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更新日:2022年7月25日
霧島温泉駅花いっぱい美化活動が6月2日、牧園町の霧島温泉駅であり、霧島高校の生徒や地域住民ら約150人が参加。サルビアやマリーゴールドなど約350本の花の苗を駅ホームのプランターや花壇に植えたり、駅舎やロータリー周辺を清掃したりといった美化活動に汗を流しました。この活動は、平成21年の肥薩線全線開通100周年を機に始まり、霧島温泉駅構内の美化と地域の活性化を図るため、毎年春と秋の2回実施しています。
島高校2年の飯伏美空さんは「いつも利用する駅なので、感謝しながら作業した。鮮やかできれいな駅になってほしい」と笑顔で話しました。
来春卒業予定の高校生や大学生などの市内就職促進に向け6月6日、市長と教育長、国分公共職業安定所長が商工会と商工会議所を訪れ、採用枠の確保や求人票の早期提出を求める要請書を手渡しました。
要請を受けた商工会議所会頭の鎌田善政さん(75)は「霧島市に魅力を感じ、地元に残りたいという生徒が増えてきている。行政とも協力しながら地元就職率があがるよう努めたい」と話しました。
県高校総合体育大会のダンス発表会が6月7日鹿児島市で開催され、国分中央高校が3年連続となる最優秀賞に輝き、8月に神戸市で行われる全国大会の切符を手にしました。作品テーマは「u(うつろ)~彫刻『ひざまづいて(目に身をあずけながら)』より~」。30人の部員が心を一つに、思春期ならではのぼんやりとした、ゆらぎや葛藤を彫刻作品へ投影し、等身大の自分たちを表現したもので、高い評価を得ました。
同校ダンス部主将の上村萌里(かみむらもえり)さんは「30人で最後まで気持ち良く、踊り切ることができた。県代表として高い意識を持ち、全国大会に向かって、作品をより良いものに仕上げていきたい」と笑顔で話しました。
日当山小学校の3年生128人が6月8日、日当山西郷どん村で浴育学習を行いました。自分たちが住む地域の魅力を知ることで郷土愛を育むため、同校では平成26年から総合的な学習の時間を利用して、校区内にある日当山温泉郷の歴史や入浴のマナーを学ぶ浴育活動に取り組んでいます。
温泉ソムリエの六三四(むさし)さんらを講師に迎え、実際に足湯に入って温泉の効能を学んだり、温泉に入るときのマナーを学んだりしました。学習は1年間を通して行われ、今後は温泉施設の見学や清掃ボランティアなどを行う予定です。
参加した荒瀬蓮翔(れんと)君は「足湯が気持ち良かったのでまた来たい。温泉ではシャンプーの泡などで転びやすいので気を付けながら、マナーを守って入ります」と笑顔を見せました。
カヌースプリント日本代表として、東京オリンピックに出場した桐明輝子さん(25)が6月8日~12日、天降川ふるさとの河川公園近くの天降川で個人練習を行いました。普段はナショナルトレーニングセンターや海外で練習を積んでいますが、霧島市を選んだ理由について「練習に適した川と、近い場所にホテルやジム、ショッピングセンターがある霧島を選んだ。強化合宿前の気分転換にしたい」と話しました。
11日には、カヌーやサップを普及させるために活動する団体・天降川パドリング主催で、地域住民との交流会も開催。SNSなどを見て集まった約10人の参加者が桐明さんと共に、ビックサップと呼ばれる大きいサーフボードに乗り、天降川の自然を堪能しました。
家族で参加した隼人中学校1年の轟木桃咲(ももか)さんは「オリンピック選手としゃべれてうれしい。サップが川の上でも安定していたので楽しかった」と笑顔を見せました。
米の豊作を願って行われる伝統行事・霧島神宮斎田御田植え祭が6月10日、霧島神宮近くの斎田で行われました。霧島小学校児童や早乙女、早男に扮(ふん)した巫女(みこ)ら約20人が、約5,000平方メートルの斎田に苗を植えました。新型コロナの影響で霧島小学校児童の参加は3年ぶり。神事の後に五穀豊穣を願い、丁寧に稲の苗を植えていく様子を地域の人が見守りました。
同校3年の阿多無限さんは「初めての田植えだったが、きれいに植えることができた。苗が大きく育ってほしい」と話しました。
植えられた稲は秋に収穫し、同神宮に奉納されます。
開港から50周年を迎えた鹿児島空港で6月12日、日本航空(JAL)によるスカイスクールが行われ、市内在住の小学生30人と保護者が参加。同空港に初めて着陸した最新鋭の機体「A350型機」の搭乗体験や環境について学ぶSDGs講座がありました。同機は、同社が導入しているボーイング777機の後継機として導入。JALふるさと応援隊としても活躍している同社のキャビンアテンダントから、同機が二酸化炭素の排出量を抑えて環境にも配慮していることや、環境を守る上で一人一人ができることなどの解説があり、参加者は熱心に聞き入りました。
