ホーム > 子育て・健康・福祉 > 健康・医療 > 感染症情報 > その他の感染症に関すること > 「ダニ」にご注意ください!
ここから本文です。
更新日:2022年6月14日
春から秋にかけてキャンプ、ハイキング、農作業など、山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。野山に生息するダニに咬まれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などに感染することがあります。
帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど
シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中にいれる
サンダル等は避ける
マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から長いもので10日間)吸血するため、無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、ウイルスを含んだマダニの体液を逆流させてしまうことがあることから、皮膚に食いついているマダニに気づいた場合は、できるだけ医療機関で処置をしてもらいましょう。
【受診時に医師に伝えること】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症したイヌやネコの体液等からヒトが感染することも否定できないことから、SFTSを含めた動物由来感染症の感染を防ぐため、体調不良の動物等と接する機会がある場合は、個人防護具(手袋、防護衣等)により、感染予防措置を講じてください。
日常的な対策としては、イヌやネコの飼育動物の排泄物(血液、便、尿等の体液)の取扱いに留意し、飼育動物へダニの駆除剤等の投与を行ってください。また、飼育動物の健康状態の変化に注意し、体調不良の際には動物病院を受診してください。
万一、飼育動物がSFTSと診断され、飼育者が発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛等の症状を呈した場合は、医療機関を受診し、かつ、飼育動物がSFTSを発症したことを医師に申告してください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください