ホーム > 市政情報 > 広報・皆さまの声・出前講座 > まちの話題 > まちの話題(令和7年度) > まちの話題(令和7年10月)

ここから本文です。

更新日:2025年12月12日

まちの話題(令和7年10月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

乳がんの早期発見を願って

乳がんの早期発見・治療の重要性を訴えるシンボルマークとして米国で使われ始め、今ではその考えが世界中で認知されている『ピンクリボン』。日本では10月をピンクリボン月間とし、啓発活動が行われています。本市でも10月1日、国分シビックセンターロビーにピンクリボンツリーが設置されました。
女性と女児の支援を行う国際ソロプチミストあいらの会長を務める餅原麗子さんは「乳がんは早期発見で助かる病気。1人でも多くの人に乳がんのことを知ってもらい、悲しい思いをする人が減ってほしい」と願いを話しました。

1001pinktree

パパの本音“パパトーーク”

子育て奮闘中の父親が集まり、子育ての喜びや大変さ、不安、悩みなどを語り合う「パパトーーク」が10月4日、こどもセンターで開催。父親とその子どもを中心とした計9組が参加し、第一幼児教育短期大学・助教の神崎光彦さんのアドバイスを受けながら、普段はあまり機会がない父親同士の本音トークに花を咲かせました。
1歳6カ月の子どもと一緒に参加した竹本竜馬さんは「他のパパと交流したくて参加しました。悩みや失敗、成功談などを聞け、本音で語り合えて楽しかった。先生のアドバイスも勉強になりました」と笑顔を見せました。

papa

指定福祉避難所の協定締結

市と県立牧之原特別支援学校は大規模災害に備え10月9日、市役所で「指定福祉避難所の施設利用に関する協定」を締結しました。この協定は災害が発生し長期化した場合に、同校の卒業生や在学生とその家族などが通い慣れた学校に避難し、安心して避難生活を送れるようにするものです。
県立牧之原特別支援学校・校長の小山浩平さん(60)は、「この協定はあくまでスタートライン。どのようにしたら安心して過ごしてもらえるか、市と力を合わせて今後よりよい形にしていきたい」と話しました。
hukusihinan1

木のぬくもり、触って感じて

木に触れることで、子どもたちに木材への親しみや利活用の意義を学んでもらう『木育』を進めようと10月10日、市こども館で木製おもちゃと木のたまごプールの贈呈式がありました。贈呈式にはあかつき認定こども園の園児ら15人が参加。森林環境譲与税を活用して制作された市内産の杉やヒノキを使ったおもちゃなどに触れ、木の香りや滑らかな質感を確かめました。
市保育協議会会長の福永朗さん(67)は「木が持つぬくもりやきめ細やかさを体中で感じ取ってもらいたい。木のように温かい心を持った人に育ってほしいですね」と目を細めました。
1010mokuiku

スポーツの秋に心地よい汗

秋らしからぬ暑さとなった10月13日、広く市民にスポーツを体験してもらおうと桷志田(かくいだ)体育館などできりしまスポーツまつり2025が開催されました。
市制施行20周年記念事業の一環として開催された今回は、市スポーツ協会に加盟する競技団体など34の団体が体験ブースを設置。プロバレーボールチーム・フラーゴラッド鹿児島の選手によるバレーボール教室も開かれ、子どもから高齢者まで延べ約13,000人の参加者がさまざまなスポーツで汗を流しました。会場の一画にはキッチンカーも軒を連ね、イベントを盛り上げました。
近年全国で急速に競技人口を増やしているという話題のニュースポーツ・ピックルボールのブースは順番待ちの列ができるほどの人気ぶりで、隼人町から家族で参加し体験した守尾侑飛ちゃん(6歳)は「初めてでちょっと難しかったけれど、うまいと褒められた」とうれしそうに笑いました。

sportfes1sportfes2

航空の魅力をたっぷり味わう

航空の魅力を伝えるために開かれている空の日フェスティバルが10月18日、鹿児島空港全体を使って行われました。普段は入ることのできない制限エリアのバスツアーや管制塔見学会のほか、国内線ターミナルでは客室乗務員、航空機誘導といった仕事を体験するコーナー、航空に関するクイズ大会などさまざまな催しがあり、子どもから大人まで多くの人がいろいろな角度から航空の魅力に触れました。姶良市から訪れた松原なぎさ小学校6年生の鎌田航誓君は「紙飛行機を作って、ストラックアウトのようなゲームが面白かった。折り紙より厚い紙で、良く飛んだ」と話しました。

