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更新日:2022年6月24日
来月のアユ漁解禁を前に、中津川小学校の全校児童16人が5月2日、同校近くの天降川の支流・中津川河川敷で稚アユ2万匹を放流しました。稚アユは地元の日当山天降川漁業協同組合が天降川で取ったもので、体長は5センチほど。同組合の代表理事組合長・中村博文さん(68)は「今年はたくさんの稚アユを捕獲できた。アユ漁期間を短縮したことで、親アユが残ったからではないか」と話しました。
同校6年の和志武結(わしたけゆい)さんは「多くのアユを放流できた。たくさんのアユがこの川に帰ってきてくれたら」と笑顔を見せました。
縄文の森春まつりが、5月3日から5日にかけて国分の上野原縄文の森でありました。多くの家族連れなどでにぎわい、火おこしや土器の絵付け、弓矢作りなどの体験活動を楽しみました。
火おこしと弓矢作りを体験した国分の道理葉祐(どうりようすけ)君(7)は「テレビでこのイベントを知り、初めて参加した。火をおこすのは大変だったが、火がついて良かった」と笑みがこぼれました。
ステージでは国分南中学校吹奏楽部の演奏や霧島九面太鼓保存会によるパフォーマンスなどがあり、会場は盛り上がりました。
かつて全国屈指の金産出量を誇った横川町の山ヶ野金山で5月15日、史跡巡りのイベントが開催。鹿児島大学准教授・井村隆介さんの解説を聞きながら、約20人の参加者らが金山に関する史跡を歩きました。午後には天降川上流で砂金探しが行われ、参加者は小さなお宝を夢中で探しました。
参加者の中で最初に砂金を見つけた鹿児島市の豊山功晟さん(12)は「初めて金山の史跡を巡ったので、歴史の勉強になった。砂金を探すのは難しかったけど、見つけられてうれしい」と笑顔で話しました。
霧島市内五つの公立高校が市内中学生を対象に学校の魅力を紹介する、霧島しごと維新「君の夢を叶える高校フェア」が5月14日、多目的ホールであり、生徒ら約80人が参加しました。説明する高校からは、生徒会役員や卒業生が高校で学んだことや社会との結び付きを紹介しました。中学生からは多くの質問が出され、将来の進路について深く考えるよい機会となりました。福山高校3年の古園明尚(あきなお)さんは「福山高校は生徒が少ない分、先生との距離が近く、相談しやすい環境が整っている。ぜひ福山高校に来てほしい」と話し、隼人中学校3年の山口聡文(さとみ)さんは「資格取得や学習環境の話がすごく参考になった。将来のことも含め進路に役立てたい」と笑顔で話しました。
4月で開港から50周年を迎えた鹿児島空港で5月15日、市内在住の小学生を対象に「空のお仕事」を学ぶ航空教室が開催されました。空港を身近に感じてもらうため、ANAあきんど株式会社、全日本空輸株式会社と市の共催で行われ、88人が参加。航空整備士やキャビンアテンダントなどの空港スタッフがクイズを交えて業務の説明を行い、参加者は興味津々に耳を傾けました。
子どもたちはその後、アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターラッピングが施された飛行機を出迎え。普段立ち入ることができない滑走路で、間近での記念撮影を楽しみました。国分の松元航君(6)は「近くで見られて良かった。乗ってみたい」と声を弾ませました。
世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王者の谷口将隆選手(28)が5月16日、霧島市役所を訪問。4月に行われた初防衛戦の勝利を市長に報告しました。
父方の祖母が牧園町に住んでおり、子どもの頃から訪れていた霧島市を「第二の故郷」と呼ぶ谷口選手。現在もロードワークで市内を訪れたり、身体づくりでダチョウ肉などの食材を取り寄せたりしています。
谷口選手は「今後は霧島市で合宿も行いたい。もっと強くなって、霧島市から情報を発信していきたい」と意気込みました。
市総合防災訓練が5月19日、まきのはら運動公園まきばドームを主会場として実施されました。訓練は災害発生時に関係機関と住民が相互に連携して、情報伝達や避難、救出ができる体制をつくり、住民の防災意識を高めるために行われ、今回は3年ぶりに開催。地震・津波・大雨の影響で土砂災害の危険性が極めて高い状況であると想定して、地域住民や消防団、国・県、医療関係など38機関・団体から約550人が参加し、孤立した住民の救助やコロナ下での避難所運営などを確認しました。
参加した久米村しげ子さん(70)は、「災害用伝言ダイヤル171や災害用移動炊飯器など実際に体験や見ることができて勉強になった。炊き出しがあったときに役立てたい」と話し、牧之原小学校3年の濵口レオニ時雨さんは「段ボールベッドは暖かくて寝やすかった。日頃から災害に備えたい」と話しました。
国分の平山小学校で5月19日、さつま芋の苗植え体験があり、全児童9人が参加。同校の卒業生である福岡優子さん(63)と、夫の金義さん(68)が管理する同校区内の畑で、紅はるかの苗1300本を植えました。百武彗星(ひゃくたけすいせい)が発見された場所の近くに畑があることから、育てたさつま芋は「彗星芋」と名付けられ、10月に開催される同校バザーで販売予定です。
植え方を指導した金義さんは「今の子どもたちは野菜を育てる体験が少ない。妻の母校のためになればと昨年から協力している」と話し、6年生の楠生香澄菜(くすばえかずな)さんは「去年育てた彗星芋はとてもおいしかった。今日も『大きく育て』と願って植えました。収穫するのが楽しみです」とほほ笑みました。
