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更新日:2023年3月2日
福山小学校で2月4日、創立150周年記念式典があり、在校生や保護者、卒業生ら約150人が参加。在校生を代表して6年の宮原琥太郎君が「ここで学んだことを誇りに思いたい」と力強くあいさつしました。
式では、児童らが空き瓶集めや草取りをして集めた資金で昭和35年に作られた校歌と童謡・ふるさとを全員で合唱。ソプラノ歌手によるお祝いの歌や、かごしま探検の会代表・東川隆太郎さんによる福山町の歴史講演もありました。
昭和24年卒業の武元幸(みゆき)さん(87)は「偉大な先輩方がたくさんいることを誇りに思っている。式に参加したことで懐かしい思い出がよみがえり、感動した」と話しました。
霧島市健康福祉まつり・市民表彰・道義高揚豊かな心推進大会が2月5日、市民会館や国分シビックセンターであり、約3,000人が訪れました。シビックセンターでは健康や福祉の相談など、子どもから高齢者まで楽しめる40団体のブースが出展。手話コーナーで、ろう者との手話会話を体験した国分西小学校4年生の小田原悠君・1年生の慧君は「テレビで見かけるので手話は知っていたけれど、手話で会話したことはなかった。やってみたいと思っていたので、体験できて良かった」と話しました。
市民会館では、総合内科専門医で法務省矯正局医師のおおたわ史絵さんが、「病気になる人ならない人」について講演。そのほか社会福祉功労者や健康づくり功労者、市民表彰、善行表彰、花いっぱいコンクールなどの表彰がありました。
陵南ソフトボールスポーツ少年団が、12月3日に行われた第16回春季全日本・第33回全九州小学生選抜ソフトボール大会(県予選)で準優勝。2月7日、市長を表敬訪問し結果報告と、3月24日から27日まで静岡県牧之原市で行われる全国大会への抱負を伝えました。
これまで霧島市内のチームで、全国大会に出場したチームはなく、同少年団が初の快挙を達成しました。
陵南小学校5年で主将の福永皐馬(さつま)君は「日頃の練習の成果を発揮して、1回戦を突破できるように頑張りたい」と意気込みました。
市は2月9日、精密金属金網を製造する日建ラス工業株式会社と工場増設の立地協定を締結しました。溝辺の久留味川工業団地に工場を構える同社。今回の増設は、需要が増加している新エネルギー分野や電気自動車関連部品の生産体制の強化が目的です。
建物面積1,971平方メートル、投資額約5億3,200万円で、初年度の売り上げ見込みは約2億円。1月着工、9月操業予定で、12人の新規雇用を見込んでいます。
同社代表取締役の福島忠敬(ただのり)さん(69)は「私たちの拠点は大阪と鹿児島です。地震や津波の心配が少ないこの地で、ものづくりができることは生産の安定につながり、それは顧客にとっても利点になる。世界と競争できる設備を整え、より短時間で高品質な製品を作りたい」と力を込めました。
国分の平山小学校で全児童8人が2月10日、いろりを囲み学校で収穫したジャガイモや餅を焼いたり、お茶をたてたりする活動をしました。
いろりは昭和50年代に作られた家庭科室の隣にある9畳の和室にあり、毎年冬に炭をおこし、自分たちで育てた野菜を焼いて食べます。
炭の香りに包まれた部屋では、児童たちが焼きあがるのを待ちきれない様子で、仲良くいろりを囲みました。4年の中山凌玖(りく)君は「昔の人の生活を思いながら餅を焼いた。自分たちで作ったジャガイモはホクホクしておいしかった」と満足そうに話しました。
霧島に春を呼ぶこくぶ初市が2月18日・19日、国分中心市街地で3年ぶりに開催。歩行者天国となった旭通りには、500mにわたって刃物や苗木、市内外の特産品など約100の露店が並び、多くの人でにぎわいました。
葉タバコの生産が盛んだった明治末期から続くといわれるこくぶ初市。ふれ愛の街旭通り会会長・向井美奈さん(50)は「コロナの流行で見合わせていたが、やっと開催できた。霧島市に少しでも元気を与えられたらうれしい」と話しました。
子どもと共に訪れ、レモンの木を購入した隼人町の木原香織さん(42)は「実家が近くにあり、昔からなじみのある行事。子どもも楽しんでいるので来て良かった」と笑顔を見せました。
市は12月、市社会福祉協議会、市内医療福祉施設などと共に「『身寄り』がなくても安心して暮らすためのガイドライン」を作成。事業所や地域などで同ガイドラインを活用してもらうために2月18日、霧島市版ガイドライン・キックオフシンポジウムを開催しました。
厚生労働省地域福祉課長による基調講演、ガイドライン作成部会委員によるガイドラインの説明の他、市内で身寄りがない人の見守り経験がある医師や行政職員などによるシンポジウムがあり、約170人が来場、リモートで100人以上が参加。友人と鹿児島市から訪れた宮園君代子(きみこ)さんは「地域が一体となって取り組んでいることがすばらしいと思った。身寄りがないことは高齢者だけの問題ではないことや、連帯保証人など聞いたことはあるけど詳しく知らない言葉の意味を学べて良かった」と話しました。
江戸時代に約2万人が集まったといわれる横川町の山ヶ野金山。往時をしのびながら、史跡散策を楽しんでもらおうと2月19日、山ヶ野ウオーキング大会が開催されました。今回も参加者を市民に限定。5.キロの山ヶ野金山たっぷりコースと3.5キロの山ヶ野の里じっくりコースの2コースに約130人が参加しました。横川中学校の1・2年生27人がボランティアガイドとして、史跡など16カ所で参加者に歴史や背景を解説する姿が見られました。
ガイド役を務めた横川中学校2年の内田そらさんは「授業の合間に友達と集まって資料を作り、クイズも考えた。あいにくの雨で説明しづらかったが、勉強したことはうまく伝えられた」と話し、親子で参加した国分小学校5年の森田結梨(ゆり)さん(11)は「上り坂がきつかった。この道を行き来して働いていた昔の人はすごい」と笑顔で話しました。
県内12地区の選手たちがふるさとのたすきをつなぐ第70回県下一周市郡対抗駅伝競走大会が2月18日から22日にかけて開催され、264人が53区間583キロを疾走。沿道からは多くの地域住民や小学生らが拍手を送り、応援しました。
地元・姶良チームは昨年の雪辱を果たそうと力走しましたが勢いに乗れず、1位の日置に4分34秒差の3位で終わりました。最終日9区では、姶良チームのエース・京セラ鹿児島国分工場の中村高洋選手(39)が区間新記録を出し、過去最多となる36回目の区間賞を獲得。歴史にその名を刻みました。
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