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更新日:2023年4月1日
7月26日から8月4日までブルガリアのソフィアで開催された第22回夏季デフリンピックに、男子サッカー日本代表のゴールキーパーとして出場した溝辺町出身の松元卓巳(たくみ)さん(24)が8月28日、大会結果の報告に市役所を訪れました。
同種目では16チーム中14位という悔しい結果報告となりましたが、「大会前の霧島市での合宿は、グラウンドなどサッカーをする環境が整っていてとてもよかったです。日本だけがアマチュアとして競技に取り組んでいる状況なので、仕事との両立が大変ですが、今回皆さまから頂いた支援に応えられるよう、今後も頑張りたい」と次の機会に向けて決意を新たにしていました。
ホテル京セラ近くの天降川河川公園出会いの広場で8月25日、天降川フェスティバルが開催されました。会場には露店なども建ち並び、子どもたちによるストリートダンスや地元のバンド、プロのジャズミュージシャンによるコンサートなどが披露されました。また、川では遊覧船やカヌーツーリングが体験でき、多くの家族連れなどでにぎわいました。
近くに住む池田英一郎さん(46)は「今年初めて来ました。河川敷の涼しい場所で生の演奏が聴けてとてもうれしいです。来年も必ず見に来ます」と楽しそうに音楽に耳を傾けていました。
天孫降臨霧島祭の南九州神楽まつりが8月24日、霧島神宮社務所前の特設ステージでありました。地元霧島神楽と霧島神宮雅楽部のほか、熊本県の中江岩戸(なかえいわと)神楽、宮崎県の狭野(さの)神楽が出演し、さまざまな演目が披露されました。中でも、霧島神楽の「天孫降臨」は神々の厳かな雰囲気が漂い、狭野神楽の「神師(かんし)」は鋭い剣さばきに場内が集中、中江岩戸神楽の「八雲払(やぐもばらい)」はステージいっぱいに広がる二匹の大蛇とそれを退治するスサノオの命(みこと)の迫力に圧倒されるなど、訪れた多くの観客はそれぞれの特色ある神楽を楽しんでいました。
九州大学の女子ラクロス部29人が8月21日から3日間、国分運動公園のサッカー場でキャンプを行いました。
ラクロスとは、先端に網がついたクロスという棒を使い、2つのチームが制限時間内に相手ゴールへボールを入れ、その点数を競うゲームです。
キャプテンで同大4年生の吉瀬佳那(よしせかな)さん(21)は「霧島市は気候もよく、質の高い芝のグラウンドがあると聞いて来ました。期待どおりの環境の下で練習が出来てうれしいです。今年のシーズンでは練習の成果を発揮して上位を狙いたい」と意気込みを話し、練習に汗を流していました。
中国上海市嘉定区の友好訪日団が8月21日、霧島市役所を訪れました。今回訪れたのは嘉定区衛生局副局長ほか5人の社会福祉関係者で、介護施設関係の視察を目的としています。
霧島市は旧牧園町時代から藤の花が縁で、嘉定区と交流しており、市役所ロビーで開催された歓迎セレモニーで前田終止市長は「現在、国同士ではさまざまな問題がありますが、霧島市と嘉定区には藤の花がもたらしたつながりがあります。今後もより一層交流を深めていきましょう」と歓迎しました。
初来日した沈燕(ちんえん)さんは「日本の福祉制度を学びにきました。霧島市の歓迎に感謝します。これからも藤の花のように美しい交流を続けたい」と話しました。
8月4日に鹿児島アリーナで行われた第44回少林寺流錬心館全国空手道選手権大会の一般女子型の部で優勝した谷口麻美さん(26)と同大会の高校女子組手の部で準優勝した古川徳紗(ありさ)さん(18)の2人が8月20日、市長を表敬訪問しました。
谷口さんは「全国大会で初めて優勝できました。もっと練習して、次は2年後の世界大会での優勝を目指します」と力強く話しました。古川さんは「来年からは一般の部で出場するので、谷口さんをライバルに練習を頑張りたい。後輩の見本になるような選手になりたいです」と目を輝かせました。
大隅国(おおすみのくに)建国1300年記念事業「隼人舞の共演」が8月20日、霧島市民会館で開催されました。鹿児島神宮に伝わる「隼人舞」と鹿児島市坂元町に伝わる「せばる隼人舞」、南九州の隼人が移住し伝えられたという京都府京田辺市大住地区の「大住隼人舞」が披露され、訪れた約800人の観客は熱心に見入っていました。
