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更新日:2023年4月1日
北朝鮮による拉致被害者と拉致の疑いがある特定失踪者の家族へ、署名簿と募金の引き渡しが12月24日、霧島市役所で行われました。霧島市では、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」に合わせてパネル展の開催、懸垂幕の掲示を行い、募金箱も設置。
それらの活動で集まった署名757人分と募金96,000円を拉致被害者・市川修一さんの兄健一さんや、特定失踪者・田中正道さんの妹で霧島市在住の村岡育代さんらに手渡しました。
市川さんは「諦めるわけにはいかない問題。今年こそは肉親を奪還したい。強い気持ちを持って取り組んでいきます」と強い決意を語り、村岡さんは「年金暮らしの方や小さな子どもたちも募金してくださり、本当にありがたい気持ちです。一日でも早く全員に帰ってきてほしい」と話していました。
JICA(※ジャイカ)の青年海外協力隊員として、ネパールに出発する横川町出身の救仁郷(くにごう)香さん(28)が12月20日、出発の報告に市役所を訪問しました。
ネパールはインドの北方に位置し、救仁郷さんは12月25日から約2年間、現地で栄養改善・簿記など日常生活における知識や技術を伝達する業務に携わる予定。「学生時代、旅先の途上国で出会った貧しい人々を救う女性団体に感銘を受け、いつかは自分も途上国の人々の力になりたいと思ってきました。精いっぱい頑張ってきます」と決意を話しました。
JICAとは政府開発援助(ODA)の実施機関のことで、開発途上国への国際協力を行っています。
第37回防衛大臣杯全国自衛隊柔道大会の5人制の部で見事優勝を果たした国分陸上自衛隊が12月19日、報告のため市役所を訪れました。今回の優勝は大会史上初の5連覇。
キャプテンの阿部利一(りいち)さん(30)(後列左から2番目)は「5連覇へのプレッシャーもありましたが、皆さんの応援に応えるためにも、選手一丸となって頑張りました。一人一人の“勝ちたい”という気持ちの結果です」と話し、優勝に貢献した選手に贈られる大会会長賞を受賞した福山真悟さん(22)(同6番目)は「史上初の5連覇ができてうれしい。これに満足せず、6連覇、7連覇と記録を伸ばしていきたい」と意気込みを語りました。
第8回霧島市誕生記念登山大会が12月15日、霧島山で開催されました。今回は高千穂河原を出発し、新湯林道を歩く約4キロのコース。国有地のため、通常は一般の方の立ち入りが禁止されている林道ですが、特別に許可をもらって実施されました。参加した約150人は7つのチームに分かれ、ガイドの説明を聞きながら登山を楽しみました。ゴール地点は新燃岳の火口から約1.1キロの地点。
昼食後、噴火の影響を受けた山々を見ながら、ジオパーク担当者から火山や地質についての説明がありました。鹿屋市から参加した伊藤久美子さん(70)は「県内のさまざまな山を登っていますが、霧島山は特に自然豊かで素晴らしい場所です。今日のコースは初めて。噴火の影響を目の当たりにし、自然の力を感じました」と話していました。
自然環境の保全・再生や地球温暖化対策の一環として、今年で3回目となる霧島市10万本植林プロジェクトが12月15日、上野原縄文の森敷地内の市有地であり、一般、企業、団体など約800人が集まりました。
今年も横浜国立大学名誉教授の宮脇昭さんを招き、混植・密植で植える「宮脇方式」の手ほどきを受けながら、地域本来の植生であるシイ・タブ・カシなどを中心に62種約8,200本の木の苗を植えました。
静岡市から山村留学で来ている永水小学校5年の永田あいさん(11)は「こんなにたくさんの木を植えたのは初めて。来年もぜひ参加して、自然と人が共生していけるよう協力していきたい」と声を弾ませました。
市内の風景の写真パネルや婚姻届を飾るためのボードを置いた「メモリアルフォトコーナー」が12月2日、市役所国分庁舎1階の市民課待合所に設置されました。
これまで婚姻届を提出したカップルから職員が記念撮影を依頼されるケースがあり、窓口の近くで記念撮影ができるようにと、市民課、総務課、行政改革推進課の職員が市内のブライダル業者と提携して設置。「ナシ婚」と呼ばれる披露宴をしないで結婚するカップルが増えつつある中、入籍する二人の門出を祝い、市内の結婚式場を利用してもらうようPRすることで、地域経済の活性化にも期待を寄せるものです。コーナーは土日祝日を除く午前8時15分から午後5時まで設置。撮影はカメラを持参すれば市民課の職員が対応します。
