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更新日:2023年4月1日
市の防災対策の現況を確認するとともに、風水害シーズンを前に、防災点検などの情報を共有することで災害対策を万全にすることを目的とした霧島市防災(水防)会議が、5月31日、国分シビックセンター多目的ホールで開催されました。まず、新燃岳と御鉢の現在の活動状況や避難壕・モーターサイレンなどの防災施設が市により整備されたことが報告され、次に5月8日に行われた市内4地区における危険箇所点検の結果と5月22日に国分海浜公園周辺で実施された市総合防災訓練の結果が報告されました。
最後に、市防災会議会長の前田終止市長が国土交通省鹿児島国道事務所とインターネット回線を利用した遠隔防災会議でお互いの映像を確認しながら非常時を想定した連携の確認をしました。
市の徳田純危機管理監は「避難については迅速化が重要で、地域ごとの訓練を徹底してほしい。噴火などの非常時には遠隔防災会議を生かして国などと連携を取っていきたい」と話しました。
霧島警察署主催による交通事故多発信号交差点の現場診断が5月30日、霧島市国分広瀬において、地元公民館、老人クラブ代表、道路管理者、交通安全協会などの関係機関・団体を交え開催されました。
参加者は、国道10号線沿いの広瀬郵便局入口交差点付近を視察し、平成23年から10件ほどの交通事故が発生しており、その殆どが国道10号線を走行してきた車両の信号無視が原因であるとの説明を受け、視察後、霧島警察署で検討会に参加しました。
検討会では、信号交差点であることを気付かせる方法として、カラー舗装や減速マーキング表示、信号機のLED化、信号機の時間設定の検討、背面板の設置などの改良を求める意見が出されました。
参加者たちは、今回の現場診断・検討会を受け、信号を過信することなく、それぞれが速度を落として安全運転に気を付けることが重要であると再確認しました。
関平鉱泉の宅配無料サービス開始を記念して5月27日、関平鉱泉販売所で出発式が開催されました。これは高齢者に優しい地域づくりのため、市内の65歳以上の世帯と障害があるなどの理由で直接の購入が困難な方に限り利用できるサービスです。
関平鉱泉に勤める宅配ドライバーの大迫三知夫さんは「予約受け付け後5日間で134件もの申し込みがありました。ご高齢の方の安否確認も兼ねて、真心を込めて宅配したい」と意気込みを語り、利用した牧園町の木原数成さん(86)は「私の元気につながっている関平鉱泉。もう何十年も飲み続けています。これまで知人に頼んでいたので、電話一本で持ってきてくれる無料宅配はありがたい」と喜んでいました。
県立国分高等学校の創立100周年記念行事が5月25日、同校で開催されました。記念式典の後、ニュースキャスターの草野仁さんが「いつもチャレンジ精神で」と題して講演。生徒たちは熱心に聞き入っていました。午後からは卒業生24人が各クラスで記念授業を実施。それぞれの分野で後輩たちに熱いメッセージを送りました。霧島市観光協会会長を務める徳重克彦さんの授業を受けた3年1組の鶴田真大(まさひろ)君は「山や温泉、国立公園など霧島の観光の素晴らしさと高校時代の仲間を大切にすることを教わりました。卒業生の先輩の話を聞く機会はあまりないので、勉強になりました」と話していました。21日から27日までは国分シビックセンターで美術・書道展も開催。卒業生の素晴らしい作品に多くの来場者が見入っていました。
大隅国(おおすみのくに)が建国されて1300年の記念の年となる今年、7回開催予定の連続講演会の5回目が5月18日、隼人農村環境改善センターでありました。
鹿児島県歴史資料センター黎明館主任学芸専門員の栗林文夫さんが、「鎮護国家と台明寺」と題して、国分郡田の台明寺地区にあったとされる“台明寺”を中心に当時の大隅国の歴史について講演。「中世時代の台明寺は、鎮護国家的性格の寺院だった」などと話されました。
