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更新日:2019年3月27日
福山町の惣陣が丘の花文字を維持管理するなど地域おこしに励むNPO法人「霧島ふっぎゃまぼっけもん会」が今年で結成30周年を迎えました。毎年惣陣が丘展望所で開催するつつじ祭りに合わせ4月29日、記念式典を行いました。式典では、福山高校吹奏楽部による演奏やユウスゲの植樹、来場者による紙飛行機大会などがあり、記念に花を添えました。
植樹に参加した福山高校1年の徳重雅乃さんと弥勒(みろく)りかさんは「大きく育ってほしい」と願いを込めました。理事長の川畑巧さん(68)は「これからも地域活性化のために活動を続け、50周年を目指したい」と力強く話しました。
横川町の丸岡公園が今年で開園50周年を迎えました。4月29日には同園で記念式典が開催され、地域住民ら約200人が集まりました。昭和40年以降、過疎化の傾向にあった同町の交流人口を増やし町を活性化しようと昭和43年に明治維新100周年記念事業として造成が始まりました。現在は、グラウンドゴルフ大会や県を代表する桜の名所として行楽客などでにぎわいます。
開園50周年記念事業実行委員長の福原平(たいら)さん(67)は「丸岡公園は地域の宝。誰からも親しまれ、一緒に汗を流せる魅力ある公園を作り、これからも地域を盛り上げていきたい」と話しました。
式典前には地域住民がグラウンドゴルフを楽しみ、式典後には同町出身で歌手の小池順子さんや藤本流三味線師範の藤本秀龍さんによるステージショーなどがあり、軽快なトークや歌声で会場を沸かせました。
太平洋戦争中、霧島市内には海軍特別攻撃隊の基地が現在の陸上自衛隊国分駐屯地周辺と鹿児島空港一帯の2カ所にありました。両基地から飛び立ち戦死した427人の特攻隊員の慰霊と平和を祈念する慰霊祭が4月22日、国分広瀬の特攻碑公園と溝辺町の上床公園であり、県内外から遺族や特攻隊員関係者ら約200人が献花台に花を手向けました。
上床公園では、溝辺中3年の新屋敷蓮くんが「戦時中のことを聞くと、今ある平和のありがたさを実感します。日本だけでなく、世界中の人たちが平和で幸せに暮らせる世の中になってほしい」と平和への誓いを述べました。
土木工事に用いる最新技術を教える出前講座が4月20日、中津川小学校であり全校児童23人が参加しました。犬飼滝近くの県道拡幅工事に10年以上携わっている牧園町の福地建設が、工事への理解を深めてもらおうと学校へ提案し、初めて実施。この日は現場代理人を含む男女5人の作業員が授業を行いました。
授業では、道路底に敷く盛土の代わりに高密度の発砲スチロールを幾重にも重ねる「EPS工法」を紹介。工事の概要を学んだ後、児童たちは2人1組でステンレスのサッシ用型枠に沿って電熱線で発砲スチロールを切断し、人数分の椅子を作りました。
父親が設備工を営む6年の貴島虎太郎(こたろう)君は「切り方を工夫したらいろいろな物に使えそう。将来はお父さんの跡を継ぎたい。楽しい体験ができた」と声を弾ませました。現場代理人の小田原天(おだはらたかし)さん(40)は「建設業を身近に感じてもらえたらうれしい。一人でも将来の担い手になってくれたら」と楽しそうに椅子に座る子どもたちを眺めました。
福山小学校の5、6年生11人による黒酢仕込み体験が4月19日、福山町の宇都醸造有限会社でありました。地元の特産品である黒酢を知ってもらおうと、平成24年から総合的学習の時間を活用し、毎年4月に同社で行っています。
児童たちは社員から黒酢ができる過程を教わった後、工場前にあるつぼ畑で原料となる米こうじや蒸した玄米、工場内に引いた湧き水を信楽(しがらき)焼きのつぼに入れ、振りこうじをしてふたをする一連の作業を体験。寝かせた分だけ茶色が濃くなる2年、3年、5年物の黒酢を見比べ、味見をすると「酸っぱい」と顔を見合わせながらも「おいしい」「2年ものが好き」と感想を口にしていました。6年の立和田愛美(まなみ)さんは「隙間無く振りこうじをするのが難しかった。出来上がりが楽しみ」と笑顔を見せました。
専務の武元勝さん(44)は「地元の特産品や伝統を知るきっかけになってくれたら」と期待を込めました。仕込んだ黒酢は1週間ほどで発酵が始まり、同町ならではの温暖な気候の中で熟成を重ね、3年後の卒業生に卒業記念として贈られます。
「春の全国交通安全運動」期間中の4月10日、「交通事故死ゼロを目指す日」キャンペーンを、国分のマックスバリュ国分店で行いました。
買い物客に交通安全を呼び掛けながら反射材などの交通安全グッズを配布。今回は、霧島茶のキャラクター「茶ノミコトくん」にも参加してもらい、県警や市で推進している交通安全対策「慌てず・急がず、ちゃいっぺ心」も呼び掛け、交通事故死ゼロの霧島市に向けて働きかけました。
4月6日から4月15日までの「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」に伴う「霧島セーフティウェーブ作戦」の出発式が4月6日、市民会館前広場でありました。
出発式後は、交通事故や犯罪を発生させないまちづくりを広く市民の皆さんに呼び掛けるため、霧島警察署、霧島市役所、交通安全協会、陸上自衛隊国分駐屯地、安全運転管理協議会会員などが県道60号線で街頭立哨を実施しました。
第13回春の全国中学生ハンドボール選手権大会が3月24日から28日まで富山県氷見市で開催され、市内の中学生を中心に結成されたハンドボールチーム「霧島クラブ」の男女両チームが初出場。全国の強豪チームが集まる中、男子は準優勝、女子は3位に輝き4月4日、市役所を表敬訪問し、銀メダルと銅メダルを披露しました。
男子主将・舞鶴中3年の外種子田(ほかたねだ)渓汰(けいた)君は「練習の成果が出せてみんなでしっかりと守り勝ち進めた。夏の大会では優勝したい」、女子主将・隼人中3年の篠原優和さんは「準決勝は前半リードしていたので悔しい。もっと練習して次の大会は優勝したい」と話し、新たな目標に向けて闘志を燃やしていました。
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