12月12日に婚姻届を提出し記念撮影をした国分中央の介護士福田翔(しょう)さん(23)と会社員の紗輝さん(23)は「今日は妻の誕生日で、妻の祖父母の50回目の結婚記念日。きれいな風景の写真をバックに撮影していただき、とてもいい記念になりました」と、一緒に訪れた祖父母の福永登さん(76)、清子さん(75)とともに喜びました。
福山町の歴史や自然を楽しみながら歩く、第4回福山湾岸ウォークが12月8日に開催され、市内外から多くの参加者が訪れました。
これは、福山町にある県指定文化財「旧田中家別邸」の活用と福山の活性化を目指し活動する団体「オーシャンビューガーデンクラブ」が開催したもので、約9キロを歩くAコースと約2キロを歩くBコースに分かれ、それぞれ福山町内を散策。県指定文化財「福山のイチョウ」が見ごろを迎える宮浦宮で合流し、一面黄色のじゅうたんとなった境内でお弁当を食べたあと、旧田中家別邸で霧島神楽を楽しみました。旧田中家別邸で霧島神楽が披露されるのは初の試み。
庭園に作られた特設会場で神楽を舞う姿に、参加者は熱心に見入っていました。国分清水から友人4人と参加した鮫島スミさん(70)は「普段通らない道を歩き、福山の武家屋敷跡などを見学。福山のいいところを知りました。イチョウの下で食べるお弁当も最高」と話していました。
福岡県小郡(おごおり)市にある清影山如意輪寺(せいえいざんにょいりんじ)、通称「かえる寺」の住職、原口元秀(げんしゅう)さんによる講演会が12月8日、国分シビックセンター多目的ホールでありました。寺内に5000匹のカエルの石像などがあり、「初心にかえる・若がえる・気持ちをかえる」などの「カエル説法」で有名な原口さん。
心の健康について「心ゆたかに楽しく生きるコツ!」と題して、自身の家族の笑い話などを交えながら、「苦しみも悲しみも自分を強くする根っこ」、「幸せとは、幸せを感じきる心を持つこと」などと話され、会場いっぱいの観客は熱心に聞き入っていました。
隼人地区の小野小学校の児童らが11月28日、12月4日、県動物愛護センターで、犬や猫との触れ合いを通して動物愛護を学びました。今年10月、同小校区内に開所した動物愛護センターは、殺処分される動物を減らし、人と動物が共に幸せに暮らせる社会の実現を目指すための拠点施設として県が建設したもの。同小では、動物と触れ合い、正しい動物との接し方を学ぶことで、生き物を大切にする心や優しさを育んでほしいと、この体験学習を計画しました。
11月28日に1、2年生が、12月4日に3年生がそれぞれ体験学習に参加し、センターの職員から動物への接し方を教わったあと、グループに分かれて、犬や猫に触れたり、動きを観察したりしました。3年の小園聖太(しょうた)君(9)は「今まで動物にあまり興味がなかったけど、こんなに小さな犬にさわったのは初めてでとてもかわいかった」と目を輝かせていました。
11月18日に溝辺町有川の国道504号線上で発生した死亡事故の現場診断が12月3日行われました。霧島警察署、姶良・伊佐地域振興局、霧島市、地元住民代表、交通安全協会、安全運転管理協議会の約15人が参加し,発生現場で有木園芳輝霧島警察署副署長のあいさつの後、霧島警察署山賀宏司交通課長による死亡事故の模様の説明がありました。その後各自現場の状況を確認し、溝辺総合支所会議室に移動して検討会を実施しました。検討会では、参加者それぞれから、ライト上向き点灯の重要性、夜光反射材着用の推進、「スピード落とせ」路面表示などの提案がなされ、関係機関において検討、協力することが決まりました。
霧島・食の文化祭が12月1日、霧島田口の霧島保健福祉センターでありました。このイベントはNPO法人霧島食育研究会の主催で毎年開催され、今年は市内外の約160人のボランティアの協力の下、10回目の開催となりました。
会場には霧島の食に関する展示や体験コーナーがあり、中でも、参加者が自由に家庭料理を持ち寄り展示する「家庭料理大集合」のコーナーには約100点のそれぞれの思いが込められた家庭料理が並び、訪れた客はレシピのメモを取るなどして熱心に見入っていました。薩摩川内市からバスツアーで来た桃原春江さん(78)は「初めて来ました。
地元にない珍しい郷土料理もあり、とても楽しかった。また来たいです」と話し、子どもが出品した手作りのお菓子を見た家族連れからは「今度みんなで作ってみよう」という声も聞かれました。
そのほか、田舎料理を作るばあちゃんとお茶を飲みながらおしゃべりができる「ちゃぶ台カフェ」や、鶏のさばき方を実演する「命の教室」などに多くの客が集まり、さまざまな形で霧島の食に触れることができる一日となりました。
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