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更新日:2019年3月27日
上野原縄文の森の秋祭りが10月27日、28日にあり、多くの家族連れが火おこしや弓矢作りなどの縄文体験を楽しみました。火おこし大会では、小学生低学年・高学年、一般の3部門に分かれ、火をおこす速さを競いました。
火おこし大会に親子で参加した隼人町の島川大海(ひろみ)さん(39)は「初めて大会に参加して、難しかった。リズム感が大事」と振り返り、三希(みつき)くん(9)は「火が付いてよかった。楽しかった」と笑顔で話しました。
個性豊かで創造的な職人たちを集めた手作り市「霧島ガーデンプレイス」が10月21日、天降川ふるさとの川河川公園であり、県内外から6,800人が訪れました。霧島市を「人や資源に恵まれた“ぜいたく”なまち」と位置付け、魅力発信を図る市役所の若手職員6人が昨年から始めて4回目の開催になります。
会場には霧島の素材を生かした約80の飲食店・雑貨屋が並び、手作りの遊具や地元ミュージシャンのライブなどもありました。天候にも恵まれ、河川を眺めてのんびりしたり広場を駆け回る子どもがいたり、思い思いの過ごし方を楽しむ姿が見られました。
訪れた人たちからは「自然の中で癒やされる」「子どももすごく楽しそうだった」などの声が多く聞かれ、国分から友人と二人で訪れた専門学校生の蔵元玲花さん(19)は「地元産のお芋のチーズケーキがおいしかった。雑貨や会場の雰囲気など、どれもおしゃれ。次もぜひ来たい」と笑顔を見せました。
五穀豊穣などを祈願する隼人浜下りが10月21日にあり、ご神体を乗せたみこしやよろい武者、神官、稚児行列が鹿児島神宮から浜之市までの4kmを練り歩きました。約1400年前に大和朝廷に反乱を起こし犠牲になった隼人族の霊を供養するために始まった伝統行事。途中の隼人塚史跡公園では神事があり、地区住民などがお茶などを振る舞いました。
毎年、鹿児島神宮前で見物するという近所の徳田より子さん(88)は「3歳のときに参加したことを毎年思い出します。昔と変わらず勇ましい行列に元気をもらえる。参加する子どもたちが、受け継いでいってほしいですね」とほほ笑みました。国分小学校6年で、4回目の参加となる安平海輝(ひろき)君は「毎年武者姿をするのが楽しみ。大昔に始まった行事に参加できるのがすごい」と話しました。
鹿児島県の福島県人会「うつくしま福島の会」が主催する芋煮会が10月21日、天降川河川公園でありました。ふるさとを忘れないようにと平成27年から始め、今年で3回目です。
芋煮会とは東北地方の郷土料理「芋煮」を、地域や会社などの仲間と河原で食べる同地方の秋の収穫祭。芋煮はサトイモのほか肉、野菜を煮込み、みそやしょうゆで味付けした汁物です。この会では鹿児島らしく豚肉を入れ、ゴボウ、シイタケ、薄揚げなど11種類の具材に、福島から取り寄せた米みそで優しい味に仕上げます。
秋晴れに恵まれたこの日は、福島県出身者や県人会が毎年実施する震災復興支援ツアーに参加した人など約40人が、ふるさとの味と共に思い出話などに花を咲かせました。県人会副会長で福山町の斉藤武夫さん(63)は「年に一度、ふるさとに思いを寄せる大切な機会。福島に関心を寄せる方々の参加も増えうれしい」と目を細め、支援ツアーが縁で初めて参加した姶良市の永田久子さん(72)は「前向きに生きている被災地の皆さんを思い出した。芋煮を食べて、私も思いを寄せたい」と話しました。
「竹燈籠祭り2018」が10月20、21日に国分の城山公園登り口にある金剛寺跡で開催されました。会場には竹灯籠やつり灯籠、ペットボトルの灯籠など約4500個が並び、来場者は幻想的な明かりに見入っていました。特設ステージでは吹奏楽などの演奏もあり、秋の夜を美しい音色と灯籠が彩りました。国分小3年の喜納昌都(きなまさと)君は「明るくてきれい。たくさんの灯籠があってすごい」と目を輝かせていました。
