を寄贈する予定です。組合長の樋脇建治さん(69)は「この取り組みが子どもたちの教育の一助となれば」と話しました。
薩摩義士・山元八兵衛の慰霊祭が11月21日、隼人町の住吉共同墓地でありました。霧島市薩摩義士顕彰会が毎年実施し、今年は節目となる10回目になります。
薩摩義士とは1753(宝暦3)年、幕府の命令で岐阜県の木曽・長良(ながら)・揖斐(いび)川の治水工事に尽力した薩摩藩士のことで、山元八兵衛はその一人。勘定方として、多くの費用と犠牲を払った難工事の責めを負い切腹したといわれています。墓は県内唯一の薩摩義士個人の墓で、市の指定史跡になっています。
この日は、同会や地域住民など20人が参加。読経と焼香、鎮魂のための尺八演奏があり、苔蒸した墓石に手を合わせ、故人の遺徳をしのびました。今回初めて参列した隼人町の池田穣(みのり)さん(76)は「岐阜県との交流で薩摩義士のことを知り、参加したいと思っていました。義士の思いを私たちが受け継いでいきたい」と話しました。
霧島市戦没者追悼式が11月18日、隼人農村環境改善センターであり、戦争による犠牲者に献花して冥福を祈り、市の関係者や遺族会ら140人が参列しました。
式典で前田終止市長は「英霊の尊い犠牲により今日までふるさとは発展してきました。平和への誓いを新たにします」と述べ、市遺族会連合会会長の安栖恵さんは「近年は遺族が少なくなってきている。若い世代に戦争はあってはならないと伝えていくために遺族会の協力を強め、遺志を守ります」と固く誓いました。兄が南太平洋で戦死したという福山町の豊平富春さん(87)は「憲法9条が議論され、改憲を進めようとする動きが残念。平和を守り続けてほしい」と話しました。
平成28年度の全国ひらがな・かきかたコンクールと第32回高円宮杯(たかまどのみやはい)日本武道館書写書道大展覧会で、国分小学校4年の長澤美日菜(みひな)さん(9)と宮内小学校1年の竹内莉乃(りの)さん(6)がそれぞれの学年で1位を受賞。報告のため11月14日、霧島市役所を訪れました。
2人は隼人町のいなさき書写書道教室に通うほか家でも硬筆を練習。同コンクールでは、長澤さんは小学1年での受賞に続き2度目、竹内さんは初めてです。
長澤さんは「1位を取れるとは思っていなかったのでびっくりしました。習字でも一生懸命練習して1位を取りたい」と話し、竹内さんは「幼稚園のときから習っています。これからも頑張ります」と抱負を話しました。
第1回霧島市水産まつりが11月13日、隼人町の日当山温泉公園で開催され、約2,000人が訪れました。
昨年まで開催されていた鮎まつりに代わり、錦江湾や天降川で水揚げされたタイやアジ、イワシ、アユなどをPR・販売する「水産まつり」にリニューアル。イワシやタイなどの販売、天然アユの無料配布、黒酢ブリの刺身、イカ焼きなどの振る舞いもありました。魚のさばき方教室や天降川に親しんでもらおうとカヌー試乗体験もあり、子どもたち市カヌー協会員に教わりながら楽しそうに漕いでいました。
夫婦で訪れた姶良市の羽月孝一さん(61)は「鮎めしやブリなど海の幸が盛りだくさんでおいしかった。来年も来たいです」と喜んでいました。
国分の本戸地区公民館と曽於・都城共生きの会が主催する共生き交流会が11月13日、本戸地区公民館で行われました。これは3年前に本戸地区にUターンした稲元義次さん(69)が共生きの会関係者と知り合いだったこともあり、地域を盛り上げたいと本戸地区で開催するようになったイベントで、今年で3回目。公民館に作られた特設ステージで、舞踊や尺八、ゴッタン、太鼓の演奏などが行われたほか、本戸自慢の新米おにぎり、地元で採れた野菜料理やカレーなどが振る舞われました。
