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更新日:2018年11月5日
福山町佳例川地区の運動会が9月24日、地区の体育館で行われ、多くの地域住民が集まりました。同地区は、高齢化率が50%を超える、いわゆる“限界集落”ですが、それを感じさせない盛り上がりで、子どもから高齢者まで、さまざまな種目に挑戦していました。
最近では恒例となっている鹿児島大学農学部のボランティアグループ「農援隊」から、今年は3人が参加。競技に参加し住民と交流を図ったり、運営をサポートしたりして運動会を盛り上げました。さらに午後からは地区内の清掃作業にも参加。水路の草刈りなど、地域の方に鎌の使い方を教わりながら汗を流しました。
3人はいずれも、佳例川地区の行事への参加が3回目から5回目という、いわゆる“佳例川ファン”。「佳例川地区が大好きで毎回参加を楽しみにしています。今回も地域の方と地域づくりの話などができて有意義な時間でした」と笑顔で話していました。
大正時代に疫病による牛馬の流産防止を祈願したのが始まりとされる霧島永水地区の伝統行事・牧神(まきがみ)相撲大会が9月23日、同地区の牧神神社で開催されました。
戦争などで途絶えた時期もありましたが、昭和56年に復活し、今回で通算85回目。現在は青少年の健全育成も目的としています。手作りの土俵上で永水小学校の児童や地域住民ら約30人が取り組みを楽しみ、境内に温かい声援が響きました。同小6年の東條誠君は「3回勝ち抜けて楽しかった」と充実の表情を見せました。
日当山西郷どん軽トラ市が9月23日、隼人町の日当山商店街で初めて開催されました。商店街の活気を取り戻そうと、地元の有志13団体による実行委員会が企画。店舗代わりの車両30台には衣類や雑貨、工芸品などが並び、多くの買い物客でにぎわいました。
子どもと訪れた近所の新屋(しんや)あゆみさん(38)は「こんなに人が集まるのは初めて。地元が少しでもにぎやかになれば」と期待を込めました。
次回の軽トラ市は、来年1月に開かれる予定です。
牧園町の中津川小学校の創立140周年記念となる運動会が9月22日、同小グラウンドで行われました。これは毎年、中津川保育園、中津川地区と合同で行われるもので、園児、児童、保護者をはじめ、幅広い年代の地域住民らが集結。さまざまな種目が用意され、競技に集中する人、笑顔で声援を送る人、拍手で労う人など思い思いに楽しんでいました。
140周年記念として招待された第一工業大学沖縄県人会は、午前中最後の種目としてエイサーを披露。迫力ある演技に会場中が熱気に包まれ、「かっこよかった」「盛り上げてくれてありがとう」と地域の方から感謝の言葉を掛けられていました。
市内各地区の敬老会が9月にあり、隼人町の小野地区は9月22日、地区公民館に約70人の高齢者が参加しました。
会では隼人中学校吹奏楽部の演奏や合唱、小野児童クラブの踊り、横川町の福祉施設職員などでつくる「竹ちゃん一座」の認知症の寸劇などで、参加者は笑顔の「しわ」を増やしました。地区自治公民館長の林慶藏さん(70)は「地域の皆さんの協力のおかげでいい敬老会になった」と話し、地区の最高齢者・是枝ハル子さん(98)は「子どもたちが歌う唱歌を聴いて、昔を思い出し涙が出ました。これからもみんなと元気でいたい」と喜びました。
第18回アジア競技大会2018と第24回世界学生選手権で活躍した国分のソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(株)ハンドボール部の選手が9月21日、霧島市長を表敬訪問しました。アジア大会はインドネシアのジャカルタで開催され、飛田(ひだ)季実子選手と角南果帆(すなみかほ)選手が出場し3位。世界学生選手権はクロアチアで開催され、谷華花(はるか)選手と北原佑美選手が出場し優勝しました。
飛田選手は「アジア大会は金メダルを目指していたので悔しかった。今回負けてしまった経験を2020年東京オリンピックに生かしていきたい」と抱負を語りました。
(写真左から飛田選手、谷選手、角南選手、北原選手)
