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更新日:2024年10月24日
みなさんこんにちは!霧島市在住、現役CAの「はやし」です。
霧島の様々な観光地を巡りながら情報を発信していく「きりしまDiary」。
今回は霧島市役所(本庁舎)が位置する国分(市街地)と隼人エリアで訪れたいスポットを歴史を巡りながら紹介します!
JR日豊本線・肥薩線の隼人駅から徒歩15分。大隅國一の宮であり、大隅正八幡宮とも呼ばれる鹿児島神宮。令和4年2月には、本殿及び拝殿、勅使殿(ちょくしでん)、摂社四所神社(せっしゃししょじんじゃ)本殿が国の重要文化財に指定されました。また、境内及び周辺は「大隅正八幡宮境内及び社家跡」として、国の史跡に指定されています。南九州最大の神社として栄えた歴史と格式が醸す豪壮な雰囲気や、拝殿の天井を彩る240点以上の鮮やかな植物画は必見です。
毎年(旧暦1月18日を過ぎた次の日曜日)、南九州に春の訪れを告げる「初午祭」が開催されます。開催日程は、リンクからご確認ください。
しばらく周辺を散策していると、鹿児島神宮の本殿の裏手から続く参道を発見!山に向かって鳥居が連なる参道を進んでいくと、鹿児島神宮の末社「稲荷神社」にお参りできます。農耕と商売の神様として知られ、崇敬されています。約150メートルにわたって連なる鳥居は非常に幻想的です。
JR日豊本線・肥薩線の隼人駅から徒歩10分。小高い丘に3基の五重塔とそれを守るように四天王の石像が鎮座しています。大和朝廷に平定された「隼人」の霊魂を供養して、災いを免れるために建てられたと伝えられてきましたが、発掘調査や復元工事で、平安時代の仏教遺跡であることが分かったそうです。
JR日豊本線の国分駅から車で5分、徒歩15分の住宅街に、石像などがまとめられた場所が突如見えてきます。国指定史跡の「大隅国分寺跡」です。
奈良時代、聖武天皇の「国分寺建立の詔」により大隅国の国分寺はこの地に建立されましたが、国分城(舞鶴城)築城によって現在の範囲に縮小され、明治時代初めの廃仏毀釈によってお寺はなくなってしまったようです。現在では石で造られた六重塔と仁王像2基などが残されており、かつての様子を物語っています。
最後に、人々の憩いの場でほっと一息。標高192メートルに位置する「城山公園」は、眼下に錦江湾、南方には桜島、北方には霧島山がきれいに見えます。さらに園内には遊具やゴーカートなど子どもの遊び場が充実しており、展望台やパターゴルフができる施設もあります。今回は高低差日本一とも言われるゴーカートに乗りました。高低差日本一だけあって意外と緩急が激しいので、スリル満点です。また展望台からは街並みを一望でき、歴史に思いを馳せながらのんびりと過ごせます。
以上、国分(市街地)と隼人エリアの見どころを紹介しました!歴史を伝える文化財や施設を訪れて、悠久の歴史を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに✈
はやし
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