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更新日:2025年9月9日

まちの話題(令和7年8月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

自己ベスト更新を目指して

6月から7月にかけて行われた指定陸上競技大会において、全国大会参加標準記録を突破した国分中3年の前田健心さん(男子1500m)、舞鶴中3年の山田心々和さん(女子走幅跳)と橘あんさん(女子800m)、隼人中3年の山口優月希さん(女子800m)の4人の生徒が、全国大会への切符を手にしました。8月1日市役所を訪れた4人は、市長と教育長に全国大会出場の報告と大会に向けての抱負を話しました。現在全国2位の記録を持つ山田さんは「6m跳んで、県記録を出して優勝を目指したい」と意気込みました。全国大会は8月17日から20日にかけて沖縄県で開かれ、4人の選手の活躍が期待されます。

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次世代が考える霧島の未来

こども・若者が市の将来を考える「霧島こどもみらいサミット」が8月2日、国分公民館で開催。市内12校の中学生約30人が参加し、市や自身らの将来について考えました。
一般社団法人横川kito代表理事の白水梨恵さんが進行を務め、6班に分かれて「こども・若者の声を社会に発信するにはどうすれば良いか」「自分の進路や将来の夢の実現に向けて必要なことは何か」といったテーマに沿ってグループワークに取り組みました。
国分南中3年の畠山琴音さんは、「これまであまり意識したことはなかったですが、今回参加したことで市の将来のことを真剣に考える機会になりました。また、他校の生徒と話す機会は貴重で、緊張しましたがとても楽しい経験になりました」と目を輝かせました。

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道路下に眠る古代のロマン

いまだに建立年代や配置など詳細が分かっていない国指定史跡・大隅国分寺跡。史跡の前を通る都市計画道路・犬追馬場線の改良工事に伴い、令和4年度から7年度にかけて大隅国分寺跡の発掘調査が行われました。8月3日、発掘調査場所を埋め戻す前に調査の成果を知ってもらおうと、市教育委員会が現地見学会を開催し約100人が参加しました。調査により縄文時代の土器や石器、古墳時代の土坑や溝状遺構、鉄製品などが出土。中でも鉄製品が出土する土坑は古墳時代の墓と考えられ、当時を知る大きな発見となりました。さらに大隅国分寺が建立されたとされる奈良時代末期から平安時代初期とは時代が異なることから、寺の範囲を知る手がかりにもなりました。牧園町から訪れた德吉孝洋さん(47)は「高校に通うときに自転車で通っていた道。道路の下にある先祖が生きた名残を見られる貴重な機会だった。また埋められてしまう寂しさはあるが、記録に残していつか国分寺について明らかにしてほしい」と話しました。

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地域防災力を高める講座開催

災害時に地域で助け合う地域防災力を高めるため、小学生から高校生までを対象に地域防災推進員養成講座が開催。8月4日から6日の3日間で計54人が参加し、防災マップ作りや簡易ベッドの組み立て体験、災害伝言ダイヤルの使い方など、講義と体験を通して防災力を高めました。母親と参加した日当山中学校1年の二木柚梨菜さんは「最近地震が多くなっていて、防災について学ぶために参加した。災害伝言ダイヤルの使い方が分かって、いざとなった時に使えると思った。家に帰ってから、家族で避難場所などについて話したい」と話しました。

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男女共に初優勝で全国へ

柔道の国分柔友会中学部は、創部2年目にして柔道競技の県大会にて男女共に団体戦で初優勝し、全国大会への切符を獲得。8月5日、生徒、指導者らが市役所を訪れ、県大会優勝の報告と全国大会に向けての抱負を話しました。副キャプテンで舞鶴中学校3年の森元愛華さんは「監督やコーチが本気で勝ちたいと伝えてくれ、みんなできつい練習を乗り越えてきたから優勝できた。全国大会では絶対に後悔しない試合をして、勝って監督を泣かせたい」と笑顔を見せました。

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市制施行20周年記念×山の日

国民の祝日「山の日」に合わせて登山の楽しさや霧島山の豊かな自然・景観に親しんでもらおうと8月11日、高千穂河原周辺でさまざまなイベントが開催。当日はあいにくの雨で屋外のイベントは中止となりましたが、南アルプス観光大使の望月将悟さん、救急救命士の宮代卓明さんなどによる記念セミナーや、野鳥の巣箱作り体験などのイベントが開催されました。
野鳥の巣箱作りに親子で参加した隼人町在住の西村佳恵さん(35)は「子どもの自由研究にもなると思い、初めて参加しました。あまりできない経験で、子どもも喜んでいたので良かったです」と満足そうに話しました。