隼人町の若松隼也君(9)は「ファーストクラスのシートは広々として座り心地も良かった。電気は小まめに消すなど、環境のことを考えて生活していきたい」と話しました。
昨年公開されたアニメ映画『竜とそばかすの姫』を、原作の朗読と映画音楽で楽しむ朗読会が6月15日、牧園中学校で行われました。朗読会は5年前から行われている取り組みで、昼休み時間を利用して行われた朗読会には全校生徒の5分の4に当たる82人が参加。生徒2人の朗読に、参加者たちは聞き入っていました。
会場となった体育館入口には、同作の作者・細田守さんの本などが並ぶ即席の図書室が設けられ、朗読会で興味を持った生徒がその場で本を借りられる工夫も。学習部部長で同校3年の東美羽さんは「外で遊べない梅雨の時期には読書を楽しんでほしいという思いで開催した。練習した成果が出せて良かった」と笑顔を見せました。
牧園町の三体小学校で約70年前から地域の人々に大切にされてきた「どんぐりピアノ」のコンサートが6月21日、同校体育館で開催され、児童や地域住民ら約50人が参加しました。
どんぐりピアノは昭和27年に三体小学校、旧三体中学校の児童生徒が遠足で拾い集めたドングリでクヌギの苗5万本を育て、その収益金で昭和29年に購入。旧三体中で使われていましたが、廃校後は三体小学校に移され、今も発表会の演奏などで活用されています。
コンサートは市内在住のピアニストでどんぐりピアノの会会長の入来慶子さん、鹿児島市の打楽器奏者である上別府宙(ひろし)さんが出演し、クラシックなど9曲を披露。最後はピアノの購入当時から歌い継がれる「どんぐりピアノの歌」を児童13人が合唱し、観客からは大きな拍手が送られました。
当時ドングリを拾ったという県内在住の女性は「60年以上ぶりに聴いた音色で、懐かしく感じた。みんなで楽しくドングリを拾った」と振り返り、6年の福満雷羅(らいら)君は「ピアノとマリンバの音色が重なり、優しさを感じた。音楽の授業ではリズムよく、楽しく演奏したい」と話しました。
行政主導による「ないものをつくる」まちづくりから、民間主導・行政支援型の「今あるものを活かす」まちづくりへの転換を図る「霧島リノベーションまちづくり」。その活動の一つ「LIVEKIRISHIMA」のキックオフシンポジウムが6月26日、第一幼児教育短期大学アゼリアホールであり、約80人が参加しました。昨年は、遊休不動産を活用したビジネスを生み出すリノベーションスクールや、女性や学生を対象としたビジネススクールを開催し、数多くの事業提案や事業化がなされました。今回のシンポジウムでは、9月以降に始まるプロジェクトや他市での実例紹介、興味のあるテーマについてグループ討議する場もあり、活発な意見交換がなされました。
参加した鹿児島第一高校2年生・唐仁原佳亮(けいすけ)さんは「いろいろな経歴の人の話が聞けてとても有意義な時間だった。今回の話を将来の夢につなげていきたい」と話しました。
錦江湾の優れた自然環境を保護するため、湾岸の市町全体で海岸清掃を行う「錦江湾クリーンアップ作戦」が6月26日、国分下井海岸でありました。早朝から地域の住民や企業など32団体約500人がごみ拾いに汗を流し、約2.5トンのごみが回収されました。
毎年参加している国分小学校軟式野球スポーツ少年団6年の郭(かく)丈太君は「木の枝や丸太のほか、ロケット花火やライターを拾いました。危ないので清掃できて良かった」と話しました。
国分郡田の特認校・木原小学校で6月29日、地元の製茶会社・宮田製茶とあいら農協の職員を講師に迎え、昔ながらの製法を体験する釜炒り茶体験が行われました。同校では木原の特産品であるお茶に親しんでもうために年間を通してお茶について学んでおり、20年以上前から続く活動です。10日には同社の製茶工場の見学やお茶の種類などについて学んだほか、茶摘みを体験。その茶葉を釜でいり、手もみするなどして乾かした後、実際にお茶として味わいました。児童らは、作業が進むにつれて乾いていく茶葉の変化を興味津々に観察しました。
5年生の久保田愛莉さんは「少し苦かったけど、自分で摘んで作業したお茶は家で飲むお茶よりおいしかった」と笑顔を見せました。
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