鹿屋市から訪れた大隅史談会会長の松下高明さん(63)は「隼人舞は知っていましたが、見たのは初めて。1300年の歴史と伝統を感じました。鹿児島と京都の交流も素晴らしい。ずっとつながっていくといいですね」と笑顔で話し、国分北小学校5年の福﨑勇杜(はやと)君(10)と同小3年の有馬凪優(なゆ)さん(8)は「歴史が好きなので見に来ました。昔の人がこんな踊りをしていたのかと思うと面白かった。もっと霧島市の歴史を知りたい」と目を輝かせていました。
振り込め詐欺防止広報のキャンペーンが8月12日、鹿児島空港ビルディング1階で実施されました。参加者は、鹿児島県警察本部、霧島警察署、霧島市役所、霧島地区防犯協会、霧島地区安全運転管理協議会、鹿児島県交通安全協会霧島地区協会、霧島警察署管内ヤクルトレディ安心・安全アドバイザーの約30人で、お盆の帰省者や、空港に迎えに来られた方を対象に広報チラシなどを配布し、今年増加している振り込め詐欺の未然防止活動を行いました。
各マスコットキャラクター(霧島市~茶ノミコトくん、霧島警察署~霧えもん、ヤクルト~つば九郎)も広報に花を添えました。
アメリカのマイアミで8月8日から11日まで開催された世界カデ柔道選手権大会女子52キロ級で、国分中央高校2年の前田千島さんが銅メダルを獲得し、8月14日、霧島市役所を訪問しました。
前田さんは3回戦まで一本勝ち、準決勝で接戦の末破れましたが、3位決定戦を制しました。準決勝では、ともえ投げをかけ、主審が一本と判定。勝利を喜んだ直後、VTR確認で技ありに変更され、グルジアの選手に逆転負けしました。「自分の中に油断があった。練習の成果を発揮できず悔しい。3位と世界一は全然違う」と悔しさをにじませながらも「いい経験ができた。ここで立ち止まらず、努力して次は世界一になりたい」と力強く話しました。
霧島市じんけんフェスタが8月3日、霧島市民会館でありました。今年は平成5年に千葉県習志野市で行方不明になり、拉致された可能性が指摘されている田中正道さんの失踪から20年の節目となる年。田中さんの妹で唯一の肉親となる村岡育世さんが霧島市民ということもあり、今回のテーマは「拉致問題」でした。
村岡さんは開会行事の中で「兄は北朝鮮による拉致の疑いが高い。一日も早くふるさとの地を踏めることを願っている」と話しました。
拉致被害者、市原修一さんの兄である市川健一さんは「家族の絆」と題した講演の中で、「政府の動きがなければ拉致問題は解決しない。政府を動かすためには国民の後押しが必要。皆さん、どうか拉致問題を忘れないで。風化することが一番怖いです。拉致問題解決へ向けて、皆さんの力を私たちに家族に貸してください」と涙ながらに訴えました。
講演終了後は、拉致被害者、横田めぐみさんのドキュメンタリー映画「めぐみー引き裂かれた家族の30年」が上映され、会場いっぱいの観客は熱心に見入っていました。
国内外の優れた音楽家や受講生が集い、さまざまなプログラムで市内外に素晴らしい音色を響かせる霧島国際音楽会が、7月17日から始まりました。
みやまコンセールを中心に行われるこの音楽祭は、地元との交流が深いことも特徴の一つ。霧島に来てくださった音楽家の皆さんに料理でおもてなしをしたいと、毎年、ビュッフェパーティーやランチバイキングをしています。8月1日はそんなグループの一つ、“霧島母さんの台所”がランチバイキングを担当。地元の食材をふんだんに使った33品の料理が所狭しと並びました。
活動当初から携わる川原ハツミさん(83)は「霧島に来ていただいた感謝の気持ちを込めて作りました。今日は200人ほどの人が食べに来て、おいしいと喜んでくれたので私たちもうれしいです。国際音楽祭は私たちにとっても年に一度の大イベント。これからもずっと続けていきたい」と話していました。
20年前の平成5年8月1日に発生した豪雨災害を振り返る集会が7月29日、国分シビックセンター多目的ホールで開催されました。20年前の被害状況をまとめた映像を見たあと、当時旧国分市の消防団長だった五嶺國雄さん、旧隼人町の防災担当だった塩満五雄さん、消防職員だった塚田修二消防局長が、20年前の災害の体験を語りました。
3人は「早めの避難、声掛けが大事」「市民が危機管理意識を高めること、地域が自主防災能力を高めることが大切」と訴えました。まとめとして、德田純危機管理監が災害場所の地形や地質、早めの避難や情報収集能力の重要性、減災のシステムなどについて解説。「20年前の災害を忘れず、教訓として生かそう」という呼びかけに、訪れた市民ら約200人は大きくうなずいていました。
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