訪れた歴史愛好家や市民ら約80人は熱心に聞き入っていました。
霧島市内の公立小・中学校の保健主任などを対象とした保健や安全に関する研修会が5月16日、隼人公民館でありました。研修には約45人が参加し、最初に市教育委員会の濱弓場一誠(はまゆみばかずまさ)指導主事から、学校における健康教育や保健指導のあり方や、生徒の登下校時の安全対策などについて、自らの体験などを交えて講義がありました。
その後、霧島警察署の武(たけ)勝彦生活安全刑事課長から、近ごろ声掛け事案が多発しているので「※いかのおすし」を徹底して生徒に警戒を促してほしいとの指導講話があり、引き続き実技講習で、さすまたを使用した侵入者の撃退法や護身術の指導がありました。
講習を終えた国分南小学校の田中穂積(ほずみ)教諭は「実技講習で実践を想定した連携作業の重要性が理解できた。保健指導の話とともに学校に持ち帰り、職員同士で再確認したい」と話していました。
防犯標語で、「知らない人について(いか)ない、知らない人の車に(の)らない、(お)おきな声で呼ぶ、(す)すぐ逃げる、何かあったらすぐ(し)らせる」のこと。
5月11日、癒やしの力を持つといわれる森林を散策すること(森林セラピー)で心と体を健康にする「第6回森で過ごす癒しの休日in霧島」が牧園町高千穂で開催されました。散策コースは牧園B&G海洋センターから森林セラピーロードの柳ヶ平散策路、みやまコンセールを巡る約9キロで、当日はあいにくの小雨模様となりましたが、市内外から参加した35人は樹木や植物に触れたり、においをかいだりして自然を満喫していました。昼食時には太極拳や癒やしのコンサートもあり、参加した国分上之段の西島昭治さんは「参加者同士のふれあいや休憩所でのお茶がうれしかった。科学的な健康効果があるという話も聞けて、心も体も癒やされた一日でした」と話していました。
第10回縄文の森春まつりが5月3日から5日までの3日間、上野原縄文の森体験広場でありました。天候にも恵まれ、連日、県内外から多くの親子連れが来園。ステージショーをはじめ、火おこし・アクセサリー作り・弓矢作りなどの体験コーナーを楽しんでいました。
お昼時になると縄文の森ボランティアグループ「どんぐり倶楽部」が、縄文時代の調理方法で作った燻製卵や肉、ドングリを粉状にして麺に練りこんだうどんなどを販売するコーナーに長蛇の列ができていました。鹿児島市から家族で訪れた田中陽彩(ひいろ)君(明和小1年)は「初めて縄文の森に来ました。火おこし体験と弓矢作りが楽しかった。作った弓矢で遊べるのも面白かった。来年もまた来たいです」と話していました。
福山町佳例川地区で古くから行われている恒例の羽山まつりが5月3日、羽山神社で行われました。羽山神社は享保17(1732)年に創建された神社で、このまつりは創建以来ずっと続いているものです。
この日は朝早くから地区民約100人が参加するゲートボール大会が行われ、午後から芸能発表や太鼓演奏、認知症を題材とした竹ちゃん一座による舞台が披露されました。
アフリカの太鼓を演奏したのは、鹿児島大学の学生。これまで「農援隊」として佳例川地区の農業支援や運動会・お田植え祭などのイベントの応援などにも一役買っている若者たちで、伝統ある羽山まつりを盛り上げようと初参加。訪れた住民らは熱心に見入ったり、手拍子をしたりして、会場が一体となって盛り上がりました。
神社の近所に住む尾賀重雄さん(91)は「昔は県外の人も訪れるそれは大きなお祭りで、毎年楽しみにしていました。最近は人が減って寂しくなりましたが、若者の参加や地域の人に会えることがうれしい。ずっと続いてほしい」と話していました。
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