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神楽の魅力に酔いしれる

伝統芸能を通して霧島の活力と魅力を発信する「天孫降臨霧島祭」が8月17日、国分ハウジングホールで開催され、県内外から約800人が訪れました。今回は市制施行20周年と祭りの20回目の節目で、地元の霧島九面太鼓保存会や霧島神楽振興会のほか、石川県から御陣乗太鼓(ごじんじょうだいこ)など県外からも出演。神楽や太鼓のさまざまな演目が披露されました。
中でも大阪・関西万博2025にも出演した島根県の石見神楽西村神楽社中の『大蛇』は、古代神話の英雄・スサノオの命(みこと)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する物語で、ステージいっぱいに広がる大蛇の迫力とそれを退治する爽快な姿が観客を魅了しました。
薩摩川内市から訪れた橋口奈々美さん(30)は「大蛇は、まるで生きているような動きで、とにかく圧巻でした。初めて見ましたが、感激しました」と興奮気味に話しました。
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災害復旧の一助になって

東日本大震災を機に、さまざまな災害時に車の無料貸し出しを行っている一般社団法人日本カーシェアリング協会。8月8日の大雨を受け、同協会の協力の下、本市でも被災した人への車両の無料貸し出しが8月17日から国分シビックセンターで始まりました。8月16日時点の申請数は283件で1日当たり最大129件の申請があり、令和6年に発生した能登半島地震時の1日当たりの申請数をしのぐものとなりました。
大雨により所有する4台の車全てが使用不能になった福山町在住の槐島健太さん(30)は「荷物を搬出させるために使いたい。車がないと作業が進まないので、とても感謝している。少しでも早く復旧できるよう頑張りたい」と話しました。
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絵本で多言語に触れよう

外国人は社会を形成する隣人であるという認識を広げ、日本人と外国人の相互理解を深めるための活動をしている「きりしまにほんごきょうしつ」が活動の一環として13言語333冊の絵本を国分図書館に贈呈。8月17日、国分ハウジングシビックホールで贈呈式と読み聞かせ会が開催されました。
読み聞かせ会に子どもと参加した国分在住の川手真帆さんは「絵本がずっと好きで外国語にも興味があった。なじみのある絵本がいろんな言語になっていて新鮮で面白かった」と笑顔で話しました。インドネシア語で読み聞かせを行ったラフマンさん(26)は「もともと人前で話すのは苦手。緊張したけれどみんな真剣に聞いてくれて良かった。これからもさまざまな言語の学びを深めたい」と意気込みました。
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山ヶ野金山鉱脈調査の進捗は

70年以上前に休山した横川町の山ヶ野金山周辺で、金を含む鉱脈の試掘調査を実施している鉱物探査会社「アービングリソースジャパン合同会社」が8月24日、山ヶ野ふれあい交流館で住民向け説明会を開催し、約30人が参加しました。同社は令和3年に山ヶ野地域で試掘調査を開始し、これまで5本のボーリング調査をしています。中には5m幅で、1tあたりの金含有量が9.62gなど高い割合の箇所もあるとしていますが、この一帯にどれほどの金があるかはまだ分かっておらず、今後さらに調査を進めるそうです。
同社の副社長兼山ヶ野プロジェクトマネージャーの宮武修一さん(61)は、「地域の皆さまの支えがなければ調査は進められない。調査の現状についてこれからもしっかりと説明し、地域の皆さまと一緒になって進めていきたい」と話しました。
山ヶ野地区自治公民館長の前之園達朗さん(74)は、「自分の親戚も金山に関わる仕事をしていた。地域は過疎化が進んでおり、金山で少しでもかつてのにぎわいを取り戻せたら」と期待を込めました。
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市内の遺跡や遺物がズラリ

上野原遺跡など市内にある主な遺跡を紹介するパネル展「むかしむかしの霧島市~知らないのはマジもったいない!上野原遺跡~」が8月13日から28日にかけて、きりしま国分山形屋で開催。8月24日には、実際に出土した土器などの遺物が展示され、市内外から多くの人が訪れました。
家族と訪れた国分中央高校3年の森一羽(ひとは)さんは「パレット型土製品という、何に使われたか分からない物がありましたが、形からメイクなどに使っていたのでは」また妹の国分西小学校6年の悠羽(ゆう)さんは「楽器かなと思いました」と思い思いに想像を膨らませました。
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W(ダブル)20周年記念で、全員集合

隼人町合併50周年を機に発足した市民参加型ミュージカル「はやと創造舞台」を前身とした、「きりしま創造舞台」は今年で20周年を迎えます。市制施行20周年とW(ダブル)20周年記念で行われた今回、8月30日・31日の2日間、国分ハウジングホールで過去の上映作品を集結させた新作『ヒカルの夏~龍馬からの伝言~』を公演し、熱のこもった歌と演技で約1700人の観客を魅了しました。仕事仲間と訪れた国分在住の築島礼子さんは「霧島の歴史を知れる内容だった。昨年の公演より通路まで出て演技するなど、客席と近くて楽しかった。毎年感動をもらっています」と話しました。

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