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更新日:2023年4月1日
株式会社トヨタ車体研究所が「かごしまCO2吸収量認証制度」の認証を受け、10月28日、認証書が交付されました。この制度は、企業や団体が行う森林整備活動などによって得られるCO2吸収量を認証し、地球温暖化対策への貢献度を「見える化」した制度で、企業や団体の取り組みを促進しようと県が今年1月に設けたものです。植栽や間伐などの森林整備によって、実際どれくらいの量の二酸化炭素を吸収しているのかを有識者が審査し、算定します。トヨタ車体研修所は平成19年度から牧園町高千穂にある面積2.34ヘクタールのヒノキの森林を整備していて、昨年度1年間のCO2吸収量が12t-CO2であることが認証されました。
今回の認証は県で3番目、霧島市では初めて。認証書を受け取った宮村憲一社長は「大変喜ばしい。今後はさらに環境保全の取り組みを推進し、県のCO2吸収量認定企業として豊かな社会づくりに貢献していきたい」と話しました。
妙見温泉振興会が東日本大震災で被害を受けた宮城県名取市にマイクロバスを寄贈するにあたり、その出発セレモニーが10月25日、国分シビックセンター市民広場でありました。これは、同振興会が被災地支援と新燃岳噴火により風評被害を受けた霧島の復興対策として実施する「スマイル2000プロジェクト」の第一弾として行われたもので、使わなくなった温泉バスを車両不足の被災地で活用してもらおうと計画されたものです。セレモニーでは、車体に坂本龍馬とお龍のイラストが描かれ、「霧島龍馬号」と命名されたマイクロバスに支援物資を積み込んだ後、妙見温泉の「かけ湯」で安全祈願をしました。
同振興会会長の只野公康さんは「マイクロバスを贈って終わるのではなく、これが支援、交流のスタート。空港所在都市としての名取市と霧島市の縁を大切に、今後もより一層の人的交流などを進めていきたい。プロジェクト第二弾としては初午祭への招待を計画している」と話していました。※同振興会では、車両の整備や運搬にかかった経費を捻出するために、入浴料割引などの特典が付いた3種類のクリアファイルセット(2,000円)を来年3月まで販売しています。
隼人町小浜地区の棚田保存会の協力で10月23日、小浜小学校の児童ら16人と保護者が秋晴れのもと稲刈りをしました。6月に田植えをし、秋の実りの時期を迎えた田んぼの稲が大変よく実り、約4俵のもち米がとれました。1年生から6年までの子どもたちは鎌で稲を刈ったり、かけ干しの竿にかけたりと一生懸命働いていました。このもち米は、ほかの行事でお餅をついたり、東北大震災で被災された人々に送ったりする予定です。
国分地区各種女性団体連絡協議会による防災訓練が10月25日、国分キャンプ海水浴場でありました。訓練では参加した8団体のリータ゛ーを主体とした約40人が、国分地域の浸水被害による避難者に食事を提供するという想定のもと、初めてとなる炊き出し訓練を行いました。日頃の炊事と勝手の違う環境の中で悪戦苦闘の末、無事おにぎりと味噌汁を準備することができました。参加者の方々は、今後も反省点や教訓をもとにさらなるスキルアップに努めていきたいと張り切っていました。
鹿児島県姶良・伊佐地域振興局の呼びかけで、「犯罪のない安全で安心なまちづくり週間」における街頭キャンペーンが10月18日(火曜日)、イオンショッピングセンター国分隼人店でありました。同キャンペーンは、霧島警察署、霧島市、国分地区防犯組合連絡協議会、霧島地区防犯協会、霧島地区地域安全モニターなど計36名が参加し、買い物客に犯罪被害の防止を訴えるチラシやティッシュを配布し、啓発広報を行いました。
各地域の防犯活動に従事している防犯ボランティア団体が集結し全国地域安全運動期間(10月11日~20日)の初日、霧島警察署で期間中の防犯活動強化に向けた「青パト隊出発式」がありました。出発に際し、田島警察署長が「当署管内の犯罪が急増しています。皆さんの力が必要です」と青パト隊に挨拶され、その後、パトカーの先導で、青パト隊が順次、市内のパトロールに出発して行きました。
霧島警察署の主催で、霧島地区交通安全協会、霧島地区安全運転管理者協議会、南九州ヤクルト販売株式会社、霧島市の関係者が10月10日(月曜日)、見次交差点で「3(サン)ライト運動啓発キャンペーン」を実施しました。「3(サン)ライト運動」とは、鹿児島県警察が8月から早めのライト点灯などの啓発を目的とした、1.夕暮れ時の早めの点灯、2.原則上向きライト点灯、3.トンネル内ライト点灯を運転者に定着させ、交通事故防止に努めてもらおうとする運動です。
キャンペーンでは、参加者が車両の運転者にヤクルトやティッシュなどを配り、啓発活動に努めていました。
交通安全や防犯に対する意識を高め、安心安全な霧島市をつくることを目的に、霧島市あんしん・あんぜん検定が10月16日、17日、国分公民館(国分シビックセンター内)など市内6か所でありました。今年は492人が、防犯・交通安全に関する知識を試すために受検しました。検定は霧島市の犯罪実態、防犯全般、交通安全知識などの問題が、公式テキストより50問出題されました。初めて受検する方は35点以上を合格とし、「あんしん・あんぜんマスター」として認定。すでに認定されている方は45点以上を合格とし、「あんしん・あんぜんグランドマスター」に認定されます。今回初めて受検した市内の警備会社に勤める上玉利勝史(かみたまりまさふみ)さんは「職場で声をかけられて受験することを決めました。改めて勉強することで、交通安全や防犯への意識が高まりました。今後は車の運転や防犯対策など、より気を付けていきたいと思います」と話していました。
