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更新日:2022年10月3日

まちの話題(令和4年9月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

黒酢の秋仕込み、始まる

福山町にある坂元醸造で9月1日、黒酢の秋仕込みが始まりました。約5万2,000個のつぼが並ぶつぼ畑では、職人が4人1組で、米こうじと蒸した米、地下水を入れて最後に振りこうじをする一連の作業を行いました。今後は週に1回つぼをかき混ぜ、発酵状態を確認。早いものは1年半ほどで出荷します。

醸造技師の原野洋和さん(30)は「黒酢の仕込みは、よく子育てに例えられる。わが子のように愛情を注いで見守り、お客様に喜んでもらえる黒酢をつくっていきたい」と話しました。

仕込みは春と秋の2回行われ、秋仕込みは10月末まで続きます。

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クロの日に黒牛を召し上がれ

物価高騰を背景に、市は学校給食費の保護者負担と給食の質の維持を図るため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、市内産を中心とした県内産の食材を学校給食で提供する事業を展開しています。

牧園町で開催される第12回全国和牛能力共進会を1カ月後に控えた9月6日(クロの日)には、同共進会と牛肉消費拡大PRのため市内小中学校などの給食で、約1万2,000人分(約650kg)の鹿児島黒牛のサーロインステーキが振る舞われました。今回の牛肉のうち約380kgは、株式会社きりしま畜産と株式会社南九州物産が無償提供したものです。

ステーキを味わった上小川小学校6年の浜田雄生(ゆうせい)君は「脂が乗っていておいしかった。牛を育ててくれる農家さんにありがとうと言いたい」と話しました。

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小学生が高齢者にメッセージ

牧園地区の子ども会児童が9月10日、高千穂地区公民館で夏休みに書いたメッセージカードを台紙に貼り付ける作業を行いました。地区内6校から集まったカードは約300枚。高齢者に元気を届けようと、文字や絵、折り紙など趣向を凝らしたメッセージは、敬老の日に合わせ同地区の3高齢者施設に贈られます。

高千穂小学校5年の厚地琴羽さんは「コロナに負けないで、いつまでも元気でいてくださいという思いを込めました」と笑顔で話し、同地区子ども会育成連絡協議会長の坂口美智子さん(63)は「コロナが収まって、おじいちゃん、おばあちゃんと交流ができるようになったら、いろいろなことを学んでほしい」と力強く話しました。

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陸上選手から学ぶ走りの基礎

陸上競技の指導者がおらず、専門的な指導に課題を抱えていた大田小学校で9月10日、市スポーツ推進委員による、ふれあい陸上教室が行われました。10月の運動会に向けて、走るときに意識してほしいことやバトンパスのこつなどを学び、少しでも速く走るための基礎を学習。陸上選手の指導を受け、児童らが真剣な表情で校庭を駆ける姿が見られました。

講師を務めた児玉安昭さん(40)は、社会人になってから本格的に陸上競技を開始し、令和3年度の39歳男子100メートル走で全国1位を獲得した現役アスリート。児玉さんは「諦めずに続ければ、良いことがある。何事も目標を持って取り組んでほしい」と話しました。

同推進委員連絡協議会会長の潤政美さん(76)は「子どもの体力向上が学力向上にもつながると考えている。いろいろなことに興味を持って学校生活を過ごしてほしい」と話し、6年生の八ケ代絆誠(ばんせい)君は「前屈みになって走ることを意識したい。運動会に向けて練習します」と意気込みました。

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平和に関する学習成果を発表

戦争の歴史を学び平和への思いを深めるために、陵南中学校の2年生は平和学習に取り組んでいます。身近な戦争遺跡についてグループごとに調べ学習を行ってきた9月21日、自衛隊国分駐屯地前の特攻記念碑や空港公園、大隅横川駅など現地で成果を発表するフィールドワークがありました。

大隅横川駅について調べた稲垣琥太郎さんは「機銃掃射の痕や弾丸の実物を見るのは初めてだったが、思っていたより大きくて驚いた。戦争の歴史を伝える平和の象徴として伝え続けてほしい」と話しました。

調査の成果は10月27日に行われる同校の文化祭で発表されます。

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弥五郎どんが隼人に集結

鹿児島と宮崎に伝わる、弥五郎どん(さま)祭り。一説には隼人の首領だったと伝えられる、身の丈4メートルを超える弥五郎どん(さま)のご神体をみこしに乗せ、五穀豊穣や無病息災を願う祭りです。飛鳥時代に隼人と朝廷の争いで亡くなった隼人の戦死者を慰霊するために、鹿児島神宮で養老4(720)年に始まった放生会(ほうじょうえ)が弥五郎どん(さま)祭りの始まりだとされています。

同祭りが開催される曽於市の岩川八幡神社、都城市の的野正八幡宮、日南市の田ノ上八幡神社から3体の弥五郎どん(さま)の面が集まり9月24日、隼人農村環境改善センターで浜下り・弥五郎どんシンポジウムが開催されました。歴史や特色について紹介があった後、隼人浜下りとの関連性などの議論を交わされました。

参加した隼人町の今村和幸さん(70)は「地元の隼人浜下りと岩川八幡の弥五郎どんはよく知っているが、他の祭りは知らなかった。現地に行って歴史などに触れてみたい」と笑顔を見せました。

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クリーンセンター安全祈願祭

(仮称)市クリーンセンター建設工事の安全祈願祭が9月28日、建設予定地の敷根清掃センター隣接地で行われ、関係者約60人が参加しました。

平成30年度に基本設計を策定、令和3年8月に事業者選定、令和4年1月に建設工事と事業運営契約を締結しており、令和8年3月の完成を予定しています。

同施設は1日の処理能力が140トン、処理方式が全連続焼却方式のストーカー炉式で、地上5階、地下1階の延床面積約7,000平方メートル、AI画像解析を活用して安全で安定的・効率的な処理を実現し、自家発電などで経費削減や温室効果ガスの大幅削減が可能になります。

中重市長は「子どもたちをはじめ市民を対象とした環境学習の場としても活用予定。市民に親しまれる施設を目指したい」と力を込めました。

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学校給食に黒牛のプレゼント

JAあいらと市が協働し、市内小中学校などの給食で、第12回全国和牛能力共進会開催の1週前となる9月29日、同共進会や牛肉消費拡大のPR、物価高騰に対する子育て世代への支援策として、鹿児島黒牛が提供されました。

JAあいらの寄付金を活用し、牛肉約540キログラムを購入。約1万2,000人分の学校給食の食材として使用されました。

国分西小学校1年の大竹心晴さんは「お肉がやわらかくて、とてもおいしかった。和牛のお祭りに行って、いろいろなお肉を食べてみたい」と笑顔で話しました。

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