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更新日:2023年4月1日
隼人町見次の天降川沿いに建設されたカヌー発着場の竣工記念祭と初漕(はつこぎ)会が3月29日に行われました。これは鹿児島県のリバーフロント整備事業により建設されたもので、記念祭には発起人の隼人宮内会、地域住民、行政関係者などが多数参加。前田終止市長は「隼人宮内会の方々の努力で国や県を動かして実現した事業。県内外から多くの人が集まり、天降川に親しんでもらいたい。いずれは国体を目指す選手たちの練習風景が見られるような場所になればうれしい」と話していました。
当日はあいにくの天気でしたが、記念祭、テープカットの後には初漕会も行われ、カヌーの国体選手で鹿児島市在住の神田橋貴子さん(45)によるカヌーパフォーマンスや、県内各地から訪れたカヌー愛好者らによるカヌー、ドラゴンボートのお披露目があり、天降川がにぎわいました。
家畜の繁殖無事などを祈願する須川様(すがわさま)祭が3月28日、溝辺町三縄の前玉(さきたま)神社で開催されました。この神社は昔から家畜の守り神として地域の人々に親しまれており、毎年恒例のこの行事を楽しみに待つ住民が大勢訪れました。
祭りでは、神事が行われた後、鈴かけ馬踊りや棒踊り、舞踊などが披露され、観客は手拍子をしたり、写真を撮ったり、思い思いに楽しんでいました。
第7回霧島市少年少女合唱祭が3月23日、霧島市民会館で開催されました。今回は霧島市少年少女合唱団のほかに、地元の「国分中学校合唱部」と市外から「姶良市立少年少女合唱団」が参加しました。それぞれ、日ごろの練習の成果を発揮し、美しい歌声を披露。最後は全ての出演団体が一緒になって「霧島市歌」や「ビリーブ」などを合同合唱し、会場の観客は響き渡る歌声に酔いしれていました。
霧島山の自然保護や調査を行っているパークレンジャーを小中学生が体験する催しが3月23日、えびのエコミュージアムセンター周辺でありました。
パークレンジャーとは国立公園内で働く環境省の自然保護官のことで、鹿児島、宮崎両県から24人の小中学生やその保護者が参加しました。
えびの自然保護官の松本晃(あきら)さんによる霧島山の自然環境についての話や宮崎大学農学部教授の中尾登志雄(としお)さんによるノカイドウの話を聞いた後、いよいよパークレンジャーの活動体験。世界中で霧島山にしか自生しない国の天然記念物ノカイドウの保護状況を見たり、フンの数からシカの個体数を予測する調査方法を体験したりしてパークレンジャーの活動について学びを深めていました。
参加した青葉小学校5年の宮浦蓮(れん)君(11)と海老原翔(かける)君(11)は「山の動物が好きで参加しました。フンでシカの数を数えることに驚いた。将来僕たちもパークレンジャーになれたら」と声を合せ、実際にシカが現れると写真を撮るなどはしゃいでいました。
動物愛護センターフェスティバルが3月23日、隼人町小田の鹿児島県動物愛護センターで開催されました。これは、動物を愛する心を育て、命の大切さを学ぶなど、動物愛護思想の普及啓発を目的としたイベントで、同センターと県内の動物愛護団体が協力して実施。アニマルセラピーの活動紹介や犬・猫とのふれあい、譲渡会などが行われました。会場には多くの人が訪れ、自分の倍以上大きな犬に恐る恐るふれる子どもや子猫を抱く親子など、思い思いの時間を過ごしていました。
今月完成した富隈地区「ゾーン30」の運用開始式が3月19日、富隈小学校南門前で開催され、霧島市役所、霧島警察署、地元地区住民、富隈小学校1年生など約110人が参加しました。
前田終止霧島市長、肥後屋穣治霧島警察署長、湊泰洋富隈小学校長のあいさつの後、運用開始を祝うテープカットのセレモニーがあり、その後体育館に移動し、霧島警察署交通課の女性警察官が腹話術「ぜんちゃん」による交通安全教室を実施しました。「ゾーン30」とは、区域内で制限速度30kmの規制を行い、歩行者等の安全を確保し、交通事故を抑止するための対策で、区域の指定により、富隈小学校周辺の交通安全が期待されます。霧島市では、隼人本庁舎付近に続き、2か所目になります。