市内小学校の教員を対象に第3回デジタル教科書活用研修会が10月13日、国分北小学校でありました。これは平成22年度末に市内の全小学校にデジタル教科書が整備されたことを受けて、授業でICT(パソコンやインターネットなどの情報通信技術)をより効果的に活用し、児童生徒の学力向上のための指導力を養うことを目的に市教育委員会が開催したものです。公開授業や国分北小学校の実践紹介、講話などがあり、約50人が参加。公開授業は国分北小学校の全15学級で一斉に行われ、参加者はデジタル教科書やフラッシュ教材などのICTを活用したさまざまな授業に熱心に見入っていました。国分北小学校の田﨑みどり教諭は実践紹介の中で「ICTを活用することが目的ではない。児童の興味・関心を高め、わかる・考える授業を行うために今後も取り組んでいきたい」と話していました。
第8回霧島美術展の表彰式が10月8日、国分シビックセンター多目的ホールで開催され、県内外から寄せられた1277点の作品の中から、奨励賞以上を受賞した139点の作者に表彰状が贈られました。一般自由部門で最高賞の「きりしま大賞」を受賞した曽於市の谷口リキ子さんは表彰式で「東日本大震災から絆という言葉がずっと気になっていました。“絆”を絵で表現したいと思って挑戦しました。このような賞をいただけて本当にうれしい。まだまだ勉強中なのでこれからも頑張りたい」と喜びの言葉を述べられました。入選以上の作品478点は国分シビックセンター1、2階に展示。表彰式の後、1階ロビーで、審査員を務められた二科会評議員の西健吉さんによるトークショーがあり、受賞者や訪れた多くの観客が熱心に耳を傾けていました。
JR九州のキャンペーンで行われている霧島VS指宿のPRイベントが10月10日、鹿児島中央駅で開催されました。霧島市と指宿市とのVS(バーサス)イベントは、夏に続く冬企画として行われるもので、この日は霧島市から霧島九面太鼓、霧島神楽に鈴かけ馬踊り、指宿市からはツマベニ太鼓やフラダンスなどがステージで披露され、大勢の観客が詰めかけました。会場には両市の観光宣伝コーナーのほか、特産品やご当地ハンバーガーの販売などがあり、それぞれ先着500人分が準備された霧島の「もぜ冷麺」と指宿の「黒豚豚汁」の振る舞いには長蛇の列ができました。霧島市ではVSイベント(期間:平成23年10月1日~平成24年2月29日)として、市内の観光施設で温泉入浴の割引やプレゼントの特典が受けられる「きりしまカード」の発行や、霧島茶いっペキャンペーン、国分中央高校商業科の生徒さんによる国分駅での観光物産案内など、さまざまなおもてなし企画を実施しています。この機会にぜひ霧島の景色、霧島の温泉、霧島の食、霧島のおもてなしをお楽しみください。
今年度から隼人地区自治公民館連絡協議会の主催で実施された、第46回隼人地区健康づくり生涯スポーツ祭が秋空の下、10月9日に隼人運動場で開催されました。スポーツ祭は8つの校区対抗で約2000人が参加。競技数は25種目、このうち採点種目が6種目でその総合得点で順位を決めます。輪回し、輪入れ、かけっこなどがあり、途中、一升瓶に水をいっぱいに入れる競技では順位がわからなくなり、30分間の中断の末に再競技となるハプニングもありましたが、みんな楽しく競技に参加していました。
優勝は小浜地区、準優勝は宮内地区、3位は中福良地区でした。
結婚して50年、金婚式を迎えた霧島市内のご夫婦を招待して合同金婚式が10月5日、霧島地区のホテルで開かれました。今年の対象者は179組で、この日出席されたご夫婦は146組。はじめに参加者を代表して溝辺地区の徳永正弘さんと隼人地区の秋窪正弘さんご夫婦が壇上で祝杯をあげ、ほかの出席者も夫婦互いに向き合いこれまでの人生に感謝し祝杯をあげました。隼人地区の久保信夫さん(79)と妻の美知さん(77)は、「けんかもしますが、何日も続くわけじゃありません。かえって脳の活性化になります。けんかして、また仲良くなって、くよくよせずにこれからも夫婦ともに歩んでいきます」と笑顔でした。
市で95団体目となる「防犯パトロール隊」の発足式が10月4日(火曜日)、霧島警察署で行われました。今回発足したのは霧島地区の30代から40代の15人で構成する防犯パトロール隊(隊長・上村昌也さん)です。最初に、田島霧島警察署長から「防犯パトロール隊の今後の活躍に期待しています」とあいさつがあり、次に上村隊長が「霧島地区の安心安全に貢献していきたい」と抱負を述べられました。発足式終了後、上村隊長ほか隊員2人は貸与された緑色の蛍光ベストを身にまとい、青色回転灯を装着した車両に乗車し、パトカーの先導を受けながら防犯パトロールに出発されました。霧島市では、今回の防犯パトロール隊の加入で、隊員総数が9,187人となり、それぞれの地域で住民の安心・安全のため、積極的に活動していただいております。
10周年を迎えた福山パークゴルフ場の記念大会が10月2日、同施設で開催されました。県内外のパークゴルフ協会員や愛好者、約130人が集まり交流を深めていました。参加した曽於市の方は「初めて福山パークゴルフ場に来ました。ここは傾斜などあり本当に難しいです。今日は他県の方との組み合わせで、話をしながら楽しく回ることができました」と話していました。
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