同地区は霧島市内で一番高齢化率が高い地区(約75%)ですが、地域住民をはじめ、市内外から多くの人が訪れ、会場は大いに盛り上がりました。
きりしま国分山形屋と市消防局の合同避難訓練が秋の全国火災予防運動の初日となる11月9日、同店であり従業員約90人と消防局職員11人が参加しました。
訓練では震度5の地震が発生し、2階から出火した想定で通報、初期消火、非常口などからの避難誘導の手順、消火器の取り扱い方法を確認。屋上に3人が逃げ遅れた想定で、はしご車を使った大掛かりな救助訓練も行いました。
店長の橋口伸二郎さん(57)は「まずはお客様を安心・安全に誘導する。役割分担をしているがみんなが毎日職場にいるわけではない。そのため消火、避難誘導など全員が全てできるようにこの経験を生かし、また各フロアにある消火器の場所、避難通路など再確認しましょう」と話しました。
消防の知識や技術の普及を目的に毎年開催される防災フェスタinきりしま2016が11月6日、市消防局でありました。溝辺方面隊竹子分団によるポンプ自動車操法披露や女性消防団防災啓発体操、消防局による救助技術訓練などのほか、子ども防火服での写真撮影、子どもレスキュー体験、水消火器を使った消火訓練などがあり、防火・防災について学びました。
また園児らの合唱や和太鼓の披露、展示会場にはパトカーや消防車、救急車、自衛隊の車両などが並び、普段乗ることができない車両に乗ろうと多くの親子連れなどでにぎわいました。
一日局長を務めた国分幼稚園の大古殿(おおふるとの)慎(しん)君(6)は「かっこいい制服を着れて楽しかった。大きくなったら消防士になりたい」、渡邊莉奈さん(6)は「消防のお仕事は大変だなと思いました。訓練を近くで見れてうれしかった。」と微笑えみました。
国分平山地区で平山祭りが11月6日、平山小学校でありました。同小の学習発表会と校区内の文化祭を一緒に行うもので、今年で13回目を迎えます。
学習発表会では2学年ごとに分かれ、劇や体操、ダンスなどを披露し、最後は全員で和太鼓演奏とオリジナル曲の合唱を披露。文化祭では、地域の人がフラダンスや寸劇などを行い、観客からは歓声が湧きました。
朗読とダンスを披露した6年の山﨑航毅(こうき)君(12)は「1か月半にわたり練習しました。発表するときは緊張しましたが、地域の人が楽しんでくれてうれしかったです」と話しました。
新燃岳の爆発的噴火に備えた避難訓練が11月2日、火口に近い霧島、牧園の両地区で行われました。市が主催する訓練は平成24年1月以来。火口から半径5Km圏内の住民や消防、警察など約100人が避難の手順や方法などを確認しました。
訓練では新燃岳が爆発し、噴火警戒レベルが5(避難)に引き上げられ、155世帯1,136人に避難勧告が発令されたと想定。市が整備したサイレンや4か国語放送での防災無線で避難を呼び掛け、住民は自家用車などで避難しました。
霧島地区で消防団員に救助された要配慮者で一人暮らしの井上喜代子さん(69)は「放送がちゃんと聞えて安心しました。今後も定期的に訓練をしてもらえるとありがたい」と安心した表情で話しました。
各支部の文化祭が10月22日から11月3日まで開催されました。国分支部では展示部門と芸能部門があり、芸能部門では合唱やダンス、大正琴など25団体が日ごろの練習の成果を発表。展示部門は10月27日から11月3日まで国分シビックセンターと国分公民館であり、竹細工や七宝焼き、生花などが展示されました。
支部長の有馬理(さとし)さん(64)は「子どもから大人まで練習に励んできました。今後も文化活動を頑張りたい」と話しました。
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