国分清水地区の小畑自治会が3月16日、集会所玄関や民家の塀など集落の屋外に消火器を設置しました。
火災を発見した人がいち早く初期消火できるようにと、自治会費で最新式の消火器3台を購入。屋外に消火器を設置することは県内でも珍しいようで、目に入るたび火災予防の意識啓発になると地域でも好評です。自治会長の藏元圭子さん(58)は「集落内で消火器の点検をかたる詐欺被害が多いので防犯の意識にもつながれば。今回のものも含め、集落内の消火器の点検や液の交換は消防団の方々が協力してくださり心強いです。今後も少しずつ消火器を増やして、安全な集落づくりに励みたい」と話しました。
昭和9年に霧島山が日本で最初の国立公園に指定されてから80周年を迎える3月16日、霧島国際音楽ホール(みやまコンセール)で記念式典が行われ、多くの人が訪れました。
式では北川知克(ともかつ)環境副大臣と布袋(ほうたい)嘉之鹿児島県副知事がお祝いのあいさつをし、国立公園区域での自然保護活動などに顕著な功績のあった5人が環境省から表彰されました。
シンポジウムではコーディネーターの則久(のりひさ)雅司(まさし)鹿児島県自然保護課長が千葉しのぶさん、大橋一郎さん、竹中勝雄さん、後藤辰美さんら霧島山に関わる各部門のパネラーと、霧島山の魅力や今後の自然保護、観光振興、地域振興などについて意見を交わしました。
最後にタレントの高木美保さんが「未来に伝えたい自然の豊かさ」と題して記念講演を行い、国立公園である那須高原に居を移して生活する自らの体験を交えながら、自然と人との関わり方について話しました。
被表彰者
霧島連山自然保護協議会(代表者:米満重満さん)
霧島神宮(代表者:高橋弘平さん)
霧島ボランティアレンジャー協議会(代表者:木場隆治さん)
小川守さん(国指定鳥獣保護区管理員)
永田廣美さん(国指定鳥獣保護区管理員)
日本最初の新婚旅行の地として知られる霧島路を歩く「第18回龍馬ハネムーンウォークin霧島」が3月15、16日に行われました。
コースは、黄色に染まった菜の花畑などを歩く10キロ、日当山温泉郷など天降川沿いを歩く18キロ、湯けむりのぼる霧島温泉郷を歩く10キロ、中津川地区を通り和気神社までを往復する23.5キロの全4コース。新婚のカップルなど2日間で3000人を超える参加者が、快晴の霧島路を思い思いのペースで楽しみました。
途中の休憩所では長年ボランティアを続けている団体や地区のPTAなど、さまざまな団体が郷土料理やお茶などで参加者をもてなし、犬飼・中津川コースの中津川小学校では子どもたちが郷土芸能の棒踊りを披露しました。
霧島温泉コースを歩いた静岡県伊豆市の鷹木(たかぎ)亮一さん(70)、ふさ子さん(64)夫妻は「40年前に新婚旅行で霧島国際ホテルに宿泊したのが昨日のことのよう。夫婦で全国の名所を訪れましたが、霧島は自然と温泉に恵まれ日本一いいところ。今日のことも一生の思い出になりました」と声をそろえました。
韓国釜山(プサン)市と霧島市の合同書道展が3月13日から25日まで、国分シビックセンター1階の市民ギャラリーで開催されました。これは、これまで韓国との交流活動を続けてきた「梁山(ヤンサン)市・新農民の会世話人会」と韓国の書道グループ「釜山海雲墨縁会」と霧島市文化協会が合同で初めて企画したもので、韓国の作品65点と日本の作品74点の計139点が展示されました。
前日の3月12日には、作品搬入と交流会が行われ、韓国側からも26人が参加。迎えた日本人約40人とそれぞれの作品について説明をするなど、交流を深めていました。
霧島神宮お田植え祭が3月4日、田に見立てた同宮の境内で行われ、伝統的な儀式を一目見ようと市内外から多くの見物客が訪れました。
毎年旧暦の2月4日に行われ、稲作の様子をユーモラスに舞い五穀豊穣を願うもので、県の無形民俗文化財に指定されています。
神事や剣舞の奉納が終わると、2本のシイの木でかぎ引きし、仮面をつけたおうなとおきなが牛を使って田植えをする様子を再現。二人の鹿児島弁での軽妙なやり取りに会場からは笑いが起こっていました。神職がもみをまき、サカキを苗に見立て植えると、最後には大きなしゃもじを持った田の神が口上を述べながら神舞を奉納しました。
儀式の後には、持ち帰ると一年を無病息災で過ごせると言われるシイの枝を拾う人々で境内はあふれ、出水市から友人と訪れた肝付加奈子さん(35)は「神々しい舞に圧倒されました。シイの枝も拾えていい年になりそうです」と喜んでいました。
福山町福山にある県指定文化財「旧田中家別邸」の模型と測量図を製作した第一工業大学の学生らが3月3日、完成品を市に寄贈しました。製作にあたったのは工学部建築デザイン学科4年の(写真右から)山下浩平さん(22)、西瀬戸研太さん(22)、中島敦志さん(22)、橋元勇人さん(22)の4人。「去年の7月から現地調査を始めました。屋根裏、床下にも入り、汗だくの作業。一からの作業で最初は不安もありましたが、測量が進み、徐々に模型の形ができてくると喜びに変わりました。授業では教わらなかったことをたくさん経験し、勉強になりました」と喜んでいました。
指導した古田智基教授は「地元にある貴重な歴史的建造物だが、正確な図面もなかったので、卒業研究で取り扱うことにした。旧田中家別邸の今後の保存・活用に役立ててもらえたら」と話しました。
国分府中にある祓戸神社の春祭りが3月2日、神社境内で行われました。この祭りは別名“牛の砂かけ祭り”とも呼ばれ、神事のあと、牛にふんした厄年の男性が境内に盛られた砂を見物客に投げかけ、無病息災を祈りました。その後、府中太鼓踊り保存会による太鼓踊りが披露されると、集まった多くの観客は熱心に見入っていました。
塩浸温泉龍馬公園開園5周年を記念して「龍の背坂参り」が3月1日、同公園で行われ県内外から多くの人が訪れました。坂本龍馬が妻のお龍(りょう)と訪れた当時の塩浸温泉の出入り道は同公園にある108段の石段で、その外見から地域では「龍の背坂」とも呼ばれています。参加者は龍馬への思いを確かめるようにゆっくりと龍の背坂を歩き、一人一人にもみじの押し葉と龍馬の文字を添えた「幸せの縁(えにし)札」が配られると喜んでいました。
イベントでは3周年記念時に全国から募った「龍馬への手紙」で金賞に輝いた陵南中学校教諭の山元保(たもつ)さんの手紙や、龍の背坂を2匹の龍に見立てて描いた溝辺町の北斗(ほくと)南舟(なんしゅう)さんによる現代錦絵の披露、龍馬にまつわる歌を発表している県出身歌手松元裕樹(ゆうき)さんのコンサートなどもありました。
千葉市から家族で訪れた伊野千幸(いのちゆき)さん(37)は「夫が龍馬好きで一緒にゆかりの地を多く訪ねていますが、新婚旅行で訪れたといわれる霧島の地はまた格別。詳しい話も聞くことができて見聞が深まりました」と話しました。
国分清水にある天御中主(あめのみなかぬし)神社(通称:北辰神社)の春祭りが、3月1日にありました。祭りの目玉は約500年前に始まったといわれる清水田の神舞。一時は途絶えましたが昭和57年に復活し、地域に受け継がれています。笛、太鼓の演奏、口上、踊り手、すべて女性だけで構成され、毎年3月1日に奉納。
この日も清水田の神舞保存会の女性が五穀豊穣を願って披露しました。会場にはたくさんの見物人が訪れ、鹿児島弁の口上に合わせて滑稽に踊る様子に時折笑いが起きていました。その後、社殿内では神事が行われ、境内では地元の人々がそばやだんごを販売。多くの人が思い思いに楽しんでいました。
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