「霧島発、地域の絆フォーラム」が9月20日、国分シビックセンター多目的ホールであり、地域の代表者や福祉事業関係者など330人が参加。地域の活性化や福祉増進に役立てようと、霧島市社会福祉協議会が初めて実施しました。
初めに、精力的に地域づくり活動に取り組む市内の自治会長、在宅福祉アドバイザー、物産館経営者が事例を発表。市地域密着型サービス事業者連合会会長の黒岩尚文さん(50)が、それぞれに苦労し成功した点や課題などを聞き出し、具体的な助言を行いました。
黒岩さんは、東日本大震災で被災した石巻市のグループホームで死者ゼロだった事例を挙げ「助けたのは、交流があった近くの工場の人たちでした。住民同士のつながりは、行政ができない部分を補ってくれます。今回の発表が、暮らしやすい地域づくりの参考になれば」と期待を込めました。隼人町から参加した自治会長の鮫島康雄さん(73)は「各リーダーの熱意を感じた。行政ばかりに頼らず、できることは自分たちで行うよう地域に働きかけていきたい」と話しました。
霧島市の画家で二科会会員の米田安希(めたやすき)さん(70)が自身の絵画3点を市に寄贈し9月20日、霧島市長から感謝状が手渡されました。
国分図書館そばに飾ってある縦2.6m・横1.9mの油絵『ひととき』は、平成27年に第100回二科展で入賞した力作。自転車をこぐ人を抽象的に描いた温かみのある作品で、米田さんは「どの作品も、癒やしがテーマ。市役所が心和む空間になる手助けになればうれしい」と話ました。
ほかの2作品は、市役所行政庁舎別館1階と市民会館に展示しています。
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてアフリカのウガンダに派遣される鈴木詩織さん(24)が9月20日、霧島市長を表敬訪問しました。今年の10月から2年間、現地で新種米の普及や農家の収入向上を支援します。
熊本県八代市出身で、間もなく国分へ移住。鹿児島大学2年のときにバングラデシュ留学を経験し、農村の暮らしや農業に興味を持ちました。鈴木さんは「異国の文化、風景、言葉に触れるのが楽しみ。持続可能な農村の仕組みづくりを学んで帰ってきたい。自分も成長して将来、鹿児島の農業発展に貢献できたら」と抱負を語りました。
千円で市内の蔵元が造る芋焼酎5杯を飲み比べできるイベント「焼酎パラダイス」が9月8日、国分パークプラザであり約150人が訪れました。地元産の焼酎の銘柄とおいしさを知ってもらおうと、FMきりしまパーソナリティーの福留湖弓(こゆみ)さん(51)と上温湯(うわぬゆ)あゆみさん(30)の2人が企画。昨年に続き2回目の開催です。
イベントでは市内8つの蔵元のうち、2人の呼び掛けに応じた5つの蔵元がそれぞれ数種類の銘柄を提供。事前に水割りした「前割り」焼酎を手に全員で乾杯すると、来場者は蔵元との会話を楽しみながら気になる銘柄を飲み比べていました。
友人と来場し、国分の通山衣里奈(えりな)さん(30)は「いろいろな味を試すことができていい。あまり焼酎を飲まないけど、好きな味が見つかった」と頬を染めました。
「Beach風楽(フラ)in霧島」が9月1日、国分キャンプ海水浴場でありました。鹿屋市を中心に県内でフラダンス教室を開く「ALOHA RUMIKO STUDIO」が主催し今回が2回目です。
海辺のステージでは主催者と市内の3団体が、ハワイアンミュージックに合わせフラダンスを披露。会場には10以上の飲食・雑貨ブースも並び、市内外から訪れた来場者はビールやカレー、カキ氷などを手に風景やダンス、バンドによるライブなどを楽しんでいました。夕刻には美しい夕焼け空と金色に輝く海が、会場を神秘的な雰囲気に彩りました。
主催者代表の薗田瑠美子さん(46)は「ここは海、山、夕日が一望できる最高の場所。曲の意味を表現するフラダンスの良さをじっくり味わってほしい」と喜び、フラダンス歴が1年2ヵ月の日当山小学校4年・福山浮月(ふづき)さんは「何回か間違えたけど、友達と一緒に楽しくできた」と声を弾ませました。
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