国分上野原にある縄文の森の入園者が10月19日に200万人を突破し、同日、記念セレモニーが行われました。
200万人目の入園者となったのは遠足で訪れていた霧島の大田小学校6年・堀之内優志(ゆうし)君。記念に国の重要文化財に指定されている約7500年前の双子壷土器のレプリカなどが贈られ、前後2人にも貝殻で文様が付けられた約9500年前の角筒(かくとう)土器のレプリカが贈られました。堀之内君は「うれしい。もらった土器について調べたい」と笑顔を見せました。
第51回全国高等専門学校サッカー選手権大会で26度目の優勝を果たした鹿児島高専サッカー部の選手ら17人が10月19日、中重市長を表敬訪問しました。大会は8月に長崎県島原市で行われ、16チームが参加。同部は近畿大学に4-0で勝利し大会を連覇しました。
主将で国分中学校出身の南橋千裕(みなみはしちひろ)さん(20)は「5年生にとって最後の大会だったので、優勝できてほっとした。後輩が3連覇できるよう、教えられることを伝えたい」と話しました。
あいら農業協同組合は9月14日、霧島市で生産された緑茶を「霧島茶」と指定する特許庁の商標を地域団体商標制度により取得し10月15日、中重市長を表敬訪問しました。全国のお茶では静岡茶や八女(やめ)茶などに続き17例目、県内では知覧茶などに継いで3例目になります。
同制度は、通常では商標権を取得することが困難な「地域名+商品名」の名称を、一定の条件を満たして商標登録する制度。登録により模倣品対策のほか生産者の意欲向上、知名度向上、売り上げ増加が期待されます。同組合は市の合併直後から霧島茶のブランド化を目指し、平成27年12月に特許庁へ出願、約3年かけて取得しました。全員が組合員である市内のお茶農家は「霧島茶」の名称を独占的に自社商品などに使用できます。組合長の中條秀二(しゅうじ)さん(65)は「霧島茶のアピールに、特許を最大限に活用してほしい」と期待を込めました。
航空の仕事に興味を持ってもらおうと空の日フェスティバルが10月13日、鹿児島空港で行われました。機体見学会や制服着用体験、景品が当たるスタンプクイズラリーなど多数の催しがあり、家族連れやカメラを持った大勢の人でにぎわいました。
日本エアコミューター(JAC)の制服着用体験をした溝辺町の立元(たちもと)創士くん(3)は、「クイズが楽しかった」と笑顔で話しました。
牧園町の三体小学校で64年前から大切にされている「どんぐりピアノ」を使ったコンサートが10月11日、同校体育館でありました。市内在住のピアニスト・入来慶子さん(29)が大河ドラマ「西郷どん」のメインテーマなど8曲を披露し、児童ら約40人がピアノを囲んで美しい音色に聴き入りました。同校6年の新宅琴里(しんたくことり)さんは「指の動きが速くてすごい。私も入来さんのようなきれいな音色で弾けるようになりたい」と話しました。
64年前の10月、同校と旧三体中学校の児童生徒が遠足で拾ったドングリをまき、5万本のクヌギの苗を育てて得た収益金で購入した「どんぐりピアノ」。現在も学習発表会などで大切に弾き続けられています。当時の生徒の孫に当たる入来さんは「小さい頃から祖母に話を聞いていました。長年大切にされてきたピアノを演奏できてとてもうれしい」と感慨深く話しました。
全国地域安全運動出発式が10月11日、お祭り広場で開催されました。
式では、鹿児島銀行国分支店への感謝状贈呈(うそ電話詐欺被害未然防止)やカトリック国分幼稚園児による「バルーンリリース」などがありました。中でも今回の目玉は、鹿児島県警ヘリコプター「はやと」によるメッセージ投下でした。
会場に低空飛行で大接近したヘリコプターは迫力満点。
