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更新日:2023年4月1日
10月9日に溝辺町竹子の県道上で発生した死亡事故の現場診断が10月28日午後、行われ、霧島警察署、姶良・伊佐地域振興局、霧島市、地元自治公民館長、交通安全協会、安全運転管理協議会の約20人が参加しました。発生現場では霧島警察署山賀宏司交通課長が死亡事故の模様を説明するとそれぞれ現場の状況を確認し、溝辺総合支所会議室で検討会を実施しました。検討会では、肥後屋穣治霧島警察署長のあいさつの後、参加者から死亡事故ゼロを目指すさまざまな提案がなされ、関係機関において検討、協力することが決まりました。
国分上之段地区の風景を称える詩が記された記念碑の除幕式が10月28日、同地区自治公民館の近くの明治百年記念公園でありました。本公園は東に鹿屋の高隈山、西に鹿児島空港、南に桜島、北に高千穂峰と周囲を360度見渡せる場所にありますが、これまで長い間雑木などがその視界を遮ってきました。今回、地区住民が協力して雑木などを取り除き、その眺望を取り戻したことを記念して、そこから眺めるふるさとの景色を詠んだ詩を記した記念碑を建立しました。
同地区自治公民館長の有村益男さんは「昔はこの素晴らしい景色を眺めるため、敷根地区などから小学生が遠足に来ていました。地域のみんなでふるさとの風景を守り、これからは地域の名所として活用していけたら」と目を輝かせました。
市文化協会隼人支部主催の隼人支部文化祭が10月27日、隼人農村環境改善センターと隼人体育館で開催されました。隼人農村環境改善センターでは、舞踊や合唱、三味線などの舞台発表が、隼人体育館ではちぎり絵や絵画、生け花などの展示発表が行われ、多くの人がおとずれました。
九州各県をはじめ、全国の刑務所、少年院、少年鑑別所などで製作した製品など約16,000点の展示即売を行う九州矯正展が10月26日、27日の2日間、国分体育館でありました。矯正展とは、受刑者や非行少年の更生と社会復帰を目的とした矯正行政について人々に知ってもらうために開催されるもので、毎年「鹿児島矯正展」として姶良郡湧水町の鹿児島刑務所で開催されています。今年は九州各県を持ち回りで開催する「九州矯正展」が鹿児島で開催される年で、刑務所や少年院など九州の施設を中心に19施設が参加。いすやテーブル・たんすなどの木工製品や靴、せっけん、茶、バッグなどさまざまな製品が所狭しと会場を埋め尽くしました。ほかにも、ステンドグラスや陶芸絵付けなどの体験コーナーや太鼓、吹奏楽、三味線などのステージもあり、会場は多くの家族連れなどでにぎわいました。鹿児島刑務所企画首席の清水昌典さんは「一般の人々にとって刑務所は別世界と思われがちです。刑務所の実態を知ってもらい、受刑者の就労支援の一助となれば」と話していました。
黒さつま鶏の食鳥処理加工を行う株式会社カゴシマバンズ(米山久(ひさし)代表取締役)が国分広瀬に霧島加工センターを設立するにあたり10月23日、霧島市と立地協定を結びました。
株式会社カゴシマバンズは今年市内に飲食店「鹿児島県霧島市塚田農場」をオープンさせた株式会社エー・ピーカンパニーの子会社であり、鹿県ブランド「黒さつま鶏」の自社農場を有する霧島市に食鳥処理施設を設置することで、生産から加工までの一貫体制ができるため今回の設立を決定。
用地面積2,833平方メートル、建築面積349平方メートルの施設に30人の新規雇用を予定、平成26年3月の操業を目指します。
立地協定調印式に出席した米山代表は「将来は加工品の外販も視野に入れ、雇用拡大も見込む。鹿児島県産品の流通・販売の拡大と併せ、地域経済の活性化に貢献できたら」と話されました。
薬品・医療用機器などの卸売りを行う(株)アステム(吉村恭彰代表取締役社長)が隼人町真孝に物流センターを設立するにあたり10月21日、霧島市と立地協定を結びました。