国分南小学校6年生69人が5月19日、上野原縄文の森で体験型プログラム「キリシマクエスト」を体験しました。キリシマクエストとは、地図上にあるチェックポイントを写真撮影しながら、制限時間内にどれだけ多く回れるかをチームで競うゲームです。主に修学旅行生を対象に霧島神宮周辺で実施されていましたが、今年度から上野原縄文の森に場所を移したことから、今回の体験会となりました。
体験した西村ねねさんは「5人1組で協力し合って、チェックポイントを探すことができた。天気も良くすごく楽しかった」と笑顔で話し、主催した市観光協会の兼松真さんは「修学旅行で霧島を訪れた県内外の児童生徒に、キリシマクエストを通して仲間との楽しい思い出を作ってもらい、また霧島市に来たいと思っていただけるような記憶に残るプログラムにしたい。今後は、企業や団体のオリエンテーリングでも活用してもらえるように提案していきたい」と話しました。
ウクライナから鹿児島県に避難している人を支援するためのチャリティ音楽祭が5月22日、国分パークプラザのイベント広場で開催されました。同イベントは鹿児島市の株式会社宙(そら)の駅が主催し、県内各地の有志団体と協力して開催しているもので、今回が4回目です。
同社の代表取締役・本田静さん(40)は「もし近くに避難民がいるときは、鹿児島の人らしい、大きくて温かい気持ちで迎え入れて、元気でウクライナに帰れるよう背中を押してほしい」と呼び掛けました。
会場では、霧島市で活動するシンガーソングライター・KAZUKAさんなど5組のパフォーマンスがあり、観賞した国分の矢神智子さん(54)は「少しでもウクライナ支援になって、みんなが元気になれば」と笑顔を見せました。
10月に霧島市・南九州市で開催される第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会。第1次予選会を兼ねた姶良春季畜産共進会が5月23日、隼人町の姶良中央家畜市場で開催されました。
姶良地区から出品された51頭のうち霧島市からは41頭が出品され、若雌3区に出品された横川町の久留須重義さんの「まそら」がグランドチャンピオン賞を獲得。団体優勝は霧島市福山町でした。
7月に開催される第2次予選会には、霧島市から23頭が出品されます。
牧之原中学校パークゴルフ大会が5月24日、福山パークゴルフ場であり、全校生徒75人と地域の競技愛好者や保護司、民生委員約30人が参加しました。市パークゴルフ協会の指導員がルールを教えながら生徒と一緒に競技する大会で、今年で6回目。法務省の社会を明るくする運動の一環として、地域ぐるみで子どもを育てようとする機運の醸成も目的としています。各コースで指導員からコース攻略の説明を受けた生徒たちは真剣なまなざしでカップを狙い、カップインすると大きな歓声をあげていました。
姶良保護区保護司会長の前田優子さん(65)は「パークゴルフを通して、社会を明るくする運動を考えてもらいたい。お互いが思いやりを持ち、住みやすいまちをつくっていきましょう」と話しました。同校3年・生徒会長の藤山心優(みゆ)さんは「指導員の方が優しく教えてくれたので、楽しくプレーできた。学年間の交流もできたので、今後の学校生活にも生かしていきたい」と笑顔で話しました。
溝辺町の陵南中学校で5月24日、国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター(東京都)の大野貴美子さんを講師に招き、傷害予防についての授業が行われました。
大野さんは傷病予防とは何かや、予防の基本的な考え方であるABC理論(変えたいもの、変えられないもの、変えられるもの)を説明。2年生48人が授業や部活動中に起こり得る事故・けがを防ぐ方法を考えました。
授業を受けた山浦凜さんは「部活でソフトテニスをしている。練習中に滑ってけがをすることがあるので、今日学んだことを生かして、けがを予防したい」と話しました。
国分新町周辺の地域住民で構成する国分北部地域会が5月28日、国分北小学校の児童と保護者を招いて、同校近くの畑でジャガイモの収穫祭を開催しました。主に地域の清掃活動などを行う同団体が、荒れた田をなくそうと使われていない田を借りてジャガイモを栽培。収穫祭は、地域の子どもが土に触れ、収穫の喜びを味わってもらうために平成27年から行っています。
2年生の糸木飛雅(ひゅうが)君は「大きな畑で、掘りがいがあって楽しかった。カレーやポテトチップにして食べたい」と声を弾ませました。
市は5月29日、国分シビックセンターで市民参加型ワークショップ「KIRISHIMAみらいトーク」を開催しました。市の最上位計画であり、令和5年度からの5年間を計画期間とする第二次霧島市総合計画後期基本計画を策定するため、市民から広く意見を募ろうと参加者を募集。まちづくりに関心がある20代から70代の30人が、「まちを元気にするため」の課題に対し「必要な取り組み」や「市民ができること」をグループで発表し、その様子は動画共有サイトでもライブ配信されました。
発表では、身近な生活をより良くしようとするアイデアが多く出され、「安心安全なまちづくり」という課題に対しては「留守番中を想定した子どもだけの避難訓練」や「街頭デザインコンテスト」などユニークなものも。参加した国分の会社員・新中貴大さん(31)は「さまざまなアイデアを有志で共有できる機会は貴重。新しい発見があり、自分が住むまちへの興味が膨らんだ」と話しました。
ワークショップは全2回開催され、次回は6月25日に同会場で開催予定です。
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