式の最後は、警察白バイやパトカー、防犯ボランティアの青パト、自衛隊のパトロール隊が一斉にパトロールに出発し、犯罪を許さない霧島市の姿を印象付けました。
霧島スポーツまつりが10月8日、無料開放された国分運動公園や国分武道館、国分総合プールで開催されました。市民のスポーツや運動への関心を高めようと25の競技団体がスポーツ教室を実施。50m走で親子や友人と競ったり、普段できないようなカヌー体験をしたりと初心者から経験者まで多くの来場者が汗を流しました。
剣道を体験した渡邉颯太(そうた)君(5)は「楽しかった。またやりたい」と目を輝かせました。
薩摩藩家老・桂久武(ひさたけ)の遺徳顕彰祭が10月7日、桂を祭る同集落の豊受(とようけ)神社であり20人が参加。薩摩琵琶の調べと共に、先人の遺徳をしのびました。
桂は西郷隆盛の盟友で明治維新後、私財を投じて霧島田口の桂内集落を開拓。西南戦争で明治10年9月23日に戦死しました。顕彰祭は12年前、桂のひ孫に当たる桂甚吾さん(故人)が久武の業績を後世に伝えようと桂の命日に地域住民と始め、亡くなった後も遺族と住民が参加。今年は没後141周年になります。
主催者の一人で、甚吾さんの息子・甚一郎さん(52)は「祖先の行いを誇りに思います。顕彰祭を続けられてありがたい。地域の皆さんに感謝」と話しました。
第15回きりしま美術大賞展の表彰式が10月6日、国分シビックセンター多目的ホールで行われました。2,754点の応募の中から、一般部門50点、高校生部門6点、ジュニア部門96点、計152点の作品が入賞。表彰式の後には、審査員の二科会会員・米田(めた)安希(やすき)さんが入賞作品を前に講評を行いました。
一般自由部門できりしま大賞に選ばれた伊佐市の永吉みさ子さん(69)は、ステンレスのグラスに映る仏字新聞を描写。「栄誉ある賞をもらってうれしい。これからの励みになる」と笑顔を見せました。
霧島市内の自然や風土にふれる「霧島市移住体験研修~ちょっとした農業やってみ隊・秋の陣~」が10月5日~7日の3日間行われ、県外の3家族10人が参加しました。交流人口と移住定住者を増やすことを目的に平成19年度から始まった事業で、これまでに112人が参加、23人が移住しています。
10月6日は霧島永水の農家宅で、米作りの話を聞いたり、ポン菓子作りの見学をしたりしました。大阪市から子ども2人と参加した池田光世(てるよ)さん(37)は「都会ではできない経験ができました。地域全体で子どもを見守ってくれる環境もいいですね」と笑顔を見せました。参加者は、塩浸温泉龍馬公園や霧島神宮なども巡り、宿泊先では霧島の温泉や料理を楽しみました。
市の合同金婚式が10月5日、霧島町田口のホテルであり、112組が結婚50年の節目を祝いました。
今回は市が「褒め合う」まちを目指して進めるキリシマイスター活動と初めて合同で実施。全員に配布したお互いを褒め合うカードには、50年分の感謝の言葉が書き込まれ笑顔が広がりました。隼人町の有村義弘さん(78)は妻・嶺子さん(74)に「人生をあなたと乗り越えてきたことに感謝します」と書き、「初めて文字で伝えられ、いい記念になった」と喜びました。
霧島市内23の郵便局と市が10月5日、住民が安心して暮らせる地域づくりを目的に「地域における協力に関する協定」を締結。郵便局がバイクでの配達業務など地域に密着したサービスを生かして、子どもや高齢者などの異変、道路の異常、廃棄物の不法投棄について市に情報提供を行います。
牧園郵便局長の山口茂喜さん(59)=写真前列左から3番目=は「霧島市内では毎日、約150人が配達業務を行っている。地域の安心のために協力ができてうれしい」と話しました。
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