skyday1skyday2

隼人を思い武者行列が浜下り

約1300年前の隼人の抵抗で、命を落とした隼人の霊を鎮めるために始まった「隼人浜下り」。現在は、五穀豊穣や地域の安全も願われており、今年は10月18日・19日、よろい・かぶとに身を包んだ武者、御神体を載せたみこしの担ぎ手など約70人が、鹿児島神宮から浜之市までの往復約10kmを練り歩きました。国際交流協会からも8人が参加し、志學館大学4年生で留学生のジェフさんは「いい文化体験ができてうれしいです」と笑顔を見せました。

hamakudari1

剣道個人の部で全国優勝

広瀬道場で剣道を学ぶ宮内小学校6年の瀧山敦斗君が、10月19日に鹿児島市の西原商会アリーナで開かれた第49回全国道場少年剣道選手権大会小学生男子個人の部で見事全国優勝を飾りました。10月27日、指導者や保護者とともに市役所を訪れ、優勝の喜びを報告しました。鹿児島県からの同大会優勝者としては4人目で、1995年以来30年ぶりです。
瀧山君は、「最高の気分。ただ、次は追われる立場になるので、努力を続けて、また勝ちます」と今後の抱負を語りました。

kendo-taki

児童生徒、体験と感動を発表

市主催の体験活動事業などに参加した児童生徒らが、自らの体験を発表する「市教育フェスタ」が10月25日、隼人農村環境改善センターで開催。国分中央高校放送部の3年生2人による司会進行の下、今年度実施した市主催事業の「日韓親善子供大使友好の翼」、「霧島しごと維新」、「きりしまっ子体験事業」、「市文化財少年団」と、市社会福祉協議会主催の「サマーボランティア体験」の五つの事業に参加した児童生徒の発表に、保護者など約130人が聞き入りました。また、鹿児島大学准教授の福満博隆さんによる「子どもたちの生きる力が育つ自然体験活動~心を揺さぶる体験から生まれるもの~」と題した講演もあり、体験活動についての学びを深めました。

日韓親善子供大使友好の翼事業に参加した上小川小学校6年の渡邊一寿君は、「日本と韓国の文化の違いを知りたくて、自分から応募した。言葉が伝わらなくて最初は不安だったけれど、3泊4日ペアの子と一緒に過ごすうちに自然と仲良くなり、言葉や国が違っても同じなんだと感じられるようになった。これから韓国語をもっと勉強していきたい」と目を輝かせました。

kyouikufesta

フラゴラ、連覇に向けて始動

4月に市とパートナー協定を結んだフラーゴラッド鹿児島の開幕戦が、10月25日にユピテルアリーナ霧島で開催。フラゴラにとって初めての会場にもかかわらず過去最多の1327人の観衆が集い、3点差での僅差が続く熱戦が繰り広げられました。今季から参入した霧島市出身の小野選手もセッターとして躍動し、3対1でフラゴラが勝利を手にしました。鹿児島市から応援にかけつけた神村牧子さんは「とってもフレンドリーな選手が多くファンになりました。誰というわけではなく“箱推し”です。会場は広くてたくさんの人が集まれるのでうれしいですね。開幕戦、勝ててよかった。これからも応援し続けます」とうれしそうに話しました。

furagora1

市内産の「食」を楽しんで

市制施行20周年を記念し、市民に市内産の食材を楽しんでもらおうと10月26日、姶良中央家畜市場できりしま農林水産フェスが開催されました。6,000円相当の肉が3,000円でお得に食べられるバーベキュー大会のほか、牛肉パックの販売やコメ、野菜の農林水産物の出店、じゃんけん大会などのステージイベント、丸太切り競争、魚のさばき方教室などが開かれ、約3,000人の来場者でにぎわいました。
家族でバーベキューを楽しんだ隼人町在住の佐多修さん(38)は「おいしい肉が食べられて幸せ。来年も開催してほしい」と笑顔で話しました。
1026bbq

戦後80年平和への思いつなぐ

先の大戦における戦死者と戦災死者を追悼するために開かれている霧島市戦没者追悼式。終戦から80年の節目を迎えた今年は、10月31日、隼人農村環境改善センターに遺族、市の関係者ら約130人が集いました。戦争の悲惨さや平和の尊さを後世へつなぐため、小中学生に加え、今年は高校生も参加しました。会場ロビーには「原爆と人間展」と題して、当時の写真や書籍も展示されました。平和への思いを発表した国分中央高校2年の塩田翔太さんは「放送部としても今年は戦争に関する作品を作り、戦争・平和についてたくさん考えました。平和とは戦争がないというだけではなく、いろいろな人が共存し、思いやりを持つことが平和を守る一歩だと思います」と話しました。

tuitou

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?