ホーム > くらし > 保険・年金 > 国民健康保険 > 国民健康保険の仕組み・手続き > 医療費と国民健康保険税
ここから本文です。
更新日:2023年8月4日
1人あたりの医療費は毎年増加しています。この医療費の給付費用(国民健康保険が保険医療機関等に支払う分)の一部は、国民健康保険加入者が納めている国民健康保険税でまかなわれています。全体の医療費が増えると、給付費用をまかなうために、国民健康保険税を上げなければならなくなります。
そうならないためにも、日頃から健康づくりを心掛け、少しでも医療費を節約しましょう。
以下のようなことに気をつければ、医療費の節約につながります。
注射や投薬、検査、処置などをやり直すため、医療費の無駄遣いになるだけではなく、複数の医師から出された薬を服用するのは非常に危険です。
命に関わるなどの急患の場合は別として、診療時間外に受診すると加算料金がつき、医療費の増加につながります。
病歴や体質などを把握してくれているので、治療効果も上がります。
必要以上に薬を欲しがるのは医療費の無駄遣いです。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、最初に作られた薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、先発医薬品と同等の有効成分、効能・効果をもつ医薬品のことです。また、先発医薬品より安価な価格が設定されています。
ジェネリック医薬品のご利用は、自己負担の軽減だけでなく、医療費の節減や医療保険制度の安定につながります。まずは、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみましょう。
先発医薬品をお使いの方で、ジェネリック医薬品に切り替えることにより薬代の削減につながる可能性のある方には、「ジェネリック医薬品利用差額のお知らせ」を送付しますので、参考にしてください。
病気の早期発見・早期治療を心掛けましょう。
40歳以上75歳未満の方を対象に、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目し、その要因となっている生活習慣病を予防・改善するための特定健康診査(毎年5月1日から10月31日に実施)、特定保健指導を行っています。
現在、霧島市の国民健康保険加入者には人間ドック等に助成を行っています。
多くの薬を服用しているために、副作用などの有害な状態が起きることです。適切な服薬は病気の悪化防止、健康の維持向上に必要であり、単に服用するお薬の種類が多いことが必ずしも不適切なわけではありません。
ただし、種類が増えるほど副作用が起こりやすくなるため、薬を適切に管理し、正しく使用する必要があります。
ポリファーマシーを解決するには、ただ薬の数や量を減らせばいいというわけではありません。
かかりつけ医やかかりつけ薬局と情報を共有することが重要です。今までの薬歴、副作用やアレルギーの有無などを継続的に記録するお薬手帳を一冊にまとめ、受診する際には持参し、服用している薬について積極的に情報共有を行いましょう。
病院で処方される薬だけでなく、OTC医薬品(薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしに購入できる医薬品)や健康食品、サプリメントなどについてもアドバイスを受けるようにしましょう。
関連リンク
厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)(外部サイトへリンク)(ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について)
かかりつけ薬局は、処方せんをもらったら、必ずそこで調剤してもらうと決めている調剤薬局のことです。
複数の医療機関で処方せんをもらっている場合などに便利です。
お薬手帳と一緒に処方せんを渡せば、薬の重複や飲み合わせなどをチェックし、薬歴を把握したうえで安全に治療を進められるように助言を受けられます。
医師に聞きそびれたお薬のちょっとした疑問や、お薬代の負担を減らすジェネリック医薬品についてなど、気軽に相談できるかかりつけ薬局を健康管理のパートナーとして活用しましょう。
リフィル処方せんとは、症状が安定しているなどで医師がリフィルによる処方が可能と判断した場合に、処方せんの「リフィル可」欄にチェックし(レ点)を記入し発行される繰り返し(最大3回)使用できる処方せんです。
●メリット
使用できる回数の間は、医師の診察を受けなくても薬局で薬を受け取ることができるため、医療機関に行く必要がなく患者の負担軽減、医療費の軽減につながります。
●注意点
リフィル処方せんが使用できない薬があります(新薬、麻薬、向精神薬、湿布等)。
受け取り期間が定められており、その期間外では薬を受け取ることができません。
分割調剤は、1~3の薬剤師のサポートが必要と医師が判断した場合等に行われ、最大3回の処方せんが発行されます。この場合、処方医から「分割指示に関わる処方箋(別紙)」も発行されます。
1.長期処方されたがご家庭などで保存が困難である場合
2.ジェネリック医薬品を初めて使用する際、不安を取り除くために短期間試してみる場合
3.患者の服薬状況を考慮して、薬剤師のサポートが必要と判断した場合
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされています。
適切な運動、睡眠、食事や体調管理等を行い、日頃から健康を意識するなどセルフメディケーションに取り組むことで、自発的な健康管理や疾病予防につながることはもちろん、医療費の適正化にもつながります。
かかりつけ薬局や薬剤師等に相談していただき、OTC医薬品(薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしに購入できる医薬品)を適切にご活用ください。
皆さんが納めている国民健康保険税は、怪我や病気などで保険医療機関等で診療を受けた時の医療費に充てられています。国民健康保険税を納めないと医療費に充てることができなくなりますので、納期日を守って納めてください。
国民健康保険税について詳しく知りたい場合は、下記をクリックしてください。
特別な事情もないのに国民健康保険税を滞納すると、未納期間に応じて次のような措置がとられます。
口座振替にすれば、翌年度からの分も自動的に引き落とされますので納め忘れの心配がありません。口座振替について詳しく知りたい場合は、下記をクリックしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください