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更新日:2023年2月7日

まちの話題(令和5年1月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

地域活性化と無病息災を願う

新年を迎え、今年も霧島市内の各地で鬼火焚(た)きが行われました。鬼火焚きは、正月飾りに付いてきた悪霊を追い払い、無病息災を願う伝統行事です。

横川町の植村地区では、地域活性化のために約25年前に始まった鬼火焚きが1月7日、下植村自治公民館で開催。辺りが暗くなった午後6時、約20メートルあるやぐらに点火されると、歓声が上がりました。

今年は姶良伊佐地域振興局が主催するMark!肥薩線プロジェクトの一環として、鹿児島市の竹文化研究家・橋口博幸さん(40)の竹アートの展示も。12月19日から27日にかけて、地域の有志らが竹の伐採から組み立てまで橋口さんと協力して作り上げた作品で、やぐらと一緒にお焚き上げされました。

実行委員長の下島和行さん(72)は「鬼火焚きは地区の一大イベント。今年は竹アートの展示もあって、多くの人が来てくれた」と話し、近くに住む横川小学校4年の植村彩矢(さや)さんは「毎年家族で来ている。火は怖かったけど、振る舞いの焼き芋やぜんざいを食べることができてうれしい」と笑顔で話しました。

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狭名田の鬼火焚きで無病息災

旧霧島町で約40年続く伝統行事「狭名田地区堀之内公民館の鬼火焚(た)き」が1月8日、同公民館横の田んぼであり、地域住民ら約50人が参加しました。

やぐらには正月に飾ったしめ縄や門松が入れられ、還暦を迎える年男と7歳を迎える女の子が点火。火が勢いよく燃え上がると、参加者は今年1年の無病息災を願いました。会場ではイノシシ鍋やぜんざいも振る舞われ、参加者は舌鼓を打ちました。

同地区長寿会長の増山芳孝さん(76)は「子ども会で始めた鬼火焚きも子どもが少なくなってきて、地域の行事として続けている。後継者も育ってきているので、ずっと続いてほしい。今年も良い年になれば」と願いを込めました。

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医療センター新病院工事開始

市立医師会医療センター新病院の建設工事起工式が1月15日、同センター敷地で行われ、関係者約60人が参加しました。

平成31年3月に基本設計を策定、令和3年11月に施工予定事業者選定、令和4年12月に実施設計が完了し、施工者と建設工事請負契約を締結。令和6年10月末の竣工(しゅんこう)を予定しています。

新病院は、地上6階建ての延べ床面積23,322平方メートル。1階に外来機能を集約し、2階に管理機能やHCU(高度治療室)、手術室、3階から5階に病棟、6階に人間ドック棟を配置します。診療科目は現在の16科から24科に増え、病床は254床を設けます。

大きな特徴は、全室個室であること。感染症リスクの軽減やプライバシーの確保に優れた機能的な病室です。ほかにもPET装置とCT装置を併用したPET-CTや遠隔手術支援ロボットの導入など、これまで以上に質の高い医療サービスの提供を目指します。

公益社団法人姶良地区医師会長の佐藤昭人さんは「念願の新病院建設工事がいよいよ始まる。姶良・伊佐保健医療圏の公的中核病院として、高度専門的な医療を担い、市民の期待に応えられるようにしたい」と力を込めました。

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大隅横川駅が開業120周年

明治36年1月15日に開業し、県内最古の木造駅舎が残る大隅横川駅は今年で開業120周年を迎えました。地元のPTAや商工会などで構成する大隅横川駅開業120周年記念イベント実行委員会が1月14・15日、同駅舎や周辺の商店街で記念イベントを開催。Nゲージ鉄道・プラレールの模型展示や1日駅長体験、120周年にちなんだ120の人文字撮影、なんでも120自慢コンテストなどが行われ、市内外の鉄道ファンや親子連れなどでにぎわいました。

子ども用駅長服を着て列車に合図を出す出発式を妹と共に体験した国分在住の畠中麻里さん(10)は「緊張したけど、ちゃんと合図を出せた。無事に電車を見送ることができてほっとした」と笑顔を見せました。

実行委員長の柿木邦治さん(54)は「コロナの影響が心配されたが、100周年、110周年に続き、120周年を無事に迎えられた。さらに10年後につなげられるよう、地域の活性化と利用者の増加を図って肥薩線や駅舎を守っていきたい」と力を込めました。

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児童らがふるさと史跡巡り

国分西小学校や天降川小学校の児童ら約50人が参加して1月21日、校区内の史跡・文化財を巡るふるさとウオッチングin広瀬がありました。

郷土に対する関心を高めようと校区青少年健全育成連絡会が平成16年から主催するもので、今年で15回目。国分広瀬の大穴持(おおなむぢ)神社や小村新田を見守る石像など8カ所を巡り、地域のボランティアガイドの説明に熱心に聞き入りました。盆明けに開催される地域の伝統行事・はんぎり出しも実演され、はんぎりの組み立てや投網をする姿を見学しました。

国分西小学校6年生の小城初花(ういか)さんは「地域のいろいろな史跡を知ることができて楽しかった。小村小学校が木島小学校と合併して国分西小学校になったことも知れて、勉強になった」と笑顔で話し、同連絡会会長の池之上淳(あつし)さん(61)は「将来ふるさとを離れたとしても、地域の歴史や伝統を忘れずに、生きていってほしい」と話しました。

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日本一の霧島茶を飲み比べ

全国茶品評会で3年連続日本一の受賞歴を持つ霧島茶。霧島の食ブランドを全国に発信する霧島ガストロノミー推進協議会が1月21日、日本庭園が広がる日当山西郷どん村で、霧島茶の飲み比べ体験ができるイベント・霧島茶庭(ちゃにわ)を開催しました。市内の和菓子店などが作った八つの茶菓子から二つと霧島茶生産者が入れたお茶2種類のセットを楽しむことができ、この日用意した85セットは完売。家族連れや観光客などでにぎわいました。

昨年8月に続き2回目の開催となった同イベント。前回も参加した国分在住の初瀬るりさん(37)は家族で訪れ「お酒の飲み比べはよく聞くがお茶の飲み比べは珍しい。とても良いイベントなので、ほかの場所でも開催してほしい」と話し、観光で訪れた鹿児島市在住の堺亘紀(こうき)さん(29)は「ペットボトルやティーパックのお茶とは違っておいしく、和菓子との相性も良かった。庭の眺めも最高でした」と笑顔を見せました。

イベントを企画した地域おこし協力隊の佐藤悠奈さん・井上真優さんは「普段とは違う景色を楽しみながら、茶菓子と一緒にお茶のおいしさを知ってもらえれば」と話しました。

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和気公園で藤の手入れ始まる

藤の花の名所として知られる牧園町の和気公園で1月23日、同公園の管理を受託する市シルバー人材センターが藤のはさみ入れ式を行いました。公園内にある和気神社で作業の安全祈願を終えると、作業員10人が脚立を使って高さ約2.5mの藤棚から伸びた枝のせん定作業を開始。からまった枝や長くなった枝をはさみで切り落とし、藤棚全体に枝が広がるようにひもで固定しました。

和気公園管理班長の久保明さん(75)は「去年はいい花が咲いてくれた。今年もそれを目指してせん定し、花を見に来た人たちに感動を与えられたら」と意気込みました。

23種類、100本が植えてある和気公園の藤は、例年4月中旬から下旬にかけて見ごろを迎え、無料で観覧することができます。

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ソラシドエアと包括連携協定

鹿児島空港に支店を置く株式会社ソラシドエアと市は1月24日、観光・特産品の振興や地域活性化、災害時の輸送協力などを目的に包括連携協定を締結しました。第二次霧島市総合計画の政策の一つである「市民とつくる協働と連携のまちづくり」に基づいて結ばれた同社との協定。岐阜県海津市との姉妹都市交流50周年記念ラッピング飛行機の就航で令和3年度からの1年6カ月間、市の道義高揚の取り組みを広くPRしたことが締結のきっかけです。今後は協定に基づき、具体的な取り組みを協議し連携していきます。

同社代表取締役社長の髙橋宏輔さん(61)は「地域の魅力をいかにして発信していくかが課題。首都圏でのPRやマルシェの開催などの実績もあるので、市の魅力や情報の発信に協力できれば」と話しました。

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噴火想定し、高千穂小で訓練

新燃岳からおよそ6kmの場所にある牧園町の高千穂小学校で1月27日、噴火を想定した避難訓練が行われました。平成23年に起きたの新燃岳噴火の翌年から毎年実施しており、児童88人と職員が災害時の避難経路や非常口などを確認しました。

校内放送で噴火音が流れると、教室にいた児童は先生の指示で机の下に身を隠し、その後ヘルメットをかぶって避難場所へ移動。全員の避難を確認後、避難方法などの振り返りを行い、防災意識を高めました。訓練に立ち会った市の平田雄嗣危機管理監は「一人しかいないときは自分で考えるしかない。練習していないことは本番でもできないので、訓練を続けることが大事」と伝えました。

参加した6年の上村想(かみむらそう)君は「もし噴火したら訓練を生かして、落ち着いて行動したい」と話しました。

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横川発祥のげたんは作り体験

豊かな食材に恵まれた横川町で育つ児童に、郷土料理の歴史や作り方など、食べ物とのつながりを知ってもらおうと、「よこがわの食をはぐくむ会」主催の食育体験会が1月28日、横川町の丸岡公園で開催され、児童ら25人が参加しました。

横川発祥といわれているげたんは。横川げたんは保存会の福島年子さん(70)が「げたんは山ケ野金山で働く人のお茶菓子だった」と地域の歴史を交えての説明が行われた後、4班に分かれて、げたんは作りに挑戦しました。黒砂糖や小麦粉で作った生地をオーブンで焼き、黒砂糖で作った蜜に浸して完成すると、参加者らは満足気な表情を浮かべていました。

安良小学校5年の柳勇成(としなり)君は「ふくれ菓子みたいなものだと思ったら、少し違った。均等に切るのは難しかったけど、出来たてのげたんはは甘くておいしかった」と笑顔で話しました。

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市民と自衛隊員が舞台披露

第60回市民と自衛隊のつどいが1月28日、市民会館で開催され約500人が来場しました。昭和37年の陸上自衛隊国分駐屯地の創設以来、市民と自衛隊員の交流を目的に続いている同イベント。60回の節目を記念して同日、国分シビックセンターお祭り広場で桜の植樹も行われました。

舞台では、市民は舞踊やダンスなどを、自衛隊員は艶やかな舞踊やひょうきんな寸劇などを披露。約3時間の舞台に、客席からは笑いや拍手が起こりました。

国分在住の今村美和子さん(82)は「昔と比べて内容が充実してうれしい。笑いがあるので毎回楽しみにしている。ずっと続いてほしい催しです」と笑顔で話しました。

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女子駅伝、姶良が堂々2連覇

早春の霧島路を駆け抜ける県地区対抗女子駅伝が1月29日にあり、隼人運動場から国分下井を折り返す6区21.0975kmを県内12地区のランナーが競いました。

レースは序盤から激しく順位が入れ替わり、地元・姶良チームは3区でトップに立ちますが、4区で出水チームや日置チームなどが抜け出し4位に後退。5区で3人を抜き再びトップに立つとそのままトップを守り抜いて通算15回目の優勝を果たし、目標としていた2連覇を達成しました。

2区で3人抜きの活躍を見せた姶良チームのキャプテンで神村学園高等部3年の西川歩夏(あゆか)さんは「チーム全員で目標に向かって頑張ってきた。まだ優勝の実感はないが、結果が出せてうれしい」と笑顔で話しました。

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