九州全域と西中国地域を営業エリアとする同社は、佐賀県鳥栖市に拠点となる物流センターを構えていますが、現在のセンターが手狭になったこと、九州南部の需要地に迅速なサービス提供ができることなどから、交通アクセスに優れた霧島市に新たなセンター設立を決定。用地面積11,585平方メートル、建築面積7,142平方メートルの3階建てで、倉庫内業務を委託する会社での雇用もあわせると約55人を新規雇用する予定となっています。
立地協定調印式に出席した吉村次生副社長(写真左から2番目)は「九州南部へ医薬品の安定供給、有事のライフラインとしても貢献できると考えます。市と一緒になって地域経済を盛り上げていきたい」と意気込みを話していました。
隼人族の霊を慰めるため、養老4(西暦720)年ごろに始まったとされる隼人浜下りが10月20日にあり、みこしに乗ったご神体と騎馬やよろい武者、神官、稚児行列など約400人が鹿児島神宮から浜之市の八幡屋敷までの約4キロを練り歩きました。
途中の隼人塚公園では、隼人塚の前で厳かに隼人舞が舞われ、雅楽の演奏と共に神事がとり行われました。終点の八幡屋敷では出店が並び、ステージでは漁の様子をユニークに演じた「魚(いお)とい踊り」などが披露され、多くの見物客でにぎわいました。
よろい武者として初めて参加した隼人工業3年の川越亮太さん(18)は「学校の生徒会として参加しました。よろいが思ったより重くてびっくりした。地域の歴史を知るいい機会になりました」と話しました。
鹿児島県動物愛護センターの開所式が10月16日、隼人町小田に建設された同センターでありました。
この施設は、殺処分される動物を減らし、人と動物が共に幸せに暮らせる社会の実現を目指すための拠点施設として県が建設したもの。里親を希望する人が、犬や猫の譲渡を受けることができる「譲渡会」やそのために必要な知識を学ぶ「譲渡講習会」が開催されるほか、動物と直接ふれあうことができるイベントなども開催されます。
式典のなかで、伊藤祐一郎鹿児島県知事は「幅広い世代に動物愛護思想の普及、定着を進めるための拠点施設にしたい」と意気込みを語り、前田終止霧島市長は「責任を持って命と向き合うことが大切。譲渡会やふれあい活動などを通して失われる命が減り、人々の意識も改革できるよう、この場所を生かしてほしい」と期待していました。
今年で8回目となる霧島市小学校陸上記録会が10月16日、国分運動公園陸上競技場でありました。市内全ての小学校からそれぞれ選ばれた5、6年生たちが、100メートル走、走り高跳び、走り幅跳び、400メートルリレー、60メートルハードル(6年のみ)の5種目で精いっぱい自分の記録に挑戦しました。400メートルリレーでは生徒数の少ない学校が集まり一つのチームとなって懸命にバトンをつなぐ一コマもありました。応援に駆け付けた保護者も一喜一憂しながらも児童たちの頑張りに大きな声援と拍手を送っていました。
昨年に続き100メートル走に参加した向花小学校6年の石脇晴斗(はると)くん(12)は「サッカーの練習で日ごろから走っているので、その成果が出て昨年よりいい順位でゴールできてうれしかった」とさわやかな笑顔で話しました。
霧島桂内地区の稲刈りが10月12日、同地区の田んぼでありました。これは、健康生きがいづくり推進モデル事業の一環として、同地区自治公民館が2年前から行っている米づくり事業で、子どもから高齢者まで約30人が参加しました。10アールの田んぼには、田植え、除草作業などを経て、秋晴れの空の下、輝く黄金色の稲穂が。
住民らは鎌や機械を使い作業に取り組み、子どもたちは慣れない機械の操作や稲運びなどに悪戦苦闘していました。事業開始から携わる松元繁明館長は「交流が少なくなってきた地域の絆を深めることと、子どもたちに昔ながらの農作業と食の大切さを伝えることを目的に始めました。今年で3年目ですが、皆さん楽しそうに取り組んで、出来上がったお米も大変好評です。今年は地元の霧島小学校に寄贈して、多くの子どもたちに味わってもらえたらと考えています。地域の交流と活性化のため続けていきたい」と意欲を燃やしていました。
参加した国分南中学校2年の古賀稜悟(りょうご)君は「2年前から参加しています。実際体験することで、米作りの大変さがわかり、大切に食べるようになりました。自分で作ったお米は最高においしいです。今日は稲刈り機にも挑戦しました」と笑顔で話していました。
FMきりしまの開局とプラスきりしまカードの誕生を記念して10月12日、市民会館前広場でグランドオープンイベント「プラスきりしまの日」がありました。
FMきりしまは、地域のラジオ放送局として“プラスきりしま”の愛称で6月27日に開局し、プラスきりしまカードは、地域の活性化のため国分通り会連合会と(協)情報タウンこくぶ、(株)FMきりしまの3者が協力して6月から旧縄文きずなカードの代わりに新たに誕生したポイントカードです。
秋晴れの会場には、プラスきりしまカード出張ブースや飲食・雑貨などの出店が並び、多くの家族連れなどでにぎわいました。ステージではテレビやラジオでおなじみのよし俣とよしげさんが司会を務め、FMきりしまから番組を持つパーソナリティーの9人が出演。日ごろ顔を見ることができないパーソナリティーたちの姿に会場からは歓声が上がり、トークやギターの弾き語りライブなどで大いに盛り上がりました。
国分中央から来場した内五七穂(いなほ)さん(40)は「これまでFMきりしまをあまり聞いたことがなかったですが、パーソナリティーの皆さんの楽しいトークを聞いて、これからは聞いてみたくなりました」とうれしそうに話しました。
縄文きずなカードのポイントはそのままプラスきりしまカードに移行できます。
秋の全国地域安全運動に伴い、10月11日、同運動の出発式が霧島警察署武道場で約70人の参加のもと実施されました。
肥後屋穣治霧島警察署長、南田吉文副市長のあいさつの後、カデ柔道世界第3位の国分中央高校2年の前田千島(ちしま)選手の激励のことば、署員を相手に投げ技の披露があり、武勝彦生活安全刑事課長の出発申告の後、地域の防犯ボランティアのメンバーが、青パトに乗車して、地域のパトロールに出発しました。
株式会社土佐屋(岡部龍一郎代表取締役社長)が霧島市内全ての自治公民館に、防災に役立ててほしいと拡声器を寄贈。その贈呈式が10月10日、市総合福祉センターでありました。寄贈された拡声器は全部で90台。大正2(1913)年に旧国分市に個人商店として開業した土佐屋が、今年開業100周年を迎え、地元に恩返ししたいということから寄贈が実現しました。式では前田終止市長から各地区自治公民館の代表7人に拡声器が手渡され、市自治公民館連絡協議会会長の柳貞光さんが「地域の安心安全のため、活用させていただきます」と感謝の意を表しました。
第10回きりしま美術展の表彰式が10月5日、国分シビックセンター多目的ホールで開催され、県内外から寄せられた2170点の作品の中から、奨励賞以上を受賞した146点の作者に表彰状が贈られました。
一般自由部門で最高賞の「きりしま大賞」を受賞した日置市の石原琢二郎さんは表彰式で「第10回という記念の年に最高賞を受賞できてうれしい。仕事をしながらの作品制作は大変な面もあるが、このような美術展があるから頑張ることができる。制作者の原動力になっている」と喜びの言葉を述べられました。
入選以上の作品598点と招待作家・審査員の作品12点の計610点は国分シビックセンター1、2階に展示。表彰式の後、1階ロビーで、審査員を務められた二科会理事の西健吉さんによるトークショーがあり、受賞者や訪れた多くの観客が熱心に